1 とある結社の手記:6
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―事件の終わった、数日後・自宅―
なんだか…数日しか経ってないのに、何年も帰れなかったみたい。
[家具の少ない、小さな家。やや殺風景だけど、とても懐かしい。 荷物の整理もそこそこに、まずは家の掃除から始める。 ドナルドには拭き掃除を頼んだ。
ホウキを動かしながら、今回の騒ぎを一つ一つ、思い出していた。
たった数日間で、今までの人生において想像もしていなかったような事が起こった。全てを受け止めるには時間と心の整理が必要だと感じる。
――しかし、その中で一つ、はっきりとわかった事がある。]
(38) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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[それは…自分は、大切な者を護る為ならば、 悪魔にでも魂を売れてしまうという事。 共に笑いあっていた友人を疑い、処刑を決めたあの日。 人を殺す恐怖はあったが、ドナルドが死ぬ恐怖の方が勝った。
友人も、ドナルドの親友も、その妹も、優しい少年たちも。 殺す覚悟が……出来てしまったのだ。 それどころか、ドナルドが人狼ならば、共に人殺しになってもいいとすら思った。
…強い、と言われたが、はたしてそれは強さというのだろうか? …勝手でいいと言われたが、そこまで身勝手で、本当にいいのだろうか…?
もっとも、悪いと言われてもその考えは変わらないだろう。]
(39) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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[そんな覚悟が出来てしまった女の現在の懸念は、というと。
『人狼は感染する事もある』
という結社員から与えられた知識。 今は人かもしれないが、いつか、覚醒してしまうかもしれない。 最愛の男が、人狼へと。 彼が人間であろうと人狼であろうと、些細な問題でしかないが。
『ドナルドが一度人狼に襲われた人間である』という事実を、結社や他の人間に知られてしまったのは……問題だ。 もしまたこんな騒ぎに巻き込まれれば、人狼への変化を疑われる恐れがある。或いは、既に。結社に要注意人物として目をつけられているかもしれない。
…ずっと同じ場所に留まり続け、自分たちの居場所を教えるのに危うさを覚える。特に、こんな小さな村では逃げ道も少ないし、結社員にも囲まれやすい。
考えすぎ…?否。備えあれば、憂いなし。 女は、騒ぎの最中、いつだって最悪の想定をして、それへの対応を考えていた。]
(40) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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[カルヴィンとの最期の夜。ローズマリーの瞳。 冷えた視線は、こちらにも向けられていた。 ドナルドは、とても優しい。例え相手が人狼だったとしても、だ。
だがその優しさが、人狼に感染しかけの人間のものだったから、等と結社に判断されれば…人間だとしても、"駆除"されてしまう可能性は、ゼロだと言い切れるのか?
結社員になると告げた元郵便屋や、甘い香りを纏った彼女との再会。 もしかしたらそれは――敵として、というのもあり得た。]
(41) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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……ま。もしその時が来たとしても、やられてやる気はないし?
向こうの言いなりになりっぱなし、というのも癪だしねえ。
[小さく笑う。 独り言に、ドナルドに不思議そうな目を向けられれば、 何でもない、と笑いかけ、ホウキを置いて、 彼の腕に自分の腕を絡ませた。
―――大丈夫。
貴方は私が、絶対に、守ってみせるから。絶対に。]
(42) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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……………ドナルド。
落ち着いたら、どこか、遠くの街で暮らさない? 私、海とか、見てみたいなぁ……
[なるべく、遠くへ。 無邪気に笑う女の真意に、傍らの男は果たして、 気付くかどうか。*]
(43) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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小悪党 ドナルドは、漂白工 ピッパに涙した。
tarkn1999 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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―回想・4日目夜―
[乾いた音が轟き、香染は波打った。 残響を引き継ぐように短く息を吐く。]
なあ、
[月明かりの下、香染は余韻で揺れる。]
…泣いてやらないのか?
[引き裂かれた憎しみも悲しみも、銃声に打ち砕かれた。 だが、香染のかかる細い肩まで今にも割れてしまいそうに見えて…紡がれる言葉に耳を傾ける。]
――ああ、聞こえている。
(44) beyer 2010/03/01(Mon) 01時頃
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[ふわりと迷い込んできた、小さな影。 その魂を、哀しくも綺麗だと思った――見送り、そして願う。]
晴れる。きっと、だ。
[香染の香り――それが消えてしまわないように。]
(45) beyer 2010/03/01(Mon) 01時頃
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―数日後―
[ようやく開放され、キャサリンの車椅子を押しながら、静かに親友を家へと送り届ける。 何も話さずにいる親友は、数日前、同じ道を一緒に歩いた大切な人のことを思い出しているのだろうか。
彼女の家の前で別れ、自宅へと戻る。これで元の生活……には戻れないけれど、それでも。 これからは平和な日常を過ごせるのだと。 そう信じていた。]
(46) okomekome 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[親友が病院へと運ばれたと聞いたのは、それからすぐの事。 両親を亡くして1人になった彼女が心配で、一緒に暮らそうとも申し出たが、優しく断られた。
毎日のように見舞いに行けば、嬉しそうに迎えてくれる笑顔が嬉しくて。 増えた薬の量に心配になったが、それでも生きようとしているその姿を見て、安心した。]
あのね、キャサリン。今日はクッキー焼いてきたの。 ピッパが教えてくれたレシピの通りに作ったんだ。 食べてくれる?
[あれから少しずつ料理を覚え始め、包丁で手を切る回数も減ってきた。 何度か失敗しながらも、初めて1人で焼いたクッキーを親友に差し出す。]
(47) okomekome 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[親友からフィリップのことが好きだったとは、まだ聞いていない。それでも、いつもどこか…彼の事を心配しているような姿を見て、なんとなくは察していた。]
ここに来る前に…フィリップのところにも行ってきたよ。 ピッパから貰った花の種…きれいに咲いてた。 退院したら…一緒に、見に行こう。
[いつ退院出来るのか、分からないけれど。 それでも、その日がいつか来ると信じて。]
(48) okomekome 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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─四日目 夜:集会場─
[それは、処刑を実行する前の、 朝日が昇る前に、殺す相手との会話。
女の眼は、ずっと、少年に向けられたまま。 結社の女の問いに、「残念ながら」と、その少年は言う。] >>20
──── 、
[女の目は、感情のいろを移さず冷えたまま、 その告白から連想される 事実を確認すれば、暫く黙る。]
(@18) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[結社員の女は、
あなたが殺したのね。とも。 ひとごろし。とも、 ゆるさない。とも。
女は口にせず。
感情に揺れない青碧は、黙ったまま、 殺すべき少年の死の恐怖ばかりを見つめ──]
(@19) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[ふ。と、無音の笑みを浮かべると]
──── そぅ。
[と、だけ。言った。]
(@20) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[時間が過ぎる。]
(@21) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[空砲が鳴り響いた後。女は足元の血溜まりを見下ろす。 床は冷えて、爪先は冷たく。その血液もすぐに冷される。]
人間はね、人間を食べたがらないし、 獣の姿になんて、ならないものよぅ。
[当たり前のことを、当たり前として言うときの口調で、 女は──その、死んだ狼に話しかける。]
人狼は、人の姿をした獣で、 人間は────
(@22) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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───人間はね
[くす。と、女は笑う。]
(@23) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[おんなは、そこで、言葉を区切り]
[──くす。]
[ くす。
くす。]
(@24) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[肩にのせられた狼の毛皮に頬を寄せて]
[くす。 くす。 くす。]
[冷えた空気のなか。 音のない肩の震えだけが、 女の笑いを示している。]
(@25) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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ねえ。
人間という存在が一体、どういう存在なのだか。
あなたが、 もしも──、 人間だったのなら。
───その疑問に、答えてくれたのかしら。
[まるで神様に問いかけるみたいに、笑う女は── 狼の子に、答えの返らない質問をして]
(@26) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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… オトコノコって、難しぃこと考えるのね?
[ことり。と、女は、* そう、頸を傾げてみせた。 *]
(@27) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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─ 郵便屋の男と ─ >>25
[少年を殺した、死にぞこないの男は、床に膝をつく。 猟銃も一緒に床に落ちてこぉん、と硬く響く音を立てた。]
…その子、返してもらぅわよう。
[役を果たさなくなった猟銃を拾い、 泣く男を──女は眺めてはいない。 見やっているのは、殺された銀色の狼の方。]
(@28) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[自分の手で人を殺した男の気持ちはいかばかりか── などと。女が気を払うことはなく。
暫くは、男の啜り泣きは響いていたのだろう。]
名を呼ばれ後ろを振り返る。 >>26
────。
[最初の問いには、女は沈黙したままで答えない。]
……
[結社に。と請う男に僅かに表情を変化させて、 値踏みするように、青碧は男を見た。]
(@29) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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そぉね。
…その手で、狼を殺してくださったぁ、 郵便屋さんには──そぅね。
──望むならぁ、推薦をぅ、してあげてもいいけどぅ。、
でも。
…そぉね。
(@30) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[女の視線は、また、銀色の狼に戻る。 手は、柔らかく、肩の狼を撫ぜ]
"哀れな人狼"、なんてぇ、
────あたしは思ってないからぁ、
[くす。と、どこか皮肉気に── ── 男を試すように、艶やかに冷たく女は笑う。]
(@31) miseki 2010/03/01(Mon) 01時半頃
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[女は目を細める。静かに笑うように。]
獣を救える存在なんてぇ ご大層なものにぃ…なれるかは──、
──郵便屋さん。
あなたが、御自分で──確かめるといいわ?
[笑う女はそうして、ひとつ。 彼が選べる、選択肢へ続く*扉の鍵を開けてやった*。]
(@32) miseki 2010/03/01(Mon) 02時頃
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―回想・集会場→自宅>>46―
[横切る視界はゆっくりと。 願っていたのは、駆け抜けるような視界。 前をゆく極鮮色を眺めながら、今は亡き人を思い出していた。
けれど。 雪積もる道を、女手で押すのは容易くないだろう。 それでも送ってくれる優しさが心に染みて、 複雑な思い、言葉で表すことができなかった。
だから、ずっと無言のまま。 自宅へ辿り着くと、礼を伝え、極鮮色を隠すように包む。 中には父が居る―――そう思っていたのだから。]
―回想・了―
(49) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時頃
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小僧 カルヴィンは、掃除夫 ラルフ(の中の人)を生温かい目で見つめた。
nekosuke 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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―春・病院にて>>47―
[親友はいつだって優しかった。 自らを人狼だと名乗った少年への態度も、きっと彼女の優しさの表れだったのだろう。 あの時は、何故……という思いだけだったが、今ではそんなことも思えるようになっていた。]
ピッパさんのレシピ”通り”のクッキー?
[微かに胸の鼓動が早まったのは何故だろう。 差し出されたクッキーを見遣る。見遣る。 しかし、それを持つ親友の手の先の傷に気づくと]
ありがとう。
[嬉しそうに笑みを浮かべ、手を伸ばす。 柔らかい食感、口に広がる甘味は、自然と口元を綻ばせた。]
(50) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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[静かな時間。 何年か前にも、この場所で、同じ時間を過ごしただろう。 けれど、あの時と違うものが一つ。]
……ありがとう。 家帰ってすぐ入院しちゃったから、一度も行けてないんだよね。 ピッパさんのお花…? そういえば、種蒔いたって言ってたね。 咲いたんだぁ。
私も、見に行きたいな……
[一緒に―――その約束は交わせなかったが、小さく微笑む。 まだ見ぬ、フィリップの墓。 黒檀は遠くをみつめるようなもの。] ……あのね、マーゴ。
(51) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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[視線はそのままで、ゆっくりと口が開く。 入院してから、一度も彼に語りかけたことはない。 だからこそ、今の気持ちを聞いて欲しくて。]
私……ずっとフィリップが好きだったんだぁ。
[微かに頬を染めて、黒檀と深緑を合わせる。 恐らく親友は、気づいていたのだろう。 彼女の顔には「知ってたよ」と書いてあるようだった。]
逢いたいなぁ、フィリップに。
でも、安心して。 フィリップの後を追うようなことはしないから。 運命に逆らうことはできないけど、なるべく頑張る。
マーゴの花嫁姿見るまでは、死ねないよ。
[冗談っぽく笑ってみたが、親友の反応は果たして。*]
(52) hiiragi 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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