4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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― side Theodore>>36 ―
[ナイフを持っているほうの手と反対の手を開くと、ばら、と今切り落としたものが手から零れた。 茶色の髪。後ろで束ねて、ずっと伸ばしていたもの]
…その声は…カルヴィン…様?
[振り返る。いつからいたんだろう。あの告白を聞かれていなかったかと、少し焦った、けれど]
……丁度良かった。『蘭』に伺おうと思っていたんです。
(37) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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[こうして動いている間に。 イルたちは上手くやっているだろうか。 もっとも、助け出すことはZerOという組織が相手であることを考えると至難の業である。
恐らく不可能だろう。 だったら逃げてくれればいいが。]
捕まえる、ナニヌルいこと言ってんの? 殺すつもりで来ないとテメェが死ぬぜ?
[さっさとカタをつけるわけにはいかない。 時間は少しでも稼ぐべきだろう。]
ナニー、心配してくれてんの? 自分の心配したほうがいいんじゃね?
[左側にいるロビンは視界には見えない。]
(38) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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>>38 …俺の正体、もう判ってるんだろう? ……殺すわけないじゃないか。
[生温いのかもしれない。それでも、正義の名の元に、その一線だけは極力越えたくなくて]
俺はね…子供は好きなんだよ。 ……君の罪状を考えると、ちょっと表社会に帰してあげるのは難しいだろうけどさ…。
………そっちこそ、心配ありがとう?
[笑んだ]
(39) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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[目に見える位置にロビンのエンブレムはない。 そう言えば、いつの間にか眼鏡がないようだが、 不自由しないのだろうか]
あら…… オスカー殿はお忙しかったのですね どちらに行かれるのかしら? 幾つか伺いたいお話があるのですけど グレインジャー殿の件などもございますし……
[昨日、『湖』を助けようとした男の名を出した。 安い挑発だから乗って来ないかも知れないが]
(40) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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―墓地 子の視点― (>>37) [顔を上げたセオドールの手から落ちる物を見て、 不思議そうに首を傾げた。 様子から、小さな声の告白は聞こえなかったのだと、 相手は思う事が出来るだろうか]
「こんな所で、……髪を切ってたんですか?」
[それから、丁度良かった、と聞けば]
「何か母にご用事でしょうか? わたしで良ければ、取り次ぎをいたしますけど……」
(41) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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さぁて、ね。
[確信はなかったが。 この反応から察するにある程度予想はつくか。 『蘭』の女にも警戒をしながら空を見上げた。]
子供好き、ね。 見逃してくんねぇ、じゃあ?
[相手の言葉に笑みを浮かべた。]
もう帰れねぇなら、どうでもいいんじゃね? 軽くならねぇならどんだけ罪重ねても一緒なんだろ。
[自嘲もこめて笑う。]
(42) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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[どちらに行かれるのか問われれば。]
――――…頂点。
[くすり、と笑う。 けれど、その笑みはすぐ消えた。]
―――――……。 っ……、!!
[銃口を。
ただ静かに女へと向けた。 何か言葉をかみ殺すような唸りだけもらして。]
(43) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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[>>37そうカルヴィンに言うセオドールの顔はどこかすっきりしたような表情だっただろうか。
かつてボスに頭を撫でられたのが嬉しくて、ボスが触れてくれた部分を失くしたくないだなんて女々しい理由で髪の毛を伸ばしていた"少年"はもう、いない。
伸ばした尻尾を切り、ボスしか見ていなかった子供の自分と決別した、一人の男がそこにいた]
[手についた髪の毛を払い、ナイフを仕舞うと、カルヴィンに向けて跪いて頭を垂れた。 カルヴィンを、新たな主と認めた、騎士のように]
(44) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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―パティ病室―
少しだけ、邪魔するよ。
[重いノックの音と共に、顔を見せる老人。
怪我人ではあれど、病人と呼ぶには些か元気が過ぎる
患者にとって、不快極まりないだろう顔を覗かせた]
ははは、まあそんな元気があれば心配は要らないだろうね。
ん? ああ『月』のリーダーの心配に来た訳ではない。
ただ"昔馴染み"の娘の見舞いに来ただけだ。
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>>42 馬鹿だなあ。 子供が好きだから、傍に置いておきたいんじゃないか。 それから、悪いことする子にはお仕置きもしなきゃね…。
……一緒なものか…。
[自嘲の笑みに、首を横に振る]
(45) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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双生児 オスカーは、執事見習い ロビンの話に青い瞳を少し向ける。
2010/03/26(Fri) 00時半頃
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……仲がよろしいのね
[満身創痍のオスカーを見れば場違いな科白だが、 軽口を叩き合う若者達にうっかり冷や水。
向けられる銃口に呼応するように、 日傘の先端を少年に向けた。 利き腕ではない。照準は少し揺れると思う。 背後の部下2名は、丁度懐に手を入れた所で]
今から抜いても遅いですよ…… 全く
[嘆息する]
頂点は孤独です
――……寂しがりの子供には務まりませんよ
グレインジャー殿は病院にいらっしゃいますから 面会をされたらいかがかしら?
(46) 2010/03/26(Fri) 00時半頃
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[>>41(side Theodore) どうやらあの告白は聞こえていなかったらしい。よかった、と思う。 ――やはり、カルヴィンに聞かれるのはちょっと複雑だったから。…カルヴィンだって、聞いたところで困るだろう]
…はい、ちょっと、過去の自分と……決別するために。 その前に、"前の"ボスにもちゃんとご挨拶をして…。
[母に、と言われて少し考え、首を横に振る]
……いえ、僕は…。 前ボスのご子息であるカルヴィン様に…これからお仕えしたいと考えています。
裏切り者の僕を、今更信じていただけるかは判りませんが……。
[母親を抜かされたことにカルヴィンは何と思うのだろうか。 だけど、決してパピヨンを軽視しているわけではないことは真摯な態度と下げた頭から伝わるだろうか]
(47) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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―墓地 子の視点― (>>44) [子はセオドールを優しく朗らかな少年だと思っていた。 こちらに向き直る青年の表情は急に凛然として、 跪き叩頭される理由が解らず困惑した]
「あ……あの、どうしたんですか? 何かあったのですか?」
[しゃがんで青年と視線を合わせる。 抱えた花束がはさりと音を立てた]
(48) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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……アンタ、ホント気味わりぃな。 お仕置きしたところで何に変わらねぇよ。
[青年へ向けられた青い瞳はまた女へと戻されて。 首を振る言葉は聞こえていないのか。 右の親指の爪を齧るようにした。]
んで、さぁ。 アンタと一緒にいたガキもさー。 お仕置きされる必要はあると思うけど。
ナニ、職務怠慢?
[表情に笑みはない。]
(49) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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ええ、その通り。
大掛かりな椅子取りゲームみたいなもの、ですからね。
目の前の椅子が空いたなら座ればいい。
[白を拭う手はちらりと見ただけで避けようとはせず、
薄れた白の下に見えるのは、赤黒くはない素の肌の色]
さあ、どうだったでしょうね。
我々がそんな野蛮な組織だとは思いたくはないですがね。
[脳裏に浮かぶのは幼いころの記憶。
借金に倒れ、《ZerO》に命すら奪われかけた己の両親を助けたのは―。
己が身を組織へ預けることと引き換えにして、
彼等が別の人生を手にしたのは、もう昔の話]
強い人、ねえ。…それがたとえ子供でも?
いや、それは愚問でしょうね。
[くつ、と喉を鳴らし、アイリスの上から身を退いた]
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[>>46(side Robin)] 仲…良くできればよかったんですけどね。
[パピヨンの台詞に少し苦笑いして、互いに銃を構え合う2人を見た。 どちらに銃を向けるべきか、一瞬だけ迷い、結局どちらにも向けずにおく]
(50) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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[日傘の先端がこちらへ向けば。 また笑みを顔に浮かべながら。]
……ナニ?後ろの2人死にたいの?
[日傘を向けられていることに構わず。 爪を噛んでいた右手も銃を取って。 後ろの2人に向かって撃った。 もっとも、左目が見えてなく距離感もないので、命中精度はものすごく低かった。 せいぜい足を1本傷つけられたぐらいだろう。]
――――…。 それでも、認めさせるには。
頂点の椅子が必要だ。
[自分の本来の居場所、それに戻るには。 けれど、その居場所すら羽根を休める湖にしかすぎないかもしれない。 病院という言葉には視線を外した。]
(51) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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(>>47) [自分に仕える。そう言われてますます困惑した]
「……裏切り者、って事は」
[セオドールが父を敬愛していた事も聞いている。 彼は利用されたのだと、子なりに考えていた]
「ロビン=スミス様の事を、ご存知だったんですか?」
[その返答によって。 青年が子に仕えるのに必要な事柄は違って来る。 組織《ZerO》のけじめとして]
(52) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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[情け関連の話が出、その流れで義体師の話に及べば
老人は顔を顰めるだろう。だが不機嫌そうではない]
おやおや、彼女は話してしまったのかね。
全くお若い女性相手に秘密の話なぞできないものだな。
[そう言いながらも別段気にした素振りは見せない。毒気もない]
では声を聞き続けるのも不快だろうし、本題だ。パティ君。
君には大層不愉快な話かも知れないが、聞いて欲しい。
[ここだけが"用事"であると態度で示して、軽く咳こむ]
君の処には一人、とてもいい部下がいる。
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>>49 変わるよ。お仕置きすれば……同じ罪を犯さなくなる。
少なくとも、俺はそうだった。
[セオドールのことに触れられれば、苦笑い]
あの子は帰ってこないよ、もう。
[行方不明になったと聞いた時点で、セオドールは自害したと思っていた。 少年はずっと、"ボスがいない世界に意味なんてない"と言っていたから。 死ぬ決心がついたら、ボスの後を追うだろうと
――実際にはセオドールはそんな自分と決別したのだが、それを青年はまだ知らない]
(53) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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彼は君を主と仰いでいない大勢の部下がいることを知っていて、
それを君に注進したところで聞いてくれないことも知っていた。
[...自身、事情を聞かず門前払いしていたので、
かの"古株"の真意に気づいたのは後のことだった。
彼はただひたすらに君の身の無事だけを願っていた。
だからこそ―――]
彼は彼なりの穏便な解決方法を求めて、
ウチに連絡を寄越してくれていた。
[随分必死だったようだから、あれが穏便かどうかは見解が分かれるだろうがね、とは口の中で]
その彼だが、片輪になった()が、まだ生きている。
君なりに恨みはあるだろうが、出来れば大事にしてやって欲しい。
それだけだ。後は好きにしたまえ。
[どういう言葉を彼女から投げかけられたとしても、
...は表情は変えることなく彼女の病室を*後にした*]
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[>>52(side Theodore)] ――はい。 僕は、…ロビンがヤードだと知っていて彼に協力しました。 騙されたわけではありません。……確かに僕は一度、この手で、…ボスのいなくなったこのチームを…壊そうと、しました。
[言い訳もなく告白する。それによって自分に課せられる罰の量は相当の物になるだろうことを知りつつ]
…僕が仕えるべき相手は、亡くなったボス以外にはいないと思っていました。 こんな"ゲーム"でボスの代わりが決まることが許せなかった……ボスのことしか見えていなかった、我侭な子供でした。
でも、…気づいたんです。 僕はこの戦いの勝者を認めなければいけない。 認めて…もっと広い視界を持って……このチームの為に尽力しなければいけない…と…。
(54) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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飼い犬と野良犬は相容れませんか…… それも詮無い事かしらね
[ロビンの返答(>>50)には呟くのみで。
オスカーの両手から発砲。 背後の部下から痛みにうめき声が上がった]
『蘭』(うち)の仕事も鈍ったものですね……
誰に何を認めさせようと言うのです?
(55) 2010/03/26(Fri) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 01時頃
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[イヌの言葉に、へらっと笑った。]
なるほど。 お仕置きってか、調教ね。アホらし。
[くくっと笑う。 左側の視界はかなり狭く、ロビンの姿は相変わらず見えない。 けれど、そちらへあえて視線を向けることはない。 それは、余裕か油断か。]
嫌われたの?かわいそう。
[ニヤニヤと笑うだけ。 そんな会話のやりとりに飽きたのか。]
アンタ、捕まえる気あんのー? ま、動いたら、この女撃つけど、まずは。
[撃鉄を上げなおして、次の弾をセットする。 残りの弾は左右合わせて10発。]
(56) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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…………、まぁ、血統書付きってのは。 やっぱり、『血』ってのは大事だよなぁ。
[あのガキが本当にボスの子供なのか知らないが。]
………、誰、だったかな…。 もう、よく分からないや。
[銃声を聞いて、他の派閥の人間も集まってくるだろうか。]
ガキどこだよ。 アレを一番に始末しときたいんだけど。
[女の頬の横、左の銃を打ち込む。 当たらないように調整はしたからもちろん当たりはしない。]
(57) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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―墓地 子の視点― (>>54)
「…………」
[背後にいた従者と目を見合わせた。 しかし、それもすぐに止めた]
「わたし一人の判断で、 セオドール様の事を決めるのは出来ません。 それでも良いですか?」
[あるいは、セオドールが自身の手で、 けじめを着けて来るなら違うのかも知れない]
(58) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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[>>54懐から金属片を取り出す。――それは、『牙』のエンブレム。 これを贈られた本当の理由はわからない。だけど、少なくとも僕は、…ブルーノ様が僕を認めてくれたから、これを贈ってくれたのだと解釈している]
[ボス亡き後の色のない世界で認められた。…それが、嬉しくて。 我侭で閉じていた目を、耳を、この新しい世界に対して開かないといけないのだと、僕は気づいた。 ――ロビンのことは、少し気になったけれど、…僕らは初めから対立する"敵"だったんだ。いつまでも、甘えてちゃいけない]
……ご存知の通り、オスカーもロビンも[Zer0]の人間ではありません。 だから、もう、勝者は『蘭』のパピヨン様――そして、カルヴィン様なんです。
[もしも、カルヴィンがまだ戸惑うようであれば、勝者は『蘭』なんだと念押しして伝えるだろう]
(59) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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生憎、この顔では抱かない事にしてるんですよ。
…興醒めでしょう?
[くつ、と喉を鳴らして薄笑みを浮かべる]
これでもずいぶんと長い間《ZerO》にはご厄介になっているんですけれどね。
下っ端鼠の一匹、今まで見つけられぬのは、組織が腐っているからに他ならないでしょう?
それとも、その下っ端がひどく優秀だったか―。
[薄笑みを絶やさぬ面から拭われる白。
素顔を露にされ、向けられた笑みに眉を寄せ]
貴女も、彼女と同じことを―。
持って生まれたものは、仕方ないでしょう?
[「面白みのない顔」と最初に言い放った長い黒髪を思い浮かべて苦笑する]
―これで伊達眼鏡でもかけたら、好みだと言う人もいるんですけどねえ。
[はははと声を出して笑う]
しかし、私の素顔は―ただで見せられるものじゃあないんですけどね。
本当ならお披露目の報酬をと言いたいところだが―。
[まあいい、とベッドサイドのカップへ手を伸ばしてコーヒーを一口。
少し間を置いて飲み込み、アイリスを背越しに見て]
このゲームで私達がこの街のトップを奪ったなら―
貴女は、私達に平伏すのでしょうかね?
是非とも見てみたいものだな。
どんな顔して、頭をさげるのか。
[くつくつと笑った]
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………。捕まえる気はあるよ…。
[もしかして、青年の姿は全く見えていないのかと気づく。 撃鉄を上げてそれをオスカーに向けた]
ただ…俺は君達みたいに器用に両手で銃を撃つなんてできないからね…。
[気にするのはパピヨンの側近。 そちらに撃たれれば、捕まえるどころか逆にこちらが捕まってしまうだろう]
(60) 2010/03/26(Fri) 01時半頃
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