73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[はじめて抱きしめた他者は、 鮮やかな姿より大きく硬く、 それなのに、泣いて震えているからかか細いと思う。 だから、今だけは、噎せ返る様な薔薇の匂いも心地よく]
[未だ傷が歯形になっていることさえ知らず、 謝罪の意味は、代用品にすることへだろうか?と 代用品は緩く首をかしげる、が。]
………寂しいって、泣いてると、痛いから。
[別に、相手のせいだけじゃないと。 ただ……罪悪感を感じているならば。 細く震えるうなじが、淡く光って見えてそこに歯を立てる。 その白さを朱で汚そうと。 軽い痛みの罰を罪悪感に与えようと。] [腕の中の姿はどうだったろうか? ただ、代用品は泣き止むまで抱きしめていた。]
(56) 2011/12/25(Sun) 04時半頃
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[そうして、泣き止んだのならば腕を解いて。 代用品はフィリップに戻ると、 泣きはらした顔を隠すように、 被っていたシーツをかぶし。 抱きしめたとき落とした着替えを拾って 色鮮やかな姿と一緒にシャワー室へと消えた。]
(57) 2011/12/25(Sun) 04時半頃
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― シャワー室 ― [ふと見た鏡に映った頬が噛み跡だったことに気づいて フィリップはまた翠を瞬かせる、が。]
……………っん
[歯型が、薔薇の香りと、 白く光るうなじを思い出させる。 そこを、朱に汚したんだと思うと、 酷く熱が集まるのに気づいた。
……フィリップは湯量を多くしシャワー音を大きくすると シャワーに打たれながら熱へ指先を伸ばす。 色鮮やかな姿は、見ない振りして跳ねる水で遊んでいて。 そうして、フィリップはそのまま 小さな吐息をこぼしながら熱を*開放させた*]
(58) 2011/12/25(Sun) 04時半頃
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うん…ただ、忘れたいんだ。
[モリスの囁き>>37に、小さく肯定を。 晒された肌は寒さに少し、鳥肌を立てた。
彼が、ぴたりとその手を止めるまで、 その感触に目をとじていたのだけども]
……ぇ…?何いって…
[>>38彼の表情を、不思議そうに見つめる。 自分が彼に何をしてしまったのだろう。わからない。 酷く困惑した表情で彼を見上げると、 その言葉にわずか身を固まらせる]
……モリス……
[手は確かに暖かい。いや、男なら冷たい手が珍しい。そんな感触に、やっと忘れられると思っていたのに]
(59) 2011/12/25(Sun) 07時半頃
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[上半身だけだったけれどここまでしておいて突き放す彼に、珍しく恨みがましい眼を向けた。 手が離れれば、酷く惨めな自分がそこにいたから。
それでもモリスがなにやらまくし立ててくる頃、その声聞く様子は上の空]
…何、いってるのさ……関係、ないじゃない。
[訳がわからない。そういった呟きは、彼に聞こえたか否か]
(60) 2011/12/25(Sun) 07時半頃
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[それでも、部屋から出て行くモリスを追うことも、その背中を見ることもしない。 脱ぎ散らかした上着をまた着なおすと、 ピアノの椅子に座る]
……駄目だねぇ……
[その呟きは、誰のものだっただろう。 青白い顔とは裏腹に、酷く鮮やかなばら色の唇だけは弧を描く]
可哀想な子たちだね。 それに、薔薇の棘は…全然満足してないんじゃないかなぁ…
[鍵盤を一つ叩く。白い指先が奏でる簡単な曲は「自由の歌」]
好きな思いは報われるといいね。 僕は、君達が大好きなんだから。 だから、どうか素敵なクリスマスを。
[そのまま、ピアノにしなだれるように深くそこで眠ってしまう。香りに誘われるように*]
(61) 2011/12/25(Sun) 08時頃
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……ノックス、せんぱい。 まだ、完全じゃないかもです、けど。 きっと、あなたは。 もう、逃げられないです、よ。
[少年には何が分かっていると言うのか。 嗚呼、それは果たしてどんな宣言か。 そっと頬に両手を沿え、 息の触れる間近で囁いた。
単に囚われやすい性質だったのか? あるいは、既に茨の一端が絡んでいたか?
嗚呼、その宣言は。 すぐに現実の物となるだろう]
(62) 2011/12/25(Sun) 08時頃
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……ぼく、運ぶの。 お手伝いできない、です、から。
[意識がある人間を支えるならともかく、 完全に気を失った人間はとても重い。 それを運ぶのは小さい少年には少し、難しい]
ノックス、せんぱい、も。 少し、調子悪そうです、から…… ぼく、こっち見てます、ね。
[そういって医務室には向かわずに。 部屋に残ると告げた。 ノックスがどこかに行くのであれば、 それを拘束するつもりはないなれど]
(63) 2011/12/25(Sun) 08時頃
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──回想・医務室──
うん。……こんなんで役に立てたかな。お大事にね。
[恐れていたこと>>1:415はどうやら杞憂だったらしく。後ろめたいことがあるせいだと自嘲した。]
……俺も戻ろかな。
[後輩たちにも声をかけ、ふらりと外へ。無人になるかもしれないが構いはしない。]
(64) 2011/12/25(Sun) 09時半頃
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──シャワールーム──
〜〜っ!!
[人肌に触れたせいか限界がきていて、細かいことを気にする余裕もなくシャワールームに駆け込んだ。]
はっ、……ん、
[熱いお湯を頭から被り、なぞるのはかつて自分に触れた幾人かの手の動き。呼ぶ名はなく、声も殺し切る。
何時だったか、自分をそのグループに誘った先輩は、巻き込んでごめんと言った。本当に好きな人ができた時、ここでのとこは傷になるからと。 好きな人なんて作る気もなかった自分は曖昧に笑って首を振った。何故だろう、思い出すのはそんなこと。]
……ーっ!
[果てる間際こぼれ出た音は、自分の耳にすら入らずシャワーの音にかき消された。]
(65) 2011/12/25(Sun) 10時頃
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―医務室― [椅子に座って、ボーっと考える]
……。 あきらめてるのは、俺だ。
[最初から望んでいないのだから。 最初はただの憧れで、それで終わると思っていた。
薔薇の香りが漂い始めてから、なぜか強くなってしまった気持ち。 忘れられるのなら、もしあの時オスカーがこなければ。 ノックスを受け入れたのだろう]
もどろ。
[首を振って立ち上がる。医務室の扉を閉めて、廊下へと出た]
(66) 2011/12/25(Sun) 10時頃
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[どこかふわふわとする足取りはゆっくりと]
ああ、そうだ。
[キスで濡れた肌を指で触って、顔でも洗おうと覗いたシャワー室。 水音がすることに気付いて、誰かがシャワーを浴びているのだとわかった]
誰か、いる?
[声をかけながら、入口にある水道で顔を洗う]
(67) 2011/12/25(Sun) 10時半頃
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―自室―
[ぬるま湯と石鹸でほぼ落ちた血に安堵する。 僅かに残ったとしても使用には問題無さそうだった。 尤もなところ、レオナルドがまた使う気になればの話だが]
っ、…おかえり。
[後ろから聞こえた声に、驚いたあと 次にはいつものように笑う。 けれど続いた問いかけには苦笑だけが浮かんだ。 彼が毛布を抱えて現れたあのときには 既に手に傷はあったのに。 如何にジェフの中に自分という存在が無いかを痛感させられて]
───うん。庭で遊んでて、やっちゃった。
[開いた傷が熱を伴って痛む]
(68) 2011/12/25(Sun) 10時半頃
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[傷口から入り込む薔薇の香りの呪いは 実に強烈だった。 呼吸として経口、吸引摂取するよりも遙かに 直接的に神経や思考を犯される感覚。
レオナルドのスカーフをタオルかけに広げ 大きく息を吐き出す様は、達成感だと 捉えてくれはしないだろうか。
あたまが、くらくらする。 きゅうに薔薇の香りが意識に入り込んできたのは 何故なのだろう]
(69) 2011/12/25(Sun) 10時半頃
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ん、レオ先輩。 どうしたんスか?
[モリスはまどろんだ様子でレオナルドを見る。]
……そんな、慌てないでくださいよー。オレ、大丈夫っスから。
(70) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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[果てた後のぼんやりした自己嫌悪の時間に声が飛び込んで来る。慌ててシャンプーボトルをひっくり返したりしなかったのは上出来だと思いたい。]
……ベネット先輩。俺ですよ、セレストです。
[臭いは薔薇や石鹸に紛れてわからなくなっていればいいと思う。扉をわずか開けて顔を出した。]
(71) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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レオ先輩。ちょっとだけでいいから、オレに甘えさせてくれませんか?
[モリスは駄々をこねる子どものように、レオナルドに手を伸ばす。]
レオ先輩に、お願いしたい事も、あるんス。
(72) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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― 回想 ―
[冷静に考えれば、ノックスはヨーランダの部屋を知っていた。 中庭で見かけた、彼が顔を覗かせていたあの部屋だろう。
それでも、その時思い出せなかったのは。 口移された薔薇の香気に酔っていたから。 苦しくて熱くて、逃せない想いは……―――。]
―――……っ
[確か同学年のフィリップの声がして。 支えていたヨーランダを引きはがされて。 ベネットがオスカーにかける言葉に打ちひしがれた。
零れる感情の発露を、見られたくなくて ベネットの言葉に表上従うようにベッドに潜り込む。 毛布に潜り込んで、ヨーランダを抱えたベネットが、 鳥を連れたフィリップが去る音を聴いた。]
(73) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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……オスカーに、俺の何が判るっていうんだ?
[そして、部屋にオスカーと2人きりになった時。 眼の淵を微かに紅に染めた顔を覗かせて、低く呟いた。 顔は、笑っていただろう。いつものように。 でも、眼は笑っていない。 アイスブルーの眸は湖の表面のように凍って、 けれど、その下に今は怒りのような焔を隠している。]
なんで、あんなこと言ったの。
[答えを求めない音。頬に触れられての宣告。 確かに、その宣告は現実のものとなるのだろう。 いつもは無意識に封じ込められている何かが、 薔薇の棘の呪いによって零れるから。
嗚呼、けれど、それでも……―――。]
(74) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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ごめん、今の俺はきっとオスカーを傷つけちゃう。 ベネット先輩が帰ってきたら、俺が無理やりオスカーを 振り払って出て行ったって伝えて?
[ふわり――色素が全体的に薄く冷たい色の少年は、 まるで幽鬼のようにオスカーを置いて廊下へと。]
(75) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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セレストか。こんな時間からシャワー? 風邪引くなよ。
[石鹸と薔薇の匂い。薔薇の匂いがよりきつく感じるのは何故だろうと思いながら]
1年の子がさっき倒れて医務室に運んできたんだ。 ……セレストは、薔薇の匂いは平気?
ここも結構きついから。
[顔を出したセレストの、肌が見える。 ノックスに押し付けられた慾を思い出して、眼をそらした]
(76) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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― シャワー室 ―
…………っ
[残滓を洗い流した後だった。まず最初に誰かが入ってきた。 随分慌ててるのか、駆け込んできた様子の物音。 すでにあるシャワー音にしていているのかいないのか、 けれど、無効からも水の流れる音がすれば 気づいていても我関せずなのだろう、と 安堵していた、が。
向こうの水温が途切れる前に出よう。 と、思っていたのもつかの間、 外から声がかかり、もうひとつの水温のほうからも声がする。 先ほど銀糸を運んだ先輩、ベネットと 同学年で医務室の鍵を持つセレストだ。
フィリップはそっと、水で遊ぶ鮮やかな姿を抱きかかえ 飛び出さないようにしながら息を潜めた。]
(77) 2011/12/25(Sun) 11時頃
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ベネットは、フィリップがいることにはまだ気付かず
2011/12/25(Sun) 11時頃
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でも、その前に、先輩に少しだけ話を聞いてほしく、て。
[モリスの声は少しずつ掠れて、涙声になって。]
(78) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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オレ、先輩にも内緒にしてたんだけど、実は、すげー、汚くて、いやらしいヤツなんです……
(79) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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……俺は平気ですよ。エリアスもまたやられてるみたいだし、しっかりしないと。
[冷たい空気が流れ込んだはずが、肌の火照りは収まらなかった。口ではそういいながら、全員風邪で寝込んでしまえば平和なのになど頭をよぎる。]
ねェ、せンぱい。 ……人は、誰も好きにならずに生きてくことって、できると思います?
[モリスの言葉に動揺したのは。平等な好きを投げかけることが、誰も好きではないことだと、わかっているから。 ふと口をついたのは疑問というより、ただこのしっかり者と思っている先輩に、話したかっただけのような。]
(80) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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バイト先のオヤジさんと、実は、何度か、寝た事が、あって……
[モリスの声は、だんだんと涙混じりになっていく。]
(81) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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最初は、体さわられるくらいの、関係だったん、ス。小遣いくれるって、言うし、全然抵抗無かった、んス。
[レオナルドに、自らの負い目を悔いるように告白する。]
それに、オレ、正直やりたい事、あったから、どうしても大学、行きたくて…… 小遣いはずむから、って、言われて、キスとかだけ、じゃなくて、それ以上も……
(82) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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っ、はぁ……―――。
[涙を流しても、毒を吐いても、裡にくすぶる火は収まらない。 それは、その火で温めたいと思える何かが、ないからだと ノックス自身は思っているけれど。
熱い吐息を吐きながら、何処へというわけでなく歩く。 歩きながら考えるのは、ヨーランダのこと。 嗚呼、そう言えば……と、思い出すのは些細なこと。]
(83) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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[ベネットもオスカーも居ない自室。 珍しく真面目に課題に取り組んでいて、でも厭きてしまって。 ペンを片手に窓辺に頬杖をついて、ぼーっとしていたら そのペンを中庭に落としてしまったのだ。 高等部に上がる時に、祝いだと父から贈られたものだったから、 慌てて探しに降りたのだけれど。 なかなか見つからずに、困っていた時に、 その場に居合わせた彼が共に探してくれたのだった。 見つかった時、彼の手は薔薇の棘に傷ついていた。 そんなに遠くまで転がってはないと思ったけれど、 万が一と思ってそこまでしてくれた彼の心が嬉しくて、 思わず友にするようにぎゅっと抱きしめてしまった。
――……ノックスにとってはそれだけの。 ヨーランダにとっては、薔薇の棘の悪戯で美化されてしまった 中庭のひとこま。]
(84) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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平気なら良かったけど。 でも、この薔薇の匂いは急に酔ったりもするから。
誰も? どういう意味の好きで?
[投げかけられた問いに首を傾けて]
友人とか、家族に対する「好き」って意味じゃないなら…。 そうだな、生きていく事は、できると思うけど。
でも、人と関わりあって生きるってことは、その人の人生に豊かさを齎す事だと思うから、誰も好きにならない人と、好きになる人の間に差はできると思う。
けどさ。 誰かを好きになろうと思って好きになるわけじゃないから、難しいな。
[湯気と共に、薔薇が香る]
(85) 2011/12/25(Sun) 11時半頃
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