182 【身内】白粉花の村
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[>>51自分との別れを心配するのか、そう驚きもあったけれど。返事は返すことが出来ずに。
浮かぶ涙から想像出来るものは何だろうか、喜んでくれてるといいし、別れを惜しんでくれるのも、それはそれで良いと思えた]
うん。 外に出て、鬼ごっこもしよう。 暗くなるまで遊ぼう。
[かつて自身が憧れていた夢。僕が幼少の頃にはそんな余裕無かったから、夕暮れまで駆け回る幼児の情景を思い描けば釣られて目を潤ませて。
そっと絡ませられた小指を、ちょっとだけ傾けて『ゆびきりげんまん』]
(56) 2014/06/27(Fri) 22時頃
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…歌?
[>>54朝顔が言うと>>36の下手な鼻歌が微かに聞こえる。ああ、近くの部屋に住む作家だか何だかの歌か。今日も歌った]
これ知ってる。すっごい下手。 …面白いよな。
[下手は率直な感想だけれど。…嫌いじゃない。 朝顔が歌い出す歌詞に重ねて、ふんふんと鼻歌を奏でて(というもの音程はズレズレ)。
途中で鼻歌をフェードアウトさせてからは一言、ポツリと]
朝顔、お前はここで最後に何をしたい?
(57) 2014/06/27(Fri) 22時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 22時頃
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[調子外れの鼻歌に、適当な歌詞。 まるでパッチワークのようにちぐはぐなそれを、しばらく楽しんでいたが。
かけられた問い>>57に、一度口を噤み。]
あさがおね。なかにわにいきたい。
[意を決したように『願い』を口にする。]
なかにわに、あさがおのタネうめたいの。
[自分と同じ名前の植物、その種を埋めたい。 そうすれば、たとえ自分がここからいなくなっても、花だけは残ってくれるから。
真剣な眼差しをオスカーに向けた]
(58) 2014/06/27(Fri) 22時頃
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[>>58少女の切実な願い。 そんなことで良いのだろうか。…真剣な眼差しを見れば決して小さい事ではないと、そう思ったけれど]
いいな。 季節も丁度良い、もう夏だ。
種はあるか?
[もし無いと答えられても、中庭には紫陽花やら花々が手入れされている。この施設の職員に聞けば種の一つや二つ手に入るだろう。
ともかく、オスカーは立ち上がり地べたに着けていた服を幾らか叩いて朝顔の言葉を待つ]
(59) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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オスカーは、ディーン/* 退院おめでとー(メタ)
2014/06/27(Fri) 22時半頃
オスカーは、朝顔に話の続きを促した。
2014/06/27(Fri) 22時半頃
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まったくもう…。面白いけど変な人だなぁ
[部屋を出て行ったディーンを見送るとクシャミは部屋の片付けに入った。誰がやったんだよ、とブツブツと呟いていたが大半は自分のせいであり、それが記憶に残っているため結局はただの愚痴になるのだが]
…あんなの、レティに見せられないよなぁ。顔向け出来ない……
[一人で自戒に入るとベッドに倒れ込んだ。そのまま意識が飛ぶのにはそう時間はかからなかっただろう]
(60) 2014/06/27(Fri) 23時半頃
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たね、あるよー。 だいじにもってきたの。
[ゴソゴソと浴衣を探り、小さな巾着を取り出す。『朝顔』と名前がかかれた巾着を振れば小さな音。]
きょねんね、ようちえんでそだてたの。 ここでさいたらうれしいなー。
[巾着を開いて中を確認し、にこり笑う。 奇病にかかる前、友達や姉と過ごした日々のことを思い起こせば、夢見るような口調になり。]
うん。いこー。
[オスカーに続いて立ち上がる。 浴衣の膝に乗っていた折り鶴が、パサリと音を立てて床に落ちる。]
あのね、なかにわまで おててつないでほしいな。
[折り鶴を拾い上げ、小さな声で問いかけた。]
(61) 2014/06/27(Fri) 23時半頃
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[ようやく泣き止んだ頃にはどれくらい経っていただろうか。 乱暴に顔を拭ったのは右手で、ずきりと傷口が痛む。今更傷の存在を再確認して、この傷の無意味さに気付けば胸中に苦笑が浮かんだ]
[手紙を持ったまま、ふらりと外に歩み出る。一瞬先程の青年に自慢しに行こうか……そんな意地悪い事を考えもしたが、一つ頭を振ればその考えを意識の外に追いやる。 気に食わない所も多いが、彼には多少の友情の様な感情を覚えてもいたから。だから、先の今で彼の傷口を抉る真似をすべきではないと、そう思った。
他の患者達に対する仄暗い優越感はあるものの、それでも、それを表に出したいとも思わない。自分は、誰にも会わずに此処から出て行こう。誰にも、何も告げずに]
……あ、
[顔を上げた先に、意地の悪い医者>>48の姿が見えれば、思わず声が洩れた。 随分と良いタイミングで会ってしまった。手紙をジャージのポケットに入れて、ゆっくりと近付く。少し俯きがちにして、赤くなった目元は目立たたない様に]
――先生。 ヤニク先生。
[自室へ戻ろうとしているであろう彼に声をかけて。もし時間が空いているのなら、掌の治療と鎮痛剤を分けてもらおうと足を進めた]
(62) 2014/06/27(Fri) 23時半頃
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[弟からここまで素直な肯定>>53をされる事も、なかなかない。 何かを求められるのも、肯定されるのも。もっと別のタイミングであればと、そう望むべきだったのかも知れないのだけれど。
それでも弟からのその"言葉"に、意味を飲み込むよりも先に、確かに満たされたような心地を覚えたのは間違いない。]
……ガーディ、
[不健康な身体にのし掛かりながら確かめるように、ぽつりと名前を呼ぶ。 耳に届いた嘲笑うような吐息にどんな意味があったかなんて、考えている余裕はない。 瞳はきつく閉じたままだったから、弟の安堵したような表情にも気付けなかっただろう。]
……っ、ふ、
[抵抗ひとつされないまま、得体の知れない昂揚に飲まれたまま、短く息を吐いた。 圧迫された血管がどくりどくりと脈打つのが、力を込めた手から伝わってくる。
眠りにつけない弟は、意識を失うこともできないのだろうかと思い至って。 頸動脈よりも先に、気道を抑える力を強めた。]
(63) 2014/06/28(Sat) 00時頃
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…あ、……ッ!
[けれどそこで耳に届いた小さな呻き声に、はっと瞳を見開く。 酸欠で赤みを失った顔と、その喉に絡みついた自らの手と。眼下に広がる光景に、ひゅ、と、息を飲んだ。 意識を遮断して、ただ淡々とこなそうとしていたその行為の相手が、――血を分けた弟だと。そこでしっかりと認識する。]
……くそ、…、待てよ、
[ふ、と。 体重を掛けていた腕から力が抜けて。 ひたりと首筋に張り付いた手を剥がそうとすれば、触れる場所を無くした掌は小さく震えた。]
……悪い。 悪い、…ごめん。
[行き場を無くした腕は、今度は弟を避けてベッドへと付いて。 顔も合わせられないまま落とす謝罪は、一体何にかかる謝罪なのか。自分でも理解らないけれど。 ここまで来ても、一番に優先されるのが自分自身であることは、変わりない。]
(64) 2014/06/28(Sat) 00時頃
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[取り出された小さな巾着。オスカーには馴染みの無いもので音を立てるそれを物珍しげに眺め。
幼稚園と嬉しそうに笑う朝顔に目を細めた。幼稚園が何をする場所かは分かりかねるが…。 多くの子どもが楽しそうに通う場所だとは知っていた。朝顔もまたその記憶に浸ってるのだろうと、想像して。]
いいよ
[>>61問いかけた朝顔の手をそっと取り、扉を開いて外へ。階段も通ることはないし苦労せずに中庭には辿り着けそうだ。
しばらくゆっくりと歩き続けたなら、中庭へはそう時間もかからず到着するだろう]
(65) 2014/06/28(Sat) 00時頃
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ーカチン
[小気味いい音を立てて、グラスとグラスが衝突する。 くい。と喉に流し込むと、ふわり とした香りが鼻を突き抜ける。 喉を焼く様なあの感覚はどうやら痛覚らしく、患ってからと言うもの味わえていないのが残念である]
ふふ、美味しそうに飲むのね。 ストレートだなんて、解ってるじゃないの?
[それを飲み込む少女の表情は何とも幸せそうだ。 まるでチョコレートを口にした瞬間の乙女のような そんな可愛げのある顔つきであった。 両の掌でグラスを持つ仕草はさぞあどけなく、その小さな身で味わっている物のおおよそ半分がアルコールで出来ている事を考えると、くすりと笑みを零さずには居られなかった]
うふふ、レティーシャ…貴方 面白い子ね。 私もそんな風に微笑んでみたいものだわ
[「似ている」以前そう比喩した時に少女は「ハッキリ言う人」と、そう言われた。 この少女について感じている違和感ー確かめるなら、今だろう。]
ーそれは素顔 それとも作り笑い どっち?
(66) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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…おや、どうしました。
[自室の前、廊下の向こうから呼び止める声>>62に顔を其方へと向ける。何処か俯きがちな彼に微かに首を傾げ、目をぱちりと瞬かせ。 態々呼び止めると言う事はやはり傷が痛むのだろうか…もしかしたら傷でも開いたのだろうか?そうして俯いているのもその為かと、包帯の巻かれた手に視線を移す]
………、見事に開いてますね。
[唐突にグイとその手を掴み、有無を言わせず掌を上へと向けさせる。ジワリと血の滲んだそれを見ると、呆れたように肩を竦めて軽く首を振った。 この短時間でまさか。少しは気を付けようとは思わないのだろうか、なんて非難の視線を向けつつ、態とらしく溜息をひとつ。 俯きがちな為か、長いその前髪に遮られ赤まった目元には気付かないまま、責めるように傷の辺りを軽く指で押してやる]
まず包帯を変えましょうか。話があるなら、処置しながら聞きますよ。 あぁ、痛み止めはいりますか?
[ぱ、と手を離すとにこりと笑い、顎の包帯を見やる。流石にそこの傷まで開いてはいないだろうが…一応確認しておいた方が良いかもしれない。 自室の前から先程招いた処置室の扉の前まで移動し、扉を開けて視線で中へと入るように促した
(67) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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……づっ、
[開いた傷口付近を押されて、思わず声が洩れる。とはいえ好きで傷口を開いたわけでは無いし、悪いのは全てあの猫耳野郎だ。何故自分が責められなければいけないのか。そんな非難めいた事を考えれば、顔を隠すのも忘れて彼を睨み付ける]
話は……別に無いですけれど。薬は下さい。
[離された手と、胡散臭い笑みを見れば、思わずため息を吐き出す。つくづく意地の悪い人だ。そう歳は違わないくせに、何故こうも頭が上がらないのだろう。
話があるなら、という言葉には先の手紙を思い出して、思わずポケットに左手が伸びる。勿論これを伝えるつもりは無いから、取り出しはしなかった]
何度もすみませんね。
[これが最後ですから、とは。続けられずに。曖昧に誤魔化した語尾は不審だったかもしれないが、それを無視して、促されるがままに処置室へ入る。 そうしてから自分で手に巻いた包帯を取って、彼の処置を待った。ボロを出さないうちに、さっさと治療を受けてこの部屋を出よう……そんな風に考えながら]
(68) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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[細めた双眸に映り込むのは白さを取り戻した天井と、瞳を閉じる兄の姿>>63。何かに耐えるようにも見えるし、逃れるようにも見える。 そうまでしながら抑え付ける指の力が抜けないのは、稀に告げた願い事を聞いてくれる為なのか。何か別の感情に動かされての事なのか。
なんでもいいか。そんな事は。
朦朧と意識が遠退きかけるこの感覚は、抗わざるを得ない強い眠気に耐えさせられる時と少しだけ似ている。 肺が酸素を求めて、溜まった唾液が嚥下を求めて、喉が上下しようとするけどそれごと押留められて余計に気管が圧迫された。
あとどれくらい掛かるだろうか。 目の前の苦しみと酸素の廻らないことで途絶えがちな思考の片隅でそんな事を考えた時。漏らされた小さな声と共に、首を締付ける力が緩んでいくのを感じた。]
(69) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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…ッ、…は、……っ、
[吸えていなかった空気が一気に流れ込む。ほんの少しの間だけご無沙汰していただけなのに、呼吸の仕方を一瞬忘れたみたいにそれをうまく呑み込み切れなくて思い切り噎せこんだ。 上体を捩って顔を伏せながらゲホゲホと止まらない咳に背を揺らす。 滞留していた血液があちこちに巡り出して、散々に傷つけた右手が馬鹿みたいに痛む。 じわりと視界を霞ませる生理的な涙が煩わしい。]
…あ、やまる、なら、
[やめないでよ。 落ち着かない乱れた呼吸の合間に非難めいた声を返す。 向けられた謝罪>>64が何に対してのものなのかは分からないけど。 アンタが分からないものを俺がわかるわけもない。]
(70) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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クシャミは、オスカーに話の続きを促した。
2014/06/28(Sat) 01時頃
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[その口から低く漏れた呻きに、顔には出さずに胸中でそっとほくそ笑む。ようやく上げられた顔、そして仄かに赤く染まった目元に小さく眉を上げつつも、特に言及する事は無く。此方を鋭く睨む目を笑って受け流しながら、曖昧な語尾にほんの僅かに目を細めはしたけれど]
そうですか、ならさっさと終わらせますよ。
[話は無いという素っ気ない返答に、はつまらなさそうに唇を尖らせてみせながら。 背を向けて、ポケットに伸びた相手の手を掠めるように視界の端に捉え、続いて処置室へと足を踏み入れ扉を閉める。 カチリ。小さな音を立てて扉が閉まると、丸椅子へと腰を降ろし、自らの手で包帯の外された――見事に開いた傷に眉を僅かに顰めてみせた]
(71) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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…はぁ。それにしても。 大人しそうに見えて、結構暴れん坊なんですかね…君は。
[ピンセットで摘まんだ消毒綿を傷口に当て、処置を進めながらポツリとそんな一言を。呆れたような表情のまま手早く薬を塗り、新しい包帯を巻いてぺしり。戒めとでも言うように手を叩くと、傍らの机に頬杖をつき、相も変わらず無表情な相手の顔を見つめ――まだ少しだけ晴れている彼の目元に、今度こそ愉快そうに目を細める]
……で、暴れた後は泣いていたんですか。
[からかうようにクスリと笑うと、頬杖を付いたまま逆の手を相手の顎へと伸ばした。 手を振り払われでもしなければ、顎の傷を確かめるためにその顎を持ち上げようとするだろう]
(72) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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ヤニクは、ディーンに話の続きを促した。
2014/06/28(Sat) 01時半頃
ヤニクは、クシャミに話の続きを促した。
2014/06/28(Sat) 01時半頃
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[何時ものように鼻歌を楽しげにうたいながら廊下を進んでいると。自らの鼻歌に合わせて、どこからか歌声が聞こえてきた。 この鼻歌は、自分のオリジナル(適当)であるから、歌詞などないはずだけれど。 可愛らしい少女の声でとても楽しそうに。それでもどこか寂しそうに聞こえて、首を捻った。
ーーそれにしても。]
(……あの鼻歌は、僕より酷い。)
[下手くそ下手くそと、周りによく言われるから、自分の音痴は自覚しているけれど。僕、あんなに酷くない。絶対。
へったくそだなあ、なんてぼやいて、またふんふんと自らも鼻歌を始めた。 遠ざかる歌声を淋しく思いながら、廊下を進む。声の主達には、いつか会ってみたいなあ、なんて考えながら。]
(73) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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ヤニクは、ガーディに話の続きを促した。
2014/06/28(Sat) 01時半頃
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お酒に余計なものを入れるなんて、不粋だよね?
[話題を考えている間に声を掛けられて、彼女に同意を求めるように答えれば、再びグラスを口元へ運び、傾けた。 口元に残るアルコールの香りに、嬉しそうに目を細めると、お酒は嫌いじゃないんだ、とグラスに目線を向けたまま続けた。]
ーー面白い子……? そんなこと、初めて言われたなぁ……。
[わたしからしたら、マリーさんのほうがよっぽど面白いけどな、と彼女に述べる。 彼女に不意に投げ掛けられた質問>>66に苦笑すれば、本当にハッキリ言う人だなぁ……と感想を呟く。なんて答えようか、と手を顎に当てて考える。]
んー……。分からない。 だってさ、笑う度にいちいち考えないもん。 笑う度に『今のは本当の笑いだった!』『今のは愛想笑いだった!』とか、考えていられないでしょ? それに、さ、人間誰しも愛想笑いくらいするし、完全にこっち!とは言えないと思うんだよね。 ーーだから、えーと……。
[そこまで言うと、マリーに向けて両手の手のひらを向けて50:50くらいだよ、と答えて笑みを浮かべる。ーーこれで、今の表情についてははぐらかして答えずに済むだろうか。]
(74) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2014/06/28(Sat) 01時半頃
ガーディは、ヤニクに話の続きを促した。
2014/06/28(Sat) 01時半頃
ガーディは、セシルに話の続きを促した。
2014/06/28(Sat) 01時半頃
ガーディは、ローズマリーに話の続きを促した。
2014/06/28(Sat) 01時半頃
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(…何処で暴れて来たんだか)
[血の滲んだ傷を見つめ、心の中では盛大な溜息を。普通怪我を――しかもそこそこの怪我をしたのなら、傷が開かぬように気をつけくらいするだろうに。表面上は呆れた苦笑を浮かべながらも、その裏では嘲笑うかのように鼻を鳴らす]
(それにしても、何か隠していますね。人に隠し事を…しかもそんなバレバレの隠し事をされるのは好きでは無いのですけど)
[誤魔化された語尾に、無意識なのだろうがポケットに伸ばされた手に。見ればポケットには"何か"が入っているように盛り上がっているではないか。 隠すのならば、完璧に隠しなさい。そんな事を思いながら処置を進め、チラリとその動かぬ瞳を見やる。珍しく羽織っている白衣のポケットに入った鍵に軽く意識を向けながら、さて何を隠しているのだろうかと舌で軽く自分の唇をなぞった]
(75) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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[くるくると変わるその表情を、無意識の内に見詰めてしまう。 これまではただ羨望したり嫉妬したりするばかりだったが、もうこんな感情を抱かなくて済むようになるのだ。後、もう少しで。 それを考えると、何だかとても不思議な事の様に感じられた。それだけ長く、この病と付き合ってきてしまったという事だろう。
暴れん坊……とは。随分な物言いだ。こちとら既に20も半ばに差し掛かろうというのに。 文句を口にしようとして、傷口に当たる消毒綿に息を詰める。それでも声をあげるのはどうにか我慢したのに、戒めの様に叩かれればその我慢も無駄となった]
い、った……! ……もう少し優しく出来ないんですか、
[態とそうしているとは分かっていたけれど。抗議せずにはいられない。 ふと、目を細める彼に見入って。ああ、どうせまた禄でも無い事を考えているに違いない]
(76) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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泣いて、なんか、
[予感は的中していた様で、からかう様に吐き出された言葉に、思いの外動揺する。しまったとばかりに今更左手で顔を覆って。けれどそれも無意味だと思えば、気不味そうに視線を逸らした。 結局否定も肯定も出来なかった。否、その反応こそが、肯定以外の何物でも無かっただろうが。
彼の視線が顎の傷に向けば、少しだけ安堵の息を吐いて。治療するならさっさとしてくれ。そう、投げやりとも言える感情が湧いて、されるがままになる]
……まだ、終わりませんか。
[観察する様な視線に耐え切れず、思わず言葉を落としてしまったけれど。それが失礼に当たるかどうかは、考える余裕は無かった。 呆れた様な笑みには、随分とプライドが傷付けられる。あいつが転んできさえしなければ、こんな辱めを受ける事も無かっただろうに。
隠し事をしている分そわそわと体が揺れて(正しく態度に出る質なのだ)、視線も彼に合わせる事は出来ない。もういっそ多少手荒でも良いから、早く終わってはくれないだろうか。 ……目の前の医師の思惑なぞ知りもせずに。呑気にもそんな風に考えていた]
(77) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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な、にを、…しようとしてた。僕は。
[自らが手を離した事で激しく咳き込み始めた弟>>70を見下ろしながら、なかば呆然と呟く。 手のひらに残る感触が生々しくて、シーツと共にぐっと握り込んだ。 それでも急激に戻った呼吸に苦しむ彼を何とかしてやらなければと、震える手を揺れる顎に当てて、少しでも気道を拡げてやろうと引き上げる。]
……ごめん、無理。無理だ。 おまえ、を。…死なせたくない。
[やめるな、と。そんな事を言われたところで、一度我に返ってしまえばもう無理だった。 呼吸を落ち着けるよりも優先して告げられる言葉には、ただ首を振る。]
(78) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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ごめ、ん。…、ごめん。 ……ごめん。
[――無抵抗の、しかも肉親の首を締め上げるなんて、冷静になって考えればあまりにもあまりな、自分の行為に。 ――殺してやるなどと豪語しておきながら、結局果たせなかった、彼への不義理に。 ――そうして振り回しておいて、結局はエゴを押し付けることしかできない、身勝手さに。
きっちり三度、謝罪の言葉を繰り返して、ぐしゃりと前髪をかき混ぜる。 …ああ、けれど違う。死なせたくない、などとは言ってはみたけれど。]
……違う。 僕が、耐えられない。
[自らの手で弟を殺すなんてことが。そもそも、誰かの命を奪うということが。弟を失うことが。自分の手を汚すことが。 どれが本心か、はたまた全てかは理解らないけれど。
潤んだ瞳から逃げるように、視線を彷徨わせながら、震えた声を落とす。 じわりと再び血の滲み始めた彼の手首が目に入って、それもすぐに視界から追い出した。]
(79) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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あら、今からそれじゃ将来が楽しみね? 有名な酒飲みになったら、私が師匠でした って言ってくれるのかしら? [くす と口元に拳を当てて笑みを零す。逆の手に握られたグラスをくるくると手首で弄ぶと、ちゃぷ という音がして。その少女がさも幸せそうに飲み込むのに釣られて、そのグラスの端に触れるような接吻をしてこくり と飲み込む]
解らない、ね? 確かに、そんな人居ないわねぇ。…普通は。
[純粋に自分の感覚で言葉を選んでいるのだろう。その答えは曖昧で、でも歪みなくて。 息をするように愛想笑いをする生活を続けていた彼女は、その姿を見て昔の自分を思い出す]
…ま、先輩の老婆心よ。
[テーブルの上に目をやる。宴とは言い難い質素なその卓上に、彼女は聊かその無礼さを恥じた]
…ちょっと待って。 イイ物があった筈よ…
[取って置きの種実類盛り合わせが在ったはずだ。彼女はそれを取ろうと席を立とうとするも、その足元にある屑籠を派手に蹴飛ばす。 そこに散らばるは、昨晩のガーゼ。べったりとこびり付いた血は、最早固まって黒くなっていた]
(80) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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………、
"もう少し大人しく出来ないんですか"。 そうしたら優しくしてあげますよ。
[反省の色など欠片も見せず、相手の文句には此方も同じような言葉で返し。慌てたように手で顔を覆う様に、堪えきれずに小さく吹き出す。 "何を慌てているんです?"なんて言葉を視線に込めながら、ニヤニヤと口元を歪め、気まずそうに逸らされた視線を追いかけるように首を傾げて見せた]
終わりませんね。 ……君は本当に解りやすい。バレバレですよ、君の"隠し事"は。
[不自然に揺れる相手の体にクスクスと笑いながら、微かに非難するような視線を向ける。伸ばした手が振り払われないのを良い事に、顎を掴むと軽く上へと向かせ、その下の包帯に血が滲んでいない事を確認すると小さく肩を竦めて見せた。 そして訝しむように目を細めると、つつ、と人差し指で傷口の辺りを擽り口を開く]
(81) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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目も腫らして、そんなにあからさまに隠されたら気にもなりますよ。 ……そのポケット、何か大事な物でも入っているんですかね。
[逃げられぬよう、顎を掴む手に力を込めながら。あくまで表情は温和なままに、言葉を沈める相手のポケットを顎で指してみる。 力を込めた拍子に少し指が傷に触れただろうが、まぁそんな事は大した問題では無い]
(一度気になると、とことんまで気になってしまうんですよねぇ)
[その上今日は仕事詰めで、カルテの書き直しという面倒な事この上ない新しい仕事まで控えている始末。 ――要するに、八つ当たりですよ。 心の内ではあっさりとそれを認めながら、機嫌が悪い時にノコノコやって来る君が悪い、と責任転嫁も忘れない。 さて、果たして彼はその目の理由と隠されたポケットの中身を出してはくれるだろうか]
(82) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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[有名な酒飲みってなんだろう、と疑問には思ったが敢えて触れずに再びグラスを口に付ける。残り少ない酒を飲み込めば空のグラスをテーブルにそっと置いて。]
ーーもしかして、わたしのこと普通じゃないっていいたいの、かな?
[探るように彼女に問い、まぁ…確かに奇病患者って時点で普通じゃないんだろうけどね、と自虐的に言葉を続けた。
席を立つ彼女に、お構いなく、と言葉をかけると酔いを楽しむように目を閉じる。大きな物音で身体を跳ねさせながら目を見開くと床に倒れる彼女と血と思われるものが付着したガーゼ。
彼女に大した怪我がないことが分かると手を差しのばす。ふ、と彼女の左手に視線をやると太い腕輪を見つめる。]
じゃあ、今度はわたしの番ね?
ーーねぇ、なんで腕、切ってるの?
[自らの左手首を指差しながら言う。彼女がしたのと同じように相手の核心を突いていたのかなと少しは思ったが、無邪気に首を傾げて。彼女の周りに散らばるガーゼを拾いながら彼女の返答を待った。]
(83) 2014/06/28(Sat) 03時頃
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[笑われた事には咄嗟にカッとなったけれど。けれど反論する事も出来ず、そのまま口を閉じる。何を言っても負け惜しみになりそうだ。言い返されるのが眼に見えている。
ぎゅうと唇を噛み締めて、どうあっても口では勝てないのだろうと、その事実に歯噛みした。(恐らくそれ以外でも、ディーンが彼に勝てる要素はそう無いだろうが)]
かくしごと……。 そんな物、無いですから、
[苦し紛れに言葉を吐き出して。離してくれませんか、と。懇願する様に付け加える。 彼は医師だという意識があるから、その視線は他から向けられるものより幾らかマシだけれど、こう至近距離だと話は別だ。 軽く体が硬直して、呼吸も早くなった。表情は変わらずとも、医師である彼にはその変化は明白だろう]
(84) 2014/06/28(Sat) 03時頃
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……ッ!
[手の力が強まると同時に、傷口に痛みが走る。多少手荒でも良いとは思ったけれど、それは治療に限っての話だ。こんな尋問めいた展開を望んでいたわけじゃあない]
……見たければ、見れば良いですよ。 大して面白いものでもない。
[誰にも言うつもり等無かったけれど、この状況から逃げ出す為なら背に腹は代えられない。 妙に絡んでくる相手を躱すべく、先程の手紙を彼に差し出した。……それはまるで屈服する様で。舌打ちたい衝動をどうにかやり過ごす。
その手紙はディーンにとってはこの上ない吉報であったけれど、彼にとってはとるに足らないものだろう。自分が此処から去った所で、彼が揺れるとも思えない。 ――ふと、昼間した”約束”を思い出す。彼はアレを覚えているだろうか。忘れていてくれれば、いいのだけれど]
(85) 2014/06/28(Sat) 03時頃
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