人狼議事


43 朱隠し

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メモを貼った。


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 違うにしてもだな……!
 まったく、遠慮のない奴だ。

[しかし、そういう奔放なところがまた愛おしいと思ってしまうあたり、なかなかに重症だなと自嘲して]

 以前から、こんな調子だったのか?

[などと華月斎に訊ねてみる。
 なんとなく、どう返されるかは予想できたが]


[酒をねだる藤之助に]

今用意してきますね

[華月斎に徳利とお猪口の場所を聞き、酒を用意する
 しばらくして、食卓に戻る]


はいできましたよ

[猪口を渡し、お酌をする 朧にも同じように酒を勧めるだろう]


 ──すまんな。

[礼を言い、猪口を受け取る。
 実のところ、酒は嫌いではない。
 しかし強いのかと問われれば、まぁ、人並み程度なのだが]


遠慮した俺を見たら華月斎が倒れると思う。

[酷いと言われるまでも無く自覚を持った上での行動、なんと言われようと自分最優先で生きてきた。

これまでは]

ああ、どうも。

[猪口を受け取り注がれた酒を旨そうに飲む。
自然と料理へも箸が進み、会話も弾む……筈]


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 ──まぁ、承知の上でついてきたのだがな。

[漬物をつまみ代わりに、酒を飲む。
 こんなに良い気分で飲む酒は、どれくらい振りだろうか]

 ……あぁ、すまん。
 私達ばかり飲んでいたな。気付かなかった。

[そういえば一平太が酒に手をつけていないことに気付き、徳利を持って勧めてみる]


[朧に酒を勧められるが]

いや、私は…申し訳ないです。
とんでもない下戸なものですから。

[苦笑して酒は辞する]


[徳利を引っ込め]

 そうか、残念だな。

[華月斎が飲むようであれば、そちらに注ぎ。
 続いて藤之助にも]

 呑むのだろう?

[徳利を傾け、訊ねる]


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[華月斎の手料理がこんなに美味いとは、と久しぶりに感じる食事を堪能する。

朧に問われれば当然と猪口を差し出し、朧の猪口にも酒を注ぎ返す。
しかしどれだけ飲んでも酔う事はない、鬼の体]


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[皆で囲む食卓…久しく味わったことのない雰囲気に
 一平太は心弾む

華月斎が二人に泊まっていくように言うと]

そうですよね、酒が入っては足元もおぼつかないでしょうし
泊まっていかれては?

[すでに我が家のように振舞う一平太]


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[藤之助の杯に酒を注ぎ、返盃を受け]

 そういえば、一平太はやはり華月斎のことを好いているのか?

[程良く酒が回ってきたのか、至極当たり前のことを問いかけた]


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俺は酔わないから平気だが、朧はどうだ?

[二人に泊まるよう誘われれば近いとは言え急いで帰る理由もないと頷いて]

良ければそうさせてもらおうかな。


[酒を拭きそうになって、既の所で堪える事に成功した]


[好いているのかという朧の問いに]

それは…もちろん…好いております…

[目の前にいる華月斎を意識してか、最後の方は蚊の鳴くような声になる]


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 ん?
 そうだな、それでも構わんが……。
 まぁ、そうだな……考えておこう。

[一平太達の邪魔になりはしないだろうかと、若干躊躇いがちに返し、やや遠くの皿に箸を伸ばそうとしたところで、バランスを崩す。
 どうやら、既に酔いは回ってきているようだ]

 むぅ……!

[裾が、大きく捲れてしまった。
 眉根を寄せ、裾を戻して座り直すが。
 もしかしたら、昨夜の名残がはっきりと見てとれたかもしれない]


 そうか。

[好いている……との微かな声に、満足げな笑みを浮かべ]

 私もだ。
 私も、藤之助が愛しくてならない。

[目を細め、藤之助に軽く身を寄せる]


けほ。

[二人の会話が面白すぎて咽そうになる。華月斎はどうだろう?視線を送って様子を窺う。
既に朧は相当酔っている様だ、あの時のように。

ということは、じきに寝落ちてしまうかもしれない。やはり泊めてもらう事を決めて良かった]


ああ、泊まっていけ。
遠慮する事は無い、部屋はいくつか余っているし、布団も足りる。

[賑やかな食卓、美味い酒。
 楽しい時を過ごしながら]

…ぐ、っ!?

[朧の問いとそれに対する一平太の答えに、
 藤乃助と同じく、咽そうになるのを何とか堪えた。

 ちらりと見えた情事の名残と身を寄せる朧の様子を見れば、
 頬を染めた困り顔で、どこか空を見ながら、がりと頭を掻く]


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 ?
 ……?

[咽せかけている藤之助と華月斎を、首を傾げて交互に見つめ]

 どうした……?

[藤之助の口元を拭おうと、手を伸ばす]


[好いていると言ってしまった事と朧が堂々と藤之助に身を寄せる姿…そして朧の身に残る痕]

……コホン

[顔を赤らめ俯き咳払いをした]


[仲睦まじさ――主に朧の見せるもの――にあてられながら、
 誤魔化すように、酒をもう一口。

 咳払いする一平太にちらと目をやり。
 視線が合えば、苦笑を浮かべて、また頭を掻く癖を出す。]


[華月斎の反応は想像通りだった、つまりなんだ。
恐らく同じ気分だろう、これは]

相当酔っているな、お前。

[口元を拭われその指先をぺろりと舐める]


[まだ疲れが抜けきっていないところに、つい常より多い酒を飲んでしまった所為だろうか。
 誰の目にも明らかに、酔いが回っているのだが]

 ……そうか?

[指先を舐められれば、擽ったそうに身を捩り]

 こら藤……人前だと……!

[自分は、思いきり棚上げである]


[咳払いやら何やら、色々聞こえた気がしたが]

 ………まったく、お前という奴は……。

[指を引くと、代わりに唇を寄せ]

 ふじ…………。

[淡く、口付ける。

 ───のと、ほぼ同時に。
 まるで糸が切れたかのように、そのまま藤之助の膝に崩れ落ち]

 ………──スーッ。

[忽ち、寝息をたてはじめた**]


藤っ……おい。

[ごく普通な調子で朧の指を舐める藤乃助に、面食らう。
 いつもならば、藤乃助らしいと笑う余裕もあったかもしれない。
 が。
 一平太の前だと思うと、何となく、止めなければいけない気がして]

お前は酔っていないのだろうが。

[一応、窘めるように謂っては見る。
 朧がもう寝るようならば、右奥の部屋を貸すつもりだ。布団は部屋の隅にたたんである]


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[同じ人前でも、べったりしているのは良いらしい]

……華月斎、布団を貸してくれ。
これを寝かしつける。


[どちらが子供だかと回収しようとしたところで口付けられてそのまま落ちた。これは事故に違いない。
酒は飲ませすぎない方が良いのだろうか、不安になった]

…………。


[酔いのためとはいえ、あまりにも奔放な朧の行動に
 はじめは面食らっていたものの
 
一平太はクスクスと笑い出した]

朧殿…素直なお方ですね

[なおも可笑しそうに笑っている]


あ、ああ……

[藤乃助が朧を寝かせると抱き上げるのだろう、
 それを先導し、右奥の部屋に通せば、布団を敷いて寝かせられるようにした]

何だろう、朧は、意外と可愛らしいのだな……
藤乃助もここで寝るならば、もう一組布団を持って来ようか。


[酔っ払ったもの勝ち、正にその通り。
膝の上で寝ている朧を撫で、髪を引っ張っても起きる様子が無い事を確認]

俺も酔えたら良かったんだがね。

[フゥとため息をひとつ、しかしこんな朧も愛しいので仕方ない。
朧を抱き上げ部屋を案内してもらうと物珍しそうに部屋を眺めながら布団に寝かせる]

飯も美味いし酒も旨い、興奮してはしゃいでいたんだと思う。
悪いな、頼む。……と、華月斎。

一平太もお前次第で相当可愛くなるんじゃないか?頑張れよ。

[にやりと笑いながら煽ることは忘れない]


[朧を微笑ましいと思っていたところに藤之助の言葉が飛び込んでくる]

は…いぃ…?

[言葉の意味を理解するまで数瞬…その後湯気が出るかというほど真っ赤になって呆然とする]


何だ、酔いたかったのか?

[藤乃助に軽く笑う。
 隣の部屋からもう一組、布団を朧の寝るそれの横に敷く。
 丸行灯のなかから小さな炎が部屋をぼうやりと照らしていた]

ん?どうした?

[部屋を出る前。かけられた声に振り返り]

……は?

[「一平太は今のままで、可愛いだろう。」
 思わず返しそうになった台詞を飲み込んで]

よ、余計な世話だ!

[熱が上がったままに強い口調をたたきつけた]


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