人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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[ 3度繰りかえすよかった。
そんなに言わなくても、とは思えど。

そんな風に、笑まれたら。
文句なんて、出てくるはずもない。

――ようやく合った視線。
潤んでいるのが、ばれてしまう。]

……――、…、

[つん、と鼻の奥が痛い。
勝手に覗かれたのに、
ずるい言い方なのに、]

……っ責任とれよ、……ほん と、

[かろうじて、泣くのはこらえた。]


【人】 採集人 ブローリン

 ………こんにちは

[間をおいて、ゆっくり唇を綻ばせる]

 時間、いい

[仕事なら済んだ、と続けて、カートをカウンター横に置いた。
肩を飛び降りた猿はホレーショーのチノパンに抱きつく。そのまま抱っこちゃんで運んでもらおうとするらしく]

 ……
 どうぞ

[図書館の外や中庭に出るには好天に過ぎる昼、
休憩室ではないが、飲食も(こっそり)出来る地下の書庫でもいいかと首を傾げた]

(56) 2015/08/07(Fri) 23時半頃

[ コーヒーに
すごい、なんて形容詞が似合うなんてはじめて知った]

うん  すごい な

[笑われているのをごまかすように
コーヒーの水面に視線を落とす。
ゆらゆら、夢のように
ほのかな明かりが揺れている]

……わらうな。……驚いた。

[本当に、不思議な味だった。
でも、いやじゃない。]

吸血鬼……?

[豆の説明。たとえ、じゃないことがじわじわと空気から伝わってくる。ここは、人間の世界とは違うのだ。]


[アマノとの会話を気にする、リツの様子に
視線を一度、店員に、ゆるく、滑らせた。
自分の正体を自ら口にするなら良しとしても
人外には人外の事情がある、彼もまた然り、かも知れない。

それに、アマノ自身が見せた気遣い>>*29を
無碍にしないよう、おれは繭を崩すのだ。]

 はは。

[コーヒーを飲む、前後のはなし。
眠気の晴れた声がわらう。
対抗心を覗かせる可愛げと、単純な、嬉しさで。]

 あんたに、また、見付けられたら
 …… そうだな、あんたもズル、して良いな。

[ハンデを一点請け負っている獏は
夢のなか、自分のフィールドだから、視線を流す。
傍らと視線の高さに差があれど、掬うように。]



[うん、でも、
すぐに咀嚼して
飲み込みきれるものではなく。
ひっそりといっぱいいっぱいになっている。

 運ばれてきた「くものいと」は
本当にこれ料理か、のレベル。
ふわふわの、子供のおもちゃのようだ]

……美味いんすか、それ

[興味は、あるが。
じっと、食べるのを見ている。]

――酒、 嫌いじゃない。
甘めのやつが、いい

[美味い、なら。頼んでみようか。]


[心音は、また、ゆるやかに、眠る前の多幸感めいた。

視線の先の、リツの目は、潤んでいて
やはり、と、確かめて、繋いだ指を解いた。
互いの体温を残した人差し指で
零れるまでは行き付いてなさそうな、目尻に触れたくて。]

 …… 泣いてないか。

[触れて、涙は堪えられているのだと
濡れた感触のない頬にも、触れてみて、知った。]

 責任くらい、 ……任せろ、うん。
 ちゃんと、おやすみまで、送るしねえ。
 家まで送るのも、責任を取る、だよな。

[人間の男女関係で主に適用される流れ、だ。]


【人】 採集人 ブローリン

[邪魔じゃない大丈夫、と首を振る。
そも、時間いいか、と聞かれた時点で、応える以外の選択肢はない]


― 地下書庫 ―

[開架の地上階よりも、地下はさらに古びた本の香りに満ちていた。
のし掛かるように高い一面の本棚を通り抜け、作業台のスペースへ。
用はこれだろう、と、本の収まった袋>>35を取り出した]


 …
 どうだろうか

[中身の一冊は、オニヘーというヒーローが近世日本を舞台に活躍する読み切り小説の翻訳版第一巻。
一冊は、写真や地図が豊富な日本旅行者向けの最新ガイド本。
もう一冊は、世界最古という特異なエンペラー一族にまつわる神話や、当地の魔物・妖怪達の奇譚を西洋人の視点で纏めた古い本。

自分でも目を通したそれらの内容はなかなかに興味深く、ゴロウが見せてくれると言った旅の写真>>17に自分も見たい、と言ったことを思い出す]

(64) 2015/08/08(Sat) 00時頃

 
 ……… 夜。

[夜みたいだろう、と、ケイのコーヒーを称した。
匂いはそれぞれ、獏の鼻でも分かるくらいには
異なっていて、それもまた、趣向を凝らして楽しい。]

 あんたは、ひとだが
 夜も、此処まで走ってくれば、良いな。

 ……… 歓迎してる。 皆、おれも。

[店長も、店主も、運ばれたコーヒーも。
とつりと漏らして、二口目、口に運んだ。
血の匂いは苦い、苦いから苦手ではなかった。]

 笑う。 あんたのかおを見てるのは、楽しい。
 吸血鬼は、 …… 知ってるか、血を吸う。

[ざっくりとした。]


[>>*29 不慣れな俺に、
気を遣ってくれているらしい。]

――ん。

[と、頷く。
俺は、新参者だ。出すぎた真似はよくない。部活に所属する身としては、身に沁みている。]

……ズル?

[ そう言われても
とっさに思いつかないが。]

なんか、考えとく。けど。

[できれば正攻法で、いきたい。
これでもアスリートなので。
掬うように見られると、
なんだか落ち着かない。]


[雲の糸、色彩は鮮やかだが
かたちはどことなくファンシーも匂わせる。
おれのフォークがそれを崩しても、ファンシー。]

 うまい。
 食ったら、起きる。

[視線を受けながら食べると言うのは
地味に落ち着かないもので、繭を口に運ぶフォークが
もさ、もさ、噛み、飲み込む、咽喉が上下して。]

 甘め ………

[一瞬声が揺れたのは、気付かなくとも良いはなしで
忙しそうな店長を呼び止めて、オーダーを促した。
甘めのカクテル、シャンディ・ガフとか、その辺り。]


メモを貼った。


[ 目じりに触れる指先。
息が止まった。
心音が、うるさい。]

ない、て、…ない。

[泣いたら、負けだと。
勝手に思っている。
親友は、何も知らないのに。
でも、エフの手には、負けそうだ。くやしい]

ああ……夢の中に、
来る、ん、だもの、な。

[――送ってもらうなんて、女の子みたいだな、とちょっと思う。]


 
 ……… はは、あんたはズル、しないか。

[おれは歩くし、おれはズルをするけれど。
―――…けどで締められたことばに
リツの気質を知って、またひとつ、笑みが漏れた。

視線は、表情を顎の方向から掬って
落ち着かない様子を見て取って、目尻も和らぐ。
なんだかとても、表情ひとつ取り溢さないように
しているのを、隠さない、おれは素直なので。]


[ コーヒーの香りの中、
心を読まれたような気がした。]

――そう、思ってた。
吸い込まれそうだ。

[きっとこれは、この店でしか飲めないもの。舌の上で、転がした。甘いような、]

……ん。あんたが、皆が、いるなら。

[走ってこよう。と、心に決める。]

ここは、……いい店、だな。

[ふ、と。吐息交じりで呟いた。が、突然そういう、恥ずかしいことを言うものだから。いつぞやのようにむせた。楽しいって、なんだ]

げほ、……っ、し、知ってる、吸血鬼。何、吸われたこと、あるの


【人】 採集人 ブローリン

[エプロンをしていないマスターの姿、つまり店の外で会う姿は珍しい。
先日ファミリアの追悼会で酔っぱらって、休憩室に連行されてきた時も、あれも珍しい姿だったか]


 …

[興味を得られたのか盛んに本をめくっていたホレーショーの仕草が変わって、声がして。本の貸し出し期間について聞かれている、と認識する。
他に借りたい人がいて予約されれば別だが、どれもこの都会とはいえない小さな街の図書館で、借り手候補はいまのところいない]

 必要なだけ。いつまでも
 待ってる

[抑制された平坦な声で、囁いた]

(79) 2015/08/08(Sat) 00時半頃

[ ふわふわの、繭。
かわいいやつを、
大の大人が食っているのは、
ちょっと、面白い。]

起きる?

[それは俺の中では驚きだった。
気になる。
食べるしぐさ、見つめる。
何だか、ちょっと、目が離せない。]

……?

[甘いの、嫌いなんだろうか。
思わぬスマートさで、カクテルを注文してくれたことにちょっと、呆けた]

――ありがと



できれば、そうしたい。

[ そういう性格なのだ。
損も色々したけど、
変わりそうもない。]

――な、に。

あんま、見るな。
……穴、あいたら、どうする

[小さく、首を竦めた。――恥ずかしい。]


[目尻に涙は触れてない。
リツが言う、泣いていない、言う通り

夢を盗み見る獏でも
彼の心情を盗み見ることは出来ないので
笑う口元を留めて、眉尻を下げる、情けない面。]

 でも、 …… 泣きそうだな、あんた。

[ぐりぐり、親指を伸ばして、柔らかく頬を擦った。
涙が零れていたら、きっとこの辺り
滴が筋を作っていた筈で――― そんな、見当。]

 あんたがおやすみするまで送り届けないと
 会いに行けないからねえ。
 


[昼間飲む、店長の淹れるコーヒーも、良い。
ケイの淹れるコーヒーも、良い、夜の色をしている。
味音痴の自覚は俺にゃあないが
この味を気に入っている、その感覚があれば十分だ。]

 吸い込まれたら、ねむくなるな。

[ふわ、と、反射的に欠伸が漏れた。
まだ、繭を口に運ぶ前のはなし。]

 変わった客が多い、 ……… だったか。
 良い店だろう、悪くない、おれも、好きだねえ。

 …… うん?

[リツの噎せるおとに、瞬く。
寝言の多いおれにも、自覚はないのだ。]

 いや、無い……… と、思う。
 そういうシーンに出くわしたことは、あるが。


――なんで、あんたが
そんな顔、する。

[ 眉尻が下がっている。
そんな顔、してほしくない、のに]

っ、……

[頬をやさしくこすられて、
唇が小さくわななく。]



[ぎゅ、と眉を寄せる。泣くから、そういうの、よくない]

―――、律儀。
……なら、そのまま、泊まってったら、いいんだ。

[――俺にしては、精一杯のわがままめいたこと、添えた]


[本来の姿であれば
ずんぐりむっくり草食よろしく、口から直に食べる。

―――が、今の姿は、これだ。
大のおっさんが、ふわふわ繭を、口に運ぶ。
咀嚼を続けて、竜の血を絡めて、二口、三口。
見る見るうちに、皿はソースごときれいになって。]

 起きる、眠くなくなる。
 べつに、羽根が生えるとかそういうのは無い。

[腹に納めれば、幾らか空腹感が消えて
眼鏡の奥は、眠気まなこではない、ただの半目。
食後のコーヒーを飲めば、更に目覚めに良い。]


【人】 採集人 ブローリン

 借り出しは済んでる

[袋の中から、折り畳まれた紙のようなカードを取り出す。電子化の波が遠い図書館での手続きはどうやらレトロかつアナログ。
表には既にホレーショー・アンバーの名前が記されていた。
読み終わったら一緒にカウンターに出して返却手続きを、とぽつぽつ説明して、]

 ……はな


 ………

[黙った]

(93) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン



[ホレーショーの足元、マドレーヌの匂いを嗅いだり寝転んで踝あたりへすりすりと懐いて過ごしていた猿が、上を見上げた。
ホレーショーの笑顔に真ん丸な瞳を揺らして、
カリ、と爪を噛む]

 …なぜ…?

[望まれて、断る選択肢はないのに、
まるで時間稼ぎのように尋ねる]

(94) 2015/08/08(Sat) 01時半頃

 
 聞いた限りは、甘いはずだからねえ。

[眠たげにもったりした喋りが、いくらか滑らかに。
カクテルを求める際も
大分目が覚めて、差し出されたゴールドカラー>>*30
きっと甘い筈だから、視線だけ、視線だけ。]

 ……… 俺は飲めないからな。
 


 穴が空いたら、困る。

[困る、困るな、止めよう。
横顔を注視していた視線を幾らかずらして
でも、指は離れないから、頬を擦るのは止めない。
そちらは、困る、と言われていないから。]

 あんたが、そういう顔するから。

[表情については、ただ、ことばに出来る範囲。
視界の端、だって、あんたは泣きそうだ。
唇を震わせて、眉を寄せて、ただ涙が零れていない。
そう見えてしまえば、眉も下がる。]

 はは。
 獏の添い寝か、そりゃあ正攻法だねえ、良いな。

[リツの我が儘に、洩れる笑み声は
伝承に触れられた感覚で、つい、眉の角度も緩んだ。
なんだ、そんなの、叶えてやるに決まっている**]


メモを貼った。


[ 今より眠くなるのか。
と、そんな呟き。
こんな風に眠いのは、
にんげんじゃ、ないからだろうか。
――どんな格好を、しているのだろうか]

多いって言うか、
変わった客、ばっかり。

[とはいえ、それは嫌いじゃない。
今、一番はこいつだと思っている。]

――っ、けほ

[こいつ、素か。素なのか。恐ろしい。俺の心臓はもつのか。]

そ、か。――…マジか。吸血鬼が、ひとを、襲って?


【人】 採集人 ブローリン


 …気に、しな

[贈った花になんて意味はない。ただ咲いているだけで、路傍の雑草と同じで、目に見えない勿忘草、捨てていかれた心と同じで、――]

 ……あなたが望むなら
 そうすればいい
 けど代償は。大きい…かもしれない?

[抱き上げられた猿は不安そうに毛を逆立てて、腕の中でじっとしている]

(100) 2015/08/08(Sat) 02時頃

[ ふんわり香る血のソース。
甘そうな見た目に反して
においが、なんともスパイシー]

…綺麗に食うな

[行儀がいい、と言おうか]

――目が覚めるなら、
あんたには、ぴったりか。

……

[羽。生えるのなら見てみたいかも知れない、]


【人】 採集人 ブローリン

[悪魔の言葉は、人を誘い惑わすという。
魔力もつ言葉は呪い、思いを口にすればすべてが罠になる。
ブローリンが店の外で人間に話しかけることはほとんどなかった]


 ………

[だけど言葉を介さない花も、意味を伝えてしまったら、知られてしまったら、
罠になるのではないか?

人間の、彼の、彼らの。悲劇であっても望まれる本当の願いから、利己によって歪めて遠ざけてしまう罪]

(101) 2015/08/08(Sat) 02時頃

【人】 採集人 ブローリン

[奪えるものならばたくさんある。まだ。
思考に浮かんでは消える"対価"の候補]

 かもは 可能性

[律儀に答える声が遠い。
彼の腕の中で猿は緩慢に瞼を閉じた。
擬態した小さな温もりと鼓動を残して、灰が崩れるように闇へ消える]


   お前は何をくれる、ホレーショー
   私を知ろうとする強欲の代償に

[欲しいものならばたくさんある。
欲されたい、求められたい。契約ではなく、悪魔の誘導ではなく。
真に美しく煌めく人間の魂達。
荒野と評されるそれは、こんなに、豊かに輝いている]

(104) 2015/08/08(Sat) 03時頃

【人】 採集人 ブローリン

[猿の消えて空虚になった腕を、掴んだ。
力をこめる――折れない程度。

もつれる足音、ガタガタと古い木と紙が揺れ、

本の背表紙並ぶ書棚へ押し付けて、
間近に、
鼻が触れるほど近くに、鬱金の虹彩はセピア色を覗き込んだ]



   望むのならば 契りを

[優しげでさえある口許に言葉を乗せて、 誘う*]

(105) 2015/08/08(Sat) 03時半頃

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