95 File.2:Do you Love me?
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[ 森澤が入ってくるのを見れば、会釈をする]
お疲れ様です。
「アイリス」が自殺をし、隣人の「ピエール」が罰則で処理されたところですね。
実験も折り返し地点、といったところでしょうか…。
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[ラルフの質問に、蒲鉾型の視線を向けて]
…イカれるなんて、失礼ね。 あたしは…ふふふ、オスカーよ。 あたしが、オスカーよ。
知ってるじゃない。 ラルフ、貴方が穴を覗いていた時、 あたしと目があった事がある筈よ。
[口を笑みに形作り、顎を突き出して目を細め。 手を上げて、肘に滲む自身の赤をチロと舐めた]
あなたたちの知っているオスカーは、 ここで膝を抱えて丸まってるわ。 まぁ、おかしくなったと思われても構わないけれど。
[トン、トン、と指して見せるのはこめかみと胸元]
(266) 2012/07/02(Mon) 23時半頃
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或いは、心中かもねえ。
ピエールとの縁もあったことだし。
まあ、今となっては憶測にしかならないけど。
研究のしがいがあるじゃないか。
[シャーペンをくるくると回しながら和蓮に言い、クリームパンを食べきった。]
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[が、会話はそこまで。 扉が開く音に、咄嗟に手をさっと伸ばし触れた硬い物を、 無言のままに力いっぱい投げ付けた。
それはどうやら、本棚から落ちた、金属の、ブックスタンド]
(268) 2012/07/03(Tue) 00時頃
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[管制室のモニターの前に向かいながら、
歌田の説明に書類の持つ手の方を挙げ]
どもども。半分ですか。
どれどれ…っと。
[空いてる席に腰掛けると、モニターに目をやる。
即座にオスカーの異変に気が付き、
コーヒーを飲みながら興味深く視察する。
和蓮から更に状況説明と様々な資料・閲覧用のPCを受け取れば、愛想良く受け取りモニターを気にしながら今までの経過を調べだす。]
[牧田の会釈と挨拶にも、笑顔で挨拶を交わし]
え、牧田さんもこっちに来ちゃってるの?
つー事はあれがあれで。
あんなに可愛いかったのに…色々残念だなぁ。
[意味のわからない独り言をぽつり。]
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[身を低く沈め、本棚の影に身を隠す。 手には細い棒を持った侭、開いた扉から隣人が見える。
その声に名乗りを上げること等しない。 音鳴らぬように足を運び、少しずつワンダとラルフの近くへ移動する]
…もう少し入ってきたら、そこの本棚蹴り倒せる? 上手くいけば下敷に出来るわ。
[小さく低い声で紡ぐ]
(274) 2012/07/03(Tue) 00時頃
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はい。わたしと歌田さんのクローンは一番最初に排除されたようです。
[ 森澤の言葉に説明するが最後の言葉には]
…可愛いとは、何がですか。
[眉を顰めてじろりと見た]
あはははは。
森澤さん、ロリコンの気でもあったの?
[ぽつりと呟いた言葉を、耳聡くしっかりキャッチし。
笑いながら、ガムを一粒口に入れた。]
あら、聞こえちゃってました?
えー、だって。
可愛い事は事実でしょ?
実際牧田さんだって可愛いし。
[眉を顰める牧田に、返事を素で返し。
あざとく聞いて居た歌田には]
ろ……ち、違いますよ!失礼な。
目にして可愛いなぁと思ったらそれは可愛い!ね?
[ロリコンでは無いとむくれた顔で主張をする。]
[勿論メールは、森澤にも届く訳で]
ち、ちょっとおおおお!
流さん何やってくれちゃってるんですか!
違いますって!
[慌てて書類を置き、流に駆け寄るが時既に遅し。]
…はぁ。
もういいですよ。ふーんだ。
[諦めた素振で、席に戻れば書類を見直し始める。]
[可愛い、の言葉には少し目尻を赤くするが、弁明する森澤をじろりとにらみ]
…わたしのクローンをおきに召すのは勝手ですが、死体に変なことしないでくださいね。まだ、サンプルの回収とか色々ありますから。
[ふい、と顔を逸らした。]
所内恋愛?
それにしても堂々と……
ごちそうさまー?
[からかうように牧田に言うと、立ち上がり。]
ちょっとボクも飲み物買ってくるよー。
欲しい人がいたら、覚えてたら買ってきてあげるね!
[ひらっと片手を振って。
楽しいメールに気づくのは、しばらく後になりそう*だった*]
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[本棚が倒れるのはきっとそれ程の速さでは無いだろうけれど]
2人目が、足を踏み込んだ時、が良いわ。 下敷に出来なくても3人が上手くそれでバラバラになれば、 1人になった子をまず襲うの。
[ラルフが見下ろす視線に向けるのは笑み。 それは彼の想いに見当ついて居ない事すら示す。
廊下から入ってきた3人を、本棚の影に潜んで隙間から見詰める。 丁度薄暗い影になったそこにふたつ並ぶ緋色の眸。 やや目立つそれは、ポーチュには*見覚えがあるかもしれず*]
(281) 2012/07/03(Tue) 00時半頃
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[ 流のメールに溜息を付くが、所内恋愛、の言葉には今度こそ赤くなって]
な、なんでそういうことになるの…!!
[慌てて言うが、歌田は既に部屋を出て行くところだった。
釈然としない面持ちで椅子に座ると、PCに向かう。
そこへ訂正版のメールが届いて、さらに深い溜息をつき、無心でキーボードを打ち始める]
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