人狼議事


198 かるらさんのうなじ争奪村

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―昔話―

[箒の柄を硬く握り締める。こういうとき、縋るものがあるのは助かる。]

うん……分かった。
僕がゴミ捨て場まで行ってくるから。

[君達の代わりに。今日も。
 掃除が好きなんだって事にしているけど、本当は嫌い。

 綺麗にすればする程、夢中になればなる程、終わった後に寂しくなる。
 どうして――僕1人でやっているのだろう、と。]


………ん、しょ。

[本来なら二人で運ぶべき大きめのゴミ箱を、焼却炉の近くまで運んでいく。
 階段を下りるときが一番怖い。
 転んだらどうしよう、落としたらどうしようと不安になる。

 部活動に励む音が聞こえても、1人だけ別の空間に居るかのような錯覚のまま、校庭の端を歩く。]


「おーーい、曽井ーーー!」

「キャッチキャーッチ!」

え?

[己の名前が呼ばれた事に気付き、足を止めた。珍しい。視線を上げると、野球の白い球が緩やかに放物線を描いていた。


 キャッチ……出来るだろうか。
 危ないとは言われなかった。
 避けろとは言われなかった。

 ゴミ箱を置いて、空けた両手を空に掲げた。]

おーらい、おーら……

[確かに、これは取れる球なのだろう。しかし、体育下手の曽井にはハードルが高かった。]


[落下予想地点まで後退り、いざ掴まえようと腕を動かしたが、ボールの到着の方が先だった。

 鼻と目に衝撃。
 火花でも散ったように目がチカチカとした。]

 ………うぅ。? 鼻 ぢ

[血を見ると気分が悪くなるのはトラウマのせい。
 両手を赤に染め、曽井は気を失い後ろに倒れた。*]


メモを貼った。


【人】 匿名軍団 ゴロウ

[飴をなめながら歩きつつ、
 誰かとすれ違っても小さく挨拶をするだけで歩みは止めない。]

 おう、楽しんでいるかい。

[顔は笑みを作って、彼らに向けるだろう。
 これは夢なのだと、そういう笑顔で。]

(128) 2014/10/10(Fri) 23時半頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 23時半頃


匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 23時半頃


匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 00時頃


―船内―

[絨毯の長い毛は足音を消す。
 カミちゃんに手を伸ばし、肩へと誘った。]

 ………あぁ、これは僕の好きな曲だ。

[好みなものばかり詰め込んだジュークボックス。]


[扉を開けて、あけて、あけて。

 広いフロアーはパーティーの装い。
 一段と華やかだった。

 音は澄んで清らか。何処までも穏やかに。]


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