人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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[蒼い蝶は
戯れるように差し述べられた、鳶色の少女の白い指先で
しばし羽を休める]


ねぇ、君はどこから来たの?
迷い込んじゃったのかな。

[指先に止まる蒼い蝶に言葉をかける。
美しいその色に目を細め、眸を瞬かせた。]


…メアリー?

[感じる気配。蝶と戯れるようにふわりと舞う様に目を細めた。]


[鳶色の少女を呼ぶ声が聞こえれば
蒼い蝶は羽ばたき、白い指からふわりと飛び上がる]


[響いた声に、髪を揺らして顔を上げる。
赤い絆が、見えた。]

……ディーさん。
ようやく、見つけた。

[よかった、と笑む。
指を離れ、羽ばたいて飛んでいく蒼い蝶の姿を見上げながら
ふわりとディーンの隣へ降りる。]


[蝶の蒼い燐粉が照らす闇。
ほんの僅か重なる映し世が垣間見えるか。]

君は、誰だい?
[見覚えのない鮮やかな蒼。ひそやかに問いかける。]


[つなぐ赤い糸が仄かに輝く。
ようやく見つけたと微笑む姿を抱き寄せようとして、

ざわり…闇が蠢いた。]


【人】 長老の孫 マーゴ

−体育館付近−

[オスカーと共に伝説の木へと向かおうとしたところで、
ドナルドのキャロライナを呼ぶ声がしてー。]

…キャロルさん?

[闇の声も、それに返すドナルドの声も上手く聞き取れず、
怪訝な表情で見つめていたが、

オスカーが声をあげ、携帯をみて黙り込む様子に気づき、]

…どうしたの?誰から?

(113) 2010/03/06(Sat) 23時頃

[伸ばした手は触れることなく。
なすすべもなく闇に絡みとられて。

一滴の波紋を残し、呑み込まれて消える。]


[闇が蠢く。
ざわりと感じた気配に鳶色を大きく開く。]

……っあ

[伸ばされた手を取ろうとして
――消える。

ざあっと風が吹いたようにツインテールが闇に揺れた。]


【人】 長老の孫 マーゴ

…え?ケンカ?

[メールを送ってきたということは、
この場にいない人…ミッシェル・キャロル…
考えても考えても該当する人物は思い浮かばなかった。]

(あ…。もしかして、鬼?)[体が冷えた。]

(119) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

そうだ……

[違うのだ。
あの陽の差す場所とここは――

闇に溶けそうになる思考。
必死に繋ぎとめるように、両手で顔を覆った。]


【人】 長老の孫 マーゴ

[急に方向転換して、
生徒会室へ向かうオスカーの後を追おうとするが、
制止されるだろうか?

それでも、遅れて背中を追ってー]

(120) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

[ざわりと闇が蠢き、金色の男の姿が消える
蝶は鳶色の少女の上を小さく旋回し

やがて蒼い光を曳いて闇の中へと飛び去った]


【人】 長老の孫 マーゴ

−生徒会室前−

(大丈夫。オスカー君はそう言ってくれたけれど。)

[なんだか胸騒ぎがして、オスカーが入っていった建物ー生徒会室前まで辿りつく。
窓越しにフィリップは視認できただろうか?

しばらくの逡巡の後、扉を開けようとノブに手をかけた。]

(127) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

長老の孫 マーゴは、理事長の孫 グロリアの視線に感じ、振り向こうとした、が。

2010/03/06(Sat) 23時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

−生徒会室前−

…アトラナート先生?

[不意に手を掴まれ驚いて、グロリアの顔を見上げた。
その手のぬくもりは、用務室の時のそれと変わりはなかったけれど。]

オスカー君が、中にいるんです。
ケンカ売られたかもしれないって。
私、行かないと。

(131) 2010/03/07(Sun) 00時頃

[金色を塗りつぶしてしまいそうなほどに、闇は深く粘りつくように濃い。]

…メアリー……ッ。
[浸み込む闇に蝕まれ、深く深く奥底へ封じられるように。
それは誰の執着だったろう。
絡みつき、縛り付け、身勝手な愛を囁きながら肌をぬちゃりと舐めまわしていく。]


【人】 長老の孫 マーゴ

−生徒会室前−

でも…。

[グロリアに言われるまでもなく、
自分が行っても足手まといになるかもしれない、と。
巻き込まれる、のは違う。“一緒に”は“約束”だから。

だから、返事はしない。]

でも、だったらどうすれば?
待つしかできないなんて。

先生だって、危ないですよ…。

(135) 2010/03/07(Sun) 00時頃

[蹂躙され、染め替えられ、消えそうになる自我。
それでも細い細い赤い糸だけが、かろうじてつなぎとめている。]


……そう、幸せだよ。

[闇の中、届いた声に顔を上げる。
まだ赤い糸は繋がっている。

――大好きな人と一緒なら――]


探さなきゃ、探さなきゃ!

[繋がった糸の先はどこにあるのか。
闇の中ふわりふわりと漂いながら、その先を求める。]


【人】 長老の孫 マーゴ

−生徒会室前−

…先、生?

[何事か呟くグロリアを訝しげに見つめる。
闇の声は聞こえない。

大丈夫…。何故だろう、余計不安になるのは…。

それでも、グロリアに場所を譲り、
部屋の中から声を聞いただろうか?]

(142) 2010/03/07(Sun) 00時半頃

[手をあわせ 見つめる]

(思ってるだけだから…いいよね 独りよがりに感情を紡ぐ)

[こんな歪んだ闇の中で咲く花はやっぱり狂ってる]

(でもそれは とてもいい匂いがする)

[恋という狂気を悟り それを受け入れ]

ごめんね ごめんね…

(交わされる口づけは 甘くてそして苦い味がした)


[けふり。闇の中呑まれるように。
もがいてそれでも抜け出せなくて。

握りしめた赤い糸。その赤だけが視界に残る。]


長老の孫 マーゴは、薄緑のビー玉をぎゅっと握りしめた。

2010/03/07(Sun) 00時半頃


探さないとな。
   の―。

[壊れた魂
 何もない空ろな体はずが、突き動かされたようにさ迷う]


探すの?

[どこからか聞こえてくる自分と同じ亡霊の声に問う]

さがしてどうするの?


メモを貼った。


メモを貼った。


ディーさん、ディーさん!

[名前を呼びながら、闇雲に走る。
強く蹴りだした拍子にまた、転んだ。
足がじっとりと闇色に濡れる。]

あは、痛くないや。

[幾度となく助けてくれた人は今、近くにいない。]


【人】 長老の孫 マーゴ

−生徒会室前−

[グロリアが生徒会室に入り、目の前で扉が閉まった。

声は届いたかもしれない、が、
フィリップのそれとは気付かなかっただろう。
放課後、柵越しに交わした声とは違ったからー。]

オスカー君…。

[ビー玉を握りしめて、祈る。髪が、風に*靡く*]

(149) 2010/03/07(Sun) 01時頃


何を探す?
分からない。

[見つめるはケイト・グリフィズ]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 01時頃



 がう?

[舞う蝶には手を伸ばし、

       だけど、すり抜けた。]


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