人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 19時頃


【人】 道案内 ノックス

―ローズブラウン/1階―

[そう、忘れて良いんだ。指輪のこと。大事に下げていたもの。君は代わりじゃないんだから。>>338

 ぺとぺと触る手に「こーら、ニコラ?」と甘く叱り、膝の上の重みと温もりに甘える。>>340>>361

 トレイルの唇にニコラの指が触れている。昔なら、喉の奥まで突き入れそうで二人を引き剥がしたけれど。
 時折笑い合う姿。]

 ……おにーちゃんはー?

[混ぜて欲しいのに。天使のように微笑まれて誤魔化された。

(424) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 道案内 ノックス

[居間でのことは――…煩いと癇癪を起こした時とはまた違う行動だった。
 驚かせた事に謝る気配はない。寧ろ、得意気な。

 泥炭のようなどろりとした感情が見え隠れする。己以外の歌を認めなかった頃の、彼に。

 怒りのせいではないと分かった。眉を下げて穏やかに笑む様はノックスの真似だろう。
 伝わって欲しいのに、分かって欲しいのに。困ったね、と。>>383

 転がる卵を慌てて抱えるニコラを見遣ってから。>>398
 ノックスは、選んだ言葉を並べ出す。]

 僕はね、トレイル。
 君の歌声を――知っている。聞いたことがあるんだ。きっとニコラも欲しがるくらい、綺麗な声だった……。

 今も、覚えている。

[退屈だった歌を。

 亡くなった母親の歌も素敵だった。そういえば良く似ていると、バートン家を知る者は教えてくれた。
 声を変えない為にと施されたものと、指輪とを結びつけて出した結論は1つ。]

(427) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 道案内 ノックス

 取り戻したいのも分かってる。でもね、トレイル。

 僕は、今のトレイルの歌を聞いてみたいんだよ。僕とニコラの為に歌ってくれるなら、それは幸せな音になる。どんな音でもね。

[新しい望みを。
 こんな風に考えるのはダメかい? と首を傾げた。]

 昔の君達も、今の君達も――…きっと明日の君達も。僕にとっては変わらない、一番大事で大好きな2人だよ。

[ぎゅうと腕の力が強くなる。
 きちんと伝わっている?

 まるで人形のように笑う君も。
 ラルフに感情をぶつけた君も。

 欲しかったと拗ねる君も。
 幸福と喪失を知った君も。


   ……―――愛おしくて堪らない。]

(428) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 道案内 ノックス

 ……あー、困ったね。
 どんな我儘も、叶えてあげたくなる。

[自分の望みを叶えて欲しいと思っているのに。
 人と獣の間に在ると思っていたけれど。とうに道を外れているのかもしれない。] 

 ……ん。

[ちゅと耳元にキスをした。吐息の熱は牙と共に首筋へ。薄い皮膚の下に何があるのか知っている。甘い毒だ。やんわりと噛んで、しまいたい。

 抱き締めていた手を毛布の内に忍ばせ、肌の温もりを求め――…]

(438) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 道案内 ノックス

[は、と我に変えったのは、足音が聴こえたから。

 軽く頭を振り、両手を上に上げて降参のポーズ。
 階段を下りてくるのはバーナバスだった。>>430

 ―――ちょっと、頭を冷やしてくる。

[制止がきかなくなりそうで。
 淡雪を求めそうで。彼の願いを押し潰しているのに。]

(441) 2014/11/20(Thu) 21時頃

ノックスは、背を向けたバーナバスに、待ってと声をかける。

2014/11/20(Thu) 21時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 21時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 21時頃


【人】 道案内 ノックス

―アーバンローズ/愛し子達の内緒話の後に―

[膝に乗せたニコラの声。頬に当たる手が温かい。卵に触れた後だとしても、眉を顰めないのはノックスに心境の変化があったから。>>409

 ん? ラルフ?

[どうしてと問う前に、どっちかだなんて。]

 困ったな……。勿論2人の事なのに。
 そんなにラルフを好きなように見えた?

[平等ではない好意が在る。]

 ……2人のことも、今のままじゃダメ、かな。

[残酷な事を、ずっと続けている。昔も、今も。*]

(460) 2014/11/20(Thu) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

―ラベンダーアイス/1階―

[トレイルの溜息に気が沈む。>>455>>457
 微笑みには遠いから。

 壁に寄り掛かり、溜息。
 どうにも空回りしているような気がしてならない。]


 ……バーニィ。

[力なく笑う。
 風呂場に向かう前の、バーナバスの言葉を思い出せば尚更。>>453

(469) 2014/11/20(Thu) 21時半頃

メモを貼った。


【人】 道案内 ノックス

 んー、僕が片手になったらどうしようって話。

[何があったか、短く答えた。>>476

 どちらかなんて、……ね。
 ビョードーはザンコクだって言われたよ。

[一番が二つある。返ってきたのはニコラの唸る声だった。]

(483) 2014/11/20(Thu) 22時頃

【人】 道案内 ノックス

[育児相談になっていたことに苦笑を浮かべた。
 遊び足りない手を触れ合わせる。>>476

 ……バーニィ。向こうで話そうか?

[愛し子には声が届かない場所に。けれど、姿が見える場所に。]

(488) 2014/11/20(Thu) 22時半頃

― 少し前の居間でのこと ―

[名を呼んだ後、ディーンはしばらく気配のした方を見ていた。
一瞬目が合いそうになったのを逃げるように逸らして、屈みこむ背中をじっと見つめて、もう一度、彼が振り返った時は確かに、目が合った。]

 ――……シメオン。

[ディーンはもう一度呟く。
確かに彼はこちらを見ていた。
ニコラにさえ見えないこの姿を、確かに見ていた。
それは、彼が自分と同じ状態であるということを表している。

つまり、彼の命もまた、潰えたのだ。]


[ディーンは、ニコラの金の髪に視線を落とす。
彼の幸せを願っていた。それを一緒に探すことは出来なくとも、幸せになって欲しいと願っていた。

彼と共に旅をするきっかけになったのは、彼が右脚を食われたことだ。彼の右脚を食べたのは、ディーンのいた旅芸人の一座の一人だった。
足が上手く動かなくなった彼の面倒を、誰かが責任を持って見る必要がある。そうして白羽の矢が立ったのは、彼の遠い親戚でもあるディーンだった。
日常的に触れ合っていたほど近しいわけでもなく完全に無縁とも言えない遠い親戚という関係性は、周囲の大人たちにとっては都合の良い理由になった。

共通点といえるのは、せいぜい金の髪の色ぐらいのものだ。
しかしそれでも、シメオンと初めて会った時、ディーンは彼が自分の太陽だと思ったのだ。
彼が、我慢の上に成り立っている暗い道を照らす光だと。

しかし、ディーンの太陽は他にあった。
今ならば分かる。自分はただ、縋るものが欲しかっただけだ。
だからこそ、子供である彼を太陽だと思った。思おうとした。]


メモを貼った。


[いうなれば彼は、我儘の犠牲者だった。
最低限の接触以外を避け、まるで神聖なもののように扱って、結果的に彼に寂しさを植え付けた。
そうして最後には彼の為だと詭弁を使って彼を捨て、自分だけが楽になろうとした。

それは、許されざる罪のように、ディーンには思えた。]

 …………。

[唯一、醜い自分を受け入れてくれたニコラの髪に触れる。
一房抓んで、唇を落とした。それは祈りの代わりだった。
全てをニコラに差し出した。
しかし、今残っているこの、ひとかけらは。
彼に差し出そうとも差し出せない、今の自分は。

最後の機会、なのではないか?]


 ニコラ。少し、行ってくる。
 ……必ず、君の元に帰るから
 ――少しだけ……許して欲しい。

[ディーンにとっての唯一は、ニコラを置いて他には無い。
今、彼に声が届かないことは分かっている。
分かっていても、そう言い置いて居間から階下へと向かうニコラの側を一時離れて、シメオンの去った方向へ向かう。]

 ――……シメオン!

[そうして、一際大きな声で、名前を呼んだ。]


【人】 道案内 ノックス

[バーナバスと話をしていると、プリシラの事を思い出す。>>492

 ノックスには辿り着かなかった1つの答え。
 きっと、幼いトレイルも同じ気持ちだったのかも知れない――…と、思った。

 だから浮かべた笑みは優しく。]

 なら、君が代わりにつけて欲しいな。
 トレイルの代わりに。

[彼があげたのだから。指輪の持ち主を明かしたようなものだけれど。] 

(503) 2014/11/20(Thu) 22時半頃

[階段を上る。
薄暗い扉が並ぶ廊下。
空っぽの部屋の前で立ち止まった。

扉に手をかけて――触れられはしなかったけれど――そのまま、立ち止まった。
どうしようかな、と首を傾げて、
何故此処に入ろうとしたのだっけ、とまた考えた]

 ………え?

["名前"が聞こえた。
よく知っているような、けれど何故だか馴染みの薄い名前。
二人旅、元々言葉少なな彼との道行きで
名を呼ばれることはそう多くはなかったから――]


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 23時頃


[ノブを回さずにそのまま扉を押すと――"開いた"
中に入り、後ろ手に閉める。
いつかとは違い、そのまま部屋の中へ進み、寝台に腰掛けた]

 なんだったかな…

[聞こえた名前。呼ばれた、名前。
覚えているのに、忘れてしまった。

――もう呼ぶ人なんて、いないと思ったのに。

覚えている想い、靄のかかる記憶。
足を組んで、右足を擦って
息を吐いても、もう白くはなかった]


【人】 道案内 ノックス

えっ

[バーナバスの笑う声に顔をあげた。>>499
 平等に見えている、だけ?]

 ……そう、なんだろうか。
 え、つまり、僕は平等じゃ、ない?

[そうなのだろうか。ふと、己の行動を振り返る。]

(507) 2014/11/20(Thu) 23時頃

[シメオンの去った階段を昇り、ディーンはそこで足を止める少年の姿を見つけた。
これまで彼の名を呼ぶのに、声を張ったことなどなかった。
その必要性がなかったからだ。

ディーンは、ふと考える。
自分が子供の頃、飲み込んだ我儘がいくつあっただろうか。
言ってはいけないと思っていた事がどれだけあっただろうか。
――それらを溜め込んだせいで、より一層苦しむことになったのではないか。]

 ……シメオン。

[彼が消えたドアの向こうを暫し見つめてから、ディーンはその姿を追い、部屋の中に入る。
寝台に腰掛ける姿を見てもう一度、今度はいつもの音量で名前を呼んだ。]


ノックスは、ニコラスをちらりと見てはバーナバスと話し、トレイルをちらりと見てはまたバーナバスと話す。

2014/11/20(Thu) 23時頃


 ……それ、俺の名前?

[入ってきた彼の姿は、確かな存在に見えるのに
明らかに話しかけてくるその様子は生者のものではない。
わからないのに、胸が痛んだ。
思わず、顔が歪み、涙が出そうになって俯くほどの、痛み。

わからないのに、覚えてないのに
感情だけ残るなんて、そんなの理不尽だ]


 何か、用?

[これで、違うと
それは君の名前じゃないと言われたら。
想像したら少し笑えた。

彼も誰かに食べられたのかな――
顔をあげ、真っ黒に見える瞳を見つめながら、思いを巡らす]


 …………ああ。

[問われた内容を把握する為の間が空いた。
どうやら彼は自分の名前を覚えていないらしい、と理解して、ディーンは僅かに目を伏せ、彼の問いを肯定する。

それから、彼の前に歩み寄って見上げる顔をま近くに見下ろす位置に立つ。]

 君は、シメオンという名前で……
 僕の、たった一人の  家族、だった。

[言い慣れない言葉に、眉を寄せる。]


 家族に会うのに……理由は、いらない。

[どんな物語でも、芝居でもそうだ。
現実がそうであるかどうかは定かではないが――そうであって欲しいと、思う。]


【人】 道案内 ノックス

―オレンジ/過去/愛し子が1人―

[ニコラの具合が良くない事に気付いたのは、行商から帰ってきてからだった。出掛ける時は、うーうー唸りながらも見送ってくれたのに。床に倒れていた彼を抱き上げると、ぐったりとしている。灰色の瞳はノックスを見ない。赤い顔でう゛ーう゛ー唸っていた。流行り病の言葉がこびりついて離れない。]

 ニコラっ!

[このままでは死んでしまう。そんなことは耐えられない! 財布だけを掴み、ノックスはニコラを背負い医者の元に走った。街までは遠い。人を避けた事が裏目に出てしまった。

 ようやくノックスにも慣れてくれたのに。此れからだというのに。]

 神様、お願いだから……
 僕からニコラを、拐ってしまわないで!

[姉の家から拐ったように。
 誰かの手が後ろから伸びている気がして。必死に走った。

 靴が脱げても、足の裏を小石で切っても。必死に必死に走った。]

(526) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

[医者からの診断結果は、風邪。
 もう少し栄養のあるものを食べさせなさいという忠告と共に渡される薬とオレンジ。

 体に残る体罰の痕にも言及されたが、だから親の元から逃げてきたのだと告げると薬代をまけてくれた。
 古いものだけどと靴もくれた。ありがたい。

 流行り病ではなくて良かったと、へたりこんだノックスの目端に涙が一粒。]

(528) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

 ………家族

[声にしてみても実感がわかない。
またひとつ、"記憶"が消えた気がしたけれど
忘れたものがなんなのかなんて、わかるはずもない。

すぐ近くにある瞳を見上げて、
その表情が――読めなくて。
手を伸ばしてみた。
理由はない。
だって、理由なんていらないんでしょう?]


【人】 道案内 ノックス

[帰り道。灰色の夜空。起きた気配に振り返り、背中の愛し子に呼び掛ける。]

 お兄ちゃんがしっかりしてないから、君に辛い思いをさせてしまった。

 ……ごめん、ね。ニコラ。

[胸中で繰り返す。
 今度は一緒に連れていこう。人が多くても街に泊まろう。反省ばかりが頭に浮かび、ノックスは足元ばかりを見ていた。]

 ん?

[きれいと小さな声。振り返り、小さな指先を見上げる。
 淡いオレンジ色の一番星が、きらり。]

 ……ねぇ、ニコラ?
 僕の一番は、ニコラだよ。

 あのお星さまみたいに、真っ先に現れてきらきら光ってくれるんだ。

[夜空に浮かぶ、一番星。*]

(529) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

[家族といっても、所詮は他人だ。
ならば他人でも家族になれる。

そう、思っていたこともあった。
思い出して、なくしたもの。

もうきっと、彼の表情は読み取れない]

 名前

[いらない、もの]

 名前、なんていうの

[それでも呼ぶのは、好きだった]


[手が伸びてくる。
これまで、彼に手を貸す以外――つまり、自分の手以外を彼に触らせたことはない。
反射的に逃げそうになって踏みとどまった。
触れられることを厭う理由は、もう無いのだ。

シメオンの指先は頬に触れた。
体温は感じない。
ディーンの眉間に寄った皺が、僅かに緩む。]

 ……ディーン・クロフォード、だ。
 君の名前は、シメオン・クロフォード。

 僕の、弟だ。

[姓なんて必要がないと思っていた。
しかしそれは、家族であるということを示す為の記号だ。]


[頬に届いた指がびく、と震える。
そこでようやく、触れられるとは思っていなかったことに気づく。
少し前、痛みに冷たくなっていた胸の中がふわりと温まって
そのまま頬を引っ張ろうとしてみる。
ちょっとした悪戯心、避けられるだろうと、やはり思いながら]

 ディーン
 ……ディーン、  おにい、ちゃん?

[幼い呼び方。
どっちがおにいちゃんなの――幼い声が過って、消えた]


【人】 道案内 ノックス

―オレンジ/過去/愛し子が2人―

[ゴミ棄て場からの拾いもの。>>2:435
 汚れは簡単に落ちても、抉られた肉の手当ては大変だった。用意していた痛み止めも解熱剤も、効きそうにない。熱に浮かされた姿を見ると、どうしてもあの夜の焦燥感がよみがえる。

 ニコラが大人しいと思って、席を外したすぐ後のこと。大きな音に駆け戻ると、髪を掴んでいた。

 こんな時でも、トレイルは悲鳴すら上げなかった。いや、実際にはあげていたのだろう。透明な声で。]

(545) 2014/11/21(Fri) 00時頃

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注目:ノックス 解除する

処刑者 (5人)

ノックス
38回 (7d) 注目

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