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クリスマスには認識できる?ってことは…
俺たちはまだゲームの中には存在できているんだな。
[観戦モードなんてのがあったなんて、知らなかったけど。
ステルスで他の人の戦いを見て勉強出来るなら面白いとも思った]
伝言なんてないよ。
残ってるひとらに、俺、なにも―。
あ。
[1人、思い当たって、言葉を止めた。
丁度、ダーラが言葉を止めたのとほぼ同時]
…どうしたの?
[ふらふらと視線を揺らすダーラを見て、瞬いた]
―朽ち果てた杜―
[フランシスカがいればもうオスカーを探さなくて良いことと、後でサンタワールドに集まること、それからタイムアップの条件を知らせる]
ねーさんどこかな……。
[ひょっとしたら観戦しているかも知れない、と思うけれど。
ランダムよりステージを順番に回っていけば見つかるだろう、と競馬場へと飛ぶ]
教会が落ちた後はどっかで寝ていたらしい。
寝ぼけつつ移動ウィンドウをたたく
1だった
[コメントの辛そうなところに投げられたなんて知る由もなく、目ぇ冷やすなんか、探す?とか考えてて。]
フィルタ機能とか、ないし。
観戦とかいって、どこに誰がいるとかも、わかんないんだけどな。
だから、俺も全部見てたわけじゃない。
[つまり、一部は見てたってことで。]
……手、ちゃんと動いてて、よかった。
あ、あーー…………
いや。いや、なんでも、……
……あるといえば、あるか、も。
や、先にセシル、どーぞ?
[嘘とか誤魔化し、苦手だ。
せめて、と先延ばしにしてみる。]
なんかあった?
メモを貼った。
― 床彼サンタ・ワールド ―
……あ、れ
[もみの木の根元にごろんと横たわり
開いたままの移動ウィンドウが、随分小さく――短くなっていることに驚きの声を洩らす]
忍者、死んだか
[他はわからない。
まだ行ったことのない場所もあるし、今残っているステージの主もほとんどは知らない]
………
[どうにもあがらないテンションで、ウィンドウを閉じるとそのまま目を閉じた]
全部消えちまうなら
……どう消えようが一緒だろ
[早く終われ、皆死ね、と
わかりやすい毒は口に出されず沈んでいった]
手…?
[言われて気がついた。
動かなかった右手が、動いている。
切られた左肩も同じ。
装備品の損傷だけがそのままだった。
右手が動かなくなったのはいつだっけ。
教会だ――。
思い出すと同時、そこを見られていたのかと察してびくっと背が震えた]
傷、は…なくなってる、みたいだ。
は、はは。
[ギギ、ギ、と音がしそうなぎこちなさで、ダーラから視線を逸らした]
あー…なんか、超口が悪いのに、お人よしなのが1人…いてさ。
そいつ、大丈夫かなって。
俺、ちゃんと前衛出来なかったから。
[ギギ、と視線を逸らしたままでヴェスパの事を思った。
回復をソロで残していくダメな前衛だったなと]
[あっ俺まずいこと言った!?
視線そらされて、地味にショックを受けた。
元気で良かったって言いたいだけだったけど、思い返すと教会でのセシルはちょっと いやかなり こわかった…… ヤバかったかもしんない。]
よ、よかった。
こっちくると、傷、なくなるみたいで。
ほほほほら俺もここんとこ無傷だから!
な!!ざっくり食らってたのにな!!
[動転して、袈裟懸けの傷がつるっとなくなったのを見せようとシャツのボタンを外し始めた。]
お おー、超口悪いで特定したかもしんない。
お人好しか、そーか……
[ちょっと話がそれたか。
手を止めて、おばさんだとかお○ぎだとかドン○西とかなんか無茶苦茶言われまくったのを思い出す。
うん、超口悪い。]
俺らが居るここ、あいつのホーム、だから。
生きてることは、確か、だな。
どうしてるかは、わかんねえけど……
……行ってみる?
残り少ないし、本人でもクリスマスでも、
光追っかけてれば、簡単に探せる。
メモを貼った。
メモを貼った。
まままま まって まって!
[無傷だからと言ってシャツを脱ぎ始めようとする素振りに
ぎこちなさも吹っ飛んで、慌ててその手を止める]
ちょっと、何する気っ?
や、見たいけど、見たいとか見たくないとかじゃなくて
こんな場所でやっちゃだめだからっ
おおおお おちつけ。
[治ってるんだな、傷治ってるんだな、とこくこくうなずいた]
[それから]
そっか、女王様も知ってたね、あの口悪ヒーラー。
俺…あいつの共闘申請、受けられなかったんだ。
またいっちゃうんじゃないかって思って。
[ふ、と黙る。
黙っていたけど、じとっとダーラを見たりはして]
うん、行ってみる。
残ってるにしても、怪我が心配だ。
[移動メニューを開いて、光点のある場所を探す。
公園にいくつか、それから社と、発電所と―…?]
残り、少なくなったな。
[ぽつ、と呟いた]
[体当たりの説得がつうじたようだ。
達成感が、自分の行為を冷静に振り返らせる邪魔をしたので、俺の内心にはやったぜだけが残った。]
落ち着いてる超落ち着いてっから、
おうよ治ってんだよ、うん。
[ボタンをしめなおす。
と、共闘の話に、ぎぎっとぎこちなく視線を逸らすのはこっちの番だった。]
…… お。おう……
えっと…… ご ごめん。
飛び込んで まけ て……
な、 殴るなら受けるぞ来い……!!
[覚悟を決める。]
[拳の有り無しはさておいて。]
怪我なら、あいつ自分で治せるはずだけど……
だな。心配。
[レベルが高かろうと回復できようと、心配なものは心配だ。
あっちこっち気にかけて、そろそろ開き直れてきた。]
初めは、18くらいあったんだぜ、ステージ。
今は、7しか、ない。
……児童公園は多分、あっちのホームだから、置いとくとして。
可能性高めな発電所とか、行ってみるか?
―― 公営床彼競馬場 ――
[辺り見渡しても人影はすぐには見つからない。
あれから会えない、ねェ ミルフィちゃん
……ランダムがいけないのかしら
[それとも、もうラルフくんからの連絡が回ってたりして?
なんてリストのサンタワールドを眺めてみたりもする。
ちょっとの思考時間。
決めきれずに頭を上げると丁度、
ステージに現れる気配を感じ取れるか
いいの?殴っていいの? じゃあ…。
[ぎこちなく視線を逸らしたダーラにに、と笑って
握った右の拳にはーはーと息を吹きかける。
小さい頃、オヤジやオフクロがよくやってた、
なぐるぞーいいかーかくごしろーの合図。
それから、こらーというように手を振り上げて]
つーか、殴るわけないじゃん。
気にかけてたのに行かなかった俺が悪いんだもの。
[手を下ろして、ダーラの肩をぽむと叩いた。
観戦モードでだって、無事だったならそれでいい]
18 ひく 7 は… 11。 クリスマス入れたら12。
これだけ観客がいるんだから、最後は派手に決めて欲しいけど。
[いまだに単純に数が多いほうが勝ちだと思っている。
だから、素直に紅が勝てばいいと思って]
黒にゃんのホーム?
そーだね、一旦退いているならそこかな。
[光点は二つ。可能性はなくもないと頷いて移動メニューを開く]
…行く?
[省略した言葉の変わりに、ダーラに手を差し出した]
―公営床彼競馬場―
[わかりきってはいるけど、競馬場は広い。
歩いていては時間がかかるので浮いて探す。きっと白いからわかりやすいはず、と思いながら]
ねーさーん?
[少し離れた場所に人影を見つけて
ふよーちゃーん
[手を大きく振りかえす。
なんとも長閑なやり取りだと思う。
次元一枚隔ててしまったような、そんな感覚が胸中に生じる。
こちらから歩み寄れないことを申し訳なく思うも幾度目か。]
芙蓉ちゃん、オスカーくんの件だけどっ
まだミルフィちゃんに会えてないのー
[まだちょっと遠い位置からかける声は大きめに。
オスカー捜索隊の解散を告げられてないことを先に口にした。]
い、いいぜこいよ俺も男だ!!
[わあやる気だ。
けど言ったことは覆さないぜ痛そうだけど!
準備に顔そらしたくなったけど我慢、奥歯をぐっと噛み締めて。]
────っっ ……へ?
[振り上げに思わず目を閉じたけど、降りてきたのは許しの言葉だった。]
……気にかけて、くれてたんだ。
[なんだか嬉しくて、繰り返した。]
派手にやったら痛いだろーから地味でいいよこうちくっととかそんな。
[完全にチキンを隠す気のなくなってる俺はぼそぼそ言って、ふと。]
……もし、さ。
ゲームの終了条件で、死ねっていわれたら、どーする?
[言って、すぐ顔を上げた。]
なんでも、ない。
行こう。
[差し出された手にへらっと笑って、俺のを重ねる。
終了条件のことを考えてると、その笑いは、すぐに消えてしまった。]
[浮いた状態でジャニスのそばまで行くと、その隣へと降り立つ]
ああ、ミルフィも探さなきゃいけないのか。
うん、オスカーがさ、サンタワールドにいたんだ。
クリスに話してくれたみたい。
タイムアップの条件だけだけど。
[それに、とクリスマスの言っていたドローのことを話す]
判断するのは私たちじゃないけどね。
[こほん、と大きく開けた口に入ってきた砂を追い出す。
ホーム主がいない分砂嵐にはならないが、
それでもこのステージは砂が舞う。
タイムアップ条件、引き分け時の話
そういったものをピーコックグリーンを狭めて、
眼を大きく開けて聞き]
――……それは、つまり、
とどのつまりは、レベルが高い子を、
――殺さなきゃ、いけないのね
[痛みのリアルな空間で、HPを0にしなくてはならない、とのこと。
ちかちかと点滅した蛍光灯の下視界が眩んだ痛み。
片手でもう一方の腕をつかむ。]
[繰り返して欲しくないところを繰り返したダーラには、ぷい、とそっぽ向いた。
でも。
耳に届いちゃった言葉に、え?と。
一瞬ではあっても、今度こそ表情から色が消えた]
どういうこと?
終了させるために、死ねって…?
[わけが わからないよ?]
あ、ああ…。
[返答に詰まったことだけを表情に浮かべ、
ダーラの手を取ってメニューから発電所へ移動を選択する。
彼女の笑みがすぐに消えてしまったのは、視界の隅っこだけで捉えて]
![]() | 【人】 落胤 明之進 うる、さい……うるさいうるさいうるさいっ! (76) 2013/07/14(Sun) 16時頃 |
![]() | 【人】 落胤 明之進[JMSが去った後、一人ホームに取り残されて] (77) 2013/07/14(Sun) 16時頃 |
理屈は分かってるつもりだけど ちょっと痛そうな顔をした
──発電所──
[光が三つ、集まったその場所。
気の早いやつ(思い浮かぶのは明之進だけど)が飛び込みでもしてない限り、残った紅組大集合というやつだろう。
明之進もたくさん怪我してたし、たぶんきてない。]
……まあ、そのままの意味。
ゲームを終わらせるには、お前が死ぬ必要がある、とか。
そんなのが「もし」あったら……
[聞き返された話の続きを、ぽつぽつ話す。
もしもなんて言いながら、ただの仮定にしてはいきなりだとか、気づかれただろうか。]
ひでえ話、だよな。
そうですかなんて、誰が……
[あいつなら、いつものあの顔で、
「そうか」とか言いそうだと思った。
思って、無性に腹が立った。]
誰が、許すかよ。
[終わらせたい、帰りたいとも思うのに。
けど、こうしてイラついたところで、今の俺は何を防ぐこともできないんだ。]
―発電所跡地―
[移動した先に、JMSとフランクを見て、さらに周囲を見回す]
はあ?
なんだよそれ…だったら最初から、
そいつを殺せってルールでいいじゃん。
なんのために殺し合いさせてたんだよっ!
でも―。
でも、俺がそう、言われたら。
ゲームを終わらせるために、死ねって言われたら…。
[目を伏せた。
きっと、たぶん…いや、絶対に、素直には死なない。
全員まとめてかかって来いって、大見得切って―
みっともなく死ぬんだと思った]
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