80 わんことにゃんこのおうち
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くすくす…大丈夫、ちゃんといるから。
[すねた様子の小犬に笑みを向けて、先ほどのお返しとばかりに頬を舐める]
あったかかった…?
[オスカーの言葉に少し首を傾げたけれど、なんとなくわかった気がして、こくりとうなずいた]
ふにゃ…ぁ…。 ねむたくなってきちゃった…。 …ぎゅってしててあげるから、オスカーも一緒に寝よ。 起きたらお部屋に戻るように言われてるし…そしたらまたみんなで遊べばいーよ。
(27) leaf 2012/03/13(Tue) 22時半頃
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[金色のネコが呼ぶ名はイヌがヒトだったころのもの。 既に理性の残らぬ獣と化したイヌは、背に落ちた手でまた興奮し暴れ始める]
グルル……
[威嚇しながら、動かなくなったネコの上からはなれ そろそろと出口へ後ずさりしてゆく。 目の前には倒れた金色のネコ。 首元に流れる赤い 赤い
あかい]
(28) Ayame 2012/03/13(Tue) 23時頃
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[プツン。 首輪から放たれた針が、イヌの皮膚を貫く]
―――――…カ、
[視界が朱に染まった。 あの時と同じように。
そして大きなイヌの身体はゆっくりと傾ぎ どしゃりと入り口に倒れて動かなくなった。
同時、職員が傷を負ったネコを連れ出しにゆく]
(29) Ayame 2012/03/13(Tue) 23時頃
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うん。よかった。 …くすぐったいよ。
[お返しに舐められて、くすぐったそうに身をよじった]
うん、あったかくて、すごくきもちよかった。 ……きがする。
[首をかしげても、ヒトもいないしやっぱり思い出せない]
うん。ねよう。 もどったらみんなであそぼう。
…ぱぱとままのゆめ、またみるかな。 それとおねえちゃんと。いつもそうなんだ。
[ぎゅっとされると、自分も前肢を伸ばして温かい背中を抱いた]
(30) sol/nigel 2012/03/13(Tue) 23時頃
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[伸し掛かっていた熱い身体が動いても猫は床に崩れ落ちたまま。 否その存在がなくなって少し寒いかなとは考えて。
心臓が脈打つたびに首からは赤が広がり、扉の外にまで侵食していった。]
………… ――、――――
[声を出そうとしても息が漏れて音にならない。 職員の手が身体に触れるのと同じぐらいに、 何かが落ちる音が聞こえた。なんだろ? ねえ、さっきまでここに居たジェフは?
ゆっくりと意識が吸い込まれて眠るように瞳を閉じた。]
(31) meiji 2012/03/13(Tue) 23時頃
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[ジェフの脳裏には、 捜査に失敗した其の日の光景が映っている。
目前が真っ赤に染まって 嗚呼もうこれでホームに 孤児院に贈る寄付金がなくなってしまうと 幼い子供達の姿が浮かんで、消えていった あの時と同じ
走馬灯のように流れていく景色、失われていく体温 あの時と違ったのは 子供達の間にイヌネコ達の姿が、そっと混じっていた事か それとも――次はもう確実に助からないという事実か**]
(32) Ayame 2012/03/13(Tue) 23時頃
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私もくすぐったかったもん。 おかえし。
[身をよじる小犬にいたずらっぽく笑みを向け、気持ちよかった、との言になぜか頬が赤くなった。 それから少し首をかしげ]
ふぅん…? ゆめかぁ…。
…そういえば私も、家族の夢、時々見るよ。 みんな一緒で…でも、尻尾と耳、が……にゃ、ふ。
[尻尾と耳が…続く言葉はあくびで掻き消え、目をぐしぐしとこする]
…おやすみ、オスカー。
[眠たそうにそうつぶやくと、こつり、とオスカーの額に自身の額をくっつけて、直に寝息を立て始めた。 昔々の、懐かしい夢の中へと…ゆっくり意識は落ちていった**]
(33) leaf 2012/03/13(Tue) 23時頃
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わう。ゆめだよ。 みんな、しっぽとみみがはえて… うん。 でも、いいんだ。みんなといれば、さみしくないから。 おやすみ、ほりー。
[そう言って、やっぱり温かさに包まれて目覚めたらみんなのところに帰ろうと思いながら眠った**]
(34) sol/nigel 2012/03/13(Tue) 23時半頃
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[竦んだ身体は動いてくれなかった。 ただ、金色の相棒が人でなくなり、暴れて猫を噛み、始末されて行くのを見る。
あぁ、こんな場面を見るのは何度目なのだろう。 みんなこうして死んでいく。 自分はゆっくり壊れながら、静かにそれを見守るだけだ。
あの金の猫も…誰か大口の客が強く望まぬ限りは、優しい眠りを与える薬で二度と目覚めぬ夢へと送られるのだろう。]
(35) ふらぅ 2012/03/13(Tue) 23時半頃
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ジェフは、ネルや皆をもふもふもふした**
Ayame 2012/03/14(Wed) 00時頃
ラルフは、むくり
tayu 2012/03/14(Wed) 00時頃
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………おやすみ。
[金のネコを赤く染めて、 自身もその身体を傾けて動きを止めた金のイヌ。
ラヴィとのやり取りで何か決意じみたものも感じたが、 彼はその決意を守り切れたのか。 静かに目を閉じて鏡の向こうに哀悼を示した後、 職員の手で連れられて行く金のネコを見た。 赤く染まった金色に思わず声を掛ける]
おい、そいつどうするんだ?
[聞かなくても判る、処分される位。 助けてはやれるかも知れない、けれど助かった所で 目の前で見た金のイヌと同じ末路を辿る事も知っている]
(36) pannda 2012/03/14(Wed) 00時頃
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そいつ、もう危なくねえんだろ。 じゃあせめて暫くここ置いといて。
[少し睨む様に職員に告げると汚れたシーツ毎ネルを置いて。
血に塗れた金のネコを膝に乗せて静かに頭を撫でる]
撫でられるの好きだったっけ。 最後まで撫でてやるから、ネルもお休み。
[後は黙って、静かにその髪を撫で続けた。 その呼吸が止まるまで**]
(37) pannda 2012/03/14(Wed) 00時頃
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[暫くして、金のイヌが 仲間のイヌとネコを率いて 自分達の家を探す絵本が出版される]
(38) pannda 2012/03/14(Wed) 00時頃
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ラルフは、土下座したズリエルの上に飛び乗った。ぐらぐらきゃっきゃっ
tayu 2012/03/14(Wed) 00時半頃
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[ふわふわした雲の上で、遊んでいる夢を見た。 誰かの声が聞こえて、名前を呼ばれた気がしたから。 寒いし眠いけれど、ちょっとだけ。そうおもって耳がぴこんと動いたんだ。]
…………―― 。
[口からはもう鳴き声は出ない、ちょっとまずい味しかしない。 でも、ふわふわだった髪を撫でてもらって嬉しくなった。 お返しに毛づくろいしようと思ったけれど]
(ちょっと いま眠いから
また、あとでおかえしするよ。)
[ぱたんと耳が伏せて、大好きなヒトの膝の上で静かに静かに動かなくなりました**]
(39) meiji 2012/03/14(Wed) 00時半頃
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