84 戀文村
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ブローリンは、エリアスを見送り、そのまま、時間まで広場におり、見張りに立った。
2012/03/29(Thu) 12時頃
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[セレストに続き、エリアスも往ってしまった。 ヤニクは、無事に旅を続けられるだろうか。 ヨーランダの死にも分隊長が関わっているだろうか。 あの日、掴み掛かられた事実があるにしても少し引っかかる。 死の理由ではない。おそらくは彼女自身が望み、そして恐らくは、 セレストも望んだ事なのだろう。なにか違和感がある。 そう考えて、ミリ単位の苦笑いを閃かせる]
……
[死に敏感になりすぎているのか、麻痺して鈍感になっているのか…。 エリアスの姉、ミッシェルや本屋の主、ベネット。酒場の女将、ダーラ。 カフェの店員、雑貨屋の手伝い、この村の若者を思い浮かべる。 分隊長の行動は、彼らを救おうとしての物だ。 その根元が正気であれ狂気であれ、その思いには嘘偽りはないのだろう。 だから無理強いはしていないのだろう。そう信じたい]
(20) 2012/03/29(Thu) 13時頃
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―自宅→―
[男が封筒を受け取ったのは朝方のこと。 配達に出るよりも先の時間。 受け取ったのは封筒の中身を見ることはなかったが 持ってきた軍人にたいしてすっきりとした敬礼をひとつした。 畏れのない、いつも通りのかおだった。
それからいつも通りに配達に出た。 からからと車輪は回っている。 男は、赤紙のことを口にしない。 だから、持ってきた軍人が言わない限り、殆どは知るまい**]
(21) 2012/03/29(Thu) 13時頃
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[例えばエリアスが往くと知ったミッシェルに一瞬見えた色のように。 この村の住民がの誰かが、悩み、嘆き、苦しみ、誰かをその手にかけるとしたら。 それだけは止めたいと思う。たとえ双方がそれを望んだとしても。 自分達軍人は人殺しで、いつか戦場で死ぬのが仕事だ。 戦争が終わり生き残れば違う道もあろうが…その業は祓えまい。 だからこそ、村人にそんな業を背負ってほしくない。 そう思い、いつも以上に、村を見る]
[そんな村への小さな違和感。 今日赤紙が届いたのはあの郵便屋だという。 その話題が、上がっていない。 万人に疎まれる事のなかった彼の出発を嘆かぬ者がいるとも思えない。 もし彼が通りかかれば、"一人で行くのか"と聞くつもりで]
(22) 2012/03/29(Thu) 13時頃
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[ベネットとの会話は、どのようなものだったか。 そう長居をすることなく、クラリッサは店を後にしようとして、 ふっと思い出したように扉に手を当てたまま振り返る。]
そうだ、ベネットさん。 ヤニクさんの件、ありがとう、後押ししてくれて。
[よくよく考えれば、彼の旅立ちをよく思わない村人もいるだろう。 そんな中、後押しをくれたことが嬉しかった。 ダーラとヤニクは、話ができただろうか……と、少し思考が飛ぶ。 よもや、その彼女の手によって、ヤニクが旅立ったとは、 女には預かり知らぬところ。]
(23) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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[そして、再度、灯りを返す時にも述べたが、 お礼を用意できなかったことを詫びて店を後にした。
これから向かうのは、ナタリアの家。 いつも通りの行動だけれど、昨日と同じく キッチンを借りてクッキーを焼くということが常と異なる。]
クッキーをお返しにしても良かったけど……
[歩きながらクラリッサは独り語つ。 きっと、それはお裾分けしない方が良いのだと思う。 平和の仮初の象徴、エリアスに贈った餞。 お裾分けを食べた旅人も、だから旅立ったのかもしれぬとは、 彼の死を知らねば思わぬことではあったが。]
(24) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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クッキー作るの嫌いになりそう。
[昨夜、別れ際に渡されたメモを思い出す。 あの優しい無口な人が、酷いこと……ということなど、 無知な女の想像では1つしか思い当たらない。 それがあっているかは、話してみないと判らないけれど。
それでも、彼の願い通りに焼き菓子を焼こうとするのは……。]
(25) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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[ナタリアの家へ向かう途中。 任務中の無口な軍人の姿が見える。 もしかすれば、郵便屋と会話をしていたかもしれない。 気が付いてくれるならば、軽く手を振って通り過ぎる。
クッキーを渡すのは、任務明けの頃。 多分、昨日と同じ広場でいいのだろう。
そう思いながら、たどり着いたナタリアの家。 再びキッチンを借りたいというクラリッサに、 老女は無言ですみれの砂糖漬けを差し出してくれた。]
(26) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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[エリアスを喪ったミッシェルの心を癒す料理は何が良いか そんな風に誰かを思い行動するだけで 随分落ち着けている自分がいた]
…………弱い自分が、イヤになるわね。 優しさに甘えてしまっているわ。
[真夜中の通信、聞こえる声に涙しそうになった きっと彼は見ぬいているのだ だからこそ、寄り掛かってはいけない]
[歩いていると郵便屋と、無口な軍人の姿が見えるだろうか]
(27) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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ブローリンは、通りかかったダーラに会釈を。
2012/03/29(Thu) 14時頃
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もしかしたらね、あの無口な……ブローリンさん 戦場に行っちゃうんじゃないかしらって思うの。
[クッキーの生地を捏ねながら、女は老女に拙い推理を零す。 命令か志願かは、判らないけれど。 エアリスと同じ菓子を、と乞われたのが、その発端。]
違ったらいいと、思ってる。違うかもしれない。 でも、もし、そうでも……私は泣かずに、渡すの。
きっと、それが私の罰だから。
[罰という言葉に、ナタリアの肩が揺れる。 クラリッサが云いたいことは、皆まで言わず伝わるのだろう。 姉にナタリアが手紙を渡した時。 正確には渡さざる得ない状況を作ったのは、 クラリッサの存在も大きかった。 かしましい姉妹2人の剣幕に、あの時彼女は負けたのだ。]
(28) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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[朝起きた時には、もうエリアスの姿はなかった。弟のいた痕跡だけが残る彼の寝室を覗いた自分は、昨日に比べると驚くほど冷静だった]
・・・母さんに、なんて言おう。
[母にかける言葉を一晩考えてはみたが、やはり思いつかない。母が起きてくる前に、そっと家を出た。] 今日は開いてるのかな、ダーラさんのお店・・
[ヤニクにベネット、片方と飲む約束はついに果たされないままとは知らず、それに]
あ、ウェーズリーさん。お疲れさまです。今は何かと大変だと思いますが、あなたの届ける手紙を待っている人、きっとまだまだいると思うから・・ どうか、あと少し。頑張ってくださいね。
[いつものように何気なく声をかけた配達人と会えるのが今日までと知るよしも、無論なかった**]
(29) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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[彼に、ずっと待っていると約束していた姉は、逝ってしまった。 未だ、彼の死亡報告は届いていないのに……。 だから、代わりのように、クラリッサは待っている。 彼だけでなく、旅立ってしまった人たちを。 きっとずっと、この命が果てるまで、果てても……。 此処でないどこで自分が死んでも、きっと自分は「おかえりなさい」 というためだけにこの地に戻って皆を待つのだろうと思う。
幼馴染が、墓場で零した『罰』という言葉を、女は知らない。 他の誰が同じ言葉を背負っていたとしても、それも判らない。 ただ、戦争というものは、こうして生きる人それぞれに、 背負わなくてもいい『罪』を背負わせるものかもしれない。]
(30) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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ねぇ、ナタリアさん。 ブローリンさんって、少しだけお義兄(お孫)さんに 似てるって、思わない?
[クラリッサの裡をナタリアが少しだけ汲んでくれるように、 女もまた、老婆の裡を少しだけ汲み、そんな言の葉を零す。 その言葉に、どんな意味が含まれているかは、 2人の間だけの秘め事のよう。
2人の後ろで、オーブンが、甘く切ない香りを漂わせていた。 焼き上がりは、きっともうすぐ。]
(31) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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[彼が言わないのなら自分が人に伝える事もない。 それが彼の選択と言うなら、自分は見送るだけだ。 自ら多くを主張しない彼と、もっと付き合っていればよかったとも思う。 彼が飲めるかはわからないが、良い時間が持てたろう。 せめて最後の日に、という発想はない。無論彼から言われれば喜んで付き合うが、 恐らくはないのだろう。彼が居なくなれば、郵便物は軍の者が管理することになるか。 自分が担当してもよかった]
……
[ダーラに会釈する。あれから酒場に行っていない。 近く、寄ってもいいだろう。今度は自分から分隊長を誘っても良い。 彼も恐らくは、心のどこかで、誰かにこぼしたいものをためているかも知れないから]
(32) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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ブローリンは、クラリッサにも、会釈の頷きを。遠巻きには、顔を向けた程度に見えただろうが
2012/03/29(Thu) 14時頃
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二人共ご苦労様、寒い中大変ね。
[郵便屋が話さなければ赤紙のことは知るよしもないから いつも通りの顔で声をかけた]
たまには飲みに来て欲しいものだわ? アルコール、そう多くもないけれど寒い時はあると違うし。
[どんな返事が帰ってきたか、笑顔のまま ブローリンにも同じようにして 少しでも、何かの役に立てれば良いと思った]
(33) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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― 戦場 ―
[村を後にして、ほぼ一日かけてたどり着いたのはひとつの戦場。
まともに訓練もしていない人間を、前線へと送り込む軍には眉をしかめるが、
軍にとっても、前線にやってくるだけで熱をだして寝込むような病人がきたのには不満なようで。
呑気に寝ているなとばかりに追い立てられて、粗末な一般兵ようの服を与えられて戦地にたった]
――…… はい……
[セレストが散ったとはしらぬ、爆弾を抱えての特攻と、それに続く空爆が先日行われたと説明があり。
そのさいに敵の宿営地からちりぢりになった敵兵をいる場所を爆破しろとの無茶な命令が下される。
周囲は地雷原であり、低木や疎らな雑木林がある程度。
敵兵が居る場所はだいたい見当をつけてあるらしい。
爆弾を運ぶ役になればいいとばかりに詳しいことは何も聞かされぬまま、体に爆弾を巻きつけられる]
[その重さに眉をひそめ。
胸に下げた薬莢を、服の上から押さえる]
――
[助けてくれる人は誰もいない。
心の支えは服の下のお守りひとつ。
上官――とはいえこれもまた、軍にとっては使い捨てる軍人の一人――と新兵三人が一グループとして出立する。
薄暗いのは、早朝だからかそれとも夕暮れだからか――途中から熱を出していたせいで時間間隔はあやふやになっている。
苛立たしげな上官の声に背を押されるように足を動かしていた。
ふと、村を立つ前に、ホレーショーから聞かれたことを思い出す]
……まだ、村に居たかった。
死にたく、ないよ。
[擦れた呟きは誰の耳にもはいらなかったようで。
上官が敵兵を見つけて、突撃の合図を出した]
[頭にたたきつけるような銃の発射音が響く。
不意をつかれてあわてる敵兵の近くまで来たときに、敵の銃が火を噴いた]
―――っ!!
[射ち抜かれたのは喉。
続いて胴体へと流れる銃弾が、体に巻かれた爆弾に被弾し。
同時に撃ち抜かれた仲間たちとの連鎖反応で、周囲一帯に爆発の轟音と炎、衝撃が広がった]
[煙がさった後。
爆心地と思しきくぼみ、その周辺に飛び散った人の体の破片が、
敵味方の区別もなくちらばっていた**]
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[郵便屋はダーラになんと返したろう。 二人を見て、ダーラに頷く。今晩、ホレーショーを誘ってみようと]
……
[特筆する事もなく時間が過ぎる。 交代してからは、一度兵舎に戻り小銃をおいて…昨日と同じように―今日はパンは買っていないが―、 広場に座っていた。やがてやってきたクラリッサが手に持っているものを見て、 嬉しくもあり、悲しくもある。言いたい事をあらかじめ書いて渡そうかと思った昨晩、 それよりは"会話"がしたいと、だいぶページの進んだメモ帳と、ペンだけもって出てきていた]
"来てくれてありがとう"
[そう書いた紙を差し出した。 彼女から受け取った包み。時計を指して、口を指す。 今食べてもかまわないか、と]
(34) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[やがてクッキーは焼き上がり、女は包む。 それを見て、ふとナタリアがヤニクの話題を出す。 昨日、彼が摘んだのを思い出したのだろう。
クラリッサは、彼が外に行くかもしれない。 もしくは、もう行ってしまったかもしれない。 と、彼女に伝えた。 この時勢だ、別れの言葉がなくても、仕方ないことで。 ナタリアは、頷いていた。 それでも、彼女は、ヤニクが訪れる可能性があるのなら、 いつも通りに過ごすのだろう。]
(35) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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はい、これ、どうぞ。
[そして、女は、今、無口な人の前に立つ。 覚悟は決めてきたから。 静かに微笑んで差し出すクッキー。 差し出される紙に、意識して笑みを深め、 見える動作に、少し瞬きをしてから頷いた。 どうぞ、食べて、と。]
(36) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[往く時に食べる…よりは、まだある"今"を過ごしたいから]
"昨日、エリアスに渡せる物は渡してしまった。 君が往く時か、自分が往く時か、その時に渡せる物はもうない"
[目の前で、文字を書いていく]
"だから君には、自分の想いを残したい いつからか、ずっと気にかけていた君に伝えたいと思った"
"それはかえって君を苦しめると思う。 時が来れば黙って往くつもりだった。 あるいは黙って見送るつもりだった。"
(37) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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[ふ、と笑顔をみせてその場を去る
野菜を幾つか購入して、いつも通り配達を頼んでから 足は墓場へと向かった]
……ヨーランダ。 もう会えただろうか。
[雪から何かを掘り返した痕の前 じ、とその場を見つめて立っていた**]
(38) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 15時頃
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[中から一つ取って、袋の口を彼女の方に向ける。 彼女自身が作ったものだ。必要ないなら、袋を膝の横に置く]
"それでも、伝えたいと思ってしまった。 言わぬまま後悔はしたくなかった。 それでも君を傷つけていると思うと、手が震えてしまう"
[その紙を差し出して、内心、苦笑いする。 セーフティーを外し、目視で狙いを定め、引き金を引く。 火薬の弾ける小さな音と、弾丸が空気を裂く轟音。 倒れこむ人影を見ても、微動だにしない手が震えるのだ。 散々、多くの顔も知らぬ人を殺し、その遺族を傷つけた自分が、 今目の前の女性を悲しませることが怖い]
(39) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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"I fell in love with you."
[そう書かれた紙を差し出して、彼女を見つめる]
(40) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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[エリアスのように持って行くのかと思っていた。 だから、その時点で、少し女が考えていた風向きと違っていた。
クラリッサは、何かを書きだす無口な人を見て、 隣に腰を下ろし、連なる文字を覗いた。
僅かに首を傾げる仕草は、渡せるものがないという部分で。 更に続く文字を読んで、瞬かせる眼。 紙から視線を上げて、彼を見つめるのは、 先を促すかのように見えただろうか。 それでも、その時点で、差し出されたのは、 焼き菓子を包んだ袋で。 妙な動機を抑えるように、クラリッサは1つクッキーを取る。 けれど、それは口に運ばれることはない。]
(41) 2012/03/29(Thu) 15時半頃
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[再び落とした視線の先、震える指が字を連ねていく。 そして……]
……っ
[息を呑むような音と共に、手にしていたクッキーが地面に落ちる。 まるで、銃で打たれた人のように、クラリッサの時が止まった。 ややって、見つめられる先で、顔が地面を向く。 言葉を探す間が、表情を作る間が、欲しいと言うように。
その間は、長かったのだろうか、短かったのだろうか。
そっと持ち上げた顔には、涙はない。 老婆に誓ったように、何があっても泣かないつもりで来た。 ゆるく伸ばす指は、差し出された紙を受け取る。]
(42) 2012/03/29(Thu) 15時半頃
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ブローリンは、不安よりも、申し訳なさそうな…叱られた子供のような顔で、紙を渡した。
2012/03/29(Thu) 15時半頃
ブローリンは、クラリッサを見て、自分の首を、締めるように撫でる。
2012/03/29(Thu) 15時半頃
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……ありがとう。
[ヤニクが誘ってくれた時と、同じ言葉を紡いで微笑む。]
貴方は、何も渡せないというけれど 今、この紙を私にくれたわ。
[宝物をしまうように、紙を手の中に閉じ込める。
ヤニクのように感情は曖昧で、 けれど具体的な先が見える誘いには答えが出せた。 その感情が、どこを向いていたとして、 此処を動けないという答えは変わらない。
けれど、今もらった感情は、余りにもストレートで。 そして、YES、NOと、答えが出せるものではもない。 具体的な先は、そこには無いから。
だから、ただ、その気持ちに、感謝を述べるしかできない。]
(43) 2012/03/29(Thu) 15時半頃
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[今日はウェーズリーに赤紙が来た。]
ウェーズリーさんなんだ…。
自分たちが養った兵力は最大限残すのが目的なんでしょうね…
[ヨーランダが傍らにいれば、ヨーランダの腕を掴み、いなければ自分の体を抱きしめるようにして俯く]
クラリッサは、ブローリンの叱られた犬のような顔を見て、首を撫でる仕草に、止めるように手が伸びる。
2012/03/29(Thu) 15時半頃
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[ぎこちなく頷き、そのまま首を振った。 勝手に想われ、勝手に死なれて……ならば、 いっそ知らせない方がよかったろうと。 そう、ただ、自分のわがままを、彼女に聞いてもらっただけだ。 それにしても、これほど、声が出ない事を恨めしく思った事はない]
…
[少しうなだれて、また、文字を綴る]
"礼を言うのは自分の方だ"
[彼女にも見えるように広げた手帳、続けて書いていく]
"自分の事、本のカバーの事、村の事、ナタリア老の事 感謝してもしきれない。図々しくも自分は、あの老婦人と母を重ねているから"
[首を撫でるのはやりきれない時の癖になってしまっていた。 傷跡に触れて、野戦病院のベッドの上で喘いでいた事を思い出す。 服の上からでも、まるで直に触るように、傷に触れる感覚がある]
(44) 2012/03/29(Thu) 16時頃
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