189 とある結社の手記:8
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[昨日の暗い顔。 お願いだから、と必死でこちらに訴えかけてきた声。 占い。
一昨日の疲れた顔。 けれど酒を挟めば、スージーやリーも加わっての馬鹿騒ぎで、 そこで確かにこいつは、笑って、────]
ぐ…………… っ、
[おれじゃなくてよかった] [ざまをみろ。うそをつくからだ] [これでひとり、てきがいなくなった]
ちが、 ちがう……っ
[苦手だとは思っていた。 けれど、死んでしまえとまでは思ってない。 ましてや、こんな。]
(25) 2014/08/16(Sat) 08時半頃
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ひ、 ひとを、……
[呼んでこなくては。
リーからかけられる言葉はあったろうか。 意識の大半は室内に転がった"だれか"に奪われていて、 返答はしどろもどろだった。
呼ばれた結社員たちに集められた広間で、 あの"だれか"がラルフという名前の青年なのだと、 教えられた。]
(26) 2014/08/16(Sat) 08時半頃
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──朝、広間──
[知らせは、ラルフの話一つではなかった。 もう一人、この場に現れなかった人物がいる。]
……………イアン、
[手で目元を覆う。 自分の投票用紙が、首に縄をかけた彼の背中を突き飛ばす絵が浮かぶ。 彼しかいなかった。 間違ったことをしたとは思わないけれど。
あの無駄に余裕たっぷりな笑顔が、消えない。 見下したような目で、自分の虚勢の内側を抉る手が伸びてきそうで、強く目を閉じた。
処刑というシステムは、ひどい。 この手を汚さずに敵を消してやったと、喜ぶ自分に反吐が出そうだった。]
(27) 2014/08/16(Sat) 09時頃
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[やがて、結社員が広間から立ち去って。 手元に残された投票用紙をポケットに突っ込んで、大きく息を吐いた。]
…………
[視界がぼやける男が探したのは、色。 オレンジを見つければ顔を歪ませ、歩み寄った。]
……キャロライナ。 …………昨日は、意味わからんこときいて、すまん。
[声は震えていないだろうか。 手こそ伸ばさないが、気遣わしげに様子を伺う。]
(28) 2014/08/16(Sat) 09時頃
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────……キャロライナは、人間だ。
……あいつがあんなこと言うから、もしかしてと思ったけど、違った。
[好き勝手言って笑っていたやつの声がまだ、耳にこびりついているようだけれど、それを振り払うために大きめの声を出した。]
……処分がどうとか言ってたあれ、何の話だったんだ?
[次いで、普通よりは少し小さめの声で尋ねる。 正直恐ろしくて聞けなかった続きは、今日はもう遅すぎるだろうか。**]
(29) 2014/08/16(Sat) 09時頃
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―早朝・自室― [あまり眠れなかった。 起きてベッドの上で座りこむ。 ポケットの中から取り出したのは、手紙。 それは箒に挟まっていたものだった。]
………………
[投票用紙は広間の箱の中に入れると知って入れた。 この手紙の主の名前を書いた。 それは、本当に正しかったのか。]
………………
[広間で聞いていた話。 正直、怖かったのだ――――。 手紙の内容は読めていないが、これももしかして怖い内容なのだろうか。
気がつけば長い時間が経っていたようで広間に来るようにノックがあった。]
(30) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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―1階 広間― [廊下に出たところで違和感を抱く。 人が集まっているところに視線をやった後。 少し考えてそちらには向かわずに広間へと向かった。
いつものように隅っこで話を聞いていた。 ラルフが教われた、ということ。 イアンが処刑された、ということ。
全ての話が終わった後――まだ帰宅できないことも悟る。]
………………
[自分が投じた紙が1人の人間を処刑させた。 そう考えると、なんだか心が痛くて膝に顔を埋める。]
(31) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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[それから、ラルフという名前を思い出す。 確か、掃除のお兄さんの名前だったはずだ。]
……………
[部屋を見たほうがいいのか、と考えていたところに、名前を呼ばれたことに気付いた。(>>28) なんだか、昨日とは少し様子が違うようで首を傾げる。]
………………?
[あいつ、って誰のことだろうか。 少女は、イアンが自分を人間だと言ったことも。 他の占い師候補が出した結果も一切知らない。 だからこそ、山の人の話には首を傾げるしかなかったけれど。]
(32) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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[処分――――という言葉に傾げていた首を戻す。]
…………びょうき………の…にわとり… ……ぜんぶ……ころしなさい……って…
[鶏の感染病。 いつもの朝だったけれど、その日は3羽死んでいた。 次の日の朝は2羽、死んでいた。 その次の日の朝は4羽。
異常だった。そうして、感染する病気であることが判明し。 父は村長の判断も仰ぎ、全て殺処分することに決めたのだ。]
だれが…びょうき…わからないから…… …にわとり……ぜんぶ……ぜんぶ……
"しょぶん"……した…
[本当は感染を防ぐための意味もあったが。 いずれにせよ、大切に育てた鶏たちをこの手で殺したのだ。]
(33) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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『――――――ところが、家に入ってきたのは、
お母さんやぎではありません。
なんと、狼だったではありませんか。
七匹のこやぎはみんな、
わあっとおどろいて、ふるえあがって、
てんでんにかくれ場所をさがして、
かくれようとしました。』
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[昨日、人間か問われたとき。]
……じぶんの……じゅんばんだ…って …そう……おもった……から…
[鶏の死骸の山の前で立ち尽くす自分。 それに、火をつけて泣いたことを思い出す。
上手に話はできているのだろうか。 自分の言いたいことが伝わったならいいのだが。]
………………
[そうして、またいつものように沈黙する。 気持ち悪い――――と気付いたのは。
ここ数日、何も食べていないことに気付いたから。 慣れているとはいえ、さすがに限界が近かったかもしれない。**]
(34) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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『一匹目は、机の下。 』
『二匹目は、ベットの中。』
『三匹目は、火の入ってないストーブの中。』
『四匹目は、台所の戸だなの中。』
『五匹目は、洋服ダンスの中。』
『六匹目は、洗濯おけの中。』
『―――七匹目は、 柱時計の中。 』
[…そんな内容の、語られるお伽噺。
オスカーよりももう少しだけ小さな頃。
伏し目の少年は、おばあさんが
みんなで力を合わせたら…きっと倒せると。
そういっていつも話を締めくくるのと同じように。
その話を何度も聞いて、何度も同じように思っていました]
はしらどけいの中ならあんしんなんだ。
おかあさんはそこにしまってなかったから、
たいせつな子どもを たべられちゃったんでしょ?
たいせつなものは、ぜんぶしまってしまえばいい。
はしらどけいの中に。
[―――やがて時は過ぎて。
老婆から話が聞く事は無くなっても。]
[話の締めくくりの言葉を忘れてしまっても。]
きれいなものは、大切なものは、
仕舞わなくちゃ。
―――――――――誰にも、見つからない。
「柱時計」のなかに。
[ 何度も何度も 同じように ]
―昨晩 個室―
[…それは、一瞬で終わっただろうか。
それとも痛みと苦痛の中で終わっただろうか]
[…どちらにせよ、消えゆく命の淵。
もう声も、指の一本すら動かせなくなった青年は代わりに暗唱できるようにまでなった、物語の一部を思い出す]
……一匹目は、机の下。
二匹目は、ベットの中。
三匹目は、火の入ってないストーブの中。
四匹目は、台所の戸だなの中。
五匹目は、洋服ダンスの中。
六匹目は、洗濯おけの中。
…ひとり、生き残った七匹目は、柱時計の中。
[視界はもう何も見えなかった。
全てを覆い隠してくれるような、大好きだったあの霧のように。赤い色から暗い色へと変わっていった]
―――暗い、 なにもみえない
なにも。
もう、なにも。
――――汚いものも、なにも。 みなくていいんだ。
人に集って、猫なで声で身体を売って。
媚びて乞うて 恥も知らずにのうのうと生きてる
そんな汚いもの塗れの世界を。
…………僕は もう、みなくていいんだ。
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 10時半頃
………ああ なんだ。
僕は今、柱時計の中に居るんだね。
いちばん、きれいな世界に居るんだ。
僕が仕舞ってあげなくても。
きみが連れてってくれるんだ。
きみの喉を通って、胃で溶かされて。
きみの血に。肉に。手に。目に。鼻に。爪に。髪に。肌に。
……この世でいちばんきれいなきみの中に
連れてってくれるんだ。
これでようやく。
きみとようやく。 ひとつになれる。
僕等だけの世界へいける。
―――― ぁあ、
しんじ、て た よ
ぼく を 、 すく って くれる って
かみ さ 、
[―――暗い視界の中。
最後に残った青年の意識さえも、そこで事切れた**]
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― 早朝・ラルフの部屋の前 ―
[呼ばれる声にそちらに視線を送る>>23 彼の、 それ という言葉に静かに頷いた。]
うん
… 何が違うのぉ?
[ヴェスパタインの声に返す。響きは軽い。]
だねぇ、呼んでこなきゃ 結社員さんに伝えたらいいのかな〜 入口で待ってたら、多分くるよねぇ
……
[ゆっくりと踵を返し部屋から離れるつもりで。 ヴェスパタインとすれ違う際、一度立ち止まり、… … … 、結局は立ち止まっただけで何も言わないまま、その場を後にした**]
(35) 2014/08/16(Sat) 18時半頃
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-広間-
[泣きはらした目で、少年は辺りを見渡す。 椅子やテーブル。調度は何も変わらないのに、まるで色彩を失ったような、そしてよそよそしく感じた。思わず目を閉じる。]
ワンダさん…。
[心の中で何度も叫んだ死者の名とは違う名を、少年は縋る様に呟いて辺りを探す。けれど、あの暖かみには欠けるが決して冷たいわけではない眼差しが、自分を冷酷に見返すのではないかと思った。呪われた子と。]
…。
(36) 2014/08/16(Sat) 19時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 20時半頃
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ー昨日の広間→ 自室ー
…少し、頭冷やしてくる。 ちゃんと、後で呼んでよね。
[叫んだことに、自分が常態では無いことぐらいは判断ついているのだろう。 そう言った女は耳を引っ掻く手をおろして広間を後にした。 装飾はないがきちんと切りそろえられている爪の先はぼかして染めたかのように白い。 血の匂いこそしなかったが、長いこと力が加わっていたのだとわかるはずだ。
酒についての執着だけ残して部屋を出た女は階段を上がり、自分の部屋へと戻る。 固い皺の寄った紙に、誰かの名前を書くわけではなく、とりあえず机の上に放り出して]
…、
[苛立ちのこもった指先は再び、がり、と強く耳の裏を引っ掻く。 金の髪越し、掠れた赤が伸びて一筆]
(37) 2014/08/16(Sat) 21時頃
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[それからどれぐらい立ち尽くしていたのか。 深いため息を一つはいて、女は酒瓶を手に部屋を出る。 丁度何処かの部屋の扉が閉まる気配があったので近づけば、食べ物の匂いがした。 自嘲するような表情を一つ、それから扉を叩けばリーとワンダの姿があった]
(38) 2014/08/16(Sat) 21時頃
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ー昨日のリーの部屋ー
…お邪魔。
[手にした酒瓶を軽く示して邪魔をする。 椅子を勧められると、部屋の隅と少しだけ迷ったが諦めた。 テーブルの上のつまみをみて、ため息を吐く]
こんな時でも、お腹空くとか…本当
[自分の方が、狼よりも余程獣なのではないかとばかりに肩をすくめた。 グラスに半分の酒をちびちびと飲み始める。 数枚抜き取られた手紙は、ワンダの傍から目を通した。 既に、やや前後不覚気味ではあったけれどそれでも読むだけは読んだようで]
(39) 2014/08/16(Sat) 21時頃
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…でも。 確実に、守れる、わけ──じゃ無いんでしょ。
[よたついた口調がひとりごちる。 自分の部屋ではないから、潰れ切らないように注意するだけで精一杯だった。 だから、自分の部屋に戻ったのも、翌朝開かれるだろう箱に投じる紙に書いた名前も]
[全てがおんなの中ではひどく曖昧だった]
(40) 2014/08/16(Sat) 21時頃
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ー朝ー
[けれど、翌朝叩き起こしに来たはずの結社員がみたのは上掛けの中で胎児のように丸まって、耳を掻きむしって流れた赤で指先を汚した女の姿だった]
(41) 2014/08/16(Sat) 21時頃
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ー自室→広間ー
……誰を、ころしたの。
[結社員に向かっておんなは尋ねた。 全員集まる方が先と水を向けられて恐る恐る、部屋から一歩を踏み出した。 広間での一斉の発表の間、女はやはり部屋の隅にいた。 蹲って、何の一言も発さない。 ただ、耳を引っ掻く動作だけが時折発作のようにあった。 三々五々になっても、女は動かないまま]
(42) 2014/08/16(Sat) 21時半頃
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