221 【突発】季節の雫【忙しい人のためのRP村】
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……ドウシテ、センパイハコチラノベッドニ…?
[ふっと隣を見ると先輩が横たわってます>>22。 首が変な音を立てるような勢いでもう一度時計をみます。桜子のです。つまりここは桜子のベッドです。
……ふっと隣を見ると先輩が横たわってます。起きてます。つまり、寝顔とか、よだれとか、みられて、そもそもなんで、]
……? ああ、夢か。
[さっき見た夢はとてもいい夢でした。マシュマロのお布団に抱きつく夢です。なめたら甘くて美味しかったです。 夢の続きが急に変わることなんてよくあることです。三星先輩の添い寝の夢です。]
……夢かぁ、夢なら……。
(27) 2015/04/17(Fri) 02時頃
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あ、綾乃先輩……?
[いつか、本物の先輩もちゃんと呼べたらな。 そんなことを思いながら、 少しずつ、 また、 いしきが、 かすみ、 からだ、 たおれ、
あと、ごふん。]
……zz**
(28) 2015/04/17(Fri) 02時頃
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― 始業前:屋上 ―
[短パン姿のニンジャ… と別れ、昼食を楽しみにしつつ 向かうは購買。毎度、二個のツナサンドを買おうとして ひとつを今、学園内で密やかなる流行を遂げているアンパンに。
更に牛乳も事前に購入し、準備万端で屋上へと向かう。 ……今日は未だ、同級生の姿は無いようだった。
昨日の澄んだ青空と異なる、薄雲が陽光を翳す空模様に ふと気になり、スマホを取り出し天気を確認してみた]
――…午後から、降水確率40%… 桜が、散っちゃうな。
[微妙な数字だ。もしかしたら降るかもしれないし 濡れずに済むかもしれない、そんな数値。 生憎傘は無いけれど、取り合えず今は大丈夫だろうと 鉄柵に背を委ねて腰を下ろし、ツインテの電子姫のハモる シンフォニア2番を聴きながら、ツナサンドの*開封の儀*]
(29) 2015/04/17(Fri) 03時頃
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ケイイチは、ミツボシに話の続きを促した。
2015/04/17(Fri) 03時頃
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―昨日:談話室―
[部屋に響き渡る声>>1:192が自分を呼んでいる。 その主は今朝出会った新入生で、ひらひらと手を振り返す。 何だかやっぱり緊張されているようだ。 肩の力の入り具合や、声の張り方にそれはバレバレなのだけれど、指摘はせずに時が解決するのを待とう]
私もお腹ぺこぺこ。 九零くんは成長期か……まだまだ背が伸びそうね。
[既に彼の顔を見上げて、にこり。 先を行くクレイ>>1:199をのんびりと追っていけば、なんだか絶望している後姿に出会えた。 ここの食堂は全て自炊というわけではないが、夕飯を作っておいてもらうには事前に伝えておく必要があったっけ。 きっとそれを忘れていたのだと察して]
(30) 2015/04/17(Fri) 05時半頃
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そうだ、私と同じメニューでいいなら、作りましょうか。
先輩となんて気詰まりかもしれないけど、 ひとりより、ふたりで食べたほうが美味しいと思うの。 大した料理じゃないけれど……。
[遠慮されようと、ささっと二人分のオムライスを作ろう。 慣れているから、黄金色の卵焼きが破れることはなく。 緊張を解すように、何て書いてあげましょうか、なんてケチャップ片手に冗談っぽく尋ねたりもして]
いただきます。
[彼がカップラーメンから逃れられたなら、良いけれど*]
(31) 2015/04/17(Fri) 05時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 05時半頃
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― 回想・保健室 ―
[なんのことか分からない、とばかりに首を傾げる彼女>>1:193。 こちらが一方的に見ていただけで初対面なのだから、不思議がるのも当然だ。]
今朝、中庭でキミのこと見掛けたんだ 屋上からだったし事情はよく分からないけど、なんか不穏な感じだったから覚えてて
[事の成り行きを説明してから、「眠かっただけ」と言う彼女の言葉に微笑む。]
元気なら良かった オレはクラスメイトの姿が見えたから様子見に来ただけ あんまり騒がしくすると悪いし、そろそろ行くよ
[またね、と挨拶して保健室を後にした。 そういえば名前を聞いていなかったことを後になって思い出したが、有名人の彼女ならきっとまた何処かで見掛けるだろう。 「またね」なんて挨拶が自然と口から零れたのも、きっとその所為。 自己紹介はその時に改めて、とのんびり考えていた。]
(32) 2015/04/17(Fri) 08時半頃
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― 翌朝・屋上 ―
[いつものように屋上の扉を開けると、そこには既に先客がいた。
黒髪に鮮やかなオレンジのヘッドホン。 見知った姿>>29に近寄り、声を掛ける。]
おはよう …また食べてる 背、伸ばさないでって言ったのに
[まるでデジャヴ。 昨日よろしくサンドイッチを食べる彼を、こちらもまた子供のように駄々をこねて叱責する。 しかしその顔は嬉しそうに綻んでいて。 …きっと締まりのない顔をしているであろうことは自覚しているが、気が付かない振り。
「そこ、いい?」と彼の隣の空きスペースを指差した。]
(33) 2015/04/17(Fri) 08時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 08時半頃
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――朝・トレーニング中――
[>>26 その呟きに小首を傾げる]
もうしているのでは? 過度な運動はよくありませんよ
[既に朝の運動をしているならば不要だと告げる。 脚の方は自分では普通だと思っているのだけれど、雪子先輩に見られた時同様改めて見られると困ってしまうのだった]
イイエ、にんじゃすれいやーみつぼしデース ニンジャしすべし
[スリケンよろしく食券を投げ渡す]
あの券売機さん朝一はポンコツなのです 一度に二枚出てくることもあるのです
[お得なのですと、唇の端を吊りあげた。 つまり共犯者作成完了の合図である]
(34) 2015/04/17(Fri) 09時頃
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――朝・自室――
…………はっ お、おうふ……さ、桜子ちゃーん?
[>>28 再び胸の内にぽふりと倒れてくる桜子の頭。 三星綾乃は上気しきった表情でそれを見つめていた。 恥ずかしくて耳まで真っ赤であるのは乱れきった和装の寝間着の所為だろう。 >>27 寝顔は可愛かった、うん、可愛かった。 なのにすりすりとされて肩から布がずり落ちて露わになった膨らみを舐められてしまったのだった。 ぞくぞくとする変な感覚に身悶えしていたが抱きつかれてしまっていたので動くに動けぬままされるがままに。 遂に頂を食まれれば変な声が出るのを必死で我慢するはめになった]
(35) 2015/04/17(Fri) 09時半頃
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……はぁい
[それでも名前で呼ばれると心の中がぽうと温もってくる。 そう呼ばれるのは初めての事。 出会ってまだ一月も経っていない、怖がられている節もある。 だから素直にそのことは嬉しく桜子の頭を撫でていた。
――しかし桜子が目覚めた時この肌蹴た上半身に抱きつかれている状況、また縮こまってしまうかもしれないなと思いながらもあと五分という言葉を信じて待つことにした**]
(36) 2015/04/17(Fri) 09時半頃
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よかった、さく…わっぷ!
[確認もそこそこに飛び付かれてしまった、不覚也。 受け止める様に手を回すと持ち上がった、軽いなこやつ。 さくらの声を聞くとじわじわと小学校の頃の感覚が戻ってくる、言いたいこと言ってやりたいことしてた、あの感覚。]
元気だよ、元気してた。さくらは? 折角馬車馬みたいに勉強して入った中学だったけど、合わなくてさ、それで。 うん、うん。嬉しいよ、嬉しい、本当に。
[そこまで言うとぱっと離れられて、携帯を見せ付けられたので]
交換しようか、電話とメール。
[動画鑑賞、web閲覧ぐらいにしか使っていなかったスマホの本当の出番だ、電話的に。]
(37) 2015/04/17(Fri) 10時頃
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― 寮 ―
おかえりー。
[さくらとあの後昔話に花を咲かせて、本心から「また明日!」って言えて、ほくほくしながら寮へ戻って来ていた。 部屋着でベッドに転がって、本を読んでいるとルームメイトのお帰りだ。 初めて見るタイプの人だけど、話してみたら普通にいい人。]
疲れたねー、アレは。 抜き打ちな上に内容目茶苦茶だし。
[本から目を離して返事、いつ見てもあの髪型は気になる。]
(38) 2015/04/17(Fri) 10時半頃
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―寮:夜明け―
[ 深い深い海の底のような静けさ。 掛け布団を両手で掴み、 聴くものもいないはずなのに、じっと息を潜める。 何かに見つかってしまいそうな恐怖。
ぱたぱたぱた。 廊下を通り過ぎる看護師の足音にようやくほっとして、 何度目かの睡魔に身を任せる。
幼い頃、1年の半分以上を病室で過ごしていた自分。 仕事で忙しい両親は、自分のためにと、 お金を惜しむことなく広い個室を選んでくれていたから。 夜は、いつも、ひとりだった]
(39) 2015/04/17(Fri) 13時頃
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[夜の眠りは浅い。 霞がかった思考のまま、ベッドに横たわったまま、 視線はふわふわと何かを探す。 そして淡い月明かりに瑛智の寝顔を教えてもらえれば、 どこか幼げな微笑みを浮かべる。
そう、ここは病室ではなくて。 同じ部屋には、瑛智がいる。
自分の身体のせいでまたずっと個室なのだろうと諦めていたところに、風のように現れた、赤い麦わら帽子に白いワンピースの女の子。 どんなに心が浮き立ったか、彼は知らないだろう。
男性と知って驚いたが、性別なんて関係ない。 瑛智は大切な友人。 だから異性と同部屋ということに文句を言ったことはないし、 もちろん親には内緒だった]
(40) 2015/04/17(Fri) 13時半頃
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[
ずっと、ずっと。 ルームメイトでいられれば、いいのに。
そうっと瑛智のベッドに近づく。 寝顔を覗き込んで、 柔らかそうな髪を撫でようと手を伸ばして、 でもあと僅かのところで止める]
(41) 2015/04/17(Fri) 13時半頃
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……あ、
[激しく変動することの少ない自分の心。 その中に、いつの間にか、名を知らない感情が生まれている。 湖面に花弁が落ち、水紋が広がるように。 それに、気づいてしまう。
もう月は見えなくなる時間。 揺れる視線の先で、瑛智のピアスが瞬いていた*]
(42) 2015/04/17(Fri) 13時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 13時半頃
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― 屋上 ―
おはよ。 [今、まさにサンドイッチに齧り付こうとした瞬間、 鉄扉が開いて、水瀬が静寂を伴にやって来た。
落ち着いた男だな、と思う。 場の空気に流されて浮かれた行動を取る事もなく かといって常に机と友達なガリ勉タイプでもない。 穏やかな物腰の裏に、どんな姿が眠っているのか、 単純にそれが素なのか、…やけに緩んだ頬に気づいても尚 その瞳をじっと伺い、やがて瞼を伏せた]
お前も伸ばせばいいじゃん。……喰えよ。
[微笑む表情がちょっと可愛いなとか思ってしまったのは内緒だ。 これは男だ。同じ過ちを二度犯してはいけないと自戒する。
「どうぞ」の代わりに、無造作に置いていた鞄を反対側へと置いて 残りのサンドイッチ半切れと、あんぱんを示す]
(43) 2015/04/17(Fri) 14時頃
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―回想・ジョギングコース―
[流れに負けてしてる、って言った事を思い出し 「ああ、そういう設定だったっけ…」とぽつり。
事故の前には身体を動かしたくなったら友人を誘って バスケやサッカーで遊んだりもしていたけれど 今ではこうして暢気に遠回りして通学するのが精一杯、 流石にこれはトレーニングの内には入らないだろう]
アイエエエ… お、さんきゅ。 それ、誰にも言うなよ。 俺たまに朝使ってるんだから。
[常習犯だった。成程、それならば有難く受け取っておこう]
海老天が鯛になって帰ってきたな。
[無残な尻尾を見つめた甲斐があった、とにんまり笑んで 彼女に手を振り別れただろう*]
(44) 2015/04/17(Fri) 14時頃
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[時間のかかる黒板消しが終わったのだよ。 日直と言うのは、いうなれば教師の便利屋なのだよ。 日替わりで教師に使われるのは、どうも納得いかないのだよ。]
入学したばかりで、まだうちの教師には恩も義理もないのだよ そんな人にこき使われるのは御免なのだよ
[といっても、やらなければもう一人に迷惑がかかるのだよ。 人に迷惑をかけるのは、本意ではないのだよ。 だから、仕方なく仕事をしてやるのだよ。]
花瓶の水を変えるのだよ
[人より朝早く起こされて、雑用をさせられる。 なんて辛い一日なのだよ。]
にしても、もう一人の日直は誰なのだよ
[名前、書いてあったのだよたしか。 消してしまっていたのだよ。]
(45) 2015/04/17(Fri) 14時半頃
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[これでは誰が日直かわからないのだよ。 くそう、こんな事なら確認しておけばよかったのだよ。 失敗したときは、現実逃避をするのだよ。 逃げるのだよ、時間が解決するのだよ。]
そういえば、昨日の利木伊は機嫌がよかった気がするのだよ
[何があったのかわからないけれど。 寮でごろごろしていた彼女は、いつもと違ってほくほく顔だったのだよ。 きっといい事があったに違いないのだよ。]
でも、テストは疲れたと言っていたのだよ
[テストの苦痛以上にいい事は、僕には想像つかないのだよ。]
(46) 2015/04/17(Fri) 14時半頃
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[花瓶の水を変えて、教師にささやかな悪戯をするのだよ。 教卓の真ん中に、その花瓶をおいてやるのだよ。]
せんせーはおなくなりになりましたみたいにしてやるのだよ
[やってみたら、少し不謹慎な気がしてやめたのだよ。]
ごめんなさいなのだよ
[花瓶に謝って、元の場所に戻すのだよ。]
(47) 2015/04/17(Fri) 14時半頃
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― 朝 ―
ん、あ、いってらっしゃい。
[覚醒し切らない頭を揺らしつつ、手を振って見送る。 今日は少々寝坊気味、急がないと本鈴に間に合わない。]
朝ごはん…はもうこれでいいか。
[バナナ味とトマト味の大豆バー、お気に入りの2本をストックから出した。他にも各味10本は常備済。 トマトの方を先に咥えて、バナナの方をポケットに…]
あ。 ……忘れてた。
[指先にこつ、と当たったのは昨日拾ったデジカメ。 ハンカチを取り替えるべく外すとH.Sの文字、恐らくイニシャルだ。 今日こそ落とし主の手に…!……の前に遅刻だ!]
(48) 2015/04/17(Fri) 15時頃
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ケイイチは、ミームに話の続きを促した。
2015/04/17(Fri) 15時半頃
ミームは、ケイイチは朝からギターでも引いているのかなと考えた
2015/04/17(Fri) 15時半頃
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[瞳をじっと見つめられれば>>43、なに?とばかりに首を傾げる。 緩んだ顔の原因は、「もしかしたら彼は今日も屋上にいるかも」って予想が当たったから。 何も追及されないのをいいことに、そのままとぼけておくけれど。]
…食べれば伸びるのかな オレ、高校入ってからほとんど身長伸びてないんだけど
[こんな風に特定の誰かと頻繁に行動を共にするのは、入学以来初めてかもしれない。 誰とでも話はするけれど、友人らしい友人は特にいなかったから。
―――避けている、訳ではない。
ただ上手く距離が掴めない。]
(49) 2015/04/17(Fri) 16時頃
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[自分の未来は決まっている。
大学を卒業したら実家に戻り、両親の会社に入り、後を継ぐべく勉強の日々。 敷かれたレール。 みんなのように進路を悩むことはない。
それは、幸せなのか不幸せなのか。
自由な学生生活を、という我儘を聞き入れてくれた両親には感謝しているけれど、どことなく感じる後ろめたさは消えなかった。
まるで余所者のような感覚。
それはみんなの中にいればいる程に、余計強くなる気がした。]
(50) 2015/04/17(Fri) 16時頃
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[自分の為に空けられたスペースに礼を言って腰を下ろし、指し示されたサンドイッチとあんぱんを見やる。 「貰うね」とサンドイッチを手に取り齧れば、]
…桐谷くんはさ、将来の夢ってある?
[どこかぼんやり遠くを眺めながら、そう口にした。]
(51) 2015/04/17(Fri) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/17(Fri) 16時頃
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―回想・昨晩―
[食事が申し込み制だなんて話、聞いてなかった。 いや。聞いてた。実際昨日はちゃんとここで飯を食ったはず。]
……そ、そうか……発注とか……
[食材発注の関係で、自炊する人とそうでないものを区別するため、夕食を作ってもらうには事前に注文書のようなものを書かなければならないとか。……まぁ平たく言うと、食いっぱぐれました。]
うっ。
[泣き濡れそうな勢いで寮のカップラーメンの自販機で小銭を入れようとした時、後からきた雪子先輩から声をかけられた。>>31]
へっ!!? そ、そんなわるいっす……え、あ、せ、雪子せんぱい!?
[ささっと台所に向かう先輩になすすべはない。台所は女の戦場であり、男は立ち入りを許されないからだ。そうして所在無げに待っていると、美味しそうなオムライスを用意してもらっていたのだ。]
(52) 2015/04/17(Fri) 20時頃
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すげえ!めっちゃ綺麗! うちのおふくろ、オムライスとか作ってくれたことねーし めちゃくちゃ嬉しいです!
[ケチャップで書く文字はさすがに気恥ずかしくて、遠慮した。 だからレストランみたいに綺麗な黄金色に鮮やかな赤。 こうまでしてもらったら据え膳食わぬは男の恥だ。]
いただきます!!
[手を合わせ、味わいつつも豪快にかっこんでいく]
うっ、んめー!
[へにゃっと表情が緩む。よく考えたら、母親以外の女性の手作り料理なんて初めてで。でも食べている間は、ただただ美味しさに夢中になって、ぺろりとひと皿食してしまった。]
美味しかったっす!なんてお礼すればいいか…… いや、もうなんつーか、この御恩は一生忘れません!
[雪子様ぁ!とこの時ばかりは砕けて――心から嬉しくて笑った。こんなふうに良くしてくれる先輩を持って、俺は幸せ者だ**]
(53) 2015/04/17(Fri) 20時頃
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―朝―
[ジリリリリ、と定時になれば目覚まし時計が鳴り響く。 んああ、と声を漏らしながら時計をとめて起床し 朝の準備を始める。
いちにちがはじまる。]
……、
[毎日が移ろう、毎日が変わっていく、 いくつもの出会い、 いくつもの喜びといくつもの寂しさ。]
……あぁ、行かなきゃ。 今日は日直だっけ。
[きゅ、とネクタイを締め、寮を飛び出した。]
(54) 2015/04/17(Fri) 20時頃
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―朝・1年教室―
おはよう諸君!
[声高々に教室に入ったが、いたのは一人の女子>>45]
あ、れ? そっか、今日は……迷わなかったから早く着けたんだ。
あんた、三村だよな? 俺、音上。音上九零だ。 日直一緒だから、よろしく!
[数日同じクラスだったとは言え、ほぼ初対面に近い相手に 努めて明るく振舞った。]
(55) 2015/04/17(Fri) 20時頃
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悪いな、花瓶も黒板もきれいになってるし、 俺、くんの遅かった? あとなにすりゃいいんだっけ?
[えっと、えっと。 きっと中学と同じことなんだろうけど。 困った。中学にまともに通っていない少年は、 日直の仕事がわからない。 困ったように眉を下げ、三村を見つめる*]
(56) 2015/04/17(Fri) 20時頃
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