17 吸血鬼の城
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― 客間・サイラスの部屋 ―
[どれほどの時間が流れたものだろうか。 そもそも、この城に、時間は流れているのか…。 誰かが言った、そんな言葉が耳の奥に蘇り――
ふ……と、目を開く。]
―― ん…
[微かな吐息が零れ。 身を起こそうと、ゆっくり頭を持ち上げた。]
(26) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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[死体に近づく娘のことを制御する仕種はひとつとして見せない。その代わりに、いたわりの言葉を掛けることもない。
ただ目の前にあるものを片付ける。 仕事を淡々と遂行する。 それだけのことだ。]
(27) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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>>12 [近づいてくる。逃げてしまいたい。けれど、足が動かない。姉をとるに足らぬ存在だったと告げる領主を無理やりににらむ]
……許さない。 裏手の沢山の墓地に眠っている人々すべてを喰らってきた 貴方にとってはとるに足らないかもしれない。 だけど、大事な……やさしい姉さんだったのにっ……!
[ぎり、と唇を噛む。声が震えているのは自分でもよく分かった。けれど、止められない。それを気にかける余裕は無く]
(28) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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かつては……。じゃあ、今はもう、 [友達じゃないんですか? どうして? ――そんな言葉は飲み込んで]
……白薔薇さんはやっぱり、あっちの ひとなんですね。
[青から視線を逸らせないまま、少しだけ悲しそうに呟いた]
(29) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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記者 イアンは、執事見習い ロビンの様子には、理解できないと頭を横に振る。
2010/06/21(Mon) 00時頃
本屋 ベネットは、良家の娘 グロリアが絶叫して去っていくのをぽかんとして見送る
2010/06/21(Mon) 00時頃
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今の叫びは……。
[女の悲鳴、その方を向くも、足は動かず…。 それは、あまりにこの城にそぐっている音だったことと、だからこそ、ここにその娘を一人置いておくわけにはいかない、ということ。
ただ、扉に向かい、その戸は開けて廊下を覗く。]
――……あちらですか。
[サイモンの客室の方面、それを確認したとき、>>26マーゴが覚醒していること、まだ知らず…。]
(30) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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ああああああああああああああああああああああああああ
[喉が裂けんばかりの絶叫と共に、階段を上り駆けて行く]
『あの人は あの人は あの人は!』
[自分の目の前で、自分を引き千切った。 家族を喪った娘の前で、 頼るべき者を亡くしたばかりの子供の前で、 狂乱の果ての詫びの言葉と共に、 ただ一人、縋るべき者は自ら砕け散った]
(31) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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― 自室 ―
や、だ。 やだ。やだ、やだやだやだやだ!
[子供のような駄々をこね、宛がわれてた自分の部屋へと駆け込んだ]
死なないで! 死なないで! 死なないで!
[少女は必死に死にゆく婚約者を呼ぶ。 異形の者と化した者を。 月の魔力に惹かれて狂い果てた者を。 彼女自身の家族をその牙と爪で――た者を。]
(32) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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[城のどこかで少女の悲鳴が静寂をつんざく。 そしてまた、地の底からも絶叫がこぼれた。]
始まったか――…
(33) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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>>21 ……あーのお嬢さんは何なんだ一体。 デートの約束でも思い出したか。 [だが貴族の女が生み出したさらなる衝撃のおかげで 軽口を言う余裕は戻ってきた。
じわりじわり、は収まることはないけれど。 友人の様子>>28を片目で拾う。 何をすべきか、否、何をしていいのかが分からず]
(34) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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[正気を取り戻した記者につまらなさそうな貌]
ヒトではないことは認めるわ。 でも、化け物と呼ばれるのは好きではないの。
[何人を犠牲にしたか。 その問い掛けには答えなかった。 向けられる負の感情に柳眉が顰められる]
(35) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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―浴室→客間―
[代わりの衣服に袖を通す。 影の者に汚れた服は洗って返して貰う様に頼むと、客間の方に戻る為に歩き出した男の先には騒がしい気配。]
……。
[少し首を傾げたが、そのまま踵を返す様に、客間に戻った**]
(36) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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[問いた気な様子が伺えれば、一度首は傾いで]
人の世で変わらぬものなどありますか? ……いえ、いえ、あるいは……やはり、最初から。
[「友達」などではなかったのかもしれない、 と、先の言葉を否定して、声音の悲しげな様子には沈黙と共に青は伏せられる]
(37) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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兄さま……兄さま…?
[歩む心地は、あたかも夢の中を歩むよう。
イアンの叫び、翡翠色の静かな視線、黒薔薇の淡々たる瞳の色。 それらも今は届かず、崩れ落ちた兄の元へとふらり。歩み寄ります。
呆然と見下ろした兄の姿に、生命の光は最早なく──]
サイモン兄さま……。
[同じく崩れるように、兄の傍らに座りこみました。 血の気を失った兄の青い顔、はらりとかかる黒い髪。 その傍らに座るドレスの色は、血のような赤の色。]
(38) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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―廊下―
[ユリシーズを見送ったあと、所在無げに佇んでいると、不意に聞こえた悲鳴>>19に、弾かれたように面を上げる。]
な、なに……?今の……。
[慌てて周囲を見回すと、首にかけたロザリオがカチャリと音を立てた。]
今の……誰かの悲鳴だよね……?
[そっと、自らの肩を抱きながら女は震えだす。 逃げるようにその場を駆け出して、自らの客室へと戻った。]
―→自らの客室―
(39) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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[絹を裂くような悲鳴に眼差しは声のほうへと滑る]
嗚呼、申し訳ありません。 今は少し、仕事がありましのたで、また。
……今宵はもう大丈夫ですからね。
[そして白い執事は礼を残して、一つの客室へと足を運ぶ。 途中、いずこかに飾られた白薔薇を一厘、再び胸に挿す。
フロレスク――吸血鬼狩りの祓魔の血筋。 その名を名乗った客人の部屋の前、 薔薇は香り、白い花びらは、ひらり と散った]
(40) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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奏者 セシルは、扉より覗くサイラスの姿、青は一度向けられて吐息と共に伏せられた
2010/06/21(Mon) 00時頃
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私は! 私は! 私は!
[時間も記憶も駆け抜けて、突然全てを失った女は叫ぶ。叫ぶことしかできないでいた]
まだ、まだ私は――
[必死になって荷物を漁る。衣服を引っ張り出しては投げ出していく]
違う、ここじゃない!
[そこで初めて、ベッドの下から油紙に包んだままの猟銃を取り出して手にすると乱暴に包装を切り裂いた]
あれは彼じゃないもん。 違う。違うもん。
[通りすがりの――が、ただ彼女と彼を襲っただけ。そんな記録と共に]
あ、あは。あはは。あは。違うもん。
[彼女の常軌と共に、何かが弾けた]
(41) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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化け物以外に――じゃあ、殺人鬼とでも?
[あまりにも現実離れしていて、ともすれば再び呑まれてしまいそうになる。 人が一人死んだのだ、と繰り返し言い聞かせる。そうでもしなければ――]
……ヒトを喰らって、殺して。 化け物以外の何でもないじゃないか!
[声が上ずる。ただの虚勢だ。視界の端で座り込む赤いドレスが、妙にはっきりと映る]
(42) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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どう、して……?
[問いは宙に浮くかのよう。 虚ろなはしばみの瞳に涙は浮かばず、白い指先が僅かに震えて兄の頬を……その輪郭をなぞります。
つと下りる、その首筋には僅かに血を零した2つの傷跡。]
………… ……。
[ゆるゆると視線が向かうのは、瑠璃色のドレスの端へ。 次第に視線が上がれば、兄が愛しく引き寄せた細い腰。 やがて見えた亜麻色の髪に縁取られる白い顔は、ふやりとぼやけて見えていました。]
……どうして…?
(43) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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嗚呼……勘違いしてもらっては、困る。 あそこにあるのは、我が同属となったものの墓。
ただの食事にわざわざ墓などたてるものか。
[震える声で、それでも視線鋭く此方を見るベネットへ 城主は見下すように笑い、告げる。 伸ばす指先は彼の噛み締めた唇へ 逆らう気力を吸い取ろうと――其処へ響くグロリアの絶叫。 瞬時気を取られ、伸ばした手は宙を掠めるだけに終わった。 張り詰めていた空気がすとんと落ちる]
――…興が削がれた。
[短く呟き、ベネットに背を向けた。 霧になるではなく、ローブの裾から見える其の足で地下牢を出ようと踏み出す]
(44) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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[ 悲鳴が、聞こえた。
その、生々しさに。 微睡みに遊ばせていた意識が、急速に覚醒へと追いやられ ぞくりと背を震わせて、ベッドの上で腕を抱く。
戸口へと視線をやれば、扉の前に佇む薬売りの姿と、 その向こうに、白い従者の姿が垣間見えた]
(45) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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あははは、違うもん。 私はずっと前から、最初っから……
[突然伸びた牙。身体中から生えてきた剛毛。それはどんな怪物であっただろうか。だがそれは]
違うもん。 どこかに、きっとどこかに――
[未知の生物。謎の動物。それは旅をする婚約者の話によく出てきていた。決してそれらは怪物の類ではなかったけれど――]
いるんだ――もん。
[だから彼女は銃を取る。きっとどこかにいる筈のそれを彼女の"趣味"で撃つ為に。自分と彼を、彼女の妄想によって護る為に]
(46) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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−サイモンの部屋 >>38−
[力無く横たわる男の脈動をはかるも、何も無い。 血のような赤いドレスを纏った少女が彼に泣きついているのを見て、特に肯定も否定もしない。ただ、]
遺体が腐り果てぬうちに、屋敷の外に出しましょう。
[と告げるのみだった。 そして、こちらを見て信じられぬと首を振る記者の男には、]
人間は、理不尽であろうとなかろうと、いずれ死にます。
[…とだけ告げた。]
(47) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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[サイモンの傍に寄りそうメアリーを一瞥し ロビンの応じに緩く頷く。 化け物、と繰り返す記者をじ、と見詰め]
殺人鬼に化け物…… ……酷い言われようね。
[享楽を受け入れず現実に縋ろうとするその姿に 女は多少の興味を持つ]
その化け物に見惚れていたのは、だあれ?
[上擦る声に女の口の端が愉しそうにもちあがる]
(48) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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……そうだけど、でも――。
[自分でも何故問いを重ねるのか理解できないまま、口を開こうとして]
――何?
[不意に客室階のどこかから悲鳴が聞こえ、立ち竦む。 白薔薇に問いかけようとすれば]
「今宵はもう大丈夫」
[そんな分け知りな言葉を告げられ ――ここは魔物の城で、目の前の男は魔物の従者――厳然たる事実を思い知らされる]
(49) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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>>40 [扉の前、過ぎていくのは、白の従者… チラリとこちらを見やってから過ぎ行く姿に、ぽつり…]
――……フロレスク……
[呟く……。 それから、部屋を振り返った。]
――……ああ、起きましたか。
[セシルがどのような反応をしたかは見ないまま、部屋に戻り、扉は閉めた。]
(50) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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奏者 セシルは、薬屋 サイラスの呟く声が届けば、憂うようなため息が一つ。
2010/06/21(Mon) 00時半頃
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―サイモンの部屋―
――失礼いたします。
[客人の姿にも小さく会釈を向けて]
ああ、お嬢様、 お客様の前で食事をされては驚かれてしまう、と、そのように申しましたのに。 それに黒薔薇、遅くなって申し訳ございません。
[使われていない暖炉の柵を開く、 内壁の隠された紋章を探れば、暖炉は奈落へと続く暗い口を開いた。
地下室の更に下、迷宮にも似た地下洞窟へと続くそれ。 墓標を持ちえぬ“食事”の後は――]
(51) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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[感覚を研ぎすませて、城の魔気を探る。]
奴ら、眷属を増やしたのか――いや、これは“食餌”か。
満腹した吸血鬼も狙い目ではあるけれど… 城主も妹も、いささか高嶺の花だな。
(52) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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……理不尽を与える権利が、お前達にあるのか……
[冷静に死体の様子を告げる従者。理不尽な死、との彼の言葉に呻く。 理解の範疇を越えていた。化け物とは、そういうものなのか]
……それは……
[女にずばりと言い当てられ、声が揺らぐ。視線が離せなかったのは事実だ。 持ち上がった口元の端。結局、見惚れてしまっているのだ――]
(53) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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あ、あ、ああ。
[発狂という均衡を得たことで得たものは、覚醒と共に失われる]
あ、あれ。 あれ、どうして? え?
[あれだけ手に馴染んでいた銃身が、命乞いをする御者の脳天を撃ち抜いた引き金が、何度も何度も繰り返してきていた装填が、まるで別人に戻った如く上手くいかない]
あれ。あれ、あれ?
[獣が逃げてしまう。それは無論、先ほどの吸血鬼を名乗る城主でもなく永遠に失われた獣人と化した婚約者でもない]
どうして? どうしてよっ! 逃げちゃう! 逃げちゃう!
[苛立たしげに、震える手を叱咤する。その無様な姿は酷く滑稽で、そして彼女自身が何より望んでいた、真なる発狂への発芽でもあった]
(54) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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>>44 [こちらに伸びてくる象牙色の指先に、死を覚悟してぎゅっと目をつぶる。 が、どうやらあの女性の絶叫のおかげで自分は助かったらしく。ぽかんとして出て行ったほうを見ていたが、城主が背を向けるのを見たとたんに力がぬけて床に座り込む。]
……姉さん……
[食事のために墓など作らないのだと――とるに足らないものだと言われて怒りは収まらない。だけどどうしたらいいというのか……姉のことを思い出してか。または恐怖のためか。涙が頬を伝う]
(55) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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