214 サンタ養成学校卒業試験
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[教室に戻りがてら、悪戯半分に投げた雪玉は きれいにミナカタの方へと飛んでいった。
当てるつもりはなかったけれど、当たったら小言をくらいそうなので 慌てて教室まで全力疾走で逃げる。
駆け込んだ教室は、室内独特の匂いと温かさ。 そこに加えて、優しい紅茶の匂いが>>7鼻だけじゃなくて 外気にさらされていた全身を擽った。]
ポーラが淹れてくれたんだ。 飲む飲む!外すっげー寒くて大変だったよ。 アシモフもちゃんと暖かくしとけよな。
[ポットから注がれた湯気をたてる紅茶に、 思いついたのはやっぱり悪戯。]
(28) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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[ポーラが怪我をしそうなものを持ってないことを確認して。
彼女の頬に冷えた自分の両手をぴたん、と当ててみた。 冷たさにびっくりしたら大成功。]
雪の温度のおすそ分け、つってな。 驚いた?
[悪びれることなく笑うのは悪戯っ子そのもの。 年齢よりもはるかに子どもじみた行動に、 返ってくるのは呆れた視線か、はたまた苦笑か。*]
(29) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 20時半頃
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─ 夜・寮 ─
[寮に戻り、動きやすい服に着替えると髪を縛り直していた。 後頭部に高々とあった尾っぽは右側に寄せ、軽く編み込む。 胸元に垂らした荒縄は、頬杖を突けば机に触る長さにもなる。
実技の復習なら、何も夜でなく昼にやるべきだろう。 だが実際の配達は夜だ、より実践的に……というのは建前。 調子が悪くない限り、及第点なのだし回避したい、が本音。
防寒兼毛髪保護用の耳当て付き帽子を被り、寮の外に出る。 帽子以外は、大体いつもと同じ実習時のスタイルだ。
冷風が頬を撫ぜ、教室での温かい紅茶>>7が早くも恋しい。 あれのお陰で悴んだ手を、友人の体温で暖めずに済んだ。 手っ取り早いが、悲鳴が耳に痛いのと心証悪化は宜しくない。]
(30) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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─ 厩舎 ─
[道中や実習場所は等間隔に設置された蛍光灯で照らされ、 昼間程ではないが適度な明るさを保っていた。
寒い屋外でも光源の蛍達が然程機嫌を悪くせずにいるのは、 日夜努力する生物学部の研究の賜物だろう。>>0:103]
やはり、夜になると冷えるな。 終わった後は、汗が冷えないようにしないと。
[同じ様に実習練習に向かう級友と一言二言交わしながら。 厩舎に着くと重い扉を開き、一番大人しい馴鹿に近付く。]
……明日、頼むぞ。
[ぽすぽすと顔を撫でながら角の根本を掻いてやり、 ご褒美用の角塩をちらつかせた。]
(31) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 20時半頃
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おかえりなさい 救助活動おつかれさまでした
[次々と教室に戻ってくる面々にはそれぞれ声をかける。アリスに、ソリを引いてる時に感じた覇気が失われているようならそわそわと尻尾を揺らして様子を見たり]
ひゃあ!つつ冷たいです! もう!びっくりしたじゃないですかー!
[飲み終えたカップを片付けるついでに意見を聞こうとテッドの席に近づけば、突然頬に届いた雪のお裾分け。冷たさよりも、その唐突さにみゃあ!なんて声を上げそうになりながら、両頬に手をあてる。その口元はふにゃりと緩んでいた 怒っているというより照れ隠しの仕草]
そうだ。テッドサン プレゼントを取り出すとき、一番 持ちやすい大きさってどれくらいです?
[圧縮化を実現するにあたり、どの程度の大きさにするかは運ぶ側の意見を尊重するべきだろう]
(32) 2015/01/23(Fri) 21時頃
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― 教室 ―
[戻ってきた教室では、娘の言葉通りにポーラが 級友たちの分の紅茶を準備して待ってくれていた。 早速ご厚意に甘えていただくことにする。]
うーん、ポーラ嬢の紅茶は相変わらず絶品です。
身体に温度が行き渡って、えーと、ぼこぼこ……? あ、いえ、ぽかぽかになりますね!
ありがとうございます。
[もちろん味もだけれど、温かさが続くように心配りが 施されたカップは、これから授業が始まるのでなければ ずっと握っていたい程。
擬音語を間違えかけながらも、彼女にお礼を言って ぺこりと頭を下げた。]
(33) 2015/01/23(Fri) 21時頃
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― ホワイトアウト前 ―
[自身からすれば、誰も彼も見上げるほど大きい。>>0:140 けれど、年頃の女の子に面と向かって体重云々なんて禁句だ。 特にクリスは女性徒の中でもすらりとして背が高い。 己のように低すぎるのも問題だが、 体重の話には慌てて前脚をぱたぱたと揺らめかせた。]
俺はクリスが良く目立つ方が好きだよ。 ツリーの天辺にあるベツレヘムの星の星みたいだ。
クリスが立派な聖夜郵便局員になったら、 きっと子供達はもっと手紙を書きやすくなるよ。 君みたいな星型の切手を、ぺたりと貼ってね。
[きらきらと輝く瞳の青さは、明るい夜色にも似ている。>>0:142 小さな体を大きく使い、手振り身振りで力説していたが、 ハッと校庭の気配を察し、翻る体。 彼女が止める間もなく、駆け出した慌てん坊。>>0:159*]
(34) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[教室に残した北風はひゅうひゅうと鳴き。>>0:152 学友の暖かい心配を余所に小さな体は最前線へ。>>0:156]
アリスー、アリ……、
[雪を掻き分け、トナカイと調教師を目指し一路。>>0:158 ずりずりと体が雪に埋もれていくのは何時ものことだ。
――― ズボッ ―――
そして、脚を柔雪に取られるのも良くあること。 常ならばもう少し気をつけて進むが、目先に捉われすぎた。]
(35) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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ごめん、ごめん。
[悪びれることなく笑いながらも、 驚かせてごめんとポーラに謝る。
ぴるぴると動く尻尾が本当にびっくりした、と 声よりも雄弁に主張して、 怒っていないのは表情を見ればわかる。>>32]
(36) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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ぢゅ…っ
[ジタバタ。もがけばもがくほど深みに嵌る。 ミイラ取りがミイラでは、余りに余りだ。
出身であるモフモフ谷にも雪は降るが、 雪の降る季節は一族揃って冬眠してしまう。 故に、一度嵌ると中々抜け出せない。 自身は穴掘りが出来る鼠ではないのだ。]
………――――、
[最後にアリスの名を呼んだ鼠は、哀れ雪の下にしまわれた。 辛うじて覗かせた尻尾の先だけで、集中線を渇望しながら。*]
(37) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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プレゼントの大きさ? んーっと…
[手や腕をぱたぱた動かして]
俺だったらこんくらい、が持ちやすいかな? でもさ、
[それよりも少しだけ手を大きく広げる。]
このくらいの包みの方が、子どもが抱えた時に うわ、何だろう! ってドキドキしねえ?
持ってる人が変わったらサイズ変更とか出来るのがいいんだけど。 どう?
[自分よりもよほど成績の良いポーラに意見するのはあまりない体験。 でもサンタを目指すからにはそれは譲れない主張で。 不安半分、期待半分でポーラを窺う。]
(38) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[クリスが戻れば、部屋の温度と明るさが一段階上がった気がした。華やかで朗らかな彼女は、ツリーに例えると一番てっぺんの星だ]
ハイ、どういたしまして ぽかぽか、なりましたか?良かった
[多少不自由な言葉も、暗号めいた文字も。のびのびとした彼女らしい。真似することができない、ということは代わりはいないということ その"個性"が、ポーラには眩しく見えた
高い位置にあるつむじが見えれば、同じようにお辞儀を返し、名残惜しげに握られたカップを受け取ったか]
(39) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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― 救出劇 ―
[それから、どれくらい埋もれて居たことだろうか。 アリスを救助に馳せ参じ、逆に遭難の憂き目。 入学して以来、何度目か分からないアリスSOS>>0:183
雪を越して、人の声が聞こえる。 ミナカタと、アリスと、それに朧だろうか。 他にも何人かの声が聞こえた気がするが、幻聴かもしれない。 体温を奪う冷気と急激な睡魔に行動制限を受けながら、 ちゅぅ…、と力なく鳴いた。>>0:195>>0:196>>0:197]
(40) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[雪の中からサルベージされた時には、 すっかりと雪をもろもろに付けて、力尽きる鼠一匹。 眼を回している鼠は、魘されるように前後不覚のまま呟いた。]
……怪我は、しなかった…かい、……アリ…ちゅぅ、
[最後まで人語を吐き出せず、 朧の体温に触れると同時に、軽く気が飛んだ。
びしゃびしゃの鼠を襟巻きで包んでくれる優しい学友。>>0:185 なんの迷いも無い所作に、堪らない至らなさを噛み締めて。*]
(41) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[浮いたり沈んだりする意識の中で、 自責の念に駆られながら、同時に増える声に鼻先を鳴らした。 仮にも世界中の子供達の為に尽くそうとする面々である。 飛び出してしまった自身を按じてくれる。>>4>>5
クリスの至極最もな言葉に、垂らした尻尾を揺らして応じた。 成人も済ませて尚、自分には危機感が足りない。>>11]
すまない…、また心配を…。
[うんうん唸りながら、朧によろよろ前脚を伸ばす。>>17 ポン、と彼の腕を撫でて、労わり。>>18
何か呟いた言葉は、鼠の言葉。 彼の言葉に応えたつもりだが、上手く声にならなかった。*]
(42) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[どれだけ髪を乱されようと、直すのは手慣れたものだ。>>26 解いた髪紐を咥え、階段を下りながら纏めた髪を括り上げる。
咄嗟の行動で防寒を怠った中年見習いに一言向ければ、 大人気なく振り下ろされた鉄槌に、痛む頭を押さえた。
存外元気じゃないか、と呟いたのは自身の口腔の中だけに。]
相も変わらず、見た目に反して面倒見が良いな。 見方を変えたら幼女愛好者のようだ。
[ふ、と目を細めては、彼を小馬鹿にして拍手喝采。 アリスは幼女と呼ぶには大人びているが、対比的にだ。
自分には出来ない気遣いが自然と出来るのだから、 年を言い訳とせず胸を張れば良いのにと。 言った所で舞い上がるだけだ、と伝えてやるつもりはない。]*
(43) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[アシモフが見付かった後。 口を動かす馴鹿にどつかれる、哀れなミナカタ。>>27 赤鼻であっても、漂う加齢臭でか仲間意識は薄いらしい。]
大丈夫か、おっ……ミナカタ。
[あからさまに言い直し、視線だけは同情を向けてやる。
ここにいる皆で、同じことを目指す最後の授業日。 あまりそう思えないのは、まだ続いて欲しいと願う所為か。 何気なく見上げた空は、泣きたくなるくらい澄んでいた。
教室に戻った後。 冷えた体に染みる温もりに、仄かに纏う空気を緩めながら。]
ありがとうな。
[入れてくれたポーラに、ゆる、と尾っぽを揺らして感謝を。*]
(44) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[それから授業が始まる前に、ポーチからある物を取り出すと。 何事かをぶつぶつと呟いた後、隣の席のアシモフを ちょんちょんと突いて話しかける。
クリスマスローズをあしらったレースの ハンカチを、彼の方に向けて広げながら。]
ちょっとしたおまじないをかけておきました。
こちらを敷いてその上に座れば、 暖かいまま授業が受けられますよ。
[人間にとってはカイロ替わりでも、鼠なら膝掛けや ホットカーペット程度の効果は見込めるだろうか。
何でもおまじないで解決出来るわけではないけれど、 こういったことにかけては無駄な器用さを持っている。]
(45) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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如何でしょうか?
先程の件もありましたから。 わたしなりに、アシモフ殿が最後まで体調を崩さずに 授業を受けられる方法を考えてみたのですけれど…。
[彼の体型の都合上書き取りになるとずっと上に 座っているわけにはいかなくなるから、 せめて合間合間ぐらいはと。
しかし押し付けるつもりもないので、アシモフが断ったり もっと最適な保温方法を思いついていれば、 すぐに引っ込めるつもりで赤い瞳をじっと窺った。*]
(46) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[雪に埋もれた白もふもふが どうにか通常の体温を取り戻したのを見計らって、 小さな彼の体を指でちょい、となでる。
ちゃんと温かくてほっとした。] アシモフー? 大丈夫か?ほら、チーズ。 寒いとこだとカロリー補給必要なんだろ?
[種族の違う友人が増えて、自発的に調べたのはその生態。]
(47) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[寒い場所ではカロリーを多く必要とします。 水分補給はしっかりと。
それだけは試験よりも授業よりもしっかりと頭に刻み込んでいる。 ポケットに食べさせても大丈夫な個包装の ドライフルーツやチーズを持っているのはそのため。]
予報士さんいないとサンタさんが困るだろ?
[笑って、少しずつ高くなる体温にもう一度笑みを浮かべた。*]
(48) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 22時頃
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―夜・寮内―
たーのーもー。
[間違った訪問方法で叩く扉は仏頂面の友人の部屋。>>30 出かける前だったらしい姿に差し出すのは夜食の差し入れ。]
はいよ。お礼の甘味。
[試験の手伝いをしてくれた友人たちへ、お礼がてら差し入れをして回る。
頑張ったところで、苦手なことは どうにもこうにも集中力が長続きしないから、 こうやって息抜きするのも大事なんだとちょっとだけ言い訳して。]
(49) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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な、な。ちょっと口開けてみて?
[強請って、少し開いた口元へ 強引に一口サイズのパンケーキを押し込んでみた。]
苺とカスタードクリーム入りのフルーツサンドと、 他にパンケーキで餡子と生クリーム挟んだの作ってみたんだ。
餡子使うの初めてだったからさー、毒見?してもらおうと思って。 どう?
[味見をした時はそんなに悪い味だとも思わなかったけど。 口に合わなければフルーツサンドで許してもらおうと、思いながら。 滅多に変わらない朧の表情を覗き込んだ。*]
(50) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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── 予鈴がなる前後の教室 ──
[試験前の級友達は実に十人十色だ。 テッドのようにノートを借りるものもいるならば、徹夜明けなのか。 息絶え絶えに自らの机にうつ伏す者も、視界に止める。>>0:60
鼻腔を擽る香りは、既に教室内に漂っていただろうか。>>0:71 消しゴムに逃げられる旧友が、まさか括り紐まで追う程の逃げられようだとは。 小耳に挟んでは、なにかいい案が無いかと頭の片隅で考える。>>0:69
小さな手助け人を惹きつけられるのが、一番てっとり早いのだが。 クリス語の修正も間に合わないほどである。 いや、あれは個性だと見逃されているのだろうか。]
(51) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[設計工学部の話は、聞いていても楽しい。>>0:77 抽象的な表現は無限に夢が広がる。 花形役者を立てる為、裏では様々な力が交錯する。]
………その、模型が出来たら、見せて欲しい。 勿論強要はしないが。
[漏らした素直な感想に、短く告げられた礼。>>0:171。 擽ったさを覚えながら、男も素直な気持ちを吐露する。 材料や塗装品などを提供する関係上、行き来することの多い学部だが。 男の仏頂面は、相変わらず崩れることはなくとも。 馳せる想いは等しく。
皆で卒業を迎えたら。 それぞれの場所に散ってしまうだろうが、それでも学び舎を共にした絆は強かろうと、目を細めながら室内を見渡すのも、もう少しで終わりとなる。
寂しいとは言えないだろうが。 それでも寂しいと想う気持ちは、男を更に無口へとさせた。]
(52) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[予鈴がなると同時に滑り込んだ級友にも、柔い眼差しを送る。>>0:114 一番前の席で授業を受ける後ろ姿は、真面目な印象を与えるに充分である。 内申点は上々だろう。学科の点数も少しおまけが見込まれるのではないだろうか。
ひとりひとり姿を見遣っては、無事合格するように願いを込めていると。 聞こえた、憂慮の声。>>0:115。 時期が時期だけに、募るばかりの心情に気付きはせども。 解消すべく動けないのは男の欠点でもある。]
そろそろ迎えに行くべきなのだろうが……
[想いはお節介ではなかろうかと。 口篭る言葉すら、年嵩増した級友のブラックサンタの言葉に>>0:124、消え入りそうであり。 過去問大盤振る舞いによって、完全にかき消されていた。]
(53) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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へぇっぷしっ!
[暖かい教室に迎えられ、タオルを借りて水気を拭ったが、 背中を這い上がる悪寒の忘却には至らない。 それでも、小さな頭に座学を叩き込み、最後まで授業に出た。 しかし、鼻先が何時もより赤いのは気のせいではない。
クリスに借りたハンカチを防寒具代わりにぐるぐる巻いて、 如何しても気になる事があるからと、共に教室を後にした。>>45
彼女の特別な力が篭ったハンカチは、 仮令、おまじないだとしても、 何故か暖かく感じて、首をもすりと埋める。>>46
自身の体格を気遣ってくれる優しさがひしひしと身に染みた。 ハンカチは洗ってから返すから。と頼み込んで借りて良かった。
これが無ければ、今にも前のめりに行き倒れそうだ。]
(54) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[思い立ったらすぐ行動、を腰の重い自分に言い聞かせなければならないと悟ったのは。 木枯らし一過。冷たい風が頬を撫ぜてからだった。>>1:141]
アシ……モフ?
[そこは追先ほどまで、小さな身体に鉛を抱えた旧友の姿が居たはずだが。 不在のみの行き先に気付くのは、いったい誰が早かったか。 校庭では男の知識を求められる発言がされているとは未だ知らず。>>0:158 まさか級友に因る何度目かの白歴史の幕が切って下ろされていたと。 気付くのはもう少し先の話*]
(55) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[ほとほと。向かう先は気温計の設置された屋上。 廊下に出た途端、吐き出す溜息は重い。
両手でハンカチの下に隠して持つチーズ>>47>>48を、 ごそりと引き出して、眺めながら、ちゅぅ、と嘆息を増やす。]
俺は、いつか―――…、 彼らに貰ったものを返せる予報士になれるだろうか。
……いや、違うな。 返したいって、俺が逸って振り回されているんだ。 [ほとほと。とぼとぼ。 階段の手すりによじ登り、木枯らし吹く屋上へ出た。 長距離を飛ぶソリ用のカタパルト、星を観測する望遠鏡。
そして、広い広い夜色の空。 余りに小さい鼠は空を見上げて、はぁ。と呼気を濁らせた。*]
(56) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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── 記憶の片隅の話 ──
[小さな級友の遭難ならぬ白歴史に似た話なら、一つ記憶にある。>>0:149
雪花草の個体サンプルを収集に出た通り道、級友をひとり、引き上げたことがある。
その頃はまだ花形学部への未練が多く胸を秘めていた為に、雪車ごと引きずり出した体を肩に背負った儘。 名乗ること無く救護室へと預け去ったのだった。 勿論壊れた雪車は、設計工学部へ預けて修理した後に返却するよう、手配もしていた。
足がつかないように振舞ったのは、ただ単に礼を言われるのが気恥しい理由からでもあったが。]
俺は。配達学部に属するものは、練習しなくても雪車など乗りこなせるほどの機敏さが元々備わっていると思っていたんだ……。
[男は出来ないことをいとも容易く出来てしまう、あの学部に所属する者を。 雪道で遭遇するその時まで。 羨望を通り越して癪に障る相手だとすら勝手に認識していた]
(57) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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