人狼議事


35 WWV 感染拡大

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 痛みの無い生はないのよ。きっと。

[触れていた手が握られる。優しい笑みを向けた。]

 何もない、なんて死ぬまで分からなかったことよね。
 ここを、生きて出られたとしても……同じだったかもしれないわ。

[《外》に出たことのない自分は、この研究所が世界だった。]

 それでもね。私は、貴女たちは生きて出て欲しいと思ってたの。
 せめて、生きたいと願う貴女たちだけは。

[無理だとは分かっていた。それでも。]


 痛みのない生……。

[記憶にある限り、自分の居場所は病院の中だけで、常に何らかの病と闘いながら生きていた。
 自分の境遇を呪い、普通の生とは、こんなにも苦しくはないのだろうと夢見ていた。
 けれど――それは間違いだったのだろうか]

 レティーシャ、……あなた。

[彼女の願いを聞いて、瞳を見開く]

 そう、だったの……?
 あなた、あたしたちの事を、思って。

[肩が震える。
 レティーシャの自分より小さな体を抱き締めた]

 ごめんなさい。
 あたし……あなたの事、見下してた。
 あたしなんか、自分の事しか考えていなかったのに。


[自分よりも年下の少女に抱きしめられる。
笑みを浮かべたまま、その背に手を回した。]

 謝らないで良いのよ。
 本当はね、言う心算なかったの。
 皆、自分の事だけ考えているの。それで良いのよ。

 ただ、私は貴女たちよりも年上だから。
 年上ぶりたい時もあるのよ。それだけよ。

[ヨーランダが落ち着くまで、何度もその背を優しく撫ぜた。]


【人】 詩人 ユリシーズ

ハズレ?何のこと?

[ナイフを向けたまま]

もしかして、適合者って意味かしら?

[くく、と含み笑う。
笑いながら、出ようとする新入りをじっと見据え、逃げようとするのに詰め寄る

調子が悪そうな様子を気遣うわけもなく、
蹴られて痛む足をずりながら反対の廊下の壁に押しやって、
首元にナイフの腹を押し付けた]

何を見てアタリハズレって言ってんだかしらないけど…
ずいぶん精度の悪い判定器ね。

[あははと笑う。
笑いながら軽くナイフを引いた]

(81) 2010/11/02(Tue) 01時頃

 ……でも、
 こんなくだらなくて、つまらない人生だったけど、
 誰かのために生きられたら、何か変わっていたのかなって……思って……

[自分の背を撫でる優しい手の感触。
 肩に顔を埋めるようにして、瞳から溢れる感情を零し続ける。
 そうしながら、ああ涙を流すなんて随分と久しぶりだと、心の何処かで考えていた**]


メモを貼った。


【人】 詩人 ユリシーズ

―廊下―

[引いた刃先が新入りの首に赤い筋をつける。
刻まれた傷は深くはないが、動けば痛みを感じる程度。
向けられる視線に獰猛な意図を感じ取ると]

イイわね、その視線。
たまらないわ。

[肩を壁に押し付ける手に力を入れ、手にするナイフを伝う血に舌を這わせ]

いつまでそんな顔して悪態つけるのか、見てみたいものね。

[再びナイフの腹を、新入りの首筋にぐいと*押し当てた*]

(89) 2010/11/02(Tue) 01時半頃

[肩が濡れるような感触。]

 その言葉、もっと早く聞きたかったわ。
 貴女が生きている時に。

[そうしたら、きっと貴女の世界も変わっていたかもしれないのに。
口には出さずに。慈しむような笑みで。]

 貴女のこと思っていてくれた人……いたのにね……きっと。

[背を撫ぜながら、小さく呟いた。**]


メモを貼った。


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/11/02(Tue) 02時頃


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