194 花籠遊里
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[羽化の様を背徳的な心地で見つめていた。>>100
天真爛漫な彼が穢れ、自ら堕ちていく。 堕落の味は喉を滑り落ち、彼の体内から変質を促す。
煩悶の表情を眺め、頭を撫でるように金糸を梳いた。 まるで幼い彼を褒めるよう、深淵へ進む背中を押すように。
前後の孔を刺激され、蕩けだす肢体。 じわりじわりと熱が上がり行くのが知れて、己も熱の孕む呼気を吐き出した。]
―――…悦い顔になってきやがって。 好色は美徳だぜ……、ほら。
これも好きだろうよ、自分で塗りこめてみな。
[己の先端を宛がい、甘い窪みで尖った茱萸を潰す。 その度に彼の胸から卑猥な水音が零れ、胸板のラインを辿り、肌を穢した。 滑る切っ先を数度アクセントをつけて押し潰せば、亀頭の丸みが幾度か尖りを弾いた。徐々に肥えゆく熱源は如実で、彼の目前で雄が育つ。 彼の色が、己の欲に、火を燈してゆく。]
(102) 2014/09/20(Sat) 22時頃
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[とろとろと滴る淫液に塗れた彼の左胸。>>101 熱い体液は左胸ばかりを愛して苛めてみせる。 唆されて彼が自ら胸を慰め始めると、その指の爪先にも先走りを塗りつける算段。]
―――…啼けよ、ニコラス。 堪らねぇだろう、狂おしいだろう。 女のように善がってみせろや、お前さんは買われた花よ。
花に、自由など、何一つねぇ。
[不意に彼の肩を掴むと、そのまま彼の胸を引き寄せ、抉るように尖りを圧しようか。 小孔が開く感触すら、過敏な末端に送り込み、見下ろす男の悦は深い。*]
(103) 2014/09/20(Sat) 22時頃
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―――…誰も彼も、遠ざけて。 お前さんは本当に悪質にて寂しい花よな。
[ふと漏らした言葉は、常に偽りを貼り付ける彼に向けて。 誰に買われる姿を見送ろうと、彼の表情はいつも変わりない。 常に淡く笑んだ顔は、己より、花主より、ずっと胡散臭い。
心を明かさぬ、花としての彼。>>104 きっと、散り際さえも、差して変わらぬ。>>105
憐れむのではなく、真実を語るように開いた唇は、一度閉じ。 されど、僅かに揺れた表情筋に、微かに視線を揺らした。]
……本当に、色気の足りないことだ。
(108) 2014/09/20(Sat) 23時頃
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[爪に鑢まで掛けられ生きる貴人の痴態。 自慰を促すのは雄の性器ではなく、本来不要な肉粒へ。 芯を育て、彼の新たな性器と変える。 火照りを集めた肌と、卑猥な光景。 彼の身体を探る水音は反響し、鼓膜に愉悦を拡散。>>106]
分かるかい、お前さん胸を弄られて女子のようよ。 これだけ、はしたない花も中々いねぇなぁ。
[淫乱を言葉で責め、熱源が脈を打って彼の胸に鼓動を伝播。 血液と熱の集まった男根は、血管を棹に浮き立たせ、色立つ彼の香を聞く。花が開くに似た夢幻の香を。]
………っ、
[小さく奥歯を噛み締めれば、熱塊がぶるりと大きく震え、乱れる彼に一等の熱を与えた。ぴしゃりと肌を打ち、弾ける飛沫が迸って彼の掌ごと精子で穢す。白濁の体液が胸を弄る所作に紛れ、淫液よりも重く滴り落ちていく。
男の精を塗りこめ、乱れていく彼は最早蝶ではない。 ―――もっと、別の。
名前に恥じぬ美しい人だった。>>107]
(109) 2014/09/20(Sat) 23時半頃
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……丁助、控えな。 頃合だ、良き按配に致したかね?
[金華を開く指先を言葉で払うも、退席は許さず目視の続行を命じる。徒花の手により開いた細い内壁は、奪わせる境界と傷つけぬ最低限に留められているだろう。売花の儀礼めいて。 彼も決して初心な花ではない。媚が足りぬと苦言ばかりを呈しているが、彼の売れ行きを知らぬ訳でもない。―――ただ少し、花として在り過ぎるだけ。
丁助の愛撫が退いた後、己の両手をニコラスの尻に伸ばした。小作りな臀部を左右に開きつつ、膝の上へと召喚。 抱擁する振りで、ニコラスの頬に接吻を一つ与えて飴代わり。
割った尻は慎ましい窄まりを花の視界に晒し、逞しい剛直がネチ、と触れる。熱い猛りは優しさでも、柔らかさでも、甘さでもない。 彼の身に、盛ると言う、それだけの欲望。恣に振舞う男が息を一つ漏らした。]
力を抜いていろよ、丁助に見せてやらねぇとな。 今日も、昨日も、別の男に抱かれていると。
―――所詮、花は枯れて散るまで、蝶の餌。
[垂らしこむ毒と共に、ニコラスの細腰を引き摺り下ろす。 猛々しい熱杭が、狭隘な肉筒を衝撃伴い、貫いた。*]
(111) 2014/09/20(Sat) 23時半頃
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[噤んだ唇は、封の代わりか。それとも失語か。>>112 隠蔽する心の在り処も知らず、花籠の底で朽ちても茶飯事。 ほんの少しだけ、淡焔の髪色がくすむのは惜しいと噛んだ。
現に彼はここ数日で、ゆらと能面に波を立たせるようになった。 そんなもの、唯の気のせいと一蹴してしまえる程度の変化だが、まるで彼の笑顔が、彼自身を庇っているようにも見えた。]
―――…来な、丁助。 お前さんは可愛げねぇな、悪辣よな。
何もかも、諦めたってぇなら、そんな顔して護るなよ。
[また、彼に言の刃を放ち、細い呼気を漏らした。>>114]
(121) 2014/09/21(Sun) 01時頃
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[悦は神経内を巡り駆け抜けて、彼を再構築する。>>113 理性と言う名の隔壁を破り、常識と言う名の偏見を捨てさせる。彼が得るべきは悦、花の快であり、人の性であった。
淫蕩を晒す彼は、何より喜悦に従順で、身体を支配する熱に熟む。弾む声は高く響き、彼を奏でて壊す男が嗤った。]
花籠には嘘ばかりが詰まっている。 暴くは蝶の性分よ、―――ッ、
[謳うよう奏でた誘惑。 されど、穿った途端、粘膜の収斂に絞られ、僅かに顎を引いた。待ち受けて歓迎する身体は絡みつくように甘く、熱い。
悲鳴は肉筒を拡張するよう陰茎を育て、みっしりと隙間なく埋め尽くす。根元まで咥えさせた身体は窄まりの皺をピンと張り詰めさせて、緊張を強いる。>>119
間を開けず、呼吸の暇さえ与えずに、喰い締めてくる肉輪を掻いて、再び突き刺す律動を開始。深々と貫くたびに、細い身体に収まる臓腑を突き上げた。 彼の腕を己の背に導き支えれば、身体を跳ね上げさせた。奔放な律動は放縦を与え、未熟な粘膜に雄を擦り付けて歪めていく。]
(122) 2014/09/21(Sun) 01時頃
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ーとある月夜の晩ー
[その日は久しぶりに客をとらずともよい晩だった
理由は簡単、駆け落ちした娼と客を探すのに廓総出での捕物となったからだった
障子をあけて久しく真夜中には見ていなかった月を見つめる
どこか霞がかった朧月、それを見るたび涙がこぼれそうになる
泣く資格すら、ないのに
年期がいつかあけたなら、彼に売られた際に捨てた名を
自分の本当の名を告げたかった。その名で呼んで欲しかった
彼と共にいられたならば、しあわせだったのだ
そんなことは土台無理な願いであるとは、分かっていてもそれに縋りたかったのだ]
……―――
[かつての友の名を、呼ぶ
願わくば手と手とりあった彼らが無事逃げ切れれば良いと願いながら、月を見つめて嘆くのだ]
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[淡く吐き出す呼気は喉から溢れ、僅かに汗が浮く。 傍に呼んだ花へ片手を差し伸べつつ、数度虚空を掻いてから、紅華の手を取ろうか。]
見ていろよ、丁助。 ――― 眼を逸らすな、嘘吐きめ。
[眼前で殻を破り、新たに生まれ変わるニコラスを見せる。 今の金華には偽りなど欠片もなく、ただ、己の希求に甘んじ、身体を拓いていた。貪られるだけの哀れな存在、しかし、とても、うつくしい。
更に嬌声を聞かせるように、或いは単に蠢動に抗いきれず、麗人の奥まった場所を先端で抉った。白濁混じりの先走りが小さな泡を立てて内で次々弾けていく。
卑猥な水音は際限を知らず、彼の媚肉を酷使させ、視られる喜びを心身に覚えさせる。己の熱塊も、彼を陵辱したがる素直を露呈。 ニコラスの肩に回した腕で圧を掛け、跳ねる隙を狭めてストロークの短い一打を幾度も撃ち込んだ。
傍若無人なる男は一度全てを壊してゆく。 ひっきりなしに肌を穿つ生々しい音が牢を巡り、淫香が濃く煙る*]
(123) 2014/09/21(Sun) 01時頃
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