14 Digital Devil Spin-Off
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アラヤの軋む音がすれば、幻の店はざあっと消え去っただろう。
[ ――もっと早く。
御巫に託すと決める前に、それを聞いていたならば。
きっと、惹かれていた。
その、破滅的な《理》に。
自分たちを、こんな碌でもない戦いに投げ込んだ、
全てを《ヒテイ》するために。]
[緩やかに、意識の目を開く。
それは、アラヤの揺れを感じたからか]
――……。
[今拓かれた理はきっと。
自分が到る事のできなかった場所にあるもの。
もし知る事ができていれば、
何処か遠い羨望をもって見詰めた事もあったろうに]
…ま。
今となっては、それも遅いけどね。
[口を閉ざした蛤の殻を指先で撫でて、
どことも知れぬ中空に寝転がったまま、
皮肉げに呟く。]
まあ、そうだよな。
[と言いつつも、自分は使うだろうかとも思う。
ドラッグストアキリシマユタカ。夏も昼もパーカーのフードを被った男が買い物にきていれば、それは目立っただろう、犬は連れていなくても。知らぬうちに何度かは、話をしたこともあったかもしれない]
そうだな。
たまこさんの理、どうせなら目の前で聞きたかったけど。
[アラヤの軋みに耐えかねたように消える店]
今じゃ、自分で選ぶことも出来ない。
世界そのものが…足掻いてやがるのか。
変わることこそを《ヒテイ》して。
あるいは、変わらない事への、《ヒテイ》か。
[たった一つの事象など、存在しない。
だから否定だけが存在する世界などあり得ない]
『だが、わずか一時、刹那の時間だけでもその理が成り立つならば』
[その後の世界は永遠に《ヒテイ》されつづけるのだろうか?]
ヒテイを、否定することでは勝てないんじゃないかな。
[リョウリ相手に、気楽な問答。]
ヒテイを肯定して。
なおも新しいものを作れたら。
旧世界も満足するのかな?
[緋鯉は何も言わず、ばしゃりと尾ビレで水音を立てる。]
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