人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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……………ニコラ。君が、好きだ。
君が、僕の唯一、だから。

[ディーンの言葉は途切れ途切れに、表現を考える間が空いた。
どれだけ伝わったかが分からないもどかしさに、眉間の皺を僅かに深くしながら、どうにか寄せ集めた言葉を吐き出して、ニコラをじっと見つめる。]


メモを貼った。


【人】 小悪党 ドナルド

[分かる、と言ってくれた事がうれしい。
フランシスの言葉に申し訳ない気持ちもあったけれど
それでも同じ気持ちだったと思えば安堵できた。]

 ――…うん、ごめん。

[守りたい人は、己を指すのだろうと思う。
それは大事にされているのを十二分に感じるから。
守りたい人がいるから抑えたフランシス。
守りたい人がいるから動いたドナルド。]

 でも、また同じ事が繰り返されたらと思うと……

[突く指先に、続きは消えて。]

 ……う。

[僅か眉根を寄せる。]

(58) 2014/11/24(Mon) 23時頃

[自分だったものに語りかける姿。
いくつも口にされた名前の、どれが自分のだか判然としない]

 ……心配?

[いろんな人の声が聞こえた、気がした。
心配してくれたのは――誰だったっけ。
もう、いないのだろう。
だって、誰もいなくて……]

 心配、されてるの

[目があった。親しみやすい、表情。
死んだことを、あっけらかんと告げる声]

 心配してるんだ

[生きてて欲しい、という言葉は、とても綺麗に聞こえた]


【人】 小悪党 ドナルド

[突かれた個所を気にするように
眉間を中指の腹で軽く撫でる。]

 フランシス。
 フィリップが戻ったら、さ。
 俺やラルフに聴かせてくれた子守唄、歌ってくれる?

 ラルフが好きだった歌を、あいつ、聴きたいンだって。

[ぽつ、と思い出したように
フランシスへとその話題を振り]

(59) 2014/11/24(Mon) 23時頃

[歌が聞こえた。
声が、聞こえた。

顔をあげ、立ち上がる。
自分を前に、ずっとしゃがんでいた足は軋みもしないし、痛みもない。

どこからだろう。
聞こえる声、歌、旋律、なんと言葉にすればいいのか、いや、できないのか。ただ誘われるまま――ずっと目指していた場所。
外へ、
雪の中へ、

玄関の扉に、手をかけた]


ドナルドは、バーナバスに話の続きを促した。

2014/11/24(Mon) 23時頃


[噛み砕きたい吐き出したい噛み砕きたい吐き出したい想いを。
粘土の味の飴玉みたいに、口の中で転がして。
足へ口付けるディーンを、じっと見下ろしていた。

足を動かして。
足の指を、彼の唇に触れさせて、口内へぶちこむ。
押し込んで、奥まで犯して、蹂躙して]

 ディーンは、僕とキス、したい?

[ちゅぽん、と引き抜いた]

 ……可愛くおねだりして?


[しゃがんで、頬に触れる。
噛み砕きたい吐き出したい噛み砕きたい吐き出したい想いが、口からこぼれそう。
呑み込むのも口から出すのも出来なかった秘密の言葉。
舌に残る味は苦くて苦くて]

 ……願い事。

[噛み砕きたい吐き出したい噛み砕きたい吐き出したい]

 叶えて。
 僕のたったひとつの願い事。

[お兄ちゃんだから、子供だから、弟だから、大人だから
吐き出せない呑み込めない願い事]

 ずっと、僕だけ愛して。
 唯一だって、一番だって……言うなら。

 ……おねがい。


[扉は不思議と手ごたえがあった。
開くかはわからない。
開かないかもしれない。そう思って力を込めることが出来ないでいる。

振り返るのは、駄目だ。
さっき声をかけてくれた、生きている――フィリップ、だ。
名を覚えている。
ごめんね、と口にしたことも覚えている。

振り返らなければ、あのまま外に出ていたら
一人で静かに、終えられたのに]


メモを貼った。


メモを貼った。


 ――…………ッ!!

[唇に、丸みを帯びた親指の先が触れた。
小さく息を吐く代わりにそれが口の中に押し込まれる。
指先から更に奥、口内に収めるには容量の大きいそれに呼吸も奪われる心地がして、ディーンの眉が苦しげに寄る。
それでも潤む双眸はそのまま、ニコラから逸らされることはない。

彼から齎される全ては受け入れなければならない。
与えられるものがあるだけで心が歓喜に震えるようだった。
ディーンの口から引き抜かれるニコラの足には、ディーンの興奮を示すかのように唾液の糸が引いた。]

 ――…………キス、したい。
 お願いだから、もっと 僕に、触れてくれ

[自らの哀願の声は、何とも惨めに聞こえた。
可愛く出来ているかなんて、判断出来ようはずもない。
ただ頬に触れる手に、もっととせがむように自らも頬を寄せて、強請る。]


 ……君だけを、愛している。
 今までも、これからも。

 だから、僕を 君だけのものにしてくれ

[胸に刺さる棘の痛みが、彼に触れている間だけ和らぐ。
彼の傍にいる時だけ、全ての罪が許される心地がする。
ディーンは右手を伸ばし、ニコラの柔らかな金色の髪に触れる。

見える場所にいる。触れられる場所にいる。
その事実に胸が詰まるようで、また小さく、息を吐いた。]


【人】 小悪党 ドナルド

[幼子を叱るようなフランシスの声>>62に瞬く。
照れくさそうに視線彷徨わせてから
再びフランシスの緑へと重ねて]

 ――…その叱り方、懐かしいな。

[ぽつ、と、言葉通り懐かしむ響き。
彼の優しさも甘さも痛いほどに伝わっていた。
良識備え、甘え方も教えてくれた保護者がいたからこそ
ドナルドの今もあるのだと思う。]

 痛くねぇけど、なんか、くすぐったい。

[そんな言葉を綴っていれば髪へと落ちる口付け。
くすぐったさよりも照れくささが勝り
目許が仄かに羞恥の色に染まる。]

(67) 2014/11/24(Mon) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスの頷きにふっと笑みが浮かぶ。]

 良かった。

[寂しげな笑みと伏せられる其れを認め
一度目を伏せるはラルフを思うから]

 ――…好きになるよ。
 フランシスの歌は優しい。
 きれいな歌声、で、俺も、好き、だから。

(68) 2014/11/24(Mon) 23時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[変わらないようにみえるフランシス。
変わってゆくのはドナルドの方か。
背丈もあの頃とは違う。
今は、先祖返りと称されるそれと同じ力がある。]

 ――…俺は、フランシスの色のが、好きだ。

[照れ臭さに視線は外したまま。
けれど髪に絡む指先が気になってそちらを時折ちらとみる。]

 たぶん。
 そろそろフィリップ、戻ってくる、から。

 ――…俺も、遠くにいても、聞こえるように、なってて。
 フィリップや、ラルフと、同じ、だったみたいなんだ。

[いずれ伝えようと思っていたこと。
隠し通す心算もなく、それを伝える。]

(75) 2014/11/25(Tue) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ……大丈夫だって。

[安心させるようにフランシスに言葉を向ける。
礼の言葉には笑みを浮かべてみせるけれど
染まる頬にはたと瞬く。
褒められて照れたのか、とそんな風に思い。]

(77) 2014/11/25(Tue) 00時頃

 うん、……うん。

[望んだ言葉は。
彼の口から、望む通りに与えられて。
小さく頷き、息を吐く。

吐き出せない呑み込めない想いの味が残った舌で、彼の唾液に濡れた唇を獣らしく舐めて。
触れるだけのキスをして、離れた。

甘い唾液の味で、舌の味が消えていく]

 僕も、好き。
 愛してる。

[もう一度、唇を重ねて]

 ……誰にもあげない。

[吐息に紛れて、囁いた]


[むぎゅ、とディーンの体を抱き締める。
しばらくそのまんま固まっていたが、段々小さく肩が震えてきて。
と、同時に煙のようにゆうらり、体が一瞬希薄になる。
形を取り戻したときには、なぜだか体は頭に合わせるみたいに幼くなっていて]

 う、

[ひっく、としゃくりあげた]

 うわああああ……ディーンのばかぁーー……。
 さびしかったぁーー……。ばかぁーー……!

[べそ、と。
久しぶりに、声をあげて泣く。

困るかな。困るだろうな。
いいや、困ってしまえ。

そんな気持ちで、ぎゅっと抱きつく手に力を込めて。
ついでに、逃げないようにきちきち爪を立てておいた]


[歌は、一度止んで


少し間をおいて、あいのうたを、歌う。
正確に、忠実に
ただ、そこに表現される感情は
先の二つの歌ほど、流暢ではない]


[それはまるで、
愛ではなく、哀のうた]


【人】 小悪党 ドナルド

[髪を気にする風なのを認めれば小さく笑う。
追いかける視線にそれが重なり、驚いたように瞬きして]

 ――……。

[全部、と付け足す言葉は先程より幾分小さな響き。
どうして、と問うフランシスから
さらに尋ねるような響きがあればゆると頷く。]

 本当。

[隻眼はまっすぐ緑の双眸を見詰め返す。]

(82) 2014/11/25(Tue) 00時半頃

[甘い言葉を交わし合うなど、初めてのことだ。
勿論、優しげに触れるキスも経験をしたことはない。
命があった時の欲は全て、本能に直結していた。
それが少しずつ変容していくのは、魂が因果を逃れたということだろうか。

触れた唇に食まれたいと望むより、むず痒いような気恥ずかしさの方が勝る。
もう一度唇が触れた時には、頭の奥が痺れるような心地がした。]

 ――…………ニコラ。

[いつもにも増して、言葉を探す回路が上手く働かない。
むき出しにされる独占欲と抱き締める腕とを受け入れて、言葉の代わりに両手をニコラの背中に回した。
その時、彼の身体の線がまた揺らぐ。]


[背中に触れていたはずの手が、触れていない。
驚くより早くしゃくりあげる音と振動が、触れていた箇所から伝わった。]

 ――…………ば、

[ばか、とは初めて言われた言葉だ。
泣き出すさまと爪を立てる動作のギャップに、ディーンはゆっくりと藍鉄色の双眸を瞬かせる。
今度は片手でニコラの背中を抱き、もう片方の手で頭を撫でた。
子供をあやしたことなどないから、動作はひどくぎこちない。]

 ――……ニコラ。僕は、ここにいる。

[泣かないで、というのは違う気がした。すまない、と謝るのも。
結局いつもの通りに名を呼んで、ただ事実を告げて。
胸元に顔を埋めさせるように、ニコラの頭を抱き寄せる。
甘えて良い、と言葉にする代わりの動作だ。]


【人】 小悪党 ドナルド

[フランシスの様子>>84
なんでもないようには見えなかった。
けれど誤魔化されておこうと思い]

 そうだな。

[と、短く紡ぐけれど。
さらに頬染める色が鮮やかになれば視線が泳ぐ。]

 ……、

[言葉を探そうとして、扉叩かれる音>>83が聞こえる。]

 フィリップか?
 開いてるぞ。

[扉の向こうへと声かける。]

(85) 2014/11/25(Tue) 00時半頃

[あいのうた
最後の一小節を歌い上げて

全てを嘲り笑うように
くすくすと、声を漏らす。

少女のような少年の声を知る者
ひとりは、目の前の相手以外見えておらず
ひとりは、消失に耐えられたかわからない

故に
姿のない声の主を、知る者はいない]


[そして、嘲笑が途切れ
再び流れ出す歌
ファウストの一幕


私の安らぎは去った
心も重い
二度と安らぎを見いだせない
もう二度と――――


先刻の歌とはうってかわった
嘆きのうた。

心を彷徨わせる者へ
哀愁を抱える者へ
淋しさと喪失感を胸に秘めた者へ

歌は響く**]


メモを貼った。


 ……満たされ過ぎて消えちゃいそう……。

[ぐすぐすと鼻を鳴らしながら、呟きすりより。
ちゅ、ちゅと小さな音を立てて、彼の頬へ耳へ首へキスの雨を降らす。
撫でられるのが気持ちよくて、目を細めてもっととねだり。
ぎこちない動きに、ヘタクソ、とちょっと笑った]

 ずっと、いてね。そばにいてね。

[命令、と。
彼の口元で囁いて、また幼い口付けを贈る。
触れるだけの、甘い、ぎこちないキス。

抱き寄せられて、素直に甘えて。
生きてたらアザと引っ掻き傷でひどいことになってそうな背中を、そっと撫でた]

 ……離れたら、ひどいことするから。

[それとも、ディーンはひどいことされるのが好きかな?]


【人】 小悪党 ドナルド

[立て続けの質問にはたと瞬き
尋ねが一通り終わるを待ち]

 衝動は、まあ、血のにおい嗅いだらざわつくけど
 まだ、我慢できないほどじゃねぇかな。
 ――…いつかってのは、うーん、
 よくわかんねぇけど、ラルフのこと一緒に探したあたり、かな。
 ずっとじゃねぇよ、自分が先祖返りなんて思っても無かった。

[思い出しつつ答える。]

 ああ、あの時も、聞こえてた。話してた。

[さらとそれを認めるけれど、
続く言葉には瞬いた後、クツクツと喉鳴らして笑う。]

 なんか、色々だだ漏れになるっぽいけど
 それでも、いいの?

[ずるい、というフランシス>>86に首傾げて問うて]

(89) 2014/11/25(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 中入ってこいよ。
 そこ、寒いだろ。

[戸口にいるフィリップを手招く。
フィリップとフランシスの遣り取りには笑み漏らし]

(90) 2014/11/25(Tue) 01時頃

 ――……それは、困る……。

[言葉の示す通りの不安の現れに、ディーンはニコラの背中に回していた片手の力を強くする。
息を詰めるように言葉を途切れさせたのは、降ってくる唇がくすぐったかったからだ。

命令、と添えられるだけで、ここにいる大義名分が出来る。
縛りつけられることが何よりも心地良い、と口にすることは躊躇われた。
甘いキスも心地良い、けれど、それだけでは物足りなく感じるのも事実だ。かといって身体を繋げることも、望まれなければ難しい。]

 ――……ひどい、こと でも、君がくれるなら

[欲しい、と強請れば与えられるのだろうか。
ディーンはニコラの首筋に唇を寄せて、少し強めに噛みついた。
――飼い犬は、飼い主に反抗すれば叱られるものだ。
ニコラの反応を伺う双眸には、自然と期待するような色が乗った。**]


メモを貼った。


 だぁって、未練なくなっちゃったもん。

[強くなる片手の力に、またぼやけていた体が元に戻る。
不安そうな声に、楽しくなっちゃってくすくす笑い。

未練なんてもうないし、この胸の中で消えられたら綺麗な最後だと思う。
セックスは今まで触れてこなかったから未知すぎて分からないし、キスはもうしたし。
強いていうならもう一度食べたいけども、それを叶えたら本当に消えそうだ。

涙のあとを残す顔で、彼の胸から顔を上げて]

 だからさ、もっと一緒にいたいって。
 ちゃんと思わせて。

[いま、残ってる欠片は、それしかない。
だから、と。

脅しにしては奇妙なセリフを、笑いに混じらせて口にした]


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