167 あの、春の日
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そうですね、本当に。
……不思議です。
[メイクを施されるキャサリンと、ジェレミーに視線を移す。
彼らのやりとりも、寮では良く見る光景だった。
先ほどまで夢で見ていたはずなのに、もうひどく懐かしい。]
ふふ、ありがとうございます。
――人形にはまだ、なれていませんけれどね?
[思い出すのはそんな一場面。
黒眼は懐かしく、それでいて少し寂しげに細められた。]
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……ッ。た、ただいま…です… な、なにか…… ですか。
[>>50 揶揄めいた笑顔を向けられると、俯いてひとつ頷いた。やはりあの声は聞こえていたのだ。当然、周りもその声は聴いていた訳で。 >>51 当人はとぼけている訳でもなく、本当に不思議そうな顔をしていて。明確に返事をしていない自分の所為だというのは、少し自覚しつつも。 左手を噛もうとして――手を下ろす。
会場は出てきた時より、静かに、沈んでいた。――何が原因なのだろうか。 美術部の尊敬する先輩が――泣いていた。何があったのだろうか。褐色は困惑したまま、涙する先輩を見つめていた。]
――…ぇ、えっと…。
[己の頼りなさに、嫌気がした。]
(61) 2014/03/09(Sun) 22時半頃
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シーシャは、フィリップの言葉を静かに聞いていた。
2014/03/09(Sun) 22時半頃
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[数時間前、自分に”漫画家”になれると励ましてくれた先輩。 それは、どんな言葉よりも嬉しかったのに。彼女自身は、自分を否定していたのだろうか。 あの荘厳な絵を――碧い空を――どんな気持ちで描いていたのだろうか。もしかして、自分は間違っていたのだろうか。青空を好んで描いていた彼女、己もその絵が好きだったからこそ、空を描いたのに。 ――空への憧れは、もしかして。]
……ぇ、エリーさん……
[慰めれば良いのか。励ませば良いのか。呼び声はそのまま、掠れ声となり。続く言葉も見つからないまま。涙する彼女を見下ろした。]
(67) 2014/03/09(Sun) 23時頃
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なんか馬鹿みたいだな、私。
本当はここに来るの、躊躇ったのよね。
結構自分にいっぱいいっぱいで。
―――でも、来てよかった。
[ 視線はお冷の氷。
独り言のような本音を誰かに向けるわけでもなく
ただただ吐き出す。 ]
私、いろいろ間違えてたなぁ
不幸せなんかじゃ、なかった。
[ みんなのおかげでね。と加えて笑みが溢れた。** ]
[少し長めに夢を見ていたようだ。
ぱちくりと瞬いて目を覚ます。
きょろりと周囲を見渡して、
一瞬、これが現実なのかわからなくなった。
昔の夢なんてみた日には、涙が止まらなくなるのも珍しくはない。
けれど、みんながいる。
これは幸せな夢なんかじゃなくて、本当に。
嬉しくてにへら、と、崩れた顔で笑った。]
ー 回想 ―
[青い空に手を伸ばしてた、あのころは
記録が伸びていくことが嬉しかった、
おいしいごはんが食べられることが嬉しかった、
仲の良い友だちがいて、楽しい先輩がいて、
ただそれだけでよかった。
マドカにはそれ以上はいらなかった。]
[記録を残すことにこだわっていなかったから、
選手として生きることはできなかった。
頭悪いなりに勉強して、みんなといっしょに大学に行って、
陸上サークルには入ったけど棒高跳びの設備はなかった。
それでも陸上がしたくて、
そのためにサークルの付き合いも頑張った。
お酒を覚えた、メイクも始めた、
連れて行かれた合コンで出会った男の子に
告白されて付き合ったけど、キスもしないうちに別れた。]
[そのうち就職して、
どんくさいながらもコピーとお茶汲みを覚えて、
毎日パソコン叩いて、笑顔でランチして、
それから、それから……]
[恋とはどんなものかしら。
あの春の日、青い空に問いかけた、
その答えはいまだに、見つからないまま。
見た目は大人になった。
でも心はまだオトナになれなくて、
心だけ、あの日に置きざりにしたまま。]
― 現在 ―
[そこまで思いを馳せたところで、ふと我に返る。
聞こえてきた声に、ぴょこんと肩揺らして頷いた]
私も……私も、です!
みなさんのおかげで、幸せです!
[声を出してから、振り返る。
大人っぽすぎて近寄り難くて苦手だったはずの
ジリヤの姿にびっくりして、目を丸くした。]
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[彼女のルームメイトは何処に行ってしまったのだろうか。 こんな時、あの人ならばきっと気の利いた言葉を掛けて、励ます事が出来たのかもしれない。
2年間、自分は同じ部室に居たというのに、何にも知らなくて。 あの絵を、どんな気持ちで描いていたのか――全く察する事なんか、出来ていなかったのだ。]
……。
……。
ご、ごめんなさい。 俺…何にも…エリーさんの事…解っていなくて。 む、無責任な事かもしれませんが……そ、それでも、俺は先輩の絵が、好きで。
――…、な、泣かないで、なんて、言えないですけれど… 俺や…皆は、…エリーさんと……出会えて良かった、って。思っています。
(73) 2014/03/10(Mon) 00時頃
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そうか。
……今じゃなくても、泣きたい時に泣ければ良い。
ただ、一人で泣くな。
[ジェレミーに頷くように告げる。
あの頃は、傍に誰かがいてくれた。
陸上部を辞めると決めた時、話を聞いてくれたのは確かフィリップだった。
話を聞いてくれる友人と、陸上の代わりになる物があったから、怪我をしたことも、そこまで腐らずに済んだのだ。
あの頃のように支えてくれる友人は貴重だったのだと、今なら分かる。]
[エルゴットの頭をぽんぽんと撫でながら、ジェレミーにメイクをねだるキャサリンを見た。
あの時。
夢の中、耳元で聞こえた気がした声は気のせいだったのだろうか。
それは確かめることはしない。]
[聞こえたくしゃみに、個室の入り口を見る。]
おかえり。
[戻ってきたマユミへ声を掛けたが、その視線は自分の顔よりも下に向けられている。
眼鏡を確かめようとしている目的は知らないまま、嫌われたかと思い、視線を外して息を吐いた。]
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