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最初……ということは、矢張り語学のように習得するものなのか。
一朝一夕には身につくまいよ、ヨーランダは、どこかでさぞ熱心に勉強でもしたのだろうな……。
[ひとり、勝手に感心する。
メールを追うにつれて、口ごもる様子のヨーランダ
……何か、口に出すのに問題のあるような内容でも送られてきているのか、それは。
私には、48歳だの虫採りがどうのこうのという箇所しか解らなかったけれど。
いやいやいやッ、そこまで立派なモンでもない。
[
……や、問題があるワケじゃないんだけど。
なまこがこんなん書いてると思うと、うわぁってなってさ……。
はじめましてゲイルちゃん、僕……ちん、にメールくれてありがとね
ヨアヒム48歳独身でーす …………。
[口にだしながら、うわー。と思っている]
趣味は虫取り、好きな食べ物はハンバーグだよ
いっぱいメールしよう……ね……
って、書いて、あると、思う。
普通に自己紹介だけど、なんだ、この……鳥肌立ってきた。
自分の住んでるトコの町長がこんな奴だと思うと、なんか泣けてくる……。
主に48歳独身のなまこが★と矢印を駆使して馴れ馴れしくメールをしてくる的な意味で。
[ヨーランダがメールを読み上げるにつれて
なんだ、それは……いい大人が、というかだな。
その町長を選挙で選んだ、この町の町民の頭は大丈夫か。
ええと……、一応、町長本人でないという筋もあるのだよね。
ほら、あの本館の方にスカイラウンジがあったろう。
[知っているか、と首かしげ。]
そこのバーテンダーが、町長に参加者へアドレスを渡すように頼まれたのだ…と言っていた。
そのアドレスに送ったら返ってきた返信が、それだな。
……或いは本人だとして。
その頭の悪さ全開の能天気極まりない…ように見える文面が実は、隠し財産の在り処だとか、町の機密を知らせる暗号だったり……!
[しないよなあ、とゆるく首を振った。]
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク-回想・自室- (42) 2011/07/05(Tue) 21時半頃 |
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク-現在・ヨーランダの部屋- (43) 2011/07/05(Tue) 22時頃 |
―風呂場・脱衣所―
[
一応、万一何かあったら頼ろうとは思いつつ、カップルなのは分かっていたからひらりと手だけ振って、あんまり姿は見ないように見送って。
そしてケイトに向き直る。
うん、そうみたい。ちょっと危なそうな気がしたから。
重さ?あはは。必死だったからよくわかんなかったよ。大丈夫。
[それから、ケイトの様子に首をかしげる。]
ってわわ。せめてお水。
[気が遠くなっていく様子に、少し口をつけさせて
しばらくどうしたものかと背中をさすっていたが、息とかは大丈夫そうだったので
意識をなくす寸前、部屋に。と言っていたような気もして]
このままだと風邪引きそうだもんねー……。
[バスタオルでくるんとしてから、中のラルフたちには軽く伝えて。そっと、ケイトを持ち上げた。それから部屋まで運んでいって、新しいタオルに変えてから、布団をかぶせた]
はふ。大丈夫かな。
[椅子を引っ張ってきて、目覚めるまではそばにいようと**]
メモを貼った。
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク-プール- (45) 2011/07/05(Tue) 22時頃 |
[本人ではないかもしれない。一筋の希望が見えた気がして
スカイラウンジ……。あー。
こんなもんまであるのかーって、驚いたなァ。
[探検している時に、前を通り過ぎた]
……実は、そのバーテンダーの息子とかがさ。
見合い相手を探してて、それ送ったのは、そいつとか……。
本人だったら……えっ。ええぇ?
[もう一度文面を見直す。……たしかに暗号ではあるが、そういう意味の暗号ではなくて。それもないよなぁ、と携帯を返却]
バーテンダーの息子か……、そうあってくれたらいいなと私も思う。
いや、そんな宇宙語を使う48歳独身男性がこの町のどこかに存在すると考えるだけで少し嫌だが。
でも、仮に別人だとして、何故町長の名を騙っているのだろうと不思議でね。
やはり、本人と考えるのが一番しっくりは来るのだけれども……。
……ああ、ありがとう。
[礼を言って、携帯を受け取る
まあ、そんな頭の痛くなるような話はさておいて、だ。
食堂というからには、何か食べるものはあるのだよね。
少しお腹が減ったのだけれど、…甘いものなんかは期待できないのかな、ここ。
メニューを探してきょろきょろ。**
[テーブルに放置されている、色の褪せたお品書きを手に取った。]
ああ、あった。ええと……、
1.亀ゼリー
2.芋粥
3.熊汁
4.蜂の子の素揚げ定食
5.日の丸弁当
6.イナゴの佃煮定食
[メニューを読み上げるにつれて、徐々に渋い顔。]
……大丈夫か、ここ。
生きて帰れるのか心配になってきたけれど。
試しにメニューの1を頼んでみようかと好奇心。
[そう考えた途端、まるで奇術のように音もなく隣に現れた八重に、息を呑んだ。ずいと迫る山姥…もとい、仲居。もはや、やっぱり頼まないと言える雰囲気ではない。]
……亀ゼリーを、貰えるか?
[ヨーランダも何か頼んだだろうか。頷いて帳面に注文を書き留める仲居を見送る。
ヨーランダの隣の席に座ると、彼の表情を曇らせまいかと気遣わしげにそっと訊いた。]
君は、ヤニクと仲が良かったね。
彼、心配しているのじゃないか。
こちらに来るときに、何か伝えて……?
メモを貼った。
メモを貼った。
[
……試しに送ったら、この返事が来たって事かー。
何か……変な事書いてきたら、教えてくれよ。
パソコンからメールボム送りつけてやるから。面白そうだしな。
[キーボードを打つマネをして、にやっと笑う]
そっか。ここでも何か頼めるのか……。
……俺は、いいや。嫌な予感する。
[ゲイルが隣に座ってくる。メニュー
……ここ妖怪の旅館なの?
[また失礼なことを呟いた]
最後の一言が、八重婆ちゃんに聞こえていないことを願った。
[気づいたら真横にいる八重
ヤニク……、
[名前を聞くと、少し俯いて、首をゆるゆると振った]
何か伝える時間もなかった。突然だったからな……。
どうだろう……。心配は、してくれてると思う。
待ち合わせて、すぐ行くって言って、そのままだし……。
アイツは俺と違って落ち着いてるし、平気だろうけど……
……ただ、それが気がかり、かな。余計な心配かけてそうで。
けど、まあ、すぐ会えるよ。長くても何日かだろ?
[はは、と苦笑するその顔は、それでもどこか寂しそうで]
次に来るのヤニクかもしれないしな!と元気をだそうとした。
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク[>>54心配そうな表情には白々しいと] (58) 2011/07/05(Tue) 22時半頃 |
[亀ゼリーが運ばれて来れば、ゲイルに「うまいのか?」と感想を聞いて。もうしばらく話した後、食堂の奥にある長椅子に移動して、寝転んだ]
……部屋あるらしいけど、行く気しないんだよな……。
ゲイル居るならいいや、ここで休んどく……。
まだ風邪、治りきってないんだった。
[荷物の中から白い肩掛けを取り出して、毛布がわりにすると、目を閉じた。眠るつもりはあまりないが、少し疲れた。
ヤニクは今何をしているだろう。]
メモを貼った。
[ホリーの言葉を何度も心の中で繰り返す。
聞き間違いなんかでは決してない。]
やっべ……めちゃくちゃ嬉しい。
[肌と肌が触れ合っているとだんだんとだんだんと頭の中が真っ白になってくる。
プツンと何かが切れるような音が聞こえた気がした。]
ごめん……俺もう、我慢できない……
[湯船から這い上がる。
身体がもう限界なほど熱い。
これ以上、お湯に浸かっているのは身体の毒だ。]
メモを貼った。
そろそろ……上がる?
[自分も白い肌が大分赤く染まっている、羞恥からか、お湯のせいか]
あ、でもケイトとサイラス……。
[サイラスがケイトを抱き上げて脱衣所に向かったのを思い出して、その後どうなったのだろうと少し気になった]
ケイトを見ながらやがてうとうと@ケイトの部屋 **
へくちっ、とクシャミをした。
[ヨーランダ
メールボム……ね。ふふ、頼もしいことだ。
まあ、今のところただの痛い町長にしか見えないので、様子見といったところか。
……というか、私一人では、あれの中身が読めないのだけれど。
あのメールを送りつけられた時点で、何だか十分罰則を受けたくらいの精神的ダメージは受けた気になっている。
[呟くように言って、ため息。
八重が無愛想にテーブルに叩きつけたゼリーの皿を受け取ると、真っ黒でお世辞にも美味しそうとは言えない見た目に絶句した。]
……海外では、薬膳になると聞くが。
[恐る恐る、一口。……顔をしかめた。]
上がったほうがよさそうだね。
俺もホリーも。
[ホリーも赤くなっているようだ。
ケイトのように倒れてしまわないかが心配である。]
あの二人も、大丈夫みたいだ。
[脱衣所には既に人の気配はないようだ。
恐らく、部屋かどこかに引き上げたのだろう。
それに問題があったら、騒ぎになっているはず。]
この後、食事にでも行こうか。
[お風呂を上がったら、食堂に行くことを提案してみる。
同意を得られれば食堂へと向うだろう。]
[感想を聞かれれば
ヤニクとは、そうだな。直ぐに会えるさ。
まあ、橋が落ちて旅館から出られなくなったのとは違って、本館と分館では、物理的に遮られているワケじゃない。
会いに行くことも出来る、そうだろう。
[言って、胸がちくり、痛んだ。
――…会いに行くことも出来る、か。
ヨーランダが目を閉じたのを見届けると、無理はするなよ、と一言声を掛けて、自身も背もたれに身を預ける。亀ゼリーは放置。]
僕も、上がる……。
[ラルフへの気持ちに気付いたせいか、裸を見せるのは少し恥ずかしくなってタオルで隠しながら脱衣所へ]
……うん、行く。
[食事に誘われれば頷いて、手早く着替えを済ませラルフと共に食堂へ向かう]
メモを貼った。
―回想・
[ゾーイにどうしたのかと聞かれれば、少しばつの悪そうに笑った。]
いや、ソフィアさんの姿が見当たらないようなので……
昨日はバーベキューに参加する、って聞いたので、少し心配だな、と。
[心配、というのは少し違うかもしれないが。説明するのも少々難しい。
ゾーイなら何か知らないかと、聞いてみて。返ってきた答えには顎に手を当て、暫し黙り込む。]
……そうだったんですか。流石にそれは、気付けない。
ゾーイさんは何も悪くありません。ふふ、わかりました。任せておいてください。
お疲れ様です、……また後日、お会いいたしましょう。
[此方の方、よろしくおねがいします、と。管理者である彼女に頭を下げれば。
分館へ向かうために、自室に荷物を取りに行くのだった。]
――食堂――
あれ?ヨーランダと……えーと?
[食堂には既に先客がいた。
女性の方は本館で何度か見かけたことが有る気がするが、名前を知らないことに気がつく。
なぜここにと一瞬思ったが、自分たちと同じようにつれて来られたのだろう。]
そちらも、ゾーイちゃんに選ばれた……で、いいのかな?
[ヨーランダとゲイルの顔を交互に見る。
二人一緒に分館送りになったのだろうか。]
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