人狼議事


222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】

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[眠る私は、そうと望んだ通り、綺麗な顔をしていた。
彼が見る最期に、相応しい顔をしていた。
そんな私を綺麗な薔薇で飾ってくれた牧師様に、
お礼代わりに彼の頬へと触れぬキスを贈った。

この姿を彼が見たら、如何思うかしら?
美しいと、思ってくれるかしら?

牧師様達を見送って、私はこの屋敷で待つ。
私だけの王子様を。
けれど愛のキスで目覚めさせて欲しい訳じゃない。

私を愛するが為に嘆き、悲しみ、
そして私を彼の思い出に、美しい侭に焼き付ける、
その瞬間を、待ち侘びて、
もう鼓動を刻まぬ胸が、けれど弾む心地を覚えた。

ああ、早く彼が訪れないかしら。
私だけの王子様、愛しのサイラス**]


―回想:王子様の訪れ―

[彼が、呼ぶ声が聞こえる。
待ち侘びた瞬間へのカウントダウン]

私は此処よ、早く迎えに来て!

[眠る私の傍ら、
テーブルの上にお行儀悪く腰掛けて居た其処から飛び降りて
くるりとバスローブの裾を翻して、踊る。
そして、ふと気付く
あらいやだ、私ったら、こんな格好。

でも良いわ、綺麗な顔で眠れたから。
贅沢は言っちゃいけないもの。

心の中で、彼を呼ぶ。ねぇ早く、早く。
こっちよ?ねぇ早く、迎えに来て]


[随分と遠回りをする彼に焦らされながら、
けれど待つ時間も心が弾む
愉くて素敵なものだと、初めて知る。

彼の焦燥が、伝わってくる。
それはそのまま、私への想い。

「迎えに行ってあげたら宜しいでしょうに、
 全く、意地の悪いお嬢様だこと」

姿は見えない、おばあ様の声が聞えた気がした。
軋んだ音を立てる扉。そうして、足音が近づいてくる。

5.4.3.2.1.……0!!]


[愛していると、
応えてくれた時と同じくらい、心が震えた。
悲痛な叫び声にうっとりと聞き入る。

深い悲しみは、それだけ私を愛してくれている証拠]

ああ、すてき。
もっと苦しんで、もっと悲しんで!
もっと聞かせて…――私の為の愛の歌を。

[最初はそうして歓喜していたけれど…

けど何故かしら?心が痛むの。
浮かれていた心が、沈んで行く。
蹲る彼をそっと抱き締めて、
けれどその体温にはもう触れられない]


[生きて居たら、きっと
こうして顔を見る事も叶わなかった。
私を喪った悲しみに嘆く、その姿を見る事も無かった。
抱き締める事も出来なかった]

これで、よかったのよ、ね?

[もしかしたら、
もう一度巡り合って、もう一度抱き合って、
寄り添って、愛を囁き合って、
…いつか、醜い私を知ってしまっても、
受け入れてくれる日も…訪れたかもしれない、なんて、

抱き締めて、微笑んでくれた彼を思い出して、
そんな、夢みたいな有り得ない可能性に縋って生きて、
何度も、何度も絶望し続けるより、これで、よかった筈、

けれど、もしかしたら、

   もしかしたら―――……]


[私を連れ去る彼の後姿を眺めた侭に、立ち竦む。
もしかしたら、なんて、考えた所で、
もう、総て、終ってしまった、
終る事を望んで、足掻くことなく終らせてしまった。

夢みたいな有り得ない可能性の欠片すら、消えて、
もう何一つ、叶わない]

……、…ねぇ、サイラス。
私、間違ってしまったのかしら――…?

[けれど、彼には言葉は届かない、
もう、時間は元には戻らない]

……いやな、ゆめ。

[ぽつり、溜息交じりに零して。
正しく幽霊屋敷の主となった、少女の姿は、掻き消えた**]


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早口言葉 ダイミは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 07時頃


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【人】 早口言葉 ダイミ

―前日:村―

[投票が終わって、レティーシャを家まで送り届けた後だったか、それとも側にいただろうか。


村が、騒然とし始める。]


……え…

[誰かが運ばれているのが見えて、それがヒューであることはすぐに分かった。]


あ、あいつ…なんで…!


[人狼だ、殺せ、余所者が…!そんな罵声が周りにどんどん広がって。石を投げつける人々もいる。]


な、違う…!あいつは……!!

(13) 2015/04/23(Thu) 07時半頃

【人】 早口言葉 ダイミ

い…っ!

[ガツン!!ヒューに向けられ投げられた石が当たり、頭から血が流れる。


そして、彼はどこかへと運ばれていった。
どうやら、処刑場近くの建物へ閉じ込めるらしいと分かって。]


何やってんだ、あいつ…!

[そう言って、血が流れる頭を押さえて、彼が運ばれていった先を睨みつけた。]

(14) 2015/04/23(Thu) 07時半頃

―前日早朝・処刑場―

[チャールズは「神にも人狼にも見捨てられた」と言った
けれど、「レティーシャ」もメアリーも、話を聞こうとしてくれていた。
フランシスカは顔をみせに来てくれた。

人には見捨てられていなかったのではないか。
もっと早く、執着を捨てて心ある人に目を向けていれば、孤独に押しつぶされ、滅びを望むことなどなかったのかもしれない。
違う未来を望んでも、今更おそい。]


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早口言葉 ダイミは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 08時半頃


ー現在・祭壇ー

[私の下に、私がいるの。
            ふわり、ふんわり。

足は地面についていなくて、何かから抜け出した感覚。]

……やっと、死ねたのね。

[なんでそんな事が口についたんだろう。分からないな。
あと、もう一個だけ分からない事があるの。]

最後迄ありがとう、「もう1人の私」。

[向かい合ったことはないのに、一目で分かったよ。どうして目の前にいるのかはよく分からないけれど。
ね、「もう1人の私」。]


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[とうとう時間がやってきて、首に縄をかけられた。
荒い縄の感触はざらざらと不快で、肌に当たるたび頭をそらす。けれど、それが生きている証。

薬師の女にはせっかく命救われたと言うのに、老いた彼女より先に死ぬ事になってしまった。
詫びたいけれど、当分詫びられる場所には来ないでほしい。

見物人の中にチャールズの姿を見つければ、目を細めてそちらをみやる。]

何をごまかしていたのでしょうね。

[小さく呟いた。
ごまかし方にたけているのだと男は言った
穏やかな笑みでごまかし続けてきたことは、ただ人狼であることだけなのか、それとも?]


[いずれにせよ答えを聞く事は叶わない。
村長の指示で、足場の箱は奪われて――

愚かな女の生涯は終わった**]


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[目の前にいるのは、「私」。何処迄も真っ直ぐで……身体という楔から解き放たれたからか、私の目には物語の中の天使にさえ見える。

「私」と面と向かって話をしたいと思った事は無いわけではなかったけれど。死んだから出来るようになったのは皮肉なことだと思うわ。

それに……]

ごめんね、私は「私」を全然守れなかった。

[それだけが、私の存在意義の筈なのに。]


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―幽霊屋敷―

[私の形を忘れて、ふわふわと屋敷の中を漂う。
屋敷の様子を伺いに、次々と訪れるお客様。
勝手に入って来ては、好き勝手歩き回って、
何をするでもなく去ってゆく様を
何を思うでもなく、見送った。

彼らは幼い日に見た小さなお客様たちと何ら変わらない。
けれどそんなお客様に、心躍らせていた私の方が、
変わってしまったようだ。

持ち去られて行く薔薇の花を見送る。
サイラスはあの薔薇を、気に入ってくれなかったみたい。
私の抜け殻だけを連れて、捨てて行った、薔薇の花。

最初は牧師様から私への贈り物だと思っていた。
けれど、彼が拾って行くなら、
彼に宛てたものだったのかもしれない]


[約束の催しには、私の席も無く、
私に飾った贈り物は、あの人宛て。

牧師様の中の私は、きっと
その程度のものだったのだろうと思えば
酷く納得して、同時に、ほっとした。
あぁ、牧師様は何も変わらない、と。

きっと牧師様は誰にでも優しくしてくれる人だと、
そう思っていた。
誰にでも、分け隔てなく、平等に。
だからこそ彼の気遣いを信じられた。
私も、平等に、
…皆と同じに扱ってくれる事が嬉しかった。

けれど同時に、牧師様はそれで
寂しくないのだろうかと、心配だった]


[彼はそんな牧師様の、特別だったのかもしれない。
牧師様が彼を特別に思っていたのか、
彼に牧師様が特別に思われていたのかは、
私にはわからないけれど。

彼が牧師様の救いなのだろうか?

私の事も、村の皆と分け隔てなく平等に扱ってくれた、
そうすることで、私の心を救ってくれた、牧師様にとっての]


[怪我だらけの、見た事も無い、知らないひと。
私が投票した、旅人さんかしら?]

……――どうぞ、お大事に。

[そして、どうか、叶うなら、
牧師様を救ってあげてね。

ふわりと、私の形を思い出して、
久し振りに思い出した、優しい気持ちで、そう祈る。
きっと牧師様は、誰よりも深い孤独を抱えている。
何故だか、そんな気がしたから。

閉じ行く扉にぺこりをお辞儀をして、
眩い日差しの中へと消えて行くお客様を見送った。**]


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【人】 早口言葉 ダイミ

……この…!

[聞こえてきた声。いつもみたいに気持ち悪いと言えと。一緒になって、石を投げればいいじゃないかと。


そして、自分は「人殺し」だと。牧師を殺したから罰を受けなきゃと言う言葉に]


……ざ…けんな…いっつも、こっちの声ばっか拾いやがって…!!


[怒りに声が震える。

そんな重大なときに、あっちの声はさっぱりこっちには届かない。]


何が罰だ。何が仇だ…ふざけんな…!


[どんなに喚いても、あちらは意識がないのか、返事は届かない。]

(37) 2015/04/23(Thu) 18時半頃

【人】 早口言葉 ダイミ

[そうして、ヒューの姿が見えなくなると、今度はこちらに村人の目が移る。疑い、蔑むような、そんな目。]


「……そういや、こいつ、牧師様のこと嫌ってたよな。」

「あぁ、それに、こいつも「余所者」だ。」


[どんどんと、村人が集まってくる。

囲まれる前に、側にいたレティーシャの腕を掴んで、抱き寄せるようにして、彼女に耳打ちをする。]

(38) 2015/04/23(Thu) 18時半頃

【人】 早口言葉 ダイミ

……牧師が人狼だ。あいつ…ヒューがそう言った。

[どうして、そんなことが分かるか。意味が分からないかもしれないが、そんなことを説明している時間はない。]

あいつは…

変態だけど、人狼じゃねぇ。


[そう言えば、彼女から身体を離して。]

お前、俺の家か…孤児院でもいい。この騒ぎが終わるまではそこにいろ。一人になるな。

……どこにいても、絶対に迎えにいくから。
「二人」で大人しく待ってろ。

レティーシャ。

(39) 2015/04/23(Thu) 18時半頃

【人】 早口言葉 ダイミ

[そう言えば、彼女にまで疑いの眼差しがかかる前に、突き飛ばして。]


良かったな、あんたらが血眼になって探してた人狼は牧師らしいぜ。


[既にメアリーがそのことをどこかで知らせているのかもしれないが、まだ、ここには届いておらず。そして、自身もまだそのことを知らない。]


何かあれば、すぐこいつが人狼、人狼って、馬鹿くせぇ。牧師の死体もちゃんと調べてねぇんだろ。

人狼とかいうくらいだから、鋭い牙とか爪でもでてくるんじゃねぇの?


[本当にそんなものが出てくるかは分からない。今まで隠れているのだから、そんなものありはしないかもしれない。口から出まかせ。


そう言えば、あっという間に取り囲まれて、

……自分より大抵でかい奴ばかりだから、レティーシャの姿がすぐに見えなくなる。]

(41) 2015/04/23(Thu) 19時頃

【人】 早口言葉 ダイミ

……あと10cmぐらい、伸びねぇかな。


[そう零して、これから来るであろう痛みに耐えるため、歯を食いしばった**]

(42) 2015/04/23(Thu) 19時頃

早口言葉 ダイミは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 19時頃


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―昨日・処刑場―

[処刑が済み、閑散としたひときわ強い風が吹いた。
骸は揺れて、縄が軋む。
きぃきぃと耳障りな音で目が覚めた。]

いやああぁぁぁ!?

[身体から切り離された魂は一気に地面におっこちた。
踏み潰したはずの村人は気にもとめず、けろりと涼しい顔。何が起きたのかと辺りを見回せば、目の前でぶら下がっている自分の身体。]

――いやだ、ぶさいく。

[眉をひそめた。]

まぁ、お似合いよね。

[スカートの埃ををはらい――何も落ちなかった――立ち上がった。]


[後ろから、知った声がして振り返った
凛と、伸びやかに咲く花を持ったサイラスがいた。
どうやら彼は別人に投票していたらしい。]

まぁ、あなたには特別目をかけたものね?

[首を傾げ、はすな目を向ける。
彼は花を捧げるでもなく処刑人達に近づいていく。それを追う。どうやら骸を降ろせと交渉しているようだけれど]

いいのよ、そのままで。

[軽く手を振って見せるけれど、通じずにため息をついた。
罵声の後に取り出されたのは、いつかの薬草鋏。銘もなくちゃちな代物、とうに道具箱で朽ちているものと思っていた。]


[処刑人と大立ち回り、痣こしらえたその顔に手を伸ばし、途中でやめた。]

馬鹿ね。
――ほんとうに。

[サイラスが去った処刑場。
カラーの花が一輪、ころんと傾いた*]


早口言葉 ダイミは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 19時頃


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それを言うなら、私だってそうだよ。
私よりずっと頭が良くて…身体も動くのに。私に縛られてしまってたから。それなのに、それでいいって言ってくれたじゃない。

[「もう1人の私」の言葉に首を振るの。申し訳なく思わなくて良いんだよって、思っているの。私にとって「もう1人の私」はとっても、何にも代えられない存在だもん。

「もう1人の私」の身体をムギュってして、ギューってくっつくようにするよ。
こうして見ると、確かに大分細い事が自分でも分かるの。貯めてたお金ちょっと減らして、もうちょっとケーキ食べていたら良かったかな?]


―教会―

[村の騒ぎに疲れ、湖の周りをふわふわとさまよっていた。
それにも飽きてきた頃、近くにあった教会を覗いた。]

――レティーシャが、2人?

[やはり双子だったのだろうか。
愛おしげにお互いを抱きしめる姿を遠巻きに見つめる。]

あっ……!

[3人目のレティーシャを見つけ、思わず声が出た。
祭壇に寝かされたその身体は、間違いなくレティーシャだった]


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……ノーリーンさん?

[ふわふわとしながら「もう1人の私」を撫でていたらそこに入ってきたの。そちらのほうを向いて微笑むよ。]

ううん、2人で1人。私も、「もう1人の私」も私なの。

[謎かけみたいに、なっちゃったね。]


[「私」に頭を撫でられていたら、少し涙が出てきたわ。
赦されたような、そんな気がして。勿論最初から怒ってないこともよく分かっているけれど。

「私」が少し動いたからそちらを見たら、ノーリーンさんの姿が見えた。「私」が大体説明してくれたから、私はただ「私」と手を繋いで隣に立つ位。]

……いわゆる、二重人格というもので。

[もう隠すこともないのだから。それでもちょっと苦笑いしながらそう答えたわ。]


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