人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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【人】 逃亡者 メルヤ


[新しくくべられた薪で、食堂に熱がいきわたるか。
近付いてくる様子に、視線を床に這わせば、
ソファの下から覗く鈍い銀色。
とっさに手を伸ばし、刃をローズマリーに向ける。]

 ……い、や。

[家族もないのに、命があってどうするのか。
身を守る必要もないのに、]
 

(39) 2016/11/17(Thu) 13時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[修道院から離れ、村へ行く機会はそう多くなかった。
遠くから、同年代の子供を眺めるのみ。
暖炉までの距離はよりも、ずっと遠く。

問いにすぐ答えない姿に、視線を彷徨わす。
自分は間違ってないと、言い聞かせたいのに。]

 ……そう。
 信じない者でなく、信じるものになったのね。

[キリスト、復活の日。
弟子の様子を書き表した聖書の一節になぞらえる。]
 

(42) 2016/11/17(Thu) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[視線は、己の手許に置く。
短刀は、小さく震えている。]

 許さない、絶対に、許さない。

[神による教えの一歩は許すこと。
メルヤが信じているのは、神ではなく、
私だけの家族。

少しの沈黙の後、頭を上げざるおえなくなる。
蕾が開いたような、その笑顔に、身体は冷える。
──殺しなどしたことはなかった。]
 

(43) 2016/11/17(Thu) 14時頃

[ 名を呼ぶ声で、顔をあげたときでしょう。
かれの傍には、ヴェスパタインと
ローズマリーの姿が、ありましたか。

私の所為で穢してしまった掌を思えば、
もう感じる筈もない感覚が、胸を抉りましょう。]


 マリィ、 …… ごめんなさい。


[ 彼女をちらと見るだけで、真っ直ぐと、
錫色に映すことはできませんでした。
あの朝、私に体温を与えてくれたのは、
きっと貴女だったのでしょうね。
優しい、あなた。私の眼に映るあなたは、
偶像でも、誰かの代わりでもない、

        …… ローズマリー、
           大切な、ひと。]


【人】 逃亡者 メルヤ


 そんなのも、いや……。

[刃先はローズマリーに向いたままだけれど、
膝まで、手は落ちた。]**
 

(44) 2016/11/17(Thu) 14時頃

[ ケヴィンと、唇を重ねる仕草をしたとき、
私の耳に、とおく、囁く声が聞こえたでしょう。

気丈な彼女の瞳から、溢れる雫を、
私は拭うことも、知ることもできません。
ただ、その声だけは、届くのです。]


 ── …… ローズマリー、
 しあわせに、おなりなさい


[ 昏く沈む天井を、顔をあげて見上げましょう。
動きと共に、はらりと髪が流れます。
窓の外、止む気配のない荒れる雪よ。
はやく、鎮まれと、願うのでした。*]


メモを貼った。


[追いたてられる獣になるのを恐れ、味方を欲した時。何故真っ先に彼女を選んだか。
ふたりの間には確かに絆があったからだ、それが、もう過去のものだとしても。
ならば、あの日々を覚えているのなら。
人狼だと打ち明けても直ぐに殺められることも逃げ出されることも無いと、知れたのではないか。

しかし、それは無理なことだった。
己が殺したからだ。彼女の姉を。

美しい金髪の女を、お喋りな口も菓子を焼く手も細い身体も無惨な赤黒い肉片と変えたのだ。
言えるわけがない、
どんな顔をして言えと、いうのか。]


[孤児院、とは名ばかりのものだ。
修道院の建物の一部を使いそう呼んでいただけの形式上のもので、おれ達が成長するにつれて子供も少なくなり、今やそれすらも無く。

だからその頃から、家族はそう多くも無くて。
浮かぶ顔は知れたもの、絆は狭く深く。
ひもじい日も、寒い夜も、身を寄せ合って生きた。
寂しい玩具に、親と手を繋ぎ歩く同年代の子供に、お姫様が纏う綺麗な衣服に思うことがあれど、口には出来なかった。
泣くことも、己は男だからと成長するにつれて誰の前でもしなくなった。

だけど遂に、ひとりで密やかに涙を流す権利すら喪ってしまった。]


[
 オルゴールを鳴らす者はもういない
 時が止まったように、沈黙するばかりだ。*
                     ]


[ … 永い夜肌を、感じましょう。
立てる膝を抱き締めて、漏れる寝息に、
頬を弛めて、彼の寝顔を眺めていたのです。

迎える朝が、貴方にとって良き日となるよう、
神に祈りを捧げるのでした。]


 ─── …… 、


[ 唇を、そろと開きます。
隙間から、奏でるのは、幸福を願う譜。]


[ かれの瞼が持ち上がるまで、
私は、傍に在るのでした。
いつ迄、こうして魂を保っていられるのか、
此処に在るのは、後悔の念からでしょうか。
いつか、離れなければならぬのならば、
そのとき迄は、傍に在りたいと想うのです。]


 … おはよう、ケヴィン。


[ 穏やかな表情に、安堵しました。
私の名を綴る響きに、胸が温まります。
… けれど、中身のない臥せる私は、
応えることが、できないのです。]


[ 触れる指先を感じることもできません。
貴方の幸せ願うのに、如何して私は彼を、
こうも苦しめてしまっているのでしょうか。]


 …… ── ごめん、なさい


[ 巡らせているであろう思考。
並ぶ名に、私は、言葉を失います。
…… 発した音が、届くわけもありませんでしたが。

私は、己の掌を見詰めます。
この手は、誰も救えず、彼の温もりすら、
得ることはできなかったのですから。
情け無さに、くしゃりと顔が歪みました。]



 …… 、 いって、らっしゃい。


[ 彼に、付いて行こうと思っていました。
けれど、如何してか、躊躇われてしまうのです。
扉が、ゆっくりと閉まるのを、
私は立ち尽くしたまま、見詰めていたのでした。*]


メモを貼った。


[大人達の様子を見守りながら
眠ったまま、何も知らないわたしは
けれどヴェスパタインはきっと違うと
何処かで感じていた。
他人を信じたいと言う彼を、わたしは信じられると思える。

空のわたしはずっと彼の傍にいた。
優しいお兄さん。
甘さを感じる余裕のなかった林檎の味を、思い出す。
やがて眠ってしまっただろうか。
静か、静かにその隣へ座る。]



 ──…… アイリスの、お姉さん?

[不思議と変わらず眠気はあって、
微睡んでいればふと人の気配を感じる。
長い髪と微かな光に浮かぶ姿。確かに彼女のもの。

何の用だろう──首傾げ、ぼんやりと眺めているけれど
彼女の行動に、不思議と穏やかでいたわたしの瞳は
たちまち恐怖の色に変わる。]

 なに、を………

[届かぬ声。手を伸ばせど触れられず
締め上げられる男の姿を わたしは見ていることしか出来ない。
人の死ぬ瞬間。きっとわたしも、こうして……、
ひやりと汗の伝う心地。

  しかし、それでは終わらずに。]



 …ひっ………

[捲り上げられた服に入る、刃物が
無機質に 残酷に 響く。
優しいお兄さん は、たちまち深い朱に染まった。

   ──… やめて、
          もうやめて……、

紡ぐ声は音とならず
人であったものは 、肉の欠片に。]

 ──……ヴェスパ、お兄さん……

[呆然と赤を見つめたまま
女の立ち去ったその跡で男の亡骸に寄り添う。
朱く濡れた身体に、まだ熱はあっただろうか。

          頬を伝う雫は、冷たい。*]


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 19時頃


【人】 逃亡者 メルヤ


[正しく在ろうと思っても、上手くはいかない。
涜神行為をしている自覚は、常にあった。
それこそ、修道女になる前から。
祈りは必ず捧げていたけれど、
内容は真摯に神に向き合っていたかと問われれば、
眉をへなりと下げてしまう。

今まで、メルヤにそれを突きつける者がいなかっただけ。>>45]

 やだ、ちがう……

[口から出るのは、弱々しい否定の言葉。
愚かしい民の言葉。支配されるものの言葉。

垂れ目がちなその眸に、己の姿など映らなければいいのに。]
 

(58) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[愛したい、赦したいと主張を聞けば、
また弱々しく首を振る。]

 神にでも、なるつもり?
 人は、創造主にはなれないのに。

[全てを赦す。
そのことはどんなに難しいか。
何時迄も燻る胸の焦げが、お前にそんなことは出来ぬと訴えた。]
 

(59) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[メルヤのことを赦し、手も穢して欲しくない
と、訴えた姫は、やはり綺麗に思える。>>47
しかし、赦してはならない。
“人狼”であると信じ、トレイルを奪ったのだから。

メルヤは傷痕の残る脇に差し出す手は持っていない。
手を持たぬものは、
認めたくない真実より懸命に目を逸らし続ける。]

 ……殺しは、しない。
 貴女は私に憎まれながら、生きていけばいい。

[紡ぐは、呪詛。
ローズマリーの願い通り、執行人にはならない。
声を上げる、民衆の一部となろう。]
 

(60) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 私は何時迄も、─── ……。

[続く言葉は、音にならない。
去っていく気配は、追いかけずに、
薪が燃える暖かい部屋が姫の痕跡。*]
 

(61) 2016/11/17(Thu) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

─回想、深夜─

[雪はまだまだ止まず、音を吸い込む。
静かな二人の時間。>>56
こんなにも静かになるのは、
お祈りの時間くらいだったでしょうか。
突如、現れた人の気配に瞬く。]

 わかり、ました……。
 その時が来たら、お願いします。

[トレイルが人狼である。
そんな言葉を投げかけてこない姿に、緊張を解く。

また誰かが死んだのか。
この雪はまるで、誰かの呪いの様。]
 

(64) 2016/11/17(Thu) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[それが誰であるかは、問うこともない。
厨房へと向かったその背に、]

 おやすみなさい。

[と声を掛けた。
おねーちゃん。この場所を代わってあげられなくてごめん。*]
 

(65) 2016/11/17(Thu) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[薪が稀に爆ぜる音が何度か響いた頃。
まだ両の手にある短剣の刀身を、ゆると撫でる。
凸凹の感触が指先に伝わり、固まった緋色がぱらりと落ちた。
まじまじと見詰めれば、>>3:63
オーレリアの文字が刻まれていることが解る。

肺の空気を吐き出して、短剣を己に突きつける。]

 しん、じゃえ。

[喉に刃を食い込ませようとするけれど、
手の震えか、決心が足りぬせいか、薄く表皮を切り裂くだけ。]

(71) 2016/11/17(Thu) 21時頃

メルヤは、ローズマリーの背を思い出す。

2016/11/17(Thu) 21時頃


[ どれくらい立ち尽くしていたのでしょうか。
私は、ふと、ひとつの考えに至ります。
私の魂がこうしてあるのならば、
他の魂も、何処かに閉じ込められたまま。

 何処かで、咽び泣いている魂が、
     あるのではないのでしょうか?]


 ハナ、 トレイル、 キャサリン ……


[ ぽそりと、名を呟くのです。
私の掌は、まだ、救わねばならぬ者が、
何処かにいるのでは、と。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


[僕はなんて愚かなのだろう。
錯乱し、人々を傷つけようとしながら、結局今はローズマリーに支えられなければまともに歩くこともできない。

復讐に燃えるのであれば、きっとやるべきことがあったはずだ。
もっと冷静でいれば、もっと信念があれば、惨劇を止める何かをつかめたかもしれない。

気づくのはいつも後になってから。]


[自室へと向かう階段で、オーレリアの亡骸と対面する。

ああ、また一つ、失われてしまった。
そして、気づく。
人狼は二人、一人はトレイル。彼は死んだという。
ならばオーレリアを襲ったのは?
もう一人の人狼だ。そう、自分ではない、誰か。

男の目からは涙の粒がこぼれただろうか。
悲しみと後悔と、そして安堵。]

ありがとう。

[ローズマリーに、弱々しい感謝の言葉は届いただろうか]


[自室のベッドへ寝かせられれば、意識はすぐに遠のこうとする。
体は石のように重い。

少し休もう。
そして、今度こそ仇を取るのだ。
疑わしき人物に目処はついている。
どんなことをしても、必ず人狼にたどり着いてみせる。

まどろみが男をすっかり飲み込んだ。]


―――――!!

[痛みと苦しみが彼を目覚めさせた。
何かが自分の首を強烈に締め付けている。
首に巻きつくなにかに手をかけたが、すでに力はほとんど入らなくなっていた。

暗闇にぼんやり映る影は、看板娘であった。]

ア・・・・・・リ・・・・・・

[きっと君は、憎悪でもってその殺意を僕に向けているのではないだろう。
一体何が君にそんなことをさせるのか。
ちゃんと向き合ってあげるべきだった、受け止めてあげるべきだった。
彼女もきっと、つい先ほどまでの自分のように、何かの原因があって狂気に飲み込まれているに違いない。

教えてあげなくては、彼女の罪を。
救ってあげなくては、彼女の心を。

伸ばしたその手は、アイリスに届くことはなく、
静かにベッドへと落ちるのだった。]


メモを貼った。


[なるほど、やはり僕には神などいないらしい。
敬虔な信者は天国へ導かれ、罪人は地獄の門へと放り込まれるという。

ここは天国どころか地獄でもない。
さっきまでいた、自分の部屋じゃないか。

死の認識は意外と簡単だった。
目の前に自分がいて、自分を殺した彼女がいる。

彼女はまだ入念に僕を首を絞めているようだ。
その目から涙を流して。]


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