88 吸血鬼の城 殲滅篇
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あなたは闇の中の救い、絶望の中の愛。
── どうか、 ご帰還を。
[手にした薔薇を首筋にあてがい、ヘクターがつけた誓約の傷を刺で突いて血を捧げる。]
(85) 2012/05/03(Thu) 18時半頃
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[そうして紅の露を結んだ薔薇を供え、「南」の塔を振り返る。 風が剣戟の音を伝えていた。
暗い空の下、翻る鋼と金は、あの剣士のもの。 それと渡り合うのは──]
……。
[軽く助走をつけ、ヒューは切り立った盾壁の上に立った。]
(89) 2012/05/03(Thu) 18時半頃
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[――随分と時間が過ぎてから。
覆った手のひらの下で唇がくっと歪む。]
……そうですよ。
とうに分かっていたことだった。
[ふふ、と自嘲の笑いが口をついて出た。]
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[南の城塔を望む北の物見塔の上。 狭い盾壁の上に立ち、二人の戦いを見ていたヒューの膝が撓められる。
だが、まだその場を動きはしない。]
(106) 2012/05/03(Thu) 20時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/05/03(Thu) 20時半頃
[幻聴かと思い始めたその時
今度は確かな呼び声が女の鼓膜を震わす。
女の名を呼ぶのは騎士の声
一つ一つの言の葉がクラリッサの心を揺さぶる]
――…同じ世界で生きて呉れる ?
本当に、…… ?
[途惑いながらも今は遠くある騎士の声に応え
込み上がる何かを堪えるように柳眉を寄せる]
[帰還を促す声が胸に響く。
騎士の流した血が城を伝い地下に眠る灰へと集まってゆく。
聖堂の棺に収まる灰が元の形を取り戻し始める]
ヒュー、私の騎士……
[秘めやかに騎士の名を呼ぶ。
彼の思い籠もる呼びかけとその血をもって
蘇るための要素は満たされる。
語りつくせぬ想いを抱いたまま女は一度目を伏せた]
[術は効力を発揮したらしい。
深紅の双眸がエリアスと交われば緩やかに笑む]
エリアス、覚えていて
これがあなたの大切な名前
これからは私があなたの親になろうと思うのだけど
――…あなたは其れを許して呉れる ?
[頼りなさを自覚していたから
控えめにエリアスの心を確かめる言葉を向けた]
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[ヘクターが武器を手に金髪の剣士の前へ踏み出す。 己はその後を任された。]
──御意。
[ほ…と、かすかな吐息が混ざったのは、ドナルドに手が差し伸べられた安堵ゆえ。]
(113) 2012/05/03(Thu) 21時頃
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[ 次の瞬間、ヒューはふたつの塔の間を、跳躍する。]
(114) 2012/05/03(Thu) 21時頃
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人として死ぬも
魔として新たな生を歩むも――…
それは貴方がたの心次第
[ラルフとレオナルドの二人に
凛とした声を響かせ女は時が満ちるのを待つ]
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── 南の塔 ──
[影のごとく無音で着地すると、そのまま修道士の元へと歩み寄る。
剣で床に縫い止められた姿は、自分が吸血鬼と化したその時を思い出させた。 苦鳴は、肌に突き刺さる。
黙らせろと命じられたそれを忠実に実行するため、修道士の傍らに膝をついた。]
(120) 2012/05/03(Thu) 21時頃
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[彼自身の祝福魔法によって動きのきかなくなった左掌を、その歯列の間に含ませる。
歯牙を立てたいならそうすればいいと視線で促した。]
(121) 2012/05/03(Thu) 21時頃
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[ヘクターと金髪の剣士の間で交わされる言葉に、耳を澄ます。]
よい戦士だな、あれは。
[意識を保っているのがやっとだろう修道士の額に、屍めいた冷たい指を伸べて、その前髪を掻き揚げた。]
おまえたちが、その血を姫に捧げてくれる気になってくれたなら、おれは感謝するのだが。
(123) 2012/05/03(Thu) 21時半頃
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この世に神などいない。
あるのは世界を動かす冷徹な機構だけだ。
また、そうでなくてはならない!
[唇から洩れ出した低い笑いは、徐々に感情の制御を失った狂的な哄笑へと変わる。]
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[修道士の示した否定の圧力に、奥に緋を宿した頑な琥珀が狭まる。]
抗うつもりなら、支度を整えられよ。
[ヘクターの下知もあった。 立ち上がる間は待つ、と騎士としての礼節から告げるつもりだったが、食いつかれた左手で動きを封じられたところに、影の束縛を離れた修道士の必死の一撃が迫っていた。]
(133) 2012/05/03(Thu) 22時頃
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貴方の仲間……
修道士さまに聞かせたい台詞ね
彼なら如何こたえるのかしら
[学者然とした彼の言葉に
ゆうるりと口を開く]
エリアス…私の名前。
[呟けばそれはしっくりと馴染み。]
貴女が私の親…?
[問われてアヴァロン伯をじっと見つめ。
やがて頷いた。
彼女を見ていると安心する。
彼女に委ねれば間違いなんてない、何故かそう確信して。
嬉しそうに笑みを浮かべた。]
[エリアスの笑みと返事に安堵の吐息が零れる。
ほっとしたような嬉しそうな
そんな笑みを頷くエリアスに向けた]
好かった
私の名はクラリッサというの
よろしくね、エリアス
[現世へと呼び戻そうとする騎士が紡いだ名を
守りたいと思う存在に告げて
女はこれから歩むべき未来を模索する]
[レオナルドの言葉を聞けば、切なげに目を細め、深く息を吐く。
彼がそう思うのも無理は無い。
正義の為にと果敢に戦った挙げ句がこの有様なのだ。
ともすれば、自身も折れそうになる心を懸命に支えながら。
それでも何かに縋り付きたいと、じっと時折鏡に映る未だ懸命に戦う仲間の姿を見つめていた。**]
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[漆黒のワイヤーと聖杖が触れ合って火花が散る。 その隙に跳び退ったが、右の太腿に焼きごてを押しつけられたような傷が残った。
片手を噛みつきで封じられたままであれば、逃げ切れなかったかもしれない。 だが、ムパムピスも呪文の詠唱のために離さざるを得なかったのだろう。 とはいえ、足をやられては動きが鈍る。]
…不覚。
[呟いた右手には、背から抜いたフランベルジュが握られていた。]
(146) 2012/05/03(Thu) 22時半頃
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クラリッサ様。
[確かめるように呟き。]
よろしくお願いいたします。
[深々と頭を下げた。
クラリッサは親になるという。
なら、娘の自分は何をしたらいいのだろうか。
疑問は浮かぶが、きっとこれから分かってくるのだろう**]
[これから結ぶは親子のような関係。
けれどクラリッサが望むとすれば
他愛ない日常を語らえる友のような関係。
そうなるには先ず互いを知ってゆかねばならぬだろう。
自然とそうなれるよう時間を積み重ねたいと思う]
さま、は付けなくていいのに
[垂れるエリアスの頭に手を伸ばし、そと撫で遣る]
少しだけ、此処で待っていて
すぐに、あなたを迎えにゆくから――…
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── !!
[聖光に打たれて倒れたドナルドを見るや、足を引きながらその前へと回り込んで護りの陣形をとる。]
(151) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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[修道士に回復呪文を使う時間は与えたくない。 だが、クラリッサに血を与えて吸血鬼になったドナルドを護るのも己に望まれたこと。
飛び道具をもたない身で両方は無理だった。 ならば、迷わない。]
(153) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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「全知全能の創造主」などという、幼稚で愚昧な暴君が世界を支配していると考える方が愚かでしょう?
この不完全な世界を創造し支配する存在がもしあるとするなら、それは不完全な造物主に過ぎない。
[眼鏡のレンズが蝋燭の光を反射したようにギラリと光る。]
それとも、被造物に苦痛に満ちた生と残酷な死を与え、悪のはびこる世を肯定する「神」が、実在したほうが良いとでも?
そんなものが存在するとしたら、それは「邪神」と呼ぶ方が相応しい!
[いつも笑んだような穏やかな表情を浮かべていた錬金術師は、今や悪霊と呼ぶほうが相応しい邪悪な知を湛え、高らかに叫んだ。]
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[足を負傷している自分は敏捷性が劣る。 ならば、修道士の術をあえて受けて、その間にドナルドに決着をつけてもらうのがよい気がした。]
──行ってこい。
(160) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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[くつくつと嗤い声を上げながら、ゆらりと影のように振り向き、クラリッサを見遣る。]
人間ごっこ、ですか。
あなたはまだ自分が人間だという自己欺瞞を演じ続けるつもりなのですか?
無垢で純真で、弱くて無知のまま、自分からは何ひとつ引き受けようとしない。
可哀想な存在のまま、慈悲を垂れたつもりですか?
[にたりと口の端を三日月のように吊り上げた。]
魔性に「神」を論じるのも妙ね
苦痛に満ちた生と残酷な死……
貴方はその「神」とやらに絶望したの ?
それともこの世界に絶望したの ?
[レオナルドの高らかな叫びを聞けど
向ける声は相変わらず穏やかで静かな響き]
人間だとは思っていないわ
だって、私は既に二度も死んでいるのだから
[自らの弱さも知っている。
レオナルドの言う事にはずれでありあたりである]
慈悲――…
そう、貴方にはそんな風にみえるのね
私の為す事は慈悲でなく欲
私は自らの欲の為に動いている
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[自分もジリ…と前に出る。
右手に持ったフランベルジュは、左肩に乗せるような不思議な構え。]
(163) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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