人狼議事


8 DOREI品評会

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メモを貼った。


【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[幾重もの薄衣が蜘蛛の巣ならば、女はそこに迷い込んだ哀れな虫であろうか?
幽玄な薫りに淡く吐息を零し、招かれるままにお傍へと。]

…失礼いたします。お酌を。
[恭しく捧げ持つ盆を差し出し、彼の白い指が器を手にとるのをうっとりと眺めた。]

(71) 2010/04/06(Tue) 12時頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…いえ、好みはお客様それぞれでございますから。
あのお二人なら…つがいで添わせてみたいと思うのも無理はないかと。

[君よりも。その言葉にほんの僅か顰められる眉。
それ以上の表情は押し殺し、傍らへと跪いて。

白い肌へと垂らされる、馬乳酒。
促されるままに、その足の甲へと口づけてそっと舐めとる。
焚き染めた香の薫り、よく醗酵した乳の香り。
その奥に仄かに香る男の体臭に、ほぅ…とうっとりした吐息を漏らし、その足をゆっくりと舌で清めていく。
筋の浮いた甲、切りそろえられた爪の先、指の股まで念入りに。
時折触れる甘い息が唾液に湿った肌を擽った。]

(75) 2010/04/06(Tue) 12時頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…ちゅ……、ン…ふ…
[口腔に含んだ親指を軽く吸って、導かれるようにその顔を見上げた。
お褒めの言葉が耳に届くと、ふわりと初々しい笑みへと変わる。]

……あぁ…。
[長い髪を搦め取る白い指。
傍へと引き寄せられ、緋色の縄で強調された柔らかな乳房が、男の纏う絹ごしに、躰へと押し付けられる。
指が擽る顎のほくろは、彼女が一点物の工芸品である証。
吐息とともに淡く開いた唇は、ほっそりと長い指をそっと受け入れる。
戯れに弄ばれる口腔は、胎内を思わせるがごとく、湿った熱を湛えている。]

(81) 2010/04/06(Tue) 13時頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

チャールズ・ブロンソン様のお屋敷より参りました。
血統書ならば…ネイサン様のもとに。

[唾液に濡れた指は、仄かな薔薇の香を放つ。
唾液以外の体液も、そうであろうことは容易に想像出来るだろう。
告げる名は、ブリーダーと渾名される好事家の貴族の名。
奴隷たちをまるで犬猫のように交配し、躾けて世に出すことを趣味とするもの。
幾人もの女たちに切れ目なく子を産ませ、気に入らぬところがあればすぐに方々に売り飛ばす。
自ら躾を施すのは、選ばれた一握りにのみ。
この歳まで手をかけて育てられた女は、一流の芸術作品と言えよう。]

(82) 2010/04/06(Tue) 13時頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…いえ、お客様のお好み次第ですから…

[そう言葉を返すも、伏せた長い睫毛は憂いに揺れるか。
膝へとさらり流れる長い髪を、手ぐしでそっと撫でつける。]

………ぅ…。
[引かれた縄が白い肌を締め、突き出した乳房の根元を絞る。
思わず愁眉を歪めて抑えた声を漏らした。]

…子ネズミは、猫の足音すらも恐れるのでございましょう。
[立ち去る気配に目を細めて、肌の上を這い回る悪戯な指に、微かに身を震わせた。]

(90) 2010/04/06(Tue) 13時半頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…ワタクシ……ぁッ…

[言葉は甘い喘ぎに変わって途切れる。
触れた指が躰をなぞるたび、なまめかしく身をくねらせて。
ほんのりと上気した頬。寄せられ下がる眉。憂い帯びた睫毛が震える。]

…お望みのままに、在りたく……
[ワタクシ「で」悦楽しんで頂けるならば、それほど嬉しいことはない。
女の望みはただそれだけで。その為ならばどんなことでも…と。]

(93) 2010/04/06(Tue) 14時頃

―地下室―

───…ッ……

[モニタリングされているなんてまさか思いはせず。
かと言って、声を上げるわけではない。
神経を支配する熱に抗うように、
首を時折緩く横に振った。喉が震える]

(──苦し、い)

[無理矢理飲み込まされた細い杭は、
馴れない体を、狭い蕾をゆっくりと嬲る。
苦しくて、熱い。体が自分のものではないようで、
それが堪らなく気持ち悪くて仕方がない。
薄く滲んだ汗は蜜を浮かせてゆっくりゆっくりと流す。
性は本当に僅かに反応を見せるにすぎなかった]


【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[おそらくは、気も狂えるほどの苦痛や刺激を与えねば、魂の底から乱れることはあるまい。
与えられる戯れのような愛撫には、身体は素直に応じるけれども。]

…かしこまりました。
[陶器の器を手にとり、その視線に促されるままに口へと含む。
先程玩ばれた唾液と白濁の酒に濡れて、色淡い唇は艶を増す。
髪を絡めた指に導かれるように、そっと膝の上の男に唇を重ねた。
体温に近づくほどに、甘みと香りを際立たせる酒。
女の薔薇の香の体液と混ざって、極上のカクテルに変わっていく。]

(96) 2010/04/06(Tue) 14時半頃

メモを貼った。


[とうに薬は身体中を侵しているだろうに。
其れでも反応の薄い中心を長め]

 ふぅん。

[男は更に時間をおいて、地下を訪れた]

 ……やあ、Jade
 気分は如何?

[天井から吊るされた手枷で拘束されている彼を眺めながら
白濁の散らない床を見下ろすと、のんびり口を開いた]

 随分我慢するね。
 それとも刺激が足りないのかな?


……っ…

[喉が小さく震える。
どれくらい時間が経ったのか数えることもない。
正確にはそんな余裕がない。
ただ、自分の神経を宥めるのに必死だった]
……、…?

[扉の開く音がした。
濡れて、それでもなお視線は男を睨む]

『……最悪、だ』

[機嫌がいいはずなんてない。
続いた問い掛けにも答えないまま、
視線を逸らした]


【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[引き寄せられ、長い髪に隠れた首筋に指が触れると、ことさらひくりと身を震わせる。
触れた唇の間から滑り込み、引き寄せる舌に導かれて。
部屋を満たす香の薫り、酒精に紛れた男の薫り。
吸われ、甘く噛まれるたびに、時折間からくぐもった声が漏れる。]

……っ!? …んン……ッ。

[敏感な舌へとじわりと食い込んでいく象牙のような白く艷やかな歯牙。
痛みに思わず僅かに舌を引けば、更に深く食い込んだ。
苦痛に歪む眉。けれども必死でそれを耐えるように。
薔薇の香に混じっていく鉄色の血臭。]

(100) 2010/04/06(Tue) 15時半頃

 ……辛そうだね?

[睨みつけてきた翡翠に、男はしかし満足そうに哂った。
靴音をさせ、彼の元へと近づき
恐らくはもう痺れて感覚が無いだろう腕に手を伸ばす。
枷と鎖を繋ぐ連結は緩んでおらず、彼はどれほど力が抜けようと座ることは許されない]

 して欲しい事があれば聞いてやっても良いよ。
 俺はいま気分が良い。

[薄暗く冷たい石造りの部屋には、彼へ嵌めた貞操帯から振動音がもれ聞こえている。
節ばった指先で、汗で流れる蜜を掬い
僅かに反応を示した彼のペニスの先にこすり付けながら]

 お願いしますご主人様、って言ってご覧?
 そうしたらひとつ願い事をかなえてあげるから。

[くすくすと見下すように哂った]


【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[髪を撫でていた手が震え、縋るようにぎゅ、と握りしめた。
それでも、相手に痛みを与えぬよう、強く引くような粗相はしない。
細い首は微かな抵抗と共に引き寄せられ、痛みに身じろぐ動きは伝わるか。
貫かれた舌から溢れる赤は熱く、吸われるたびに痛みに痺れていく脳髄。]

……ぅぅ……、ん……ふぅぅ……ぅっ…

[赤く染まった唾液は、お互いの唇を鮮やかに彩る。
その様はまことに、ゴシックホラアの吸血鬼を思わせた。
苦悶の表情すらも、艶めかしくみえるか。
男の首へと手を伸ばして縋りつき、身を震わせてただ貪られる赤。
ひくり、ヒールを履いた細い足首が突っ張って震えた。]

…ハ……ぁ。
[息も詰まるほど蹂躙され、ようやくの解放に零す溜息。
暫く呆然としていたが、視線に気づきゆっくりと憂いを帯びた笑みを作る。
血に濡れた唇は今まで以上に艶めかしく、ぺろりと出して見せる舌には男の歯型の刻印がくっきりと。]

(104) 2010/04/06(Tue) 16時頃

『…ッ』

[腕に伸びてきた手に、避けようとすれば鎖が鳴いた。
硬翠は睨んだまま。ただ、声なんて出すまいと。
相手の望むようになんかなってやらないと]
『触るな…!』

[肌をなぞる指先に唇を噛む。
男の指が塗り込める仕草に、拒否を示すように首を横に振った。
その間にも後ろは玩具によって蹂躙され続ける。
細い喉が幾らか震えたけれど、それでも喘ぎは欠片も零さなかった。
言葉を信じるには、余りに印象が悪過ぎたし]

『断る』

[買われたからと言って、そう簡単に折れるつもりも更々なかった]


修道女 ツェツィーリヤは、小僧 カルヴィンがどうしているだろうかと心配する余裕はなかった。

2010/04/06(Tue) 16時頃


修道女 ツェツィーリヤは、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 16時頃


[拒絶を聞いたところで指は止まる事はない。
腕からなぞるように頬へ手をかける。

芯に絡めた指は、先端へ蜜を塗りつけていく。
とろりとしたそれが滑りを助けてくれる。
震わせた喉元に男は唇を寄せ、軽く歯を立てた]

 困ったね。
 そう言われると他の方法では御前を解放する気が無くなった。

 Jadeは一生このままで居るつもりかい?
 後ろに道具挿れられた惨めな格好で
 鎖に繋がれたまま此処で干からびたい?

[Yesと言われたなら本当にそのまま永遠に放置するような口ぶり。
顔を上げ視線を合わせた男の褐色の瞳は笑っていなかった]


『触るな、と、言った、はずだ』

[頬に寄せられる指先が嫌で、首を横に振る。
蜜の甘い匂いは、指が塗り込めるたびに感じられる。
絡める指と、薬の効果は確実に、少しずつ性の形を変えていった。
気分が悪くて、耐えられない。けれど思い通りになんかなりたくない。
喉に重なる歯の感覚に、微かに体が震えた]

…っ

[聞こえる宣言に、硬翠が微かに揺れる。
其れは恐怖でしかなかった。
このまま弱い火で焙られたような感覚に耐え続けながら、
一生、このままだなんてそれこそ拷問に等しいけれど]

『お前、に…頭を、下げる、くらいなら……
耐えるほう、が、ずっと、マシだ』

[相手の瞳の気配なんか、関係ない。
硬翠は、それでもまだ睨み返すことを選ぶ]


 触るな、って言いながら
 此処は期待してるみたいだけど?

[後ろの機具は止まらないまま。
少しずつ空間に振動音の他、水音が混じり始める。
絡めた指は確実に追い詰めていった]

 怖い? まあ、そうだろうけど。
 そのまま放置されたらどうなるか、教えてあげようか?
 機具が外せないと排泄が出来ない
 張り付いた蜜で皮膚が爛れるかもしれない。
 ああ、ついでに蟲でも放置してやろうか?
 身体中を蟻が這い回り蝿が飛び交うのは耐えられるかな。
 此処は物音も光もとどかない。
 まあ、間違いなく気が触れるね。
 どれだけ御前が強情でも、24時間持てば奇蹟さ。


本屋 ベネットの喉元を歯で擽りながら、吐息交じりに残酷な未来を告げた。


───ッ

[不快感を訴えるかのように鎖が小さく鳴いた。
聞こえるのは粘質な音、それが自分の体が関わっていると解れば
余計に不快でたまらない。

耳に届くのは睦言なんてものとは程遠い不愉快な囁き。
蜂蜜は肌に塗るくらいだから心配はないが薬が入っているとなれば話は別。
排泄は、胃も空っぽだからあと二日くらいはどうにか耐えられるだろう。

虫が一番耐えられないと思った。蠅よりも蟻だ。
体を動かせば飛んでいくものとは違って這うのを落とすには労力がいる]

『……っ』

[喉元から伝わる振動に、眉をひそめたまま息を飲みこんだ。
ただでさえ薬と不快感でぼうっとする頭に、余計な事を考えさせないでほしかった]


[息を呑む気配を感じ、男は吐息を漏らした。
触れている指先には熱も伝わっていて
少しずつ思考力が曖昧になっているのは観察していればわかる。
だからこそ、脳裏に描きやすいようわざわざ声にしていた]

 どうするかい?
 此処も随分辛そうだね。

[滑る肉棒の先を爪で弾き、男は問う]

 逆らい続けるのも、悪くないけどね。
 何処かで折れる所を覚えてくれないと困るなぁ。

 一言服従すれば済む話じゃない。
 強情ばかり張っていても良い事は何もないよ?


[頭がぐらぐらする。
熱のこもった溜息が自然と零れた]

『うる、さい……ッ』

[爪ではじかれれば流石に表情が大きく歪んだ。
ゆっくりと息を吸って、どうにか思考力を取り返そうと足掻く]

『良い事、なんか、どちらに転んだって、
ありもしない、こと、くらい、わかっている』

[痺れ切った手を、握り締める。
意識のあるまま屈するのは己の矜持に反すること。
苛立ちは、掌に傷を作って赤を滲ませた]


[少しずつ相手が追い詰められているのは
指を絡めた其処の反応と、もれる吐息で感じている]

 俺だってただ虐めたいだけじゃない。
 御前にとって良い事ではないが
 少しマシな待遇は用意しているんだよ?

[平静を取り戻そうとしている相手に気付くと
男は空いた手で頬を撫ぜる。
拳に滲んだ朱に気付いて片手の掌を開かせ、
指先を絡めて握りこむ]

 駄目じゃないか
 俺に無断で傷を付けちゃ。

[その間にも後ろを犯す細い機具も、
彼の中心を擦り上げる手も止まる事は無い]


[駆動音が、虫の羽音の用で酷く煩わしい。
頬に触れる手に硬翠は睨むけれど、ずっと弱くなってしまっている]

『…マシ。
よく、言う。物は言いよう、だろう。
どうなったって、そう、変わらんだろう、さ』

[吐いて捨てるかのように、言葉を作る。
あてにしてなどいない。信用もしていない。
その感情が、口元に嘲りの笑みを作る]

『…俺の体は、俺の、物だ。
誰の…指図も、受け、ない…ッ』

[大きく息を吸い込んで、吐き出す。
持て余した熱で上がる体温が、酷く気持ち悪い]


[此方へ向けられる視線が熱に侵されているのがわかる。
歪んだ口元を見遣り
男の声は甘くも冷えた音を漏らした]

 ――…先ず教えてやるよ。

[追い詰める手は止めない。
息を吸おうとする唇を塞ぐように、男は自らの薄い唇を重ねた。
強く吸い上げると同時、擦りあげていた中心を根元から握り射精に到達出来ぬように締め付ける]

 Jade
 未だ立場が理解出来ていないようだね。
 いいかい、お姫様
 御前は俺に買われて此処にいる。
 御前の身体は頭の先から爪先まで全て俺の管理下にある。
 俺の指図なしじゃ、この拘束すら解けないのさ。 


 其れでも俺が一度望みをかなえてやろうって言うのに
 ……イラナイんだね。

 なら、俺は俺の好きなようにするけど。

[顔を上げた男が先ずこの薄暗く寒い地下室で
目に付けたのは、まだ冷えた鏝]

 その生意気な口
 喋れなくしてやろうか。


[薄甘い声が、聞こえた。
追い上げてくる手に、それでも、嫌で声だけはこぼさなかった。
次に口を塞がれたのを理解する。薄くて冷たい唇。
噛みついてやろうと思ったけれど、締めつける痛みによって叶わなかった。
漸くまともに吸いこんだ酸素も、薄く鉄錆の味がした。
落とされる言葉も、声も、もう半分ぐらい理解できていない。
ただ、持て余した熱と不快感だけで視線がまた少し弱くなる]

…、……?

[問いかける言葉さえ、今は口に出すのが億劫だった。
まだ体に直接響いてくる虫の羽音に煩わしさを感じながら]

『喋れ…なく……?』

[何をする気なのだろう。
自分の位置からでは、今の視界からでは、そこに何があるのか見えない]


[男は一度彼の身から離れる。
羽虫のような音は少し威力を弱めていた。
電池の切れる時間が近い。
穏やかになった動きは逆に彼へその納まっている機具の形を感じさせる事になるだろう]

 そう、良い声で鳴かないなら
 声はいらないだろう?

[冷えた鏝を手に、再び彼の前に立つ。
見せ付けるように、威力をなくした瞳の前へ翳してやった]

 熱して御前の口に突っ込んであげる。
 折角召使に用意させてるご飯が無駄になるけど、仕方ないね。
 簡単に死なないように、点滴で栄養だけは送ってあげるから。

[褐色の瞳を細めて、鏝から伸びるコードをコンセントに差し込んだ。電源が入りじわじわと鉄が赤く色を変えていく]


 最後にもう一度だけ聞いてあげよう。
 お願いする気は、あるかい?

[男は最終宣告を突きつけた。
これでまだ折れぬなら、熱した鏝は確実に彼の咽を使い物にならなくさせる]


[伝わる響きが弱くなる。まるで、焦らされているみたいだった。
これ以上、耐えられる自信はないけれど、
けれど屈するつもりがないからこそ、余計に耐えなくてはならない]

…ッ

[声。喉を潰すのだろうか。でもどうやって。
薬や何かというわけではないように思えた。
少し霞のかかった視界に、何かが映った。
金属の塊。それで、何をするのか。
そんな事を考えているよりも先に聞こえた使い方。
硬翠の瞳には嫌悪よりも先に怯えが浮かんだ]

『何───』

[虚勢を張ろうと思ったが、もう遅かった。
歯が、小さくかちりと音を立てた。震えだと解るまで時間はかからない。
ゆっくりと赤くなっていく其の熱はもう恐怖の対象でしかない]


[認めたくない。けれど、それは怖い。
その言葉を出してしまえばきっと、今目の前の恐怖からは逃れられる。
でも、屈したくない。それだけが今の自分を繋ぎとめる感情。

どれぐらい時間がかかっただろう。
後ろから聞こえてくる羽音も随分弱くなった]


『──…ッ、──』


[震える。涙が落ちる。
でも、もう、限界だった。

赦して、と。
本当に。本当に小さな、声が零れた]


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