人狼議事


315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】

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メモを貼った。


【人】 掃除夫 ラルフ

>>8
 すっかり取り乱してしまったマリオを
 落ち着かせるようにぎゅっと抱き締めた。
 自分の震えは悟られないように。

 無理もない。
 さっきまで普通に喋っていたのだ。
 皆の分のスープを準備してくれていた。
 思考がまとまらず、しゃがんだ体勢で
 マリオを抱きとめたままもう一度
 目の前のマーゴの顔を覗き込んだ]

(10) 2023/01/05(Thu) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[倒れ込んだ彼女は明らかに息をしておらず、
 絶望的な気持ちがせり上がってきて
 吐きそうになったが、堪えた。
 マリオは泣いていただろうか?
 しゃがんだ体勢のまま、マリオの目線で
 向き合って、ようやく言葉を口にした]


……床は冷たいから、
マーゴをソファに運んで、くる。
マリオは…何か、シーツを
持ってきて?


[言い終えると、マリオから手を離して
 横たわるマーゴを抱え上げた。
 力なく彼女の手がぶらりと下がる。
 抱えたまま顔に耳を近づけたが
 息をしている様子はなかった。]

(11) 2023/01/05(Thu) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[どんな足取りで3階に向かったか。
 ロイエの寝ているベッドとは別にある
 大き目のソファに、そっとマーゴを寝かせた。
 マリオが何か布を持って来てくれれば、
 胸で手を合わせた彼女を包み込むようにかける。

 部屋にはロイエとマーゴ、2人のお姫様が
 何かを待つように眠っていた。

 暫く呆然と立ちすくんでいただろうか。
 マーゴの死はあまりにも突然で
 受け入れるのが難しく、
 今は黙祷すら出来なかった。
 ただ寝かしつけただけのように、静かにその場を去った]

(12) 2023/01/05(Thu) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[中庭に戻れば微動だにしないフェルゼが居た。
 冷たい、という感じではなく
 ただ、慣れているのだろう。
 こんな世界だ。
 自分自身も多くの人を見送ってきた。

 一緒に戻ってきたマリオの様子を
 注意深く確認しながら、提案する]


──マーゴの作ってくれたスープがある。
皆でいただこう。

腹が減ってちゃ何もできないし、
ろくなこと考えないし…

(13) 2023/01/05(Thu) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

それに…
さすがにお腹、すいたろ?


[最後は笑いかけたつもりだったが
 力ない感じになったかもしれない。


 スープを飲んだら、マリオをフェルゼに託して
 ジャーディンを探しに行こう。
 >>3>>4]*

(14) 2023/01/05(Thu) 11時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 11時半頃


[彼らがマーゴの亡骸を言葉少なに弔った後、厨房へ向かうならふらりとついて行く。
勿論マーゴも誘って、ちゃっかり自分の席を確保すると、足を組み頬杖をつく姿勢。
生きていても死んでいても自分の眼前に器はないが、律儀に食事が終わるまでその場で、参加者の気分を味わうのだ。
未然に叶えられてしまった焦がれた光景より、陰鬱な空気にはなっていただろうが]

――飲んでみたかったな

[まともな味覚を失って久しく、そもそも血以外の味が思い出せない。
温かそうなスープからたちのぼる湯気が、そんなはずないのに目に沁みて、そっと目頭を押さえた*]


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 23時頃



『生命の導き』は、…死んだ人を生き返らせる力まではない、みたいですね。

[いつか自分にも『死』がやってくるとは思っていたけれど、
まさかあんなに唐突にやってくるとは思ってはいなかった。]

フェルゼは… こうやって沢山の死を見送ってきたんですね。

[そう考えると、彼の反応もわかるような気がした。
どのくらい長い時間、彼は、一人で ―― あるいは、エンジェルシイラと共に、人を見送ってきたのだろうか。

その長い時間を想うと、―― 胸が痛む。]



そうですね、マリオは、泣かなかったかもしれません。
でも、誰かの命と引き換えに生きながらえたくはなかったかな。

[自分でよかったと、そう思ってしまったのだ。

此処に来るまでの道のりも、この廃墟の中でさえも、
汚染された植物と生き物で満ち溢れている。
水もどれだけもつのかわからない。
けれども、生き残った人たちに幸いがあって欲しいと思ったのだ。

マリオが大きくなったら、きっと美人になるし。
それを見届けられないのは少し寂しいと思ったけれど、
口には出せないで曖昧に笑って見せた]

ええ、きっと。
柔軟な子だから、きっとすぐに懐いてくれますよ。

[あの時のジャーディンさん、本当に怖かったですもんね、と、少しだけ意地悪を言ってみたり、した]



[笑われたことで恥ずかしくなって、慌てて目を伏せ、髪を手櫛で整える。
そんな風に言ってもらったこともなかったから、どうしていいのかわからなくなる。

口さがない人々に、妹と比べられることも多くて、自分の容姿も好きではなかった。
太陽までも惹きつける夏の花のように明るい妹は、本当に愛らしかったから。

なのに、眉間をつつかれて、さらに言葉を掛けられれば、真っ赤になって俯いてしまうことでしょう。

蔦から解放されたジャーディンさんは、陽気な性質を取り戻したようだ。元々は明るい、人好きのする青年だったのだろう。

つつかれたところを抑えると、考えるふりをして、口をへの字に曲げた]*


【人】 掃除夫 ラルフ

──回想・厨房にて──

[スープを取りに厨房に向かうと、
 ついて来たマリオが話しかけてきた。>>31
 少し冷めたスープを盛る自分の手に
 震えが来ていないことを確認しながら、
 ぼそぼそと低い声で答える。]


──ああ。
そうだな。


[毒見をし過ぎたせいなのか、
 やや視界が暗い。
 
 ここまで生き残ってしまったが、
 もう、いいんじゃないか?──]

(32) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[もう生きてる理由なんて──、


 絶望感と戦いながら、傍らのマリオを見た。
 不安そうに見上げる顔。>>31
 それまでになく近くでじっと覗き込むと、
 澄んだ子供の瞳がそこにあった。

 不安混じりだけど、
 希望を捨てたくない眼。
 遠い昔、望遠鏡で覗き見た遠い星のような
 潤んだ光──

 昼も夜も薄暗い、奇形生物だらけの世界で
 それは唯一守らなければならないものにさえ
 思えた。]

──マリオ…

(33) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……大丈夫。
俺はしぶといんだよ。


[3つの皿を器用に腕に乗せて、卓へ運ぶ。
 ずっと立ち尽くしていたフェルゼに声をかけた。]


フェル…


[彼の顔を真っ直ぐ見たのは初めてだっただろうか?
 白い眼差しの奥に、何か小さなものが回っている。
 ──歯車だった。

 彼は、時計塔のように、体内に歯車を飼っていた]

(34) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

[自分の身体が運ばれていくのを、
横たえられてシーツをかけてもらうのを、
不思議な気持ちで見ていた。

自分はここにいるのに、そちらはただの抜け殻なのに。

自分の残したものが迷惑をかけているのを見ると
なんだかとても申し訳ない気持ちになった。]

[誘われるままに厨房へついていく。ラルフにもマリオにも、フェルゼにも、私たちは見えないのだろうけれど。

空いている椅子に座って、まだ生きている人たちの様子を見守る。
願わくば、この優しい人たちの行く末が明るいものでありますように、と祈らずにはいられなかった]


【人】 掃除夫 ラルフ

キュオオオーーーン

[どこかでエンジェルシイラの声がする。
 思わず後ずさり、マリオが居れば手を取った。

 先程のフェルゼの言葉が頭に響く。
"なんだか、もう、終わりという感じがしています。"]

 フェルゼ……お前は…
 ……そうか。

(35) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

ラルフは、最後に何を見ただろうか?*

2023/01/05(Thu) 23時半頃


[フェルゼの白い白い眼の中で
歯車がぎりりと回る音が

何か、恐ろしいものの予兆の様に
周囲に、響いた]*


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2023/01/06(Fri) 00時頃


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