227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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[+23盛大な笑い声を聞いて首を傾げる。
何が面白いのか、と考えつつも
『可愛い』という思考には同意ではあった。
若干妄想≪ジューハッキン≫が横切り口元に手を覆う。
…これは、また200部刷るしかない。]
それは……中国語、か?
そういえば此処にいるの揃って国籍違うのだな。
言葉が通じるのが不思議だが…
あと若干世界感≪プロット≫が違う。
[若干というより、大分だが。
同じ地球≪ガイヤ≫である筈だが目の前で
手を差し出す彼とは認識にズレ≪マヨドリンク≫もあるようだし。](もし言葉の意味が分かったならヘクターはもがいただろう!)
[案外撫でるの楽しい、と思っていたが束の間。
手を握ったと思いきや素早い動き≪ブーーーン≫、
なんというか滑稽な劇の一コマを見たヘクターは
怖い顔≪コラエタ≫で二人の様子を見守っていた。
──やっぱり300部にしよう。
以前副業≪ヒマツブシ≫作った『ヘイラグ〜病的侵攻赤≪-カディッキ・レッドソース-≫』は結局200部売れていたとかなんとかである。]
良い趣味…ね
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないな
[相変わらず曖昧な返答のまま、見物をしていて
ふとした時に隣に座る彼女へと話しかけてみる]
そうだ、ただ見ているだけでは退屈だ
焦がしバターのポップコーンでも無いかな?
[呑気に、この世界を楽しもうと現実離れした考えを持って
少し見物したらここを離れる事も考えてみようか**]
…願わくは、全員が目覚めれば良いが。
悪魔≪ナイトメア≫のことだからな。
そもそも死んだと思ったらこんな所で
世間話≪エピローグ≫してるのも妙だが。
[勝手に察する禁忌の英雄≪-ラグナロク・ヒーロー-≫なら
実は展開を知っていそうだが、
先程の中国語を聞いてから彼奴≪ハカタノ=シオ≫め
内側で大草原≪ヒ・ロガル=ダブリュー≫を展開していた。
(後で問い詰めてやろうか否か、全く…)]
『薄い本』が何か、だと?
そうだな…空想≪モエ≫を媒体に多大なる力≪コウフン≫を
生み出す魔術書≪セイダイ=ケガレタ≫だ。
実に扱いが難しくてな。対象が強い≪モエル≫程威力を
増すという異物だ。
[間違っているようで間違っていないが、
恐らく李の世界では間違っていた。]
啊、我是中國人。でももう、帰るつもりはねーから
日本人って事にしといてつかぁさい。
世界線が違う奴も居そうだな。
俺は少なくともアルヤスの国名は知らないよ。
[マンガみてーだ、とぼやいて。
そもそもこの耳と尻尾の時点でマンガなんだから、
そんな事もあるんだろーと そのくらいの認識。
言語に不自由しない事に首を傾ける男に
マヨネーズ吸う奴も、
俺からしたら十分世界感ズレてるけどね? とは
…ものすごおく思ったけれど黙っておいた。]
[卵に撫でられて押し黙る猫に向かって
憂さ晴らしに掌でも殴ればいい、 そんなつもりで
地面にへたりこんだ猫に差し出した手は
こっちを睨みながらも
どーいうわけだか素直に重ねてきやがって]
んぁ? 何か言ったか。
………まー、ロクでもねーことなんだろ
[ ( なぁんだ )かわいーところあるんじゃねーの
なんて。 ]
[ ―――― 一瞬でも思った僕が 馬鹿だった。 ]
あ、?
[ 首を取られた、ってーのは割とすぐ解ったから
ふぅん、と
あの時向けられた殺気の篭った眼を思い出しながら
僕は”それなり”の対処をしてやろうと
回された腕ごと抱え込み、
後ろ手に回した片手は猫の衣服を掴んで
足を払いながら前転するように投げの型へ………
する、予定だったんだ。]
おい、猫よぉ。
不意打ちなら、もー少し上手くや………… ぁんっ
[ …………………………なあ、ナイトメア。
いっそ今直ぐ死にたいんだが、どうしたらいい。
あまりの脱力感に、恥ずかしいとか通り抜けて
頭のなかはただ 「死にてえ」 で埋まる。
そもそもあれだ、あれ。 ミョーに敏感な耳が悪い。
そんでもって、僕をそー仕込んだ……あいつもわるい。
断じて僕のせーじゃねえ。
ふるり、ふるり、肩を震わせて]
っだーーーーー!!!!離せクソ猫!!!!
[今度こそ、予定通り 思いっきりの背負投げ。
僕のクソみてーな声に、鳩が豆鉄砲でも食らった顔をしていたんなら、きっとキレーにキマるはずだ。*]
目の前の光景に口元を押さえて胸を服ごと握り締めていたとか。
(ああっ…やばい、もし生きててこれを覚えてたら)
ごほっ、けほっ!!
[少し興奮して咳が止まらないヘクターである。]
[兎は中国人だったらしい。
どっちもアジア系じゃんと
粗雑にカテゴライズしてから
猫は報復運動を開始した。]
(――うるせ、俺がナイフ持ってたら
今頃切れてんのはてめえの首だこのう……)
[かぷりと、ちっとは痛めばいいと耳を噛んだところ]
?!
っげぇ……
[三月兎、もとい李が艶やかに零した小さな声に
ぞわりと背筋の毛が逆立つような心地を覚えた。
いや、ラルフ自身そういう経験もなきにしもあらずというか割とあるがそうじゃない。もっと痛みや驚きでひるませたかっただけであってそういうことでは――
――ごほっ、とヘクターが咳き込むようすが見えたが
きっと李の喘ぎ声が気持ち悪かったからに違いないと
思いこみ――――(200部が300部とかそんなことは知らない)
――思考は、兎の絶叫によって遮られる。
衣服を掴まれたことも、気づかないまま
ふわりと足が浮き――]
あんた何、ほんとに、そういう――
にぎゃああああああああ!!!!
[どんがらがっしゃーん。]
[うさぎの こんしんの せおいなげ!
こうかは ばつぐん だ! ▼ ]
……あ、ああ……
リーガルがたくさんみえる……
[くわんくわん、と揺れる視界の中、
(羽化して?)天使の羽を生やしたリーガルが
ぐるぐる回って見えた。
復帰まで104秒かかったという。*]
― かんわきゅうだい ―
だよなぁ。……殺すんなら、さっさと殺せばいいのにナー。
それとも、……ずっとこのままとか、
……それも嫌だねえ。
[ぶつぶつとぼやきながら、相槌をうつ。
ちらり、とカードを見れば「閉幕まで」とあるから
劇? 戦い? が終われば、何かが変わるのだろうか。]
……空想≪モエ≫を媒体に多大なる力≪コウフン≫を
生み出す魔術書≪セイダイ=ケガレタ≫……
なんかよくわからんが、
ジャポーネは人が手を出してはいけないものに
触れてるってことはよーくわかったっす。
――で、リーガルはそれを使える、と……?
[ぽん、と手を打った]
そうか、リーガルは魔法使いなんだな
[悪意も何もなく無邪気にその結論に辿りつく。
ごとん、と音がした方をみやると、
珈琲豆が置いてあったので
ありがたく御代わりをいただこうと動き出した。
電気ポッドが何故か古いのが気になったが、
こういうのは気にしては負けである。
ちろり、湯が溜まる音と共に、昇る黒い液体を
笑みが抜け落ちた無表情で見つめていた。*]
― 少し後 ―
[”あれ”がどっかから呼び出したホージ茶3点セットは
茶筒だけが転んで横たわっていて
( 淹れる気にゃあ、なれねーよ。)
その結論は変わらないのに、動けもしない。
まだ失われた訳ではないから、未練と言うのもおかしいが
( なんてー言やぁいーんだろーね )]
…………そーさねえ。
ちっとばかし未練が多くていけねえや。
[「うごかねえの」と聞かれ、
猫とは間をひとっつあけた椅子の上で
膝を抱えながらひとつ 煮え切らない返事をぽろり。
ふ、と落ちた溜息に、僕はちらりと視線を投げた。]
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