60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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――…は?
[実際に倒れたと聞かされれば、言葉に詰まる。 見てないということは、誰かに聞いたのだろうか。 急いてないということは、対処はすでになされているのだろう。 明らかな異常事態だというのに、 自分自身、どこか反応が鈍くて。]
なんだ、黒ミサとかでもされそうになったか。 ……あんまその辺の連中には近寄んない方がいいぞ。
[ザックやサイモン、彼らの行為と直接の関わりはない。 少なくとも今は問題行動からは距離を置いているから、その内容は知らない。ザックと彼がどのような関係かも。 けれど彼らはもう卒業したかつて自分がつるんでいた上級生たちと同じ匂いがする気がして、忠告めいた言葉が零れた。
その間にも、薔薇の芳香は強くなる。 少しだけ忌々しげに、眼差しを伏せた。]
(95) 2011/08/07(Sun) 18時頃
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―少し前― [>>94 きらり涼しげな色で揺れる鍵に目を止める、 そういえば昨夜――だったかに聞いた気がした]
ああ、いいですね。 それどころじゃないですけど、ちょっとだけ息抜き。
―――行きます?
[ヘクターが行くのなら、あとからそちらに行くつもりで、 行かないのならプールの鍵だけ借りようとするだろう。
水を被るよりも、泳ぐよりも、 多分きっと、冷たく静かな水の中に浸りたくて*]
(97) 2011/08/07(Sun) 18時半頃
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[信頼しているのだろう言葉を特に否定することはない。 その辺、には当然ザックその人も含まれていて、 信頼を寄せるべき相手には、見えなかったのだけれど]
そうか……、 その人が頼りになるならいいんだけどな。
[歯切れ悪くつぶやきに返せば、 風もないというのに、一際強い薔薇の香が匂って]
――……って、おい。 だいじょうぶか?
[ふらついた下級生を支えるように手を差し伸べる。 小柄な体からは、濃密な甘い香り――触れるほど近づけば、 行為の残滓も感じられただろうか。きつく眉根を寄せるのは一瞬]
(99) 2011/08/07(Sun) 18時半頃
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[腕の中でびく、と跳ねる小柄な体。 支えた手に一瞬だけ力が篭った、慎重にそれを緩めて。
あつい、という呟き。 確かに眩暈のようなあつさがまた湧き上がる。 けれどそれは昏く焦がれるような想いを伴わない、ただの肉体の熱に過ぎない]
――……いや、大丈夫、だ。 それより、その、
[見下ろした先、赤らむ頬を掠めて指を伸ばし、 その襟を正しながら発した言葉で意図は伝わるだろうか]
もう少し、身奇麗にしておいたほうがいいんじゃないか。
[それは薔薇の枝に触れたと同じ、無心な優しいだけの指で]
(107) 2011/08/07(Sun) 19時頃
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ヤニクは、けれど浮かべた笑みにはきっと、後悔にも似た色が混ざっていただろう*
2011/08/07(Sun) 19時頃
─ 医務室 ─
[寝台に横たえられた身体は、時折悪い夢にうなされるかのように呻くも、意識の戻る気配は無い。
呪縛が如く肌に刻まれた、どす黒い蔓薔薇の蔦。
侵食された右手から、右眼から、
鋭い棘が食い込む如く、じわりと血が滲み続けていた。]
[蔦を介して微かに漏れ聞こえるのは、風に吹かれるように戸惑い揺れ動く心。
甘い毒は彼にも、次第に染み通り侵していくけれど、
心の中に灯った何かが、つなぎ止めようともしているようだった。
手遅れと、今更悟る。
知らず蒔いた浅はかな種は、芽吹き、すでに根を張っていたのだと。]
[ディーンが手繰り寄せた蔓から流れ込むのは、薔薇の木がずっと見てきた中庭の月光の下の記憶。
流され翻弄され、いつしか狂い咲く月下の華は無惨に散らされ踏み躙られる。
幾度も幾度も続くうち、身も心も堕とされて、自ら望んで差し出して。
意識が白く染まったあとの、置き去りにされたままの静寂。
音も香りも色も忘れてしまった虚ろな目に、唯一焼き付いたのは夜空流れる天の川。
何度も見たそれだけは、美しいと思えていた…]
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―廊下― [>>106 逃げるように走り去った下級生の背を一度見る。 植物に触れるようには、いかない。 過ぎっていたのは、過去でしかなかった。 どこか時を曖昧に感じ始めている、 昨夜は遠いのに、過去は鮮明で。現在は……どうだろう。]
――……せめて、 ランディみたいに穏やかな眠りなら、
[呟きながら、自室に戻り鉢に水をやった。 自室の花の香に、すこし落ち着きを取り戻したけれど、 そのささやかな願いはかなってはいないことを知らない。 花の手入れを済ませれば、また廊下へと出て、 ――現実を確かめるように、その足は医務室へと戻った]
(143) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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[凍り付いただけの心ならば、温もりで溶かせただろう。
されど、ヒビ割れて砕け散った硝子ならば、生半可な温度では溶かせない。
触れ合って互い傷つくのを、何処かで酷く恐れていた。]
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―医務室― [医務室にはイアンと、 フィリパもヘクターもまだそこにいただろうか。]
……なにしてる。
[寝台へとファインダーを向けるイアンに、 咎めるような呆れたような声。 声より先に、かすかに茉莉花が香ったかもしれない]
被写体の許可を得ずに撮影するのは、 控えたほうがいいんじゃないか?
[寝台を遮るカーテンを閉めようとして、 うなされるような呻き声にはっとした。 声の聞こえた寝台の傍らには古いギター、一度躊躇いながらその寝台を覗き込む]
(145) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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[それは気の迷いだとそう告げたも同然のあの時から、 彼の目は覚めたのだと、思っている。 だから、接する姿勢は常とほとんど変わらない、 横顔を見られていることに気づいて、一度そちらを見た]
俺は、……まだ何も。 [頬の赤らむ様子に、いぶかしんだけれど。 視界の端に映ったものに、目を奪われる]
――……ッ、
[眠るその人の、蔓薔薇の文様が這う、右手と閉ざされた右眼。 その黒い棘の食い込むように、じわりと紅く血が滲んでいた。 刻み込まれ決して消えない呪いのよう―――眠りの中でも止まない苦痛。
反射的にカーテンを閉ざして、うつむく。 その白い生地を掴んだままの指先が、震えてた]
(151) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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いや……、
[怪我という問いに、答えようとして首を振った。 文様の棘が食い込んでいるそれは、 彼の抱える痛みをそのまま示しているようで。 イアンに気づかれていただろうか、震える指をそっと剥がす]
ランディは大丈夫だ、穏やかに寝てるよ。 こっちは……、開けないで、そっとしておいて、ほしい。
[口ぶりは珍しく懇願にも、似て。 きっと下級生の純粋な眼差しは痛かった、眼差しを背けて。 せめてそれを拭くために、湿らせたガーゼを取りに行く]
(162) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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ヤニクは、座り寝している様子には、ちょっと瞬いた
2011/08/08(Mon) 00時頃
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[ノックスのうたた寝の様子には、 困ったように小さく息を吐いた]
……こんなところに寝てたら、 風邪引くんじゃないのか、いや夏だけど。
[空調が直接あたらぬよう、 肩にそっとタオルケットをかけて、棚を漁りに行く。 所詮代理なので、てきぱきとはいかない。]
(173) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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どうした?
[手間取っていれば、 近づかれようとする気配に肩越し振り返り、 そのまま、かけられた言葉に一度目を見開いて、 それからその眼差しを歪めた]
――……何言ってる。 いい加減、目を覚ませって――、
[咎め留めようとする言葉が、咄嗟に続かない。 そんなふうな言葉を向けられるべき人間ではないのだ、と 口にすればそれは罪の告白だ。]
(174) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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[絡まる蔓から流れ込むは、隠されてきた記憶。
それは甘く苦く染み込んできて、色々な事を刻み込んでゆく]
……っは。
先輩。
[壊すのは得意でも、壊れたものを先に見せられた事はあまりなくて。
それでもそっと手を伸ばして硝子を集め抱きしめる]
[ディーンと同室になったのは、アイツらが卒業してからだ。
事情を知らぬ者の視線が側に在るからこそ、
知られぬよう、同情も軽蔑もされぬよう、巧妙に自分を偽って毅然とした先輩を演じていられた。
故意に忘れようとして、忌まわしい記憶に蓋をして来れた。
時折フラッシュバックに耐え切れずに、深夜に部屋を抜け出す時以外は、弱みなんて見せずにいられると思っていたから。
目を背ける。
知られたらもう、繕っても装いきれない。
ただふるふると、首を振った。]
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[俯かれればゆっくりと手を伸ばした。 薔薇の枝に触れると同じ、優しいだけの指先で、 一度だけ、その髪を拭うように撫でる。]
お前は、俺がどんな人間か知らないんだ。
[あの傷とそれに付随する物語、 知る者はすでに深い苦痛に満ちた眠りの中。
声は少し震えたけれどそのまま、 棚に向き直れば目的のものは見つけられるだろう。 そして、イアンの傍らを離れようとして、きつく握られた掌にに一度眼差しを落とした]
(182) 2011/08/08(Mon) 00時半頃
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[最初はとても器用な先輩だと思っていた。
距離感も装いも、接し方も。
それが彼の努力の上に成り立っているものだとうっすら気づいたのはいつだっただろうか、時折部屋から抜け出しているのだって黙って見送って。
何かあった、それぐらいしか知らなかったけれど。
だったら尚更自分が、と思うほど自信は無くてただぎゅっと抱きしめるだけ。
振り解かれるならその手は簡単に緩むだろう、まだ今なら]
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[教えてください、 という言葉への返事は、きっと少し間違えた。]
……俺も、 お前がどんな奴か知らないのに?
[平等に、等しく、誰の心にも、踏み込むつもりなどないのに。 間違えたことに気づかないまま、寝台へと戻ろうとして。
それから、伸びをする人に一度足を止めた。 少し困ったような顔で、けれど変わりなさそうな姿に眼差しを和らげる]
ああ、おはようございます、ノックスさん。 ベッドで寝ればいいのに、本当なんでそんなとこで……。
[今の話が耳に届いてたことはしらないまま、 彼の人の眠る寝台のカーテンに手をかけた]
(193) 2011/08/08(Mon) 01時頃
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[あの夜よりも前に、近しくなっていたら…
そんなふうに思うのは都合のいい幻想。
例えそうだったとしても結局、巻き込んで辛い目に合わせていただろうから、
そうじゃなくて良かったのだと、そう思っている。
結局のところ今だって、自分の浅はかさに巻き込んで、こんなことに…]
…済まない。
[小さな声と共に押し留める手のひらは、
ディーンの胸へ当たっても、突き放すことまでは出来なかった。]
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[椅子から立ち上がる気配を、引き止めるように振り向いた]
あ、ノックスさん待って。 屋上行くなら、ちゃんと日よけになるもの持ってって下さい。
[そして、言葉にふと瞬く]
――…って、熱い? やっぱりそんなところで寝て、 また体調崩したんじゃないですか。
[装われることに気づかぬまま、 いつもどうりの言葉を投げる]
(197) 2011/08/08(Mon) 01時頃
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[自分より背の高い先輩を抱きしめる、どきどきと胸は鳴るが聞こえてしまわなければいい]
俺が勝手に着いて来て、勝手に抱きしめたいだけなので。
[拒絶されなければ、背中に回した手でとんとんとリズムを取ってあやす様に優しく叩く。
少しでも落ち着いてくれれば、今はそこから一歩ずつゆっくりで]
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[その低い声にはやはり瞬きを重ねたけれど、 驚き具合は当の本人よりは、下に見えたかもしれない]
そうですね、少し無用心に見えましたけど、 ……好きでとかそんな風には思ってませんよ。
すみません。
[不快感を与えたことに素直すぎるほど素直に謝罪をする、 本当は自分が要因で煩わせたくはないのだ、誰も。 なのに、逆に謝罪は向こうから向けられて――]
(204) 2011/08/08(Mon) 01時半頃
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…そんなの、勝手過ぎるだろう…。
[絡みつく荊棘の棘は、今でも痛む。
けれどその手のひらの優しさは、誰にも言えず圧し殺していた頃に、
欲しかったもののように思えて。
心を許せばいつか裏切られる、そう思ってしまうけれど…
いつしかディーンの腕の中で泣きじゃくっているのは、
無残に手折られ傷ついたばかりの頃の、小さく頼りなく華奢な姿だった。]
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[言うなり走り去っていってしまう。 あんな勢いで駆け出して、体は大丈夫なのかと思ったけれど。]
――……、
あなたが謝ることじゃないでしょう。
[ゆるく首を振る、気まずいだろうから逃げた相手を、 追いかけ追い詰めるつもりはない。 いつだって、そうだった。]
(206) 2011/08/08(Mon) 01時半頃
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[イアンに眼差しを向けられたけれど。 自分はそのまま、すべきことを為す。
寝台で彼の人の黒い茨に滲む血を拭う。 銀の水盆の中の水が、ほのかに赤く濁って――、
けれどこの呪いのような茨をどうにかしない限り、 彼は眠りの中でも苦しみ続けるのだろう。 きっとそれは、自分にはどうしようもできないことで。]
――……、
[与えられる罰を望んでいる。
彼の人の体の清拭を終えれば、自分も医務室を出て行こうと立ち上がる。約束があった、それを交わした時よりもますますそんな場合ではなくなってしまったけれど]
(207) 2011/08/08(Mon) 01時半頃
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ヤニクは、医務室を出れば、そのままプール方面に歩いてく
2011/08/08(Mon) 01時半頃
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[プールに近づけば、感じているのは水の匂い、 薔薇の匂いには慣れてしまったのだろうか。]
誘ってやれば――……、
[よかったかな、と言いかけて。 多分輪をかけてそんな状態ではないことは自覚する。
イアンは、ノックスを追いかけていったようだった、 何の為だろう、あの下級生の行動はよくわからない。 わからなくても、何も差し障りはないはずだったけれど――]
(216) 2011/08/08(Mon) 02時頃
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ヤニクは、服着たまんまで、プールに近づいてった。
2011/08/08(Mon) 02時頃
勝手ですね、すみません。
でもね、俺は先輩が好きですから。
[腕の中の先輩が、まだ幼い頃の少年だったのなら。
優しく肩を抱きしめて今はただ溢れる涙が落ち着くのを待つばかり**]
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[ズボンに手をつっこんだまま、 珍しく真面目そうな顔を見れば、 プールサイドから少しだけ身を乗り出す]
……頼みたいこと? って、なんですか。改まって珍しい。
[問われたことも珍しく、 首を傾ける様相は年相応の顔になった]
(218) 2011/08/08(Mon) 02時頃
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……忘れてきたんですよ、水着。 [プールサイドに腰掛ければ、 裾を捲り上げて水に足を浸す、 引っ張られでもしたら即落ちるだろう体制]
伝染病、ですか。 ……そんななんですかね、あれはなんか。もっと。
[呪い、そんな言葉が湧き上がるのは、 あの血の滲む黒い文様を見たからで――けれど、 そんな発想の幼稚さに、口を噤む。それよりも]
……ロビン?なんでロビンなんですか。 感染してない、ってなんか証拠でも?
[出てきた名前の唐突に、思わず理由を問うてしまった。 余計なことだと思ったのは、口に出したあと]
(222) 2011/08/08(Mon) 02時半頃
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