人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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視点:


【人】 逃亡者 メルヤ

 ……頼ってきた人達を死なせてしまったあなたを、
 このまま置いていける訳ない。
 また、同じ事を繰り返す前にそれを、倒す。

[閃く雷鳴目掛けて翳した手の先に水の障壁が発生する。
 閃光がそれを貫く前に、軽く身を翻した。

 避け様に右手に水を呼び集める。
 小さな刃の形したそれを大穴牟遅へと3振り、投擲した]

(239) 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[この神が祀られていた神なのか。
 険しい表情を彼の背後にいるモノへと向ける]

 氏子を殺める神だとしても。
 捨てられないというの。

[ならどうして、と言いかけて止めた。
 靖水を捨てたのは彼では、ない]

 その神を守ってあなた、何を得るというの、っ。

[消し飛んだ刃は半ば想定の通り。
 力の差はきっと歴前としている、正面突破は難しい]

[次の動作を窺いながら水の大蛇を生み出す。
 ひたと見据える視線>>244に怖気を感じ]

 (……まずい)

[そう思った時には、既に足許が凍り付いていた]

(247) 2016/06/21(Tue) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 っ、く。

[逃げないと、と思うが動けない。
 視線を外した事で石化の進行は止まったが、
 すぐには足は動きそうにもない。

 大蛇の背に手を伸ばす。
 大蛇は長い尾で鳴を絡め取ると、鳥居へと後退した。
 目晦ましだと、吐き出した霧が視界を一時的に覆う]

(248) 2016/06/21(Tue) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[這いずる大蛇のとぐろの中で、早鐘を打つ心の臓を宥める。
 鬼の気配は何処まで来ていただろう。
 逃げろと告げた人々>>213は、逃げたのだろうか。
 難しいだろうとは、思う。
 それでも、ここに居るよりはましだったはずだ。

 山を降りてきた護夜の眷属の気配>>@7に今は、まだ気付かない]

(254) 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[霧の向こうから返された問いに俯いた]

 解らない。
 きっと、地で何か成す事があったんだと思ってる。

 でも。

[会話を引き裂くように、猛々しい叫び>>250が鼓膜に突き刺さる。
 この鬼、気配の強さも禍々しさも、
 何もかもが見知らぬもののはずなのに。
 何処か覚えがあるような気がした。

 鬼を使っていた者がいたはずだけど。
 彼女の気配は、しない。

 >>252、膨れ上がる魔力を察するものの。
 霧を盾へと変える事は間に合わず、
 大蛇が太い身体を幾重にも巻いて
 卵を守りでもするかのように鳴を包み込んだ]

(260) 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>259、衝撃波は大穴牟遅を襲ったが。
 迎撃する雷撃と破砕された瓦礫が幾つも大蛇にぶち当たる。
 盛大な水飛沫が弾けて、大蛇は水へを還り
 鳴の身体は水浸しの地へと投げ出される。

 今だ痺れを伴う足を叱咤して身を起こすと、
 慶一が片膝をつく姿が見えた。

 鬼へと向き直り、解けた水を編み直す。
 しなやかな水龍が鬼の足を止めようと、
 その左足へと喰らいかかる]

(263) 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[霧は水龍へと加勢せんとばかりに、その体へと吸収されていく。
 視界は徐々に晴れるだろう。

 守りを解いたその代わり。
 掌中に形成したのは冴え冴えとした太刀。

 鬼と、大穴牟遅と、両方を視界に収めて
 次の動向を注視する]

(265) 2016/06/21(Tue) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[満身創痍の様相の慶一をどうにか助けに行きたい。
 とはいえ、大穴牟遅が傍にいる限りは難しい。
 現れた鬼の目的は知れないが、
 攻撃を仕掛けてきたからには敵と思うべきだろう。

 間合いを計る中で、近付いてきた存在>>@8を捕捉する]

 あなた、護夜の。
 どうして、ここへ……。

 ここは危ない。

[短く声を掛けた]

(273) 2016/06/21(Tue) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>269、盛る焔に水龍は激しく水蒸気を上げる。
 その身の大半をすり減らしながらも獲物の脚を捕えたそれは、
 血の代わりに散った黒々とした塵に触れて泥と化した。
 穢れを吸った水は制御を失う。

 傾いだ鬼の身体が瓦礫を更に破壊していく。
 燃え広がった炎を見て目を細めた]

 降れ。

[短く発された声に呼応して、雨が辺りを包んだ。
 動きを止めた鬼へと注意を向けつつ、大穴牟遅を窺う]

(280) 2016/06/21(Tue) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

大穴牟遅[>>276が鬼へと躍り掛かった様を認めると、
 手にした太刀の他、背後の宙空にも水の渦がわだかまり
 ひとつ、ふたつ、――計4本の直刀が姿を現す。
 その切っ先を大穴牟遅の背へと向け、真っ直ぐに射ち放った。

 そうして、己は慶一の元へと駆ける。
 傍らに膝を着いた]

 慶一、しっかり……!

[脇腹を紅い色が濡らしているのが見えた]

(282) 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[彼>>@9は介入する気はないらしい。
 つまり、今起きている出来事は大局的に見れば
 "その程度の事"なのかもしれない、が]

 様子見というなら尚更、近付くだけ意味のない事。
 私は、"あれ"を止めたいの。
 だから、危険だろうが何だろうが。
 逃げる気はない。

[ただ、それだけだ。
 ここにいる理由としては十分だろう]

(286) 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 私にとって、ぬしさまだけが存在する意味ではない。
 ……かつてぬしさまを祀った人の子が愛しくて、何がいけない。

 人の子の手によって生まれた私達器物の付喪は。
 どうあっても人の手を忘れる事はできないの。

[それが他の神霊妖との大きな違い。
 故に、きっと理解はされなくて当然なのだ]

 良いの。
 人にも神にも愚かと言われようが。

[それは、慶一に駆け寄る少し前の言葉*]

(296) 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[のたうち吼える鬼>>288の声が脳を揺さぶった。
 這いずる事で更に境内に炎が広がっていく。
 雨など文字通り、焼け石に水だ。
 この妖怪が息をしている内は、焔が消える事はきっとない。

 慶一を庇いながら、振り撒かれた鬼焔の飛沫を
 手にしていた太刀で一息に斬り払った。
 大元が水である太刀を焦がし刃毀れを起こす]

(298) 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>291、傍らで声がしたのはその時。
 大穴牟遅の動きが変わったのと同時、
 黒髪の合間から紅と何らかの魔力が覗く。
 左腕を伸ばして慶一の肩を抱く]

 ……――。

[固唾を呑んで、雨を裂いて落ちた雷撃の行く末を見守る。

 その間も、雨はしとしとと降り続けていた]

(301) 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>@11、その通りだ。
 神ほどの力もない、少し齢の永いだけの妖が
 神のように思い通りに事態を動かせるはずもない。
 付喪"神"なんて所詮は名ばかりなのだ。
 いつも全てが手に余る。
 だからこそ、何かを為すのだとも言えよう]

(315) 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[鬼を巻き添えにした直刀は水龍同様に蒸発して消えていった。

 鬼の断末魔は音ではなく。
 最期の力をもって放たれたそれ>>307に総毛立つ。

 咄嗟に刃の毀れた水太刀を翳したが、
 そんなもので逸らせるような代物では到底ないのだろう。
 その呪いは何処へ向かったのだろうか。

 力を失った鬼の体が次第に火焔へと変わるように、
 生じた焔がその骸を灰燼へと帰していくようだった]

(318) 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[大穴牟遅の姿が掻き消え、視界に赤く盛る焔が揺れた]

 慶一!!

[庇い損ねたのは、なまじ太刀を手にしていたから。
 武器など持っていなければ、
 その身だけで庇う事とてできたものを。

 砕け折れた刃が宙を舞い、
 弾かれた衝撃で右手が重く痺れる]

 けい、……慶、一、しっかり……っ!

[西廼の血はここで絶えるのか。
 彼らが何を思って靖水を捨て地へと降りたのか、
 結局、その真意を聞く事はないままに?]

(329) 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>321、彼が発したたったふたつきりの音に瞳が震える]

 けいいち、まって、まって、だめだよ。

[伸ばされた手を掴む。
 力を失っていくその身体を抱きかかえるように、
 しかし、その重みを支えきれず地に膝を着いて座り込む]

 しんだら、だめ。

[何で、笑っているのだろう。
 こちらは泣きそうだというのに]

 だめ、……。

(330) 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[霊力を掻き集めて、彼に注ぎ込む]

 ……いやだ。

[神の消えた社の残骸、鬼を焼く焔の踊るただ中で。
 動かぬ人の子を抱き締めた腕は震えていた*]

(333) 2016/06/22(Wed) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[こと切れた鬼から禍々しい気配が薄れていく。
 鬼の存在が薄れた事で、
 これまで覆い隠されていたモノが顕わとなった。

 鬼と共にあった、人の子。
 その気配を覚えている。
 ほんの少し、道を案内して貰っただけの。
 可愛い名前をした、人の子]

 こす、ず……――?

[最期に煌めいて消えていった魂に、
 琥珀色の瞳に張っていた涙がとうとう零れ落ちた]

 どうして。 どう、して……鬼、なんかになって……。

[慶一が彼女を殺したという事を知らず。
 ただただ、それしか言えなかった]

(340) 2016/06/22(Wed) 00時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/22(Wed) 00時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[事態の終息を見届けた護夜の者>>@12が去っていく。
 それを意識の隅に捉えながらも掛ける言葉はなかった。

 雨が降る。

 業とは容易く断てぬモノ。
 その業を引き連れて彼女が渡る先は、
 黄泉か、常世か、はたまた地獄か、あるいは輪廻の道か。

 雨が降る。

 遺された焔を宥めるように、ただしとしとと*]

(343) 2016/06/22(Wed) 00時半頃

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