73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[レオナルドの言葉にはっきりと淋しげな、悲しげな表情を、する]
冬に咲きたいと願ったのは…… 戯れに近いこと、だったけど……
ごめん、ね。 君達に、嫌な想いをさせたかったからじゃ……ないんだ。
君達の望みが叶ったら 本当に、それ、だけ……
(69) 2012/01/03(Tue) 01時頃
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ヴェスさん、ごめん…
俺、あんなひどいことして、逃げちゃって……
[やっぱりじわっと涙が滲んでしまって、ぐすぐすしながら項垂れて謝罪した。]
サイラスも、来たのか。
[顔が引きつる、きっと其処へ向かったのだろう。
ベネットには色々と見透かされすぎていて、もう取り繕うのもやめた。これも一歩。]
あいつが行きそうなのは。庭じゃないなら何かの上か川か。ここには川なんて無いから高い所かな。
高い所って、アレか。
[寮内から向かえて高い所は一箇所しか心当たりが無かった、屋根に出ている場合を除いて。
居なくともそう広くない、見つけるまで探せば良いだけだ。そう思えば幾分か気は楽になってきた。]
素直になる、というか。
………………ありがとう。いい友人を持てて私は嬉しい。
じゃあ。
[最後の方はかなり早口で、顔も見ずに言い逃げするように踵を返した。]
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/03(Tue) 02時頃
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