193 古参がゆるゆるRPする村
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[世界のすべてに上も下もなければ、きっと右も左もない。
ゆるやかな死とは、きっとそういうものなんだろう。]
[彼女の人生については結局聞いていないけれど
あの生き様の根底にはいったい何があったのか。
「それで、生きて来たような物ですから。」
……もし、彼女を殺そうとしていたら。
ロミオやラルフのように、殺すのを許してくれるのではなく、
抵抗をせずに、ただ、自分の事を思ってくれるのではなく、
きっと、とめて、止めたうえで敢えて、説教でも始めるんじゃないかと思ってしまった。 想像して、想像が容易で、またちょっと笑った。
そういう人間が、あのころの自分にいたなら。
もしかしてまた違った結末にもなったのかもしれない。
まあもっとも、
素直に受け入れる事の出来る自分ではないだろうけど。
人の縁というものは不思議なものだ。]
― 花屋の前 ―
[を、通りかかった。
彼岸花がみえる、もうそんな季節だったか。
――…
赤い赤い、あの空みたいな色の。
以前気になって調べた事がある。
確か有毒植物で、色々な謂れがあった花だ。
地獄花とも呼ばれている。]
…、 ?
[でも、また、なぜか。気になってしまっている。
アカウントに気付いたこのタイミングで、という事は。
何かしら縁でもあったんだろうか。]
[結局は気になったので、その彼岸花を買う事にした。
本数は一本だけ。
… 見た事がある。
一本だけ、一本だけ。
あれは消滅の間際。手を伸ばす前。
空の赤に交じり、一本だけ ――――。
どうしてだか眉を寄せてしまった。
思い出す、思い出した。
記憶はあいまいであやふやで、
知っている事と知らない事がある。]
[勝負に勝って、天にのぼった。
天の上で、絶望をして、また地に落ちた。
天井の花。
ああまた、
それでもあきらめず。
天に昇れとでも言いたかったのか。
誰に向けてでもなく思う。]
――…
[花言葉を覚えているような性格ではないので、
手元のスマホで調べてみる。逸話までばらばらとでてきた。
その中の一つである「家に持ち帰ると火事になる」というものに笑ってしまった。購入した一本の彼岸花をもう包帯などに縁のない手でくるくると回しながら。
「彼岸花を摘むと死人が出る」
「彼岸花を摘むと手が腐る」
思えば思うほどに昔の自分だ。逆に楽しくなってくる。
赤の色さえ昔も今もトレードマークで。
葉みず花みず。――― 葉と花は同時に存在はしない。
彼岸花の葉は花が咲き終わってから咲く。
最期の馬鹿さ加減すら表してくれているなと、思った時には、さすがに苦笑にもなったけど。
「想うはあなた一人」。]
[縁起のいい話もたくさんあるけれど、
自分に似合っているのはこちらの話だ。
よいものは全部他の人が持って行けばいい。
残る不吉は全部自分が持っていこう。
「再会」、「また会う日を楽しみに。」
*きっとこれも、何かの縁だ*]
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