80 わんことにゃんこのおうち
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ん!すごい、絵だ!
[自分が描くものとはまるで違う。]
わー、うまい。うまいね。
えと、ん?
[名前がわかんない、と見上げながら。
膝の上に乗った。すっぽり収まるここが、居心地がよくてごろごろと喉が鳴った。]
ズリエルの耳元でこしょこしょ囁いた。おなまえ、きいていい?
― 零れ落ちる記憶 ―
[色褪せた薄茶色の映像。これは夢だ、と猫は思う。
ふわり、揺らした尻尾が溶け消えて、自宅の扉を開いた]
ただいまー 母さん、今日は具合どう?
え?ああ…髪?
うん、切っちゃった。 似合うでしょ
…そうだけど、ね
毎日手入れするのも面倒になって来てたし、凄くさっぱりした
ふふ 似合わない髪でも伸ばしておくものだよね
凄く長いのに傷んでないからって、ね。 割高で買ってくれたんだよ?
見て! そのお金でこんなに。今日はご馳走作るから――
やだ どうしたの?
母さん そんなんじゃないの
切りたくなっただけだってば
可愛い格好してたって、私なんかじゃだめ じゃない?
だからほら こっちの方がモテたりして――
女の子に、だけど
ああ そういえばね
さっぱりついでに 仕事、変えたんだ
帰るの遅くなっちゃう代わりに ちょっとだけどお給金良くなるから
栄養あるもの食べて お薬もちゃんと飲もう?
ねえ そんな顔しないでよ
そりゃあ 同じ歳の女の子達みたいには暮らせないけど
頑丈で健康に育ててくれたから こうして母さんを支えられるのよ
それ、すごく しあわせ なんだからね――
[うにゅ、と身動ぎして、薄い瞼が震える。
もぞもぞ四肢を伸ばして、目を開いた]
………――
[開いた瞼の下、虹彩の色は]
[濃い茶色の瞳が瞬いた。
最初に熱を出して昏睡状態に陥ってからずっとかかっていた霞が、少しだけ晴れて]
ここは…
[掠れた声で囁いて、体を起こす。
緩慢に周囲を見回した]
すごい。ネル、これすき。
[はわーっと、膝の上ではしゃいでいる。
猫の目でもわかる、その絵の出来栄えになんだか嬉しくなって。]
ずりえる。
ずりえる、おぼえた。
ネル、ズリエル好き。
[スリスリと、抱きついて頬ずりしている。
少しだけ寂しそうだったり、いつもと違うことなんて
猫には気づかないふり。]
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わふん。
[頭をぶっつけて軽い脳震盪でも起こしたか。 ふるふる頭を振って回りを見回した。]
(18) 2012/03/11(Sun) 01時頃
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なんかあったの?暗いハナシ、してる?
[こてん。能天気な白犬は首を傾げるだけ。 鏡につっこんだ頭にコブがちっちゃくできていた。]
出ていっちゃったこ、まだかえってこないのかな
(21) 2012/03/11(Sun) 01時頃
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