179 仮想現実人狼―Avalon―
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[頬を拭ってくれるワンダの手の優しさが、
温もりの感触が、確かに彼の存在を知らしめ、
嬉しさに余計涙腺が緩む。
ぼろぼろと泣いては拭われるを繰り返し、
「大丈夫だ」という彼の頭部を、それでも心配そうに見上げ]
……、血が、一杯出てた、
ごめんね、……俺、ワンダのナイトになれなかった、
[守るって云ったのに、と又耳が垂れ、尻尾もしょんぼり下がる。
彼のアバタが殴られた頭部を撫でたいと思うが、
爪がある今、余計に傷つけてしまう事を恐れ、
代わりに背伸びをして、辛うじて届く顎の辺りを、
ぺろ、と小さく舐めた。
拾われた子犬の如く仕草で、細やかな慰めへと代え]
[ワンダの指先が頸筋を撫でると、少年は濡れた眸を瞬く。
痛みの記憶等――既に忘れて仕舞っていた。
少年がサイモンにした所業は悪辣で、痛みは人を代え形を代えても、与えられて然るべきものだったから]
うん、俺、もう痛くないよ。
……ワンダ、いっぱいありがとう。
俺、……死んじゃった後のこと、見てたよ。
ワンダがいっぱい優しくしてくれて、凄く嬉しかったんだ。
[本来ならば憎まれても可笑しくない。
彼にとって、少年の素性は明らかではなかったかもしれないが、疑惑はあった筈だ。
だが、それでも、夢現の中にも見えた彼の思い遣りに。
今は平たい胸に埋めた貌を、漸く微笑ませた]
胸、なくても、あったかくて……
ワンダはぱーふぇくとだよ。
[貌を上向け、彼の微笑みを見ると、
少年は嬉しげに笑みを深め、以前の様に大きく笑った]
[ クリア報酬に関する彼女の厚意には、
少年は未だ気付いて居ない。
だが、知れば、少年も又同じ申し出を返したろうと。
ワンダの言葉に目を瞬くが、やがて至極嬉しげに微笑む ]
……俺も、ワンダが大好きだよ。
胸があってもなくても、女でも男でも、
ワンダがいっぱい、大好きだ……!
[ へへ、と笑い、照れ臭いので貌を、ぺったんこの胸に埋めた。
涙の痕を拭う振りをして、すりすりと頬を摺り寄せる。
だが嬉しさは隠し切れず、ふわふわした尻尾が左右に揺れている。
人狼スキルに依る獣化は、グレッグのそれとは仕様が違う為、
恐らく触られても大丈夫だろう。
――付け根の辺りは流石に拙いかもしれないが ]
[ 尻尾を揺らしながら、はたと思い起こし]
あ、そういえば、ワンダ、
俺を宿に連れてきてくれて、ありがとう。
俺、忘れちゃってて、お礼言いそびれちゃってたんだー。
[ 笑って小さく舌を出す。
不意に始まったゲームの混乱で失念していたが、
少年は彼女が担いで宿に運んでくれる間に
一度目を覚ましていた。
だが、あんまりワンダの腕が心地良くて、
もっとそうして貰って居たくて、
狸寝入りをしていたのだった。
――恥ずかしいから、そこは内緒で礼だけ告げて ]
[ 同胞の聲が響く>>*6>>*11
詫びと礼を伝えるべきは、己だ
少年は仮想空間の地上に、
陣営の仲間達に想いを馳せ ]
……俺の方こそ、
ありがと、……グレッグも、クシャも。
二人と一緒に戦えて、
辛い時に一緒に居てくれたのが、二人で、
俺、ほんとに良かったよ……!
[ 苦しみ散った仲間と、少年も運命を共にする
その覚悟は出来ていた
願わくば いつか
クシャミの作ったお菓子を一緒に 食べて見たいと
甘い夢の様な一時を想い浮かべながら―― ]
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