25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/01(Sun) 23時頃
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―裏庭― [在るはずのない一枝を手にすれば、 詠の抑揚をもって、呟きが 零れる]
……日陰であれ、日向であれ。
何処であれど、咲くなれば、 野辺と花との違いは何ぞ
[問いかけのような言葉、 それは己に向けられたものであったかもしれず]
手折る意味なし、藪椿……
[過ぎる不安に俯く。 己の主は、いま、何処にいるのであろう]
(@30) 2010/08/01(Sun) 23時半頃
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落胤 明之進は、近く、人の気配に、ゆるりと足を向ける
2010/08/01(Sun) 23時半頃
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―池の傍ら―
主様――…?
[それはまず、幻影をかたどるよりも先に、 水面に姿を映しただろう。虚ろな眼差しはけれどすぐにその焦点を戻して]
……いえ、さすがに 私の主様では、なさそう…… ?
[果実を手にするその姿は、 年代も己と変わらぬように見える。
彼は知己であっただろうか、あるいは名くらい聞き及んでいたかもしれぬが――知っていたとしても、思い返すべき記憶は鈍い痛みにさえぎられる]
(@31) 2010/08/01(Sun) 23時半頃
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―池のほとり― [向けられた冷えた視線に、 何かを機嫌を損ねたか、と瞬いて―― よく考えれば、ぶしつけな一言だったかもしれない、と思い至る。 どうにも己は空気が読めない、らしい]
明之進と申します。 ……ええ、ぶしつけを失礼いたしました。
[それでも、名乗りがあったことに 安堵の笑みを漏らして、言葉を返す。 彼の名乗りに伴う少しだけ掠れた、重い響き。 それが己の纏う常世の気配の影響もあるとは知れず]
……あなたの名は、 名乗るのに重い名なのですか? あ、それとも喉を痛めておいでとか……
[案じるようにその表情を覗く]
(@32) 2010/08/02(Mon) 00時頃
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あ……
[転がる果実に気を取られる、視線を戻せば開いていた距離に気づき、 申し訳なさそうに距離をとろうとあとずさる。
覚えていない、といわれれば、ただ そうですか、と頷いて。 むしろ続く言葉に 大きく瞬いて、反応を示した。 言われればかすか、そのような風評を耳にした気もする]
それは……なんというか、完璧 ですね。 そんなに出来ることがあったら、 芸に精進するにも時間が足りませんでしょう。
あ……その中で、何を一番好んでいらっしゃるのですか?
[感嘆するように息を吐いてから軽く問う。
果樹を指さされば素直にそちらを見やって、なるほど、果樹は豊かに実ってはいるのだけれど。食堂には行かないのだろうか、と首を傾げながら、再び少年を見やるが、やはり目があうことはなかったか]
(@33) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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[返す声音は少し沈んだものになる]
……好きではないのですか? 見世物……名が知れるのは、きっと、大変なことのでしょうね。
私は舞を見ていただけるのは、 嬉しいこと だと思うのですけれど……。
[そう、請われれば誰の前でも舞うものだから、 師に咎められたこともあった気がする。
下がった視線を追うように、こちらも眉尻を落としていたが、 続く言葉と向く視線に、おっとりとそのあとを追う]
(@34) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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― ヨアヒム邸・裏庭 ―
[風が、そよぐ。 木々がざわめいて、舞い落つ木の葉。]
ん……。
[その一片は、いつからそこに居たのか、木の上で眠る者の上へと落ちる。]
……ふ、――――ぇっくしょい!!!!
[鼻をくすぐられた当人は大きなくしゃみと共に大きく身体を揺らした。 ぐらりと揺れた身体はバランスを崩し傾き。]
え?
…っえ、あああああああッ?!!
[絶叫と共に地上を目指した。]
(@35) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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[視力を封じた特徴的なその姿、ちら、と見かけたのは確かだった。けれど、記憶は曖昧で、耳にしていただろう、何かを思い出すことが出来ない。
人と話す気になれない、という言葉には、 何か憂うことでもあったのだろうか、と思うのだけれど。 向ける視線は届きはしないだろう か]
――……、
[想い沈むように、水面に眼差しを落とせば、 ゆらぐ波紋が広がっていた]
(@36) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 01時頃
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[つらつらと流れ出した言葉にゆるり、と首をかしぐ]
――…ええと、 何か凄い望みがあるのなら、有名になった方が その願いを叶えるのに近道なんじゃないですか?
[饒舌になってきた少年の口調に、変わらずおっとりと言葉を返す。なにやら少し攻撃的なような気もするのだけれど]
ご心配いただいて、ありがとうございます。 人違いしないように、気をつけますね。
[結論としては、案じられた、 と解釈して、笑ってぺこり、と頭を下げた。
本来、主を間違えること、などあるはずもないのだが、 その違和感には彼自身は気づくことは なく]
(@37) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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……あ、では私、 主様を探しに――……
[響いた絶叫には、ゆるゆると辺りを見回す]
……華月殿は、なにか、とてつもなく 凄い手妻でも疲労されたのでしょうか。
声明道の一種ということは、なさそうですし……
[小さく呟いて、ふわり、 枝葉と小袖ををひるがえし、そこから一歩歩み出す]
(@38) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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い゛っ…てぇ………
[木から落ち、その場に蹲って打った箇所をさすった。 やがて耳に届いたのは、微かな水音と。]
――――…んな訳あるか!
[掛けられた言葉>>414に顔を上げて、痛さに涙が滲んだ瞳でじろりと睨んだ。]
(@39) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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―裏庭→本邸回廊―
[四季の花を楽しむのだろう、縁側に腰掛ける。 手元の枝をもたげて陽にかざせば、陽光も紅色に透ける]
誰にでも……
ああ、花は気位が高いくらいでいい、と 言っていたのは――……
[誰であったが、ぼんやり、と考える。 己の主に言われたのでなければよい、 と陽に透ける紅色をただ見やった。]
(@40) 2010/08/02(Mon) 01時半頃
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[地を踏む音が近づいて、綺麗な球体が視界に映るとそれを見詰めていたが。]
口の訊き方って、…最初にふっかけて来たのはお前の方だろ! 俺は悪くないね。
[フン、と鼻を鳴らしてそっぽを向いた。 その折にやって来た男>>423には。]
落花って言うな。
[その呼び名は気に食わないとばかりに不機嫌に呟く。 そして鉄色の瞳の男が紡いだ言葉に声を荒げて再度向き直り。]
…なんだと!? 馬鹿にしやがって!俺は落花でも猿でも… …ッ
[勢いよく吼えるつもりが、顎を持ち上げられるとその意気も止まって眉が寄る。]
(@41) 2010/08/02(Mon) 01時半頃
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[しかしその表情も束の間。 見上げた瞳は細められ、キッと睨み上げる。]
……黙れよ。お師さまは関係ねえ。 大体、お前は俺の主じゃないだろ。 何でお前に尻尾振らなきゃいけねえんだよ。
[言ってから、無表情の男の言葉>>431に少し、ぐ、と苦い顔をして。]
俺は、悪くない。
[フン、ともう一度鼻を鳴らした。]
(@42) 2010/08/02(Mon) 01時半頃
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[落花の代わりに名を>>436と言われれば。]
………虎鉄。
[沈黙の後に己の名を呟いた。]
(@43) 2010/08/02(Mon) 02時頃
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[顎を持ち上げた男の瞳は、酷く冷たい。 しかし虎鉄は怯まない。 師の責任との言葉に少しだけ見上げる琥珀が揺れただけ。 扇から解放されると、虎鉄も同じように立ち上がる。]
言っただろ、俺は猿じゃねえ。 虎鉄って主から貰った立派な名があんだよ!
それとな、お前みたいな奴にホイホイ見せてやるような安い芸はねえから、覚えとけ!!
[思い切り吼えて睨み上げると、同じように踵を返して怒りの篭った足取りで裏庭を後にしようと。]
(@44) 2010/08/02(Mon) 02時頃
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―回廊― [別れたロビンの後姿に、小さく手を振った。 食堂前でロビンと言葉を交わす 長い髪の立ち姿には見覚えがあるように感じて一度、目を止めた。
ロビンと共に向かうのが憚られたのは、 食欲というものを余り感じられなかったせいか。 ――彼の残した言葉は、それなりに引っかかるのだけれど]
――……私は、
[言葉に出すのは、少し怖い。 己は花主に捨てられたのではないか、と ふとそんな不安も過ぎる。
手にした枝に眼差しを落とす。 何処であれど咲く、紅。]
(@45) 2010/08/02(Mon) 02時半頃
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[振り返るその長い髪に、既視感はあれど、 それが一瞬の邂逅を得た霞月夜の君とは思い至らず。 ゆえに呼びかけた言葉は、]
――……主様?
[ゆるく首を傾げる、小さな声]
(@46) 2010/08/02(Mon) 02時半頃
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[返る言葉に過ちを知り、 落胆はあれどそれは面には現れず。 問われた言葉をしばし反芻すれば、首を横に振る]
私は迷い子などではありません。 ――迷われたのは、きっと主様の方です。
[そこは譲れないところであったらしい。 いささか拗ねたようになった物言い、 ふと、我に返れば立ち上がり一つ頭を下げた]
(@47) 2010/08/02(Mon) 03時頃
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― 裏庭→廊下 ―
………ッ
[背にかかる本郷という名の男の言葉>>475に言い返そうとして、思い切り振り返ったものの、言葉に詰まった。 そして何も言えぬまままた踵を返し、唇を噛み締めて早足だった速度を駆け足へと変えて立ち去る。 芝生の上を走っているのに足は重く、ぬかるみの上を走っているような気がした。]
…は、… はぁ …は……ッ
[息を切らせて建物の中へ入ると、長い黒髪の男>>462と鉢合わせた。 少し青白い顔で見上げ、伸びてきた手には身を震わせて手を弾く。]
―――ッ、じぶん…で、取れる……。
[手を弾き、一瞬だけしまったという顔をしてから俯いてそう言うと、すぐにそのまま廊下を再度走り出す。 やがて人気の無いところまで来ると、虎鉄は手近な壁にふらりと凭れかかった。 ざわつく胸を片手で押さえる。 フラッシュバックした映像の数々。 先程の騒々しさとは裏腹、ずるずると力なくその場に蹲った。]
(@48) 2010/08/02(Mon) 03時頃
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ど、…して…
…どうして、俺を置いていったんですか、主さま…。
[今にも泣き出しそうな弱々しい呟き。 胸の苦しさと、言い返せなかった悔しさで目頭が熱くなる。 繰り返し脳裏で再生されるのは。
―――― 別れを告げる*花主の姿。*]
(@49) 2010/08/02(Mon) 03時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 03時頃
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[零れる笑みに大きく瞬く、 続いた言い含めるような物言いに、 湧き上がる羞恥に思わず視線をそらしてしまった]
――……いえ、その。 しょげている、というわけでは……あ、 でも確かに、少し、捨て犬に共感できるくらいの心持にはなっておりましたが……
まんまる?
[謎の言葉にちら、と様子を伺うように見やる やはりその姿は見覚えのある気がして、ぼうっと考えていれば、 からり響いた下駄の音に、ようやく思い至って]
私、あなたと似た方に、見覚えがあります。
[思い至ったままをつい口に出してしまった]
(@50) 2010/08/02(Mon) 03時半頃
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[笑われた意味もわからないまま、にこやかに笑み返す]
お気遣い痛み入ります。 そうですね、多くの方がいらしているようで、花も花主の方も―― 一見、どちらと区別のつかない方も……
花祭りとは、本当に華やかなものですね。 舞を披露するのが、楽しみになってしまいます
[その主催が豚に並んで、まんまるとの呼び名を頂戴していることには、思いも及ばず。ただ、その可愛らしい響きに和むものを想像し、会う機会があるとの言葉に、楽しみです、と返してしまった。]
……お知り合いの方なのですか。
[懐かしむようなその表情は、ただの知己とは違う気がしたが。 よき間柄なのだろうと思われて、なんとなく自分も表情をほころばせてしまう]
(@51) 2010/08/02(Mon) 04時頃
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[けれど、続いた言葉には一瞬の空白。 黒紅色は、その間を埋めるように、ゆっくりと微笑む]
すこし、難しい問いです。 花は、花としてしか生きられぬがゆえに、花でありますれば。
ええ、けれど。 望むように咲かせていただける花主様に仕えることが出来れば、 それは花の幸せだと、そのように 思われます。
[教科書のような解答かもしれない、と思った。 自分の想いは少し違う気がしたのだけれど、 それはうまく言葉にならず、頷いて去る人をただ見送る]
(@52) 2010/08/02(Mon) 04時頃
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[紅の枝を手にした陽炎は、やがて眩暈に襲われて、 その姿は、ふたたび裏庭の日陰の椿のもとに還る**]
(@53) 2010/08/02(Mon) 04時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 04時半頃
落胤 明之進は、近く人の気配に、かさり、木陰をゆらした
2010/08/02(Mon) 10時頃
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―裏庭― [やがて気配が消えれば、 ひとつ淡い期待も弾けて消え去る]
……迎えに来て下さったのでは、ないのですね。
[どうにも、ここに戻ってきてしまう、 それを不思議と思うことはない。 此岸と彼岸に淀んだ記憶はつじつま合わせに、 ここが待ち合わせの場所なのかもしれない、と考える。]
けれど、 ……いえ、別にしょげているわけでは。
[名を聞きそびれた花主の言、 思い出せば一人小さく首を振り小袖を返す。 裏門付近は人や荷の出入りがあるのか、少し騒々しかった]
(@54) 2010/08/02(Mon) 11時頃
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―裏口― [祭りの為に運び入れられる品々を、物珍しげに見守る。 邪魔をせぬよう遠巻きにあるつもりだが、 “視える”者にはやはり邪魔に感じたかもしれず。
――他の花と戯れていろ、と言われたが、 ここで会った花々を思い返せば、戯れる…… 果たして気安くそのようなことが出来るのだろうかと、首を捻ってしまう]
―――……、
[ひとつ、思い出したのは笛の一音だった か**]
(@55) 2010/08/02(Mon) 11時頃
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―裏口―
まるで、私など存在していないよう……
[人の出入りを見つめていれば、 己の存在は酷く不確かとなり、自嘲する訳でもなく呟いた。 迷い子は何に迷うているかを、いまだ知らず]
―――……この、曲。
[夏の宵、深紫は過ぎて濃く暗くなりゆく空の色。 生ぬるい夜風に響く切なげな笛の音は、此岸と彼岸を吹き渡る。 散る花の定めを嘆くが如く]
(@56) 2010/08/02(Mon) 16時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 16時半頃
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―裏口― [明――と、呼ぶ者があった気がする。 それはいつの記憶であるかはっきりとはしない。 ただ親しげに呼ばれる名は、淡い期待をもたらした。
同時に少しだけ、不安にも なる。 ――それは日陰の椿の記憶]
――……、
[近く、呟く人の声を 聴いた気がする。 寄り掛かる物陰から、影はゆるり、身を起こす]
(@57) 2010/08/02(Mon) 17時頃
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[呼ばれたのは、親しげな呼び名。 ああ、やっと見つけてくれたのだ、と。 花は黒紅色を和らげて、ほころぶような安堵の笑みを]
――…主様、 お待ち申しておりました。
[それは知己であれば、 見覚えのある微笑みであったに違いなく。
少年は何処であろうと咲く椿―― 誰に対しても、芸を、笑み、を惜しまぬがゆえに、 野辺の花と変わらぬ と主に蔑まれたこともある ――それは少年自身も知らぬ記憶]
(@58) 2010/08/02(Mon) 17時頃
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[宵の折、か細い月灯りの下、 少年の瞳は黒々と、ゆれる眼差しが覗くは、 此岸ではなかったやもしれず]
……主様が長らく戻られぬので、 ずっとこのように一人でおりました。
いえ、しょげてなどはおりませんけれど……
[白い小袖をふわりと返し、縋るようにその指先は、伸びる]
(@59) 2010/08/02(Mon) 17時半頃
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