204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[ひと通り説明をし、フランシスは補足を付け加える。]
―――……そういう、こと。 ……うん、だから、 ラルフが隠してたのは、 仕方がないこと、って伝えてある。
……ドナルドにも、 知らせておかないといけないと、思って。 何が在るか、わからないのだから
……吹雪も、まだ、弱まる気配がないし。
[さっきのことだって、想定外だ。 ともすれば自分が食われることもあるかもしれない。そんな不安にさせる可能性は、口にしないが――守るためならそれも方法の一つだと、思っている>>397]
(401) 2014/11/20(Thu) 17時頃
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[>>394 話はやがて、収束に向かい 吹雪が窓を叩く音が大きくなったころ]
……おはよう、ラルフ?
[目覚めにかけるのは、 やわらかな挨拶ひとつ**]
(402) 2014/11/20(Thu) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 17時半頃
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[階段の壁に背を持たせ掛け、今をじっと眺めている。
幼馴染とその一行が賑やかなのが、こんな時でなければ微笑ましく映るだろうに。 昨夜の一件以来、ノックスの連れが不気味な物体にしか見えない。
人の心と獣の性質。 その二つを持ち合わせているが故の後悔も、苦しみも、幼い笑顔には見られない。 少なくとも、忘れるには短すぎる時間であるはずだ。]
(403) 2014/11/20(Thu) 18時頃
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[だから続いたラルフの悲鳴と、それをもたらしたノックスの連れの行動に、驚くよりも先に納得してしまった。]
どういう躾してんだ、あの馬鹿…っ。
[舌打ちするも、己が駆け寄るよりも先に悲鳴を聞きつけた保護者が駆け寄ってくる。 犬がまろうぶような勢いで走って、周囲など見えていない。>>289]
(404) 2014/11/20(Thu) 18時頃
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バーナバスは、ベネットの謝る声に肩を竦めた。
2014/11/20(Thu) 18時頃
ベネットは、ドナルドの口元の笑みに、心が*騒ぐ*
2014/11/20(Thu) 18時半頃
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―アッシュローズ/1階中央湯殿寄り―
[プリシラの差し出す指輪に片眉をあげた。風呂で拾ったものといえば1つしかない。ノックスが棄てたものだ。>>343 『可哀想』という言葉に、家具職人としてのノックスが口元を緩ませる。
彼のささやかな声は聴こえなかったが。作られた指輪自体に罪はない。けれど想いが残る。そう、いつまでも。]
……プリシラ。
[立ち去ろうとする背に、名を呼びかけた。]
(405) 2014/11/20(Thu) 19時頃
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……プリシラ。プリ、シラ。
[音を確かめるように繰り返す。 目の前の少年に似合わない、女の名を。]
ねぇ、プリシラ。例えばだよ。
君に『プリシラ』という姉が居るとしよう。美人で聡明で、とびきり歌の上手な両親自慢の姉。 けれど事故で死んでしまった。
両親は嘆き悲しみ、良く似た君を『プリシラ』と呼ぶようになる。愛しい娘に指輪を贈る。
それでも君は、姉として微笑んで、指輪を嵌め続けるかい?
君を君として見ていない両親の為に? それとも、死んでしまった姉の為に?
[姉の、妻の――…代わり、なのに?*]
(406) 2014/11/20(Thu) 19時頃
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−2階居間−
…ったくよぉ、焦げてるじゃねぇか。
[ポトフの入った鍋を暖炉でかき回しながら、時折薪をくべる。周囲の騒ぎは剣呑な話になってきているようだが、寝袋を横に置いたまま、定位置に座っている姿は自然にある]
……結局、殺しちまってから気づくしかねぇだろうが。 一人か、二人か…… 結局は……
[暖炉の火がゆらゆらと熱をもって盛っている]
(407) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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[内緒話の後。 卵を転がしながら、少しの無言。
卵をがじと齧る。 中に入った綺麗な宝石。 それを手に入れたことについて、後悔はない。
そりゃ、少しはがっかりした。 すごく悲しい、寂しい。 僕を僕だけを肯定してくれる大事な僕のディーン。僕だけが味方の可哀そうなディーン。 彼に二度と会えないんだって。理解したら、とても虚しかった。 いま手の中にある宝石だって、いつかは濁って、壊れてしまう。
それはとっても悲しくって、泣きたいのに。
僕は彼の時計を止められたことが。 彼が永遠に僕を裏切らないことが、嬉しくって仕方ない。
愛しいディーン。 彼は僕のことだけを考えて、あちらへ行ったんだ。 きっと]
(408) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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[だけど、僕は悪い子になっちゃったから。 トレイルも悪い子になってくれないと、ダメだ。 だからラルフをトレイルが嫌いなら、僕もそれを手伝ってあげたい。 ああ、だけどきっと、ベネットもドナルドも、ノックスも。 ラルフがいないと悲しんでしまうのかな。 ベネットやドナルドが悲しむのは、この小屋を出たらわからなくなるからいいけども。 ノックスが悲しい顔をずっとしているのは、嫌だ。
だから、体を捻って。 ノックスの頬に触れて、ねえ、と声をかける]
ノックスは、ラルフが好きなの?
[小首を傾ぐ。それから]
僕らと、どっちが好き?
[続けて訊いてみた]
好きってね、ビョードーだとザンコクなんだよ。
(409) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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[ラルフを連れて慌ただしく三階へと駆け昇っていくフランシスたち。 階下へと姿を消す幼馴染たち。 その中にいない人間を見咎めて、今降りたばかりの階段を上る。
声が聞こえる部屋はフランシスたちの使う部屋。 招き入れられたノックスたちの部屋。 自分たちの部屋。
残る一つに手を伸ばす。
がらんとした部屋に落ちる静寂と素っ気なさに、この部屋を使う人間のないことを知る。 姿が見えないのは――。*]
(410) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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ニコラスは、自分のことしか考えてない自分に気が付いて、瞬き
2014/11/20(Thu) 20時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 20時頃
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― 三階/個室 ―
[眠っている間のことは、知らないまま。 ゆるりと目覚めかける意識。
フランシス>>402の声、ドナルドの気配。 そして、握ったままの、服のすそ]
……おは、よ……
[熱を持ち、かすれた声。 張り付いた喉に咳き込みながら、ゆるゆると、部屋の中にいる人を確認した]
(411) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 20時頃
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[獣であることを嘆くうちはまだいい。 人であることに息苦しさを思えているうちはまだいい。
そのどちらでもなくなった時には。
それは人なのか、獣なのか。]
(412) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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[姿の見えない二人分。 消したのは誰だ。
少なくとも一つは確信に近い答えを持っている。]
ノックスに会わなきゃな。
[答えに一番近しい場所にいる幼馴染のいるはずの一階へ足を向ける。 今は無人の部屋に寄ったおかげでプリシラとすれ違ったとは知らない。]
(413) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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―― 三階/個室 ――
[自重的な笑みがふっと消える。 ガラス越しに見える雪から隻眼はフランシスへ移ろう。 震え上擦る音色にぞくりとした。 誘われるような思いを懐く。 再び寄せられた額の意味は――。
考えてはいけない。 けれど知りたい。
相反する思いに絡め取られる。]
(414) 2014/11/20(Thu) 20時頃
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[本能に任せて愛しい相手を喰らったところで、結局何も手に入らない。 何も残らない。
繰り返し伝える悲劇と禁忌は、裏を返せば何かのきっかけで容易くそれが起こり得るということ。
表だって問題にならないのは、罪を恥じ入り隠そうとする人の心ゆえ。 暴かれるよりも先に、己の罪業に自らの手で幕引きを迎える者が多いため。
そうでない者は、同族が手を下すしかないのだ。 人に見つかる前に。]
(415) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[ラルフの目覚めにほっと安堵の色が浮かぶ。]
……おはよ、ラルフ。 っと、安静にしてろよ。
[咳き込む音に焦るように言葉付けたし]
(416) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[愛しさゆえに人を喰らった狼が、住まう里の同族ごと焼かれ死ぬ。 善悪の分からない仔狼が無邪気に裂いた友人の腸と同じく、自らも臓物をぶちまけて木に吊るされて見せしめとされる。
おとぎ話になぞらえた戒めは、けれど決して遠い現実のものではない。]
(417) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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ー 三階 個室 ー [頭上でルーツ 嘴の轡 外そうと 片脚あげて かしかし 時折 引っ掻く音 響く ……自分の爪で 傷つける前に 枷 外さなければ]
………………ーーーー
[ドナルドの声に 彼は瞬く 尊重した結果 ラルフが 食われる可能性 きっと 気のいい とてもいい人 なのだろう >>379 確かに ドナルドは 上背も高く…… けれど 無事ではいられないだろう ラルフの大切な人 傷つけたくない
だから ラルフの頭を撫でながら 返答に窮してーーーいい人だし 嬉しいと思う……でも ……]
(418) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[フランシスの言葉にも 最初 嬉しさと どうしようという 思いがあった
が >>386 はっと 彼は短く息を吐いて 深く こくりと頷きを返した 安堵 すれば 困惑が 抑えられ 改めてフランシスと ドナルドを見る ドナルドと フランシス 二人がいれば ーーーー泣き暮らすことなんて きっとない
だから 優しいラルフの”家族”に笑った ………この人達から ラルフを 離してはいけない 大事な人二人 そして衝動を覚える人 の 三人 自分一人がいることで そこに危険を持ち込んではいけない]
(419) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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…………山と森は……長く生活してるから まだ 冬は浅い 今なら 平気
[ 思い直してから>>386の質問 こくりと 一つ頷いて フランシスの先祖返り……の話を聞く
ーー >>393にも >>397にも頷いた]
……大人になったら いられるのに
[ぽつ と 収束する話の中 >>386 フランシスの言葉が過り 唇を噛んで 小さく呟いた]
(420) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[ぽつ と 収束する話の中 >>386 フランシスの言葉が過り 唇を噛んで 小さく呟いた]
[その視線の先 撫でる手指の下 瞼が震えるのがわかれば 安堵の息を吐く 結果的に 目覚める前に 離れられなかったけど]
ーーーラルフ
[名前を呼ぶだけで暖かい うっすら覗き始める 琥珀色に 彼は淡く微笑んだ]
(421) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[ドナルド>>416に、熱に浮かされた視線を向ける。
くらくらと、眩暈がする]
……ドナル、ド……大丈夫……
[かすれた声で囁き。
呼ばれる名前。 見えた笑み>>421に、小さく、笑みを返す] ……あ、フィリップ……
[ほっとしたような、吐息をこぼし。 痛みと熱を堪えるように、眉を寄せた]
(422) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[狼の本能に怯える人の心根があるうちはまだいい。 傷つける恐怖と、傷つけたとしてもその後悔が、それ以上の災禍を招くことを押さえてくれる。
人としての息苦しさを覚えているうちはいい。 己が獣だと自覚すれば、人と交わろうという気は薄く、互いに害の少ない生き場所を求める。
どちらも持ち合わせないものは――悲劇だ。
人の世にあっては人に害を為し、同族の群れに危険を呼び込む。 罪過に気がつかぬは、己ひとつで。]
(423) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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―ローズブラウン/1階―
[そう、忘れて良いんだ。指輪のこと。大事に下げていたもの。君は代わりじゃないんだから。>>338
ぺとぺと触る手に「こーら、ニコラ?」と甘く叱り、膝の上の重みと温もりに甘える。>>340>>361
トレイルの唇にニコラの指が触れている。昔なら、喉の奥まで突き入れそうで二人を引き剥がしたけれど。 時折笑い合う姿。]
……おにーちゃんはー?
[混ぜて欲しいのに。天使のように微笑まれて誤魔化された。
(424) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[踏みにじってはいけないものを容易く踏みにじり。 手折ってはいけないものを無邪気に手折る。
そんな生き物を、獣とはもう呼べない。 獣とは、もう呼ばない。
それはただの――]
(425) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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ドナルドは、フィリップとラルフが名を呼び合うを聞いて、大丈夫の言葉>>422に困ったように眉を下げる。
2014/11/20(Thu) 20時半頃
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――…なァ。
[誰にともなく呼び掛ける音。]
先祖返りなら、さ。 ひとの血肉が栄養になったりする?
ラルフの怪我、はやく治ったりとか、あるのか?
[遠い昔ばなしのような血族に伝わる話を思い出し それが可能ならば差し出す事も前提にある問いかけを この部屋にいるフィリップ、ラルフ、フランシスの三人に。]
(426) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[居間でのことは――…煩いと癇癪を起こした時とはまた違う行動だった。 驚かせた事に謝る気配はない。寧ろ、得意気な。
泥炭のようなどろりとした感情が見え隠れする。己以外の歌を認めなかった頃の、彼に。
怒りのせいではないと分かった。眉を下げて穏やかに笑む様はノックスの真似だろう。 伝わって欲しいのに、分かって欲しいのに。困ったね、と。>>383
転がる卵を慌てて抱えるニコラを見遣ってから。>>398 ノックスは、選んだ言葉を並べ出す。]
僕はね、トレイル。 君の歌声を――知っている。聞いたことがあるんだ。きっとニコラも欲しがるくらい、綺麗な声だった……。
今も、覚えている。
[退屈だった歌を。
亡くなった母親の歌も素敵だった。そういえば良く似ていると、バートン家を知る者は教えてくれた。 声を変えない為にと施されたものと、指輪とを結びつけて出した結論は1つ。]
(427) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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取り戻したいのも分かってる。でもね、トレイル。
僕は、今のトレイルの歌を聞いてみたいんだよ。僕とニコラの為に歌ってくれるなら、それは幸せな音になる。どんな音でもね。
[新しい望みを。 こんな風に考えるのはダメかい? と首を傾げた。]
昔の君達も、今の君達も――…きっと明日の君達も。僕にとっては変わらない、一番大事で大好きな2人だよ。
[ぎゅうと腕の力が強くなる。 きちんと伝わっている?
まるで人形のように笑う君も。 ラルフに感情をぶつけた君も。
欲しかったと拗ねる君も。 幸福と喪失を知った君も。
……―――愛おしくて堪らない。]
(428) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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――っ、は、……
[ドナルド>>426の問い。
肉を食らう、それを想像して、息を呑む。 喉が、渇く]
ドナルド…… それ、は……わかん、ない……
(429) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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―→1F―
ノックス、いるのか?
[一階へと足を向けたその先。 幼馴染が彼の同行者とともにいるのを見かけたか。]
手当てしてんなら構わねえよ。 先に湯でも浴びてくる。
[二人に纏わりつかれるようにしている幼馴染の表情に苦しいものはなかっただろうか? 数秒、その表情を見て、何も言わず温泉の方へと。
小さく、口が形づくった音をノックス以外が読み取れはしなかったろう。]
(430) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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