91 時計館の魔女 ―始―
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……ふ、あっ……!!!
[お決まりの様に、足を滑らし階段から落ちる。]
(363) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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―1F/1-]大浴場―
[昨日ニケに説明されていたのかもしれない。 イアンは館の1Fで浴場を見つけた。 どうやら先客がいるようだった。 脱衣所で衣服を脱ぐと、そっと浴場に向かう。
誰かいる気配はあるが湯けむりで良く見えなかった。 歩み寄るとカミーユが頬を叩いた>>357]
おはよう、カミーユ。 あんまり強く叩くと頬が赤くなってしまうよ。
[この距離では湯けむりでカミーユの身体の幾何学模様は見えないようだった]
身体を洗ったらそちらへ行っても良いかい?
[イアンは身体を洗い始めた。 カミーユが了承すれば、近くに*行くだろう*]
(364) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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[『対抗する力』が集められた理由を語るミッシェル>>354]
……俺が言った、占い師は見つけるしかできない。 そんな、魔法合戦のような直接の攻撃力にはなり得ないだろう。
まぁ、人狼にとっては、脅威の存在ではあるだろうが
[また、嘘を一つ。しかし、聞こえてきた話に>>362 僅かにぴくりと反応を]
妖精が、泡になると?
(365) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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[ツェツィーリヤとミッシェルの問いには、少しだけ思案して]
そうだな……、妖精だとか、人狼だとかの研究者じゃねえからその生態……だとかそんなもんは知らねぇ。 だけどそれらが“人”にどう見えているかはよく知っている。
アタシは……人が想像するそれらを形にするのが仕事だからな。
[妖精画、人魚画――それらは金持ちに好まれる。 その形が正しいとか正しくないは問題ではない。 人が――人間が、それらに何を求めるかを認識し、形にする。 ――男の中の“芸術”とはそういうものである]
妖精ってのは、よく悪さをするらしいねぇ。 ひっひひ。
[そこにいる者たちの様子を窺うように――言った]
(366) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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シスター・ツェリがおっしゃっていた「占い師」。>>336
その本によれば、占い師が妖精を泡にしてしまうのだそうです。 恋人でも、人魚でもなく……。
少し変わった伝承だなあ、と思って読んだのですけれど……。
(367) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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[妖精が悪さとすると言う言葉>>366には、少々眉間にシワ]
……害のない、悪戯なら可愛いものだと思うがな。
[人と人に絆を結ぶのは、はた迷惑話だったが]
悪魔の方は、もっと性質が悪いだろうと思うのだが
[何をするか知らないが、そうぽつり。]
(368) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[鼻歌混じりに口ずさむのは幼い頃、母がよく歌ってくれたもの。 途中、何者かの気配>>364を感じ、緊張を高めた。]
イアンさん、か…。 [が、その声の主が昨夜のイアンだと分かれば、 直ぐに強張る表情を緩める。 恐らく彼は進んで危害を加えようとしないだろうから。]
えぇ、構いませんよ。
(369) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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恋に破れた人魚ではなく、 占い師に恋した妖精が泡になる……。
ずいぶん変わったお話でしょう? それで、思い出したんです。
[ ...はヤニクとダーラを交互に見ながら言った。]
(370) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[地下に誰かが居たら驚かしたかもしれない。]
……ったい…。
[ぶつけたところを摩りながらゆっくりと立ち上がり、図書室に向かう。]
……此処かな。
[扉を開け中に。]
……わぁ。 こんなに本が並んでいるの初めて。
[思わず声を漏らす。 あちこちに目移りしながら中に進んでいくと、「無理だわ」>>319と聞こえ、ピクリと身体が反応する。]
……誰か、いるのですか?
[遠くから声の聞こえた方に声を掛ける]
(371) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[大広間に集まる人々の中から煙草の薫りがして、少女は俯いたまま顔をしかめる。慣れない人込みとこれからの不安のせいで、気分が悪くなった。 だがペンダントを握っている手に、イアンの暖かい手が重なり>>275胸の動悸が少し治まる。その様子を親友が見ている事も知らず>>286、少女は彼の手にもうひとつの手も重ねる
ヤニクの妹の話>>277>>299を聞けば 彼の気持ちが伝わってくるようで胸がきゅう、としめつけられる]
あたしでよければ…
[ヤニクさんの妹になりたい、と言おうとして口をつぐむ。 自分などに彼の心の傷を埋められるはずがない、むしろ迷惑になるだけだと自分に言い聞かせ。 遠慮がちに呟いた小さな声は誰の耳にも届かなかった事だろう
その後、イアンと共に2階へ行き、自分の部屋へと*戻った*]
(372) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[人狼に関する本を、探している時に。 …既に一冊は読み終わったが、もっと詳しいものはないかと。
図書室の扉が開く音がした。 そうそう危害を加えてくることはないだろう、とどうしてか楽観視していたため、注意を払うこともなく、探しものを続行する。 と、誰か居るのか、という声>>371が聞こえてきた。 特に、自分以外の人間はこの中に居ないことから、自分に向けられたものだろう、と判断して、振り返る。 …それでもみえるわけもなく、通路の方へ、こつこつとヒールを鳴らして]
(373) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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……。 …お呼び、ですか。
[そこにいた少女は自分よりは幾分、背が高い。 …男性ほどでもなく、体格もいいわけではなかった。 その分、怯える要素は少ない。 しかし、他人に対する警戒心は簡単に解けるはずもなく 小さく細く、返事をするにとどめて]
(374) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/20(Sun) 22時頃
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占い師に、恋……?
[妖精が、占い師に……恋、などするのだろうか。 触れられただけで、その身が崩れることもあるというのに……
純粋に疑問で、首を傾げていた。]
(375) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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―深夜・湖側庭園―
[細く息を吐いた少女に、目を伏せることで肯定を示す。 神でもないモノが、誰かの願いのために世界に干渉するなら。 ――それなりの、犠牲を払わねばならない。これは理、だ。
魔女自身の性格も在るだろうが、争わせること、は即ち彼女の楽しみで。 流れる血は、そのまま対価と成る。ヴェスパタインは、そう予測していた]
――……。趣味の悪い、
[他人への関心が薄いヴェスパタインが、嘲りをことばにのせることは。 そう、多くはない。故に、妙な響きを持って、届いただろうか。
黙りこくる彼女>>282の隣で、同じように口を閉ざして、ただ、いろの無い視線で、先を見ていた]
(376) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[そうして、弱い声で告げられた、彼女の中身。
ひとこと、]
――伝えるもの、か……
[彼女は"伝える者"だったのだ、と。それが真であるかどうか、は。己の力を用いれば知れること。 躊躇いがちに言葉を紡ぐ彼女が、嘘を言っているとは思えなかった]
(377) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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…構わないよ。けれど――……
ひとつだけ、どうしても教えられないものが、あることは。
許して、くれ。
[受け入れられたことに驚いて、笑みを零した彼を思い返す。 自分が誰かに彼の正体を話せば――…或いは、本人につきつければ、彼は朽ちる、のだ。
そこだけは、決して譲れなかった]
(378) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2012/05/20(Sun) 22時頃
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[ダーラの妖精についての答え>>366に]
妖精の悪戯って、あれでしょう、 鍵を隠してしまうとか、道を迷わせるとか…… それも危害といえばそうなのかしら。
[けれど、殺しあえ、などと言う魔女の館にはやはり不釣合いに思える。]
でも、妖精が、占い師に恋をして泡に、なんて…… 不思議はお話ね。 妖精は人間とは交われない、という意味なのかしら。
[ミッシェルの語る話>>370を聞きながら、水を飲む。]
(379) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[夜も更けてきた、頃。自室に戻るかと、腰を上げる。
彼女にどうするか聞こうとして――名を、知らぬことに気づき]
……その、君の名を、聞いてもいいだろうか。
私はヴェスパタイン・エヴァンス、だ。
[控えめに、問うて。庭園を後にした*]
(380) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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……へぇ。
[妖精についての話題に――反応をする薄い金髪の男。 眉間に少し寄せられた皺を男は見逃さない]
随分と、妖精の肩を持つんだな。
[別に肩を持つという程でもないが、 こういうときは多少乗せて話す方が思い通りの効果を得やすい――これは商売で身に付いた手法である]
(381) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[カミーユの返答>>369を聞くとイアンは身体を洗い、カミーユの近くまで近寄った。 大浴場は広く、水音が綺麗に反響している。 この場で歌えば気持ちよく聞くことが出来るかもしれない]
さっきの歌はカミーユのお気に入りかい? 聞いたことがない歌だったけど、良い歌だね。
[お世辞ではなく、本心から。 そもそもカミーユにはそうしたものは通じないように思えていた]
昨日は色々あって忙しかったからね。 良い歌は心を和ませてくれるよ。
[ふと、カミーユの身体に刻まれた印が目に入った。 イアンにはその印が何を記しているか検討もつかなかったが……]
その模様はなんだい? なんだか珍しい模様だけれど、どんな意味があるのかな。
[好奇心から何気なく、カミーユに問いかけた]
(382) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/20(Sun) 22時半頃
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[目の前に現われたのは少女の様な人だった。 彼女は確か、謁見室でヘクターと居た様な居なかった様な曖昧な記憶を思い浮かべる。]
……あ、いや、用があって呼んだ、わけじゃないの。うん。 ただ、私“人狼”ってモノがわからなくて来てみたんだけど……。 あ、私クラリッサ。
[警戒されてるのは昨日の魔女の事があったからだろうかと]
わ、わたし怪しいモノじゃないですよ? ただの屋敷仕えのモノです。
[そんな事を言われて納得するとは思えないが]
(383) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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[ダーラの言葉に>>381、少しの焦り。 すぐにその表情を消すが、悟られてしまったか。
丁度食事も終わって、これ以上探るような目に晒されるの嫌で 皿を片付けると、席を立った。]
……お伽噺が、好きなだけだ。 ―――…お伽噺の、住人達が
[そう、ぽつり、]
すまない。 まだ昨日の酒が残っているようで、少し、頭を冷やしてくる。
[そう言うと、自室ではなく、森側の庭園へと消えていった。]
→森側庭園
(384) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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―森側庭園― [庭園の奥の奥、森にほど近い場所の椅子に座ると じっと、森の奥を見つめていた。
夜が明ければ、"ゲーム"が始まる。
覚悟は決めた。
生き残る為に何でもするという覚悟。
人と話していると、情が湧く。 情が湧けば、殺せなく。
ここにいる人間たちと接するのが、怖いのか。 懐かしい風景の中に逃げていた。]
(385) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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―深夜・湖の見える庭―
[沈黙は肯定だ。 …と、いうのは、フローラと同じらしい彼の方を見て]
……趣味が悪いのには。 非常に、同意します。
[また、他人の意見に賛同するのも珍しい。 そうして告げた、自分の正体に対して、]
(386) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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伝えるもの、と言われれば。 ……そのとおり、かと。
[正直なところ、そこまで自分を理解しているわけではないが。 ただ、書物に照らし合わせて、自分がそうだと、思ったのであって。 そう間違いではないとは思うが]
……、ありがとうございます。
[構わない、とかえってきたのには、礼を言って。 けれど、と続けるのには緩く首を傾げ]
(387) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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……教えていただけないこと……、ですか。
[それは、先ほどの彼に、関係していることか。 ……そう続けられるほど、彼と親しいわけでもない。 機会があれば、確認してみたいと思うが 先ほどの彼には、最初、正体を隠していたこともあって、素直に受け入れてくれるかは謎である]
それについては… 私は、なにも言えません。
――……、貴方が、伝えてもいいと、思ったことだけでも。 教えていただければ、十分、ですので。
[礼を言うように、目を伏せる]
(388) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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では、これで。
[失礼します、そう告げようと思った時。 ……名前を教えてなかった、と思い出し]
……ヴェスパタイン・エヴァンス、さん。ですね。 私は…フローラ。 フローラ・エリアス、です。
[よろしく、と頭を下げ。 先に庭園を出るのはどちらだったか*]
(389) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/20(Sun) 22時半頃
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―図書館―
人狼、ね。
[短く、繰り返す。 その言葉に揺らぎのようなものはなかった]
……、 自ら怪しくないという、人間が。 怪しくなかった、試しが。 ………あったでしょうか。
[とはいえ、目の前の少女は無害そうではある]
屋敷、と。 ……ここの、では。 ないですよね。
[当たり前だが]
(390) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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[ 不機嫌そうに「悪魔」という単語を出したヤニク>>368 は、話の続きがよほど意外だったのだろう、「占い師に、恋……?」と繰り返し、しばらく首をかしげていた。>>375
だが、ダーラのからかい>>381 に、「少し、頭を冷やしてくる」と言い訳し、席を立ってしまった。>>384
その背中を見送った...は、ダーラに向かって尋ねる。]
謁見の間の肖像画をご覧になりましたか?
(391) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/20(Sun) 22時半頃
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ー2-[ー
…疲れた…
[慣れぬ場所と、慣れぬ人込みと、殺しあえという魔女の言葉。 それらは盲の少女の精神を磨り減らすには十分すぎる程の要素で
深いため息をつくとベッドにどさっ、と身体を預ける]
……ん……………ね、むぃ…………
[そのまま布団をかける事もせず、疲れがとれるまですやすやと眠った事だろう]
(392) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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