1 とある結社の手記:6
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─集会場自室:夕刻─
[雪降る村に、夕闇が迫る。
時折、ひょうっと冷たい音が響くのは吹雪の予兆だろうか。 薄墨色に沈む夕空は蒼を含んで、その下に蹲る村も蒼白い雪を纏って沈む。 窓の外には、村長の家と空き家だったはずの家がもうひとつ。 共に浩々と灯る明かりに、中に幾人もの人間が留め置かれていると──知れる。
足跡すら、見分けられるほどの距離。 けれど今は、遥かなほどに遠く思える。]
……は。
[一時自室に戻り、窓からの風景に息をつく。 脳裏に、結社を名乗る女のメモがあった。 そうしてもうひとつ、占い師達のメモが。]
(332) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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腹、減ったなあ…。
[じきに夕食の時間だ。 けれど何やら、不穏な言葉を幾人かが呟いてはいなかったか。 思案気に眉を顰め、自室から広間へと向かった。]
─→集会場広間:現在─
(333) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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[夕食の賑やかしさに──女は、今は、口を差し挟まない。 コルクボードの前に立ち、その内容に目を通す。 >>256 『──人狼を見つけるコツがあれば教えてください。』]
………、 味覚って基準になるのかしらね。
[ひとりだけあからさまに、 「人と違う」反応を示しているピッパのメモもちらと見て、 自分でもあまり信用ならない態で呟いた。]
(@52) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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[ぼやくと、手袋を片手だけ引き抜き、キャサリンのメモの上に、 とん。と、桜色の爪先を置き軽く腰をかがめて、 ── 少しだけ頭の中の内容を吟味するように沈黙した。
背後で繰り広げられる暖かな会話をよそに、
少し、考え込んだ後に、メモ帳にペンを走らせる。 かり。と、ペン先が紙を引掻く微かな音。]
(@53) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/02/20(Sat) 22時半頃
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口ほどにもない…
[ドナルドが噴く様を、紅茶を飲みながら眺める。 そこにサイラスの声が聞こえ、にやけた表情が人知れず硬くなる。]
まあ…ピッパよりかは、メアリーのほうがましかもな…。 それで?…サイラス。占い師さんとやらは、誰を占うか決めたのか。
[そう水は向けたものの、自らは席を立って広間の隅に移動する。 そこから見える漆黒の窓の風景に、降り積もる雪が、かすかに垣間見えた。]
吹雪に…なりそうだな。
[結局。ピッパの料理には、殆ど口を付けていなかった。]
(334) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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本当に、ありがとうございます…。
[サイラス>>316に薬を渡されれば、 感謝してもし切れないような眼差しを彼に向ける。 やせ我慢していたものの、実際はかなり辛かったようだ]
…あわわ、ラルフさんっ。
[自分の席に戻る最中、 冷や汗を浮かべたラルフ>>319の姿に気づく。 こっそりと彼の背中を突いて、 サイラスから受け取った瓶から薬を幾らか取り出すと手渡した。
そこに言葉は無いが、彼を励ますように、深く深く頷く]
(335) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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【コルクボード】
『結社としてのコツとはいえないから、 個人的な話になるけれど。 ひとつあげるなら──
表面を取り繕えないように、相手を追いつめてみること。
わざわざ自分から、怪しく思われるように 動いてくれる人狼さんなんて、そういないわ。
彼らは"普通の暮らし"を取り繕えるって事を忘れないこと。 それから、 ──敵をつくらないように立ち回る輩も信用ならないわね。』
[キャサリンのメモに重ねるように緑色のピンで留められた紙は、丁寧に折りたたまれて、コルクボードまでやってきて、誰かがそれを開かなければ人目にすぐには触れないように、──見えないようにされている。]
(@54) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、グラタンを掻っ込むラルフ>>331の無事を、心から祈った。とても祈った。
2010/02/20(Sat) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/20(Sat) 22時半頃
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ありがと。……大丈夫だよ。 少しはしゃぎ過ぎちゃったみたい。
[背中を擦ってくれる少年に、恥ずかしそうな笑みを。]
私、小さな時は薬飲むのさぼってたんだぁ。 だから、一気に病状がすすんじゃったんだけどね。 カルヴィンよりもう少し幼かったかな……確か。
[相変わらず、少年の年齢を勘違いしているようで。 黒檀は近くに居る少年をみつめているが、どこか遠くを見るようなもの。]
カルヴィンの方が凄いよ、うん。
[最後は、常の笑みを取り戻した。]
(336) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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[重ねられた紙は二枚あり、どちらも丁寧に折りたたまれている。]
『ただし。
人狼って奴らは、狡猾で、様々な奴がいるから── 一概に、「これです。」って、コツとはいえないわね。
人狼のコトを知りたいっていうなら、、 あたしが知っている人狼についての話を 教えてあげてもいいわ。
余計に頭を悩ませる結果になるかもしれないけど。
− Rosemary Pell − 』
(@55) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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あ、お水?ありがとう。
[水を差し出してくれたカルヴィンに>>320お礼を言う。少し心配そうに見られていたのは気付いていない。 またのんびりとグラタンを口に運び始めると、ヤニクとドナルドが騒ぎ始めた。>>322]
きゃっ…!
[テーブルに伏したドナルドにオロオロとしてしまう。]
(337) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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………うん。 ウチもうお腹一杯や。
[真っ赤な嘘である。]
ラルフ、大丈夫かー? 「いつもの」薬用意しとるから後で取りに来ぃ。
[いつもの、と言っておけば多分怪しまれないだろうと思いそう付け加えておいた。]
………ピッパは殺人シェフ、ウチ覚えた。
(338) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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[メモを張り終われば、来たときと同じに、 食事には手をつけず、外へ戻ろうと廊下へと出て行く。]
(@56) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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あ、そうだ。お水…。 まだ、私口つけてないから…飲む?
[せっかく持ってきてくれたのに、とカルヴィンに目だけで謝り、彼がくれた水をそのままドナルドに差し出した。]
(339) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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─集会場広間─
……なんだこれ。
[広間に入ると、そこには既に賑やかに夕食の準備が整っている。 けれどテーブルの上には、どう見ても想像のつかない奇妙な 食べ物と思しきものが、いくつか並べられていた。
中には、美味しそうな見かけのものも混じっているが。]
誰が作ったんだ?これ。
[思わず難しい顔になるのだが]
…なんだ。また来たのか。
[ローズマリーを見つけると、声は冷える。]
(340) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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[ マーゴの言葉に、突っ伏したまま、かくかくと頷く。 ゆっくりと……とてもゆっくりと、ようやく身を起こすと、 礼を言って水を受け取る。 一息に飲み干した水は、命を吹き返してくれるかのようだった。]
サンキュー、マーゴ。 助かったぜ。 [ そしらぬ風のヤニクを恨みがましそうに睨みつけてから、ローズマリーと、そしてコルクボードへと目をやった。]
(341) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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おー、ベネット。 ……………誰が作った思う?
[大真面目な顔で聞いた。]
(342) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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……でも、はしゃげるくらい楽しいのは、良いことです。
[恥ずかしそうな笑み>>336をきょとんと見つめた後、 にっこりと微笑んだ。 今の状況を考えると、相応しくない言葉かもしれない。 けれど、少し息を抜くこと位は、きっと許されるだろうと]
そうですか…。 小さい頃って薬が自分を守ってくれるものだ っていうのも、なかなか分らなくて。 だから、飲むのを嫌になっちゃうことも、ありますよね。
[彼女が自分の年齢を勘違いしているとは露知らず。 ただ、いけないことを思い出させてしまったような気分になって、 一生懸命励まそうとした]
…大丈夫、です。今からでも、ちゃんと元気になれます。 キャサリンさんも、…僕も、きっと。
[最後に褒められれば、小さくはにかんで返した]
(343) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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あら、あら。
そぉんなに怖い顔しなくっても、 もぅ退散するわよぅ。
[降りてきたベネットから向けられる冷えた声に>>340、 白い手を手袋に嵌めながら、くすくすと笑う。]
(@57) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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小僧 カルヴィンは、長老の孫 マーゴ>>339の視線には、構わないという風にこくこくと頷き、ドナルドに水を差し出すのを促した。
2010/02/20(Sat) 23時頃
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えー……。
メアリーじゃないだろ。 多分、マーゴでもないだろ…。
………まさか。
[腹が空腹を訴える。 けれど、理性が何か警告を発していた。
テーブルの上と、サイラスの間を見比べる。>>342 ドナルドの様子を見ると、何やら更に危機感が募った。]
(344) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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−自室→広間−
[物語の続きを思い出そうとベッドに寝転がってるうちに眠ってしまっていたようで。 気がつけば夕闇が辺りを包んでいた。]
お腹すいた…。
[くぅっと鳴るお腹を押さえ、むくりと起き出す。]
そういえば。 晩御飯、ピッパさん作るって言ってたっけ?
[そんなことを呟きながら簡単に身なりを整えて広間へと。]
(345) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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あー。 マーゴも平気か?気分悪なったら言うて。
[心配なので、じっと見守っている。]
…実は、女性陣のが胃強いとかやったりするんかね。 どうやろ。 そういえばばたばたいっとるの男ばっかやったような。
(346) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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…そうしてくれ。
[素っ気無い声。>>@57 面と向かって問うことも出来ただろうが、敢えてといった調子で コルクボードにメモを貼る。]
【1.サイモンの占い先を希望することは可能か。 2.サイモンが人間と判定したものは『確実に』解放が可能か。 3.サイモンの判定に危険は伴わないのか。 Bennett Barclay】
(347) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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[そして、メモをもう一枚。]
【サイラス、ウェーズリーの占いについても、危険は伴わないのかを知りたい。希望はそれから。 Bennett Barclay】
(348) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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[グラタンを食べている最中、カルヴィンから薬を受け取ると、目と目で頷き合い。グラタンを食べる作業に戻る]
ありがとう…サイラスさん… だ、大丈夫です…多分…
[全身から嫌な汗を流しながらなんとかそれだけを答える。グラタンを食べ終わると、固まったスープを食べて紅茶で流し込む作業に入った]
(349) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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[テーブルを囲う賑やかな声に耳を傾け、目許を緩ませる。 一人一人顔をみつめ、ふとフィリップの姿がないことに気付く。 広間から客室へ続く扉の方に視線を向けると、結社員がメモを留めているのに気が付いた。]
ふふふ、 カルヴィンに言われると、そう思えてくるよ。
[コルクボードの方へ向かう前、少年の言葉>>343。 元気になれると、同じ境遇だからこそ真に思えた。 小さな身体を蝕む病魔がどの程度のものなのかは分からない。 励ましていいのか暫し迷うが]
……そうだね。元気になれるね。
[きっと、少年も自身と同じように思うだろう。 そう願いを込めるように、はにかむ様子に目許を緩ませた。]
(350) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/20(Sat) 23時頃
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………。
[メモを貼り終え、再びテーブルの惨状に目をやる。]
なあ、サイラス。 あのさあ、念のために聞くけど…。
胃薬の予備はあるか。
[聞いとくべき気がした。とてもした。]
(351) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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[兄がテーブルを見て立ちつくすのが見えた。]
…………? 兄さん、食べない……。
[テーブルの上を見て少し固まる。 固まりかけたスープやグラタン。 普通そうに見える料理もある。 兄の顔を見た。 それを食した具合の悪そうな男性陣の顔も見た。 ふと周りに視線を巡らせれば席を離れてる者もいて。 窓際にいるヤニクの姿が目に入る。]
ヤニクさん、食べないの?
[そちらへと足を向けた。]
(352) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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………ん?
[コルクボードにメモが貼られるのが見えた。 近付いていき、メモを見る。]
そやな。言うてなかったっけ。 メモしとこ。 【危険はないで。薬塗るだけやさかいな。 調べた相手が人狼やった時はちいと食欲失せるかもしれんが。
Cyrus Robson】
(353) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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あるで。 人数分。
[力強く頷いた。]
(354) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/02/20(Sat) 23時頃
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[キャサリンからの言葉>>350に、 心に温もりが広がるのを感じる。
おそらくは自分よりも酷い病と闘っている、 おそらくは自分よりも長く病と闘っている。 そんな彼女の言葉は、少年を元気付けるのに十分だった]
…キャサリンさん。 雪だるま、作りましょうね。
[コルクボードの方へ向かう彼女を見送りつつ、 用事が済んだら、と付け足して楽しげに肩を揺らした。 バケツ一杯の白い雪は、 室内の空気に触れて微かに表面が溶けかけているようだった]
(355) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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