52 薔薇恋獄
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
meiji 2011/05/28(Sat) 14時頃
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― かつての別荘跡 ―
[楓馬の蘭香を呼ぶ声を聴きながら、眼を眇めて周囲を視ることに集中した。と、視力より先に訴える感覚は、嗅覚――薔薇の香りがした。
はっと、顔をあげた時は、時既に遅し。 ふらふらっと楓馬が歩くのが視界に入る。 そして、ふっと姿が消える。]
――……楓馬っ!!
[咄嗟に伸ばした手は届かない――まるであの時のように。 ざっと、血の気が引いた。 何故、手を繋いでいなかった?後悔が脳裏を過ぎる。]
(285) mitsurou 2011/05/28(Sat) 14時半頃
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この莫迦っ!!!
[慌てて消えた場所へと近寄れば、大丈夫そうな楓馬の姿が見えた。 思わずそう叫ぶ、顔はまだ青ざめたまま、レンズの底の紫は露に揺らめいている。 眉間に皺を寄せて、ぎりっと唇を噛みしめるも、視界の端に薔薇――想いの残滓を見止めれば、そこに行かざるえまい。]
楓馬、俺が行くまでそこから動くなよ?
[1つ釘をさして、安全に降りれる場所を探した。 自慢ではないが、楓馬が落ちた場所を下る運動神経は持ち合わせていない。 体育の評価は、5段階中3だ。 母が、あひるちゃん(評価2)でなくて良かったわね?と言う、身長でカバーしてそこそこというレベル。 どうにか、楓馬が佇む場所まで、別所から下った。]
(286) mitsurou 2011/05/28(Sat) 14時半頃
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楓馬?
[下った先、金色の髪を見止めればまず声をかけた。 無茶させないように、厭だといっても手を繋いでやる……と、幼いころも同じことを思い出すのだけれど。]
――……らん、か?
[上からは見えなかった姿が見えた。 繰り返される行動と、言の葉――楓馬と並んで暫く呆然とする。 けれど……―――]
楓馬も、手伸ばせ。
[物理的に触れられないと判っていても、はっとして手を伸ばした。 楓馬にも促す背後、梢が紅子さんの存在によって揺れたことには、まだ気がついていない*]
(287) mitsurou 2011/05/28(Sat) 14時半頃
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―自室―
[寧ろそういう肉欲なんて無さそうな無垢なせーしょーねんを自分色に染めたいというショタ趣味っぽいお姉さんもいたわけで……。……それはまあ、黙っておこう。 そしてそれどころではないのだから]
――は、……やめ、な……で
[首を横に振る。やめてほしくは、ない。だけどたしかに今のままでは先に進まない]
…………なんか、コツ、とかないの、 おま、普段、……とか、初めてのときどーしたのさ……。
[涙目で、じ、と良数を見上げた]
(288) siro 2011/05/28(Sat) 15時頃
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道案内 ノックスは、メモを貼った。
siro 2011/05/28(Sat) 15時頃
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― と或る夏の補講日 ―
――……先生、その答えだと三角ですね。
[目の前で付け足される文字に、微かに相好を崩した。 彼のペンを借りると、『だ』の後に付け足す文字2つ――『った』。
彼が付け足した文字が、己の想いの代弁か、彼の想いなのか判らないけれど。 どちらにしても、現在形では間違いな筈。 ――……そうでなければならない。]
国語の先生達は、そういうところも細かいですよ。
[ペンを返しながら言って、ふっと息を吐いた。 その段階で、初めて、視線を彼と合わせた。]
(289) mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時頃
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――……鳴瀬先生、俺は貴方のことが好きでした。
貴方自身として好きな部分がちゃんとありました。 貴方と楓馬は……違う。
でも、楓馬自身と貴方自身を比べることを赦されるなら、 恋情は楓馬に強く感じます。 ――……貴方と楓馬を重ねていると思う程には、 彼の存在は、俺の中で大きいんです。
[時が経ったからこそ、伝えられる想い。 重ねていない部分でも、眼の前の人が好きだった。 けれど、その恋慕の想いは、楓馬を矢張り越えてはあの段階ではなかった、と。]
(290) mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時頃
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会計士 ディーンは、メモを貼った。
mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時頃
ノックスは、てっどおいしいです^q^
siro 2011/05/28(Sat) 15時半頃
ディーンは、俺のラ神!!!!ちょwwwおまwww喰われろと!!!
mitsurou 2011/05/28(Sat) 15時半頃
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― と或る夏の補講日 ― >>289 [その後、甲斐は赤ペンをとると、それを過去形に書き直す。 三角だと…正解ではないと……。
それから、視線を合わせてくるので、見返す。 とうとうと語られる、珀への想い。]
――……
[返される赤ペン。その蓋をまた取る。 『だった』を二重線で消す。 それから、また甲斐の顔を見た。]
――……俺は、比べたりしない。 俺の心だ。 比べられるものじゃない。
[そのまま、また甲斐の顔を見る。]
(291) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 15時半頃
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――……好きだよ。
[赤ペンに蓋をする。 そう、あの時から甲斐との時間は自分の中では止まったままだ。]
お前は俺が好きだと言った。その返事だ。 ちゃんとしてなかったからな。
[そして、教壇の上、片付け始める。蝉はまだ鳴いている。 あの別荘の周りはどうだろう。
ああ、そうだ、文さんと一緒に、参りに行こう。 大事な生徒が、眠る場所に……。
そう思いながら、視線を甲斐からずらして窓を見る。 空は青い、そう、青い空の時に行けばよかった。
風は吹き込む。今日は比較的少し涼しい。**]
(292) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 15時半頃
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セシルは、ちょっよ・・・(がくり ちょっとだ。
nostal-GB 2011/05/28(Sat) 15時半頃
ノックスは、けーちんのラ神がゆりしー好きすぎてわらた
siro 2011/05/28(Sat) 15時半頃
セシルは、石神井に古文の教科書を見せて眠らそうとしている。
nostal-GB 2011/05/28(Sat) 16時頃
セシルは、全く問題なかった。文先生むにゃむにゃ**
nostal-GB 2011/05/28(Sat) 16時頃
ノックスは、ふみやんがーんば!
siro 2011/05/28(Sat) 16時半頃
テッドは、古文攻撃に負けた。勝てる気がしない。Zzz
mmsk 2011/05/28(Sat) 17時頃
ドナルドは、桂馬センパイの隣で転がり転がり
rinne 2011/05/28(Sat) 17時頃
御者 バーナバスは、メモを貼った。
LittleCrown 2011/05/28(Sat) 17時半頃
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―― if ――
[断続的に、高く、低く上がる声。弱い場所に次々と与えられる刺激。最上に口付けられて、最上の鼓動が近くにあって、最上の熱が高ぶっているのが分かる]
――― ッ!
[平気だ。彼も一緒なら、怖くない。だから、強すぎる刺激にも絶対に「や」とは言わないし、首も横には振らない。ただ求めていく。 合わせた唇の奥に嬌声飲み込ませて、唇が離れれば自分も最上の頬や、肩口、首筋にそれを押し当てた]
(293) khaldun 2011/05/28(Sat) 17時半頃
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……………あァっ ん――!
[何か告げられた。同時に、互いに触れ合っていた熱が直接重ねあわされ、すりあわされる。眉を顰めてその衝撃に何とか耐える。正直、限界が近い。 肌で要求を知って、頷いた]
[目を閉じて、片手はぎゅっと最上の背中に回す。 許されるなら彼の肩口軽く噛んで、ぐっと腰を自分からも押し付ける。2人の中心に添えた手を動かした。 2つ一緒に、重ねるように。けれど、かなり自分はまずかったから、最上が今、反応を見せてくれたところを中心に]
(294) khaldun 2011/05/28(Sat) 17時半頃
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―道也の部屋―
[してみた事は無いけれどスマタも楽しいかもしれない何て候補を増やした時。 思わぬ問いかけに手が止まった。 初めてのとき、自分はどうだったのか。勢いというかやけくそだったし、確か酔っ払っていたから気がついたら突っ込まれていたような。その後はなし崩しに、というダメっぷり。こんな話はとても道也には話せない。
じっと見てくる泣きそうな道也の表情が、幼いような気がするのに変に色気を感じてぞくっとした]
気持ちいいって、思い込む。口にだす。とか? あとは、この辺りを……
[回数こなして慣れろ。なんて言い方は出来ない、一度指を引き抜くとたっぷりのローションを足して再度挿入、目的目掛けてくいっと曲げる。ポイントの壁を擦り、これをされたら自分は一溜まりもないというそこを重点的に狙って*]
(295) meiji 2011/05/28(Sat) 17時半頃
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―― if ――
[自分でも驚く程に余裕が無い。 二つの熱が一つに合わさり、粘着質な音を立てて擦れる。それだけでもう達してしまいそうになって、堪える為根元を押さえ。 織部の指が、狙うように弱い所を攻めてくる、だめだ、えろい、流石織部]
……っ、ヤバ。もう出そ……ね。 寧人……出して、イイ?
[限界が近いのはこちらも同じこと。肩に走る痛みさえ刺激となって腰を揺すり、押し付け、可の声が聞こえたらもう我慢は出来ない*]
(296) meiji 2011/05/28(Sat) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
meiji 2011/05/28(Sat) 17時半頃
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― と或る夏の補講日 ―
――……鳴瀬先生は、困った人だな。
[己が訂正して、訂正された文字を見て呟く。 言葉上手く伝わらないもどかしさ。 当時の彼の彼自身の気持ちを比べた訳ではないから。 彼の言葉に困った顔をした。
ジジジっと蝉の鳴く声がする。少しだけ彼の視線を感じる。 そして紡がれる言の葉を聴いて、少し肩を揺らす。]
知ってましたよ……と言ったら傲慢と思われますか? 大事だと言ってくれたから、そうかなとは思ってました。
(297) mitsurou 2011/05/28(Sat) 17時半頃
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でも、それは、あの時の気持ちですよね? そうでなかったら、栖津井先生への今の貴方の気持ちは?
[だから、好きだった、としないと互いに困るのではないかと。 彼の視線が外れた後、視線をあげて言葉にした。
窓から風が吹き込む。 癖のない己の髪は簡単にサラリと揺れるから、 目の前にかかるそれをゆるりとした動作で耳にかけ直した。 その間も、視線は外を見やる鳴瀬へ。 まともに眼は見れないから、目から少し下、言葉を紡ぐ筈の唇に。]
(298) mitsurou 2011/05/28(Sat) 18時頃
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会計士 ディーンは、メモを貼った。
mitsurou 2011/05/28(Sat) 18時頃
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―― if ――
……………ン
[問われた。ぼうっと意識がほぼ溶けている目で見上げる。 唇を離して、こくこく何度も頷いた]
[別に、最上相手なら何をされたっていいんだ]
[最上の根元をせきとめる彼の手が邪魔。 腰と腰が揺すられ、こすり付けられるたび喉で嬌声がくぐもって。 同意した後、手と、腰と、最上の動きに合わせる様にしながら一気に駆け上ってた]
[自分で処理するときも、こんなことあまりなかった。 だって、触れば最上のことが脳裏に浮かぶ。申し訳ないような気がしてたから、いつも非常に淡々と。 願いがかなって、理性が消えて。 夢みたいなことだから、上り詰めたときはぎゅっとしがみついて、身体を思い切り震わせて、幸福感が指の先まで覆ってた]
(299) khaldun 2011/05/28(Sat) 18時半頃
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プリシラは、大佐さんも、お疲れ様!**
k-karura 2011/05/28(Sat) 18時半頃
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─ ある日の街角 ─
[それは、本当に偶然だった。 何気なく立ち寄った一軒の本屋。そこで、よく知る姿をひとつ見つけた。 育ちの良さを思わせる身形、遠くからでもよく分かる金の髪]
甲斐君。
[あの日以来、彼に対しては思うところが幾つかあり、部室等でも2人きりになるようなことは意図的に避けてきた。 なので今日も、声をかけずにそのまま場を離れるつもりだったが。
その思いとは裏腹に、足は彼の方へと向いた]
(300) nordwolf 2011/05/28(Sat) 19時頃
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―二年教室前―
俺の評価、そんなに信用するもんでもないと思うけど。
[謎の信頼(>>274)には複雑な思いが沸かなくもなかったが、味比べ、と言われたなら、嬉しそうに頷く。]
まあ、また近いうち行くと思うし。そん時にでもな。
[生存者にも残念ながら課題はあるし、受験はやってくるので。きっと通う足が止まることはない。 それから、口どけをよくするならそれこそバターが必要だとか、ココアとプレーンの組み合わせは悪くないとか、周囲の視線にそぐわない会話を続けたけれど。 ふと、ある一言が引っ掛かって。]
(301) mmsk 2011/05/28(Sat) 19時頃
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つか、何、自信作って。あれ、お前が作ったのか。
[期待の目に、尊敬の色が混じった。典型的台所立たない男子としては、家庭的な行為には崇高なものを覚える。 と同時に、後輩の手作りに結構辛辣な評価も下した気がする。 途端にどこか弱ったような、珀の様子を窺うような、仔犬にも似た不安げな様子で書き連ねられるメモを見ていただろう。]
(302) mmsk 2011/05/28(Sat) 19時頃
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―― かつての別荘跡 ――
[上から降ってきた叫びも、頭にわんわんと響いて出所が怪しかったから。 釘を刺されるまでもなく、蹲ったまま。 ひらひら振った手は、今は空いていない。
軽い擦り傷と、打ちつけたこめかみが少し切れただけで、特に何処か捻ったわけでもない。 ただ、べっちょりと泥塗れになってしまったから、手を繋ぐのは遠慮しようとしたのだけど。 青ざめた顔色と、露を帯びた紫に、何も言えなくなってしまって]
…… ああ。
[届かずとも、伸ばし続けてきた手。 けれど今は、茨に捕まった時よりも、重く、動かず。
胸元を握りしめたまま、ただ魂が抜けたような虚ろさで、呆然と蘭香を見つめていたのだけど]
(303) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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―自室―
思い込む……。……口に出すのは、恥ずかしいな……。
[でもアドバイスを請うておいて聴かないのはどうかと思う。 あれか?女の子が盛り上がるために敢えて演技するとかそういう類なのか?と頭ぐるぐるさせている間に指が抜けて。
ほっと、息を吐いて力を少し抜いた瞬間だった]
ひあっ!?
[完全に油断していた。指は抵抗する前に奥へと侵入してきて、ある一点を擦る。 口に出す、とか、そういうのを考える暇なんてなかった。自然に悲鳴が上がった。頼るものを求めて良数にぎゅ、としがみつく]
な、なに、今のっ……
[感じたことのない快楽に怯える。それと同時、期待する。 これ以上刺激されたら、どうなるのか、と*]
(304) siro 2011/05/28(Sat) 19時頃
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『愚か者』
いてっ!
[何処からか飛んできた葉っぱが、すぺんっ! と空気抵抗を無視した速さで額に貼りついた。 じんじん痛む額から、葉を剥がして見遣るまでもない。 その声が誰かなんて]
何すんだよ紅子さん!
『腑抜けて居るからだ、戯け。 貴様、何のためにおめおめと此処まで来たのか、分かっておらぬほど 救いの無い馬鹿か』
[鳥頭は紅子さんの癖に、とかぶつぶつ。 梢から降りて来ず、艶やかな長い髪を揺らす相棒を、じとりと見上げ]
……紅子さんだって、どうしようも無かったから、其処に居んだろ。
(305) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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[恨みがましい視線は、ひやりと冷えた一瞥で、封殺される。
分かっている。 彼は、手を伸ばせなくて。伸ばせるのに伸ばさない自分を、もどかしく、苛立たしく思っているのだとは。
それでも。 この手を果たして、自分が伸ばして良いのか。
蘭香の姿を目の当たりにした今、怖気づいているのだった]
(306) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時頃
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― ある日の街角 ―
[本屋で探す本は、問題集と進路に関するもの。 あれから、オンラインゲームに費やす時間は大分減った。 2,3冊選んで、次は新書の新刊でも……と思って踵を返した時、己を呼ぶ声がした。]
……栖津井先生?
[本屋で問題集の中を改める為もあって、眼鏡をかけていたことが幸いし、振り返った先に声の主を直ぐに見つけることが叶う。]
先生も、何か探しに来られたんですか?
[此処はこの辺りでは専門書も多く扱っている本屋だったから。 鳴瀬との一件もあり、少し栖津井と2人であることに居心地の悪さを感じつつ、それでも顔には出さぬよう、当たり障りのないことを尋ねた。]
(307) mitsurou 2011/05/28(Sat) 19時半頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 19時半頃
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―― 教室前>>301 ――
オレ、あんまり不味いって分からなくて。 せんぱい、普通の……まあ、甘いの好き寄りの味覚っしょ?
[だから助かってるんです、とにへり笑い。 近い来店を約束されれば、お待ちしてます! と満面の笑みを向け。
加えられるアドバイスに、ふむふむ頭の中で検討しながらメモっていれば、視線も気にならなくなっていた]
? です、よ?
[なんだろう、先輩の眼差しに、尊敬のいろが見える。錯覚か。 きょとんと頷けば、途端不安げになる先輩に、ますますきょとり]
あの……?
(308) sayclear 2011/05/28(Sat) 19時半頃
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─ 街角 ─
いえ、別に特に用があったわけではないんですけどね。
[ただなんとなく、立ち読みに寄っただけの書店。 まさか彼に出くわすなどとは、思ってもみなかった]
甲斐君は……。 問題集ですか。
[手元の本へ視線を向け、そう言ってから。 暫し逡巡する。
───以前から、甲斐には訊いてみたいことがあった。 それは勿論、合宿でのこと……鳴瀬に関することで。
どうしても、はっきりさせておきたいと思っていたこと]
(309) nordwolf 2011/05/28(Sat) 20時頃
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[18秒ほど思い悩み、口を開く]
──甲斐君。
この後、少し時間ありますか? もしよかったら、そこのお店で、お茶でも。
[視線で示すのは、本屋の向かいにある小さな喫茶店]
(310) nordwolf 2011/05/28(Sat) 20時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
sayclear 2011/05/28(Sat) 20時頃
道案内 ノックスは、メモを貼った。
siro 2011/05/28(Sat) 20時頃
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― と或る夏の補講日 ― >>297>>298 [困ったと称される。そんな言葉を生徒から言われる教師だな、と改めて自覚しながら…。]
――…知ってたか。ならいい。
[あの頃じゃなく、今に時間を飛ばして、そして、今の安定を図ろうとする言葉が甲斐が言葉にする。それは最もで…。それだから、過去形の好き、を言って終わらすこともできた。 むしろ、こっちからそう言うべきだろう。
だけど、それは嘘だから、言わない。]
――……文先生、好きだ、愛してる。 でも、それは文先生への気持ちだ。
お前のことは好きだよ。それも本当だ。
[外を見たまま、文への気持ちを告げ、 甲斐への気持ちをいう。 そのあと、沈黙は続いただろうか。 甲斐が困っていることだけはよくわかる。]
(311) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 20時頃
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――……補講は終わりだ。
[だから、目を合わせずに、そう言った。 それから、答案の間違った場所を軽く解説しなおす。聴いてはいなかったかもしれないけど。]
お前、志望校もう決めてるか? 不得意な分野があれば今の余裕のあるうちにしっかり勉強しとけよ。
[そして、チラリ顔を見る。 涼やかにその髪は揺れているか。少し、目を細めた。*]
(312) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 20時頃
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セシルは、足首への口付けに照れる。ちょっとえろいなと思った。
nostal-GB 2011/05/28(Sat) 20時半頃
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― 街角 ―
嗚呼、暇潰しとかですか?本屋は潰れますよね。
えぇ、そろそろ真面目に考えないといけない時期なんで。
[ボソボソっと短い会話が幾つか。 その後、沈黙が続く。 沈黙に耐えきれず、用もないのにあると言いかけた時。]
――……はい?
いえ、ない、ですけ、ど。
[突然の誘いに、瞬いて。 つい勢いで、是と答えてしまった。]
(313) mitsurou 2011/05/28(Sat) 20時半頃
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―― カフェ『ハルシオン』 ――
……良く知ってますね?
[優一君がぼやいてたのよぉ、と相変わらずの口調で話す同僚に、皿を洗いながら苦笑い。
どうやら、王子が彼女と別れたのはいいとして、家に連れてきたのが男友達、というのが彼の兄は気に入らなかったようで。
……いや、まあ、事情を知らない人からしたら、何てことない話だ。 ただ、自分は。その、誰を連れていったのかとか、何で連れていったのかとか、分かってしまうから。
なんとも微妙な顔をするしかなかった]
『あーあ、楓馬の先輩もぉ、美人さん連れだしぃ。 もぅ、この際アンタでも良いわぁ、付き合わない?』
遠慮します。
(314) sayclear 2011/05/28(Sat) 20時半頃
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