185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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クシャミに4人が投票した。
リッキィに1人が投票した。
エリアスに1人が投票した。
クシャミは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
リッキィが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、モニカ、リー、マユミ、エリアスの4名。
[2人の部屋は202。取り敢えず一旦、音声を拾えるようには準備して。
細々とした物資の入れ込みを行った。すでにこの人ならこんなものを入れるというのは決まっているから、その作業は中々に迅速に行われて。
少なくとも2人が此処に来るまでには準備はしっかりと終わる。
2人が辿りついて、暫くして落ち着いたら。
またスーツを来て、彼らの前にも姿を現そうか。]
[――いつの間にかに、少し眠っていたようで。
目をさませば。
夜か、朝かも分からない。
でも隣にはみっちゃんが寝ていることにほっとして。
半身を起こしながら髪をかきあげ、みっちゃんの寝顔を眺めて。
愛しそうに微笑み、]
……。
[つ、と涙が栗栖の頬に伝った。]
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/07/21(Mon) 00時半頃
[朝、目を覚ますと。
泣いている彼女の顔が、目にとまった。]
どうしました
何をないているのですか
[再び、息を吐いて。2人に話しかけるか]
これで「選別」については終了でいいだろうか。
残っている男女は1人ずついるけれど、この2人が…という可能性はそれ程大きくはないと見て良いのではないかと思う。
勿論それは確認せねばわからないことだから、まだ注視する必要はあるけれど。
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…また、花橘荘が寂しくなったな…
[隣りから、りっちゃんの話し声が聞こえなくなったのを感じて]
…山梨くんは、もうしわけない。 監視はしてないが、定期的に選別しなければならない 研究対象としては、りっちゃんがベターだった…。
[自分の部屋で、山梨くんの部屋のモニターを見ながら つぶやいた]
(0) 2014/07/21(Mon) 00時半頃
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[ふるふると、首を振り。
寂しそうに、哀しそうな目をして。
みっちゃんの頬に手を伸ばして、キスを求めた。]
――朝方・花橘荘――
ひっく、ちゅー
[さすがに梨月の部屋に一緒に寝るのは、
まだ早いと思ったけれど
渉の部屋はエアコンないからだめ!っていうから
梨月の部屋でぼぅっと夜明けを眺めていた。
コンコン。
ノックが響く。
扉を開ければ木佐さんの姿。]
え?どうしました?
あ、いや、僕がここにいるのは決して不埒な理由じゃ……!
[動揺する自分を意にも介さず、
玄関のまえに車を停めてあるから
二人で乗り込んでね。とのんびり告げられた]
え?え?あ、はい。
梨月ー起きるよー。
[寝ぼけまなこの彼女を連れて、
たぶん僕も半分寝ぼけてたんだろうけども
玄関先の車に乗り込んだ。
あれ。これどこに行くんだろう……?]
[キスを求められれば、受け入れるけれど。
何が悲しいのか、わからないままでは。
やはり、気持ちもわるいもので。]
言わないと、ダメですよ?
私達は、まだ以心伝心ってわけにはいかないんですから
聞かせてください、君の話
[だから、彼女の涙をぬぐって。
ゆっくりと撫でよう。]
[涙をぬぐってくれて、みっちゃんはゆっくりと撫でてくれて。
栗栖は、最初はいやいやと首を振り、理由を話したがらなかったけれど。
そのうちに、]
……みっちゃんが。
[そう、名前を呼んで。
涙声で、]
いなくなる、夢を見た……から。
[小さく、呟いた。]
…―――
[最初は、首を振って答えたがらなかった彼女だけれど。
小さな声で、呟く声が聞こえて。
理由を聞いてしまえば、無性に可愛らしく思えてしまうから。]
馬鹿な子ですね
[そう言って、ぎゅっと抱きしめようと。]
私がいなくなる事があるとすれば
それは、君が私を嫌いになった時ですよ
大丈夫、私はずっと君の傍にいます
だから君も、私を捨てないでくださいね?
[抱き締めてくれる、みっちゃんに。
栗栖もぎゅうと、甘えるように返して。]
栗栖は、みっちゃんを嫌いになんて、ならないよ。
むしろ、栗栖はみっちゃんに嫌われるんじゃないか……、って不安になる。
栗栖は、たまに馬鹿なことしちゃうから……。
[うん、と頷いてはいても。
まだ、不安そうに。]
[202に帰っても、山梨との事は話さずにいた。
人を振ったのは生まれて初めてだったから、どこか態度がおかしかったかもしれないが、何も語らないまま。]
わたし?
寝袋には慣れてる。
病人はベッド!
おやすみ!
[同僚となら慣れている同室就寝も、恋心を自覚したばかりの相手とだと途端に恥ずか死にしそうになる。
それでも、エアコンのない部屋に帰すのが心配で――そしてほんの少し、「もっと一緒にいたい」という想いもあって、渉を自室に泊めたのだった。]
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―夜・自室―
[また朝になれば人が居なくなる そのことを知っている自分が後ろめたく]
[暗い部屋の中、パソコンを付けてぼんやりと いつものサイトを眺めた]
(1) 2014/07/21(Mon) 01時半頃
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『大分私が立ち入っていいのかなぁって思ってしまうようになってきています。
そう答えたいと言うってことは…大分、大きく裏切られたように感じたのですね。とは言っても、私は何も理解出来ていないのでしょうけれど。
愛し合った人が別れるまでには、様々なものが累積して別れるならば。言葉で語りあって…その言葉でも届かないっていうように。 希望を無くしてしまったからなのではないか。そう思いました。
一回でもう回復が出来ない位になってしまったのであれば、ある意味仕方が無いのでしょうけれど。 他人事ではありますが、会話でその溝が埋まればいいなぁ、って。そう思っています。応援して…いいんだよね、多分。
気づきにくいけど最初からそこにある。だから見つけられたら大事にすべきなんだということを聞いた事があります。そんなものかもしれませんね。
あなたの周りには、素敵な人がいるみたいですね。 身近に理解してくれる人がいるのであれば。それは大切にした方がいいと思いますよ。 そして私はあなたを裏切ってしまったかもしれません。私は女ではなく、男子大学生です。』
(2) 2014/07/21(Mon) 01時半頃
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『文面が良くなかったのかもしれないね…すみません。会いたいとか言われた時は少し驚いてしまったけれど、女の子と思っていたならそうかぁ。でも…そういうように騙す人もいないわけではないのだから。それにはどうか気をつけてくださいね。
ではそのうちに、メールアドレスを送っておきます。 女の子でない為に駄目ということであれば、無視して頂いて構いません。
モミジ』
(3) 2014/07/21(Mon) 01時半頃
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[先ほど書かれたであろうそのメッセージ 大学生の男の子、文面には何処と無く見覚えはあったのだけれど、それ以上覗くのも悪いと思い、かちりとページを閉じた]
(4) 2014/07/21(Mon) 01時半頃
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うー?
んー……ん、はーい?
[覚醒しきれないままタクシーに乗り込む。昼間の夢を見ているのかな、と寝ぼけて、帰り道のように、渉の手を握る。
随分幸せな夢だ。
気持ちの赴くまま、こてんと渉の肩に頭を倒して、へへー、と笑った。**]
馬鹿な事、確かにするかもしれませんね
でも、それは私だってやりますよ
嫌な事、確かにするかもしれませんね
でも、それはお互い様ですよ
君には伝わらないかもしれませんけれど
私は、君をたまらなく愛しく思っているのです
なんて可愛い子だろうって、今も思っているんですよ?
[不安そうな彼女が、甘えるのなら。
それは受け入れるべきものだから。
彼女をぎゅっと抱いたまま。]
でも、不安に思うのは悪い事じゃないんです
嫌われたくないから、もっと好かれようと努力できるし
良い方向への変化を、続けられるんです
だから、その不安は、あってもいいものなんですよ
[栗栖は、みっちゃんの言葉を聴いて。
噛み締めるように、少し黙り。
考えてから、頷いた。]
栗栖は、みっちゃんから愛されてるって想う。
……だから、不安だったのかな。
みっちゃんが、いなくなったらどうしよう……って。
幸せ、すぎて。
それが、もし、壊れる日がきたらって……恐い。
[だから、甘えたくなってしまう。
みっちゃんは、とても素敵な人だから。
そして。その、言葉を聴けば。
みっちゃんは、やっぱり素敵な人だと――。
栗栖は、切なくなった。――大好き、だから。]
うん。そうだね…、みっちゃんから好かれたいって。
嫌われたくないって。
もっと、綺麗にだったり、可愛くだったり、良い人にだったり、優しくだったり――なりたい。
いい女を育てるのは、男で
いい男を育てるのは、女なんです
壊さぬよう、大事にしていきましょう
崩さぬよう、大事にしていきましょう
君と私の恋は、変わっていく
手に入れる為の想いから、相手を大事にする為の愛に
手に入れる為の恋は、維持する為の愛に
ゆっくり作っていきましょう、私達の愛を
[怖いなら、何度でも伝えればいいさ。
どれだけ君を愛しているのか。
唇で、指先で、腕で、全身で。]
うん。……みっちゃん。
栗栖は、みっちゃんを好きになって――。
本当に、良かったなって想う。
[栗栖の不安そうな、様子は薄れて――。]
こんなに、素敵な人に――。
見合うような、素敵な人になりたい。
みっちゃんのこと、栗栖は尊敬してる。
栗栖は、あんまり頭は良くないけれど――。
……みっちゃんに、愛されていたい。
そして、ずっと、ずっと、愛していたい。
……。
[――ぽろぽろと、栗栖は泣いて。
何故、だろう――。
それでも、胸が締め付けられるような。
想いは、消えてはくれなくて――。]
私は神様ではありませんから
完全な人間には程遠いですけれど
それでも、恋人にリスペクトされるのは嬉しいです
[不安そうな顔が、消えても。
彼女の涙は、止まらなくて。
どうすればこれが止まるのだろうと。
考えては、いるのだけれど。]
私もね、君の事すごいって思ってるんです
君はとても素直な女の子だ
君はとても明るい女の子だ
君はとても優しい女の子だ
君はとても繊細な女の子だ
どれも、私にはないものです
自分にないものを、人は羨む
私はそんな君を、愛していますよ
[涙が流れる理由は、栗栖には分からなくて。
哀しい夢の、せいかもしれない。
みっちゃんの言葉が、嬉しくて。
それでも、涙は止まらなくて。
みっちゃんの胸に、顔をうずめるようにしながら、]
……栗栖も。
みっちゃんのこと、愛してる。
きっと、すぐに涙は止まるから。
もう少しだけ、こうしていたいな…。
もう少しと言わず
ずっとこうしていましょう
この先、ずっとずっと
不安なときは必ず
私の胸の中にいてください
[愛しい彼女を、抱きしめる事は。
自分にだけ許される、幸せなんだから。]
…うん。ありがと、みっちゃん。
ずっと、こうしていようね。
栗栖は、本当に幸せです。
みっちゃんと、出会えたこと――。
みっちゃんと、愛し合えたこと――。
話せたことが――。
伝えられたことが――。
恋して、愛して、愛してもらって――。
この、想いは。
恋する好きは、とっても大事なもので。
時々不安で、切なくなるけれど。
泣いてしまうような、よくわからない時もあるけれど。
みっちゃんを、好きになれて――。
恋せて――。
とっても、幸せです。
ありがとう、みっちゃん。
[そう言って、涙をごしとこすり。
精一杯の、笑顔で。にこりと、笑ってみよう。]
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