80 わんことにゃんこのおうち
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ネルに6人が投票した。
ジェフに1人が投票した。
ズリエルに1人が投票した。
ラディスラヴァに2人が投票した。
ネルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラルフが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ホリー、ヴェスパタイン、オスカー、ジェフ、ユリシーズ、ズリエル、ラディスラヴァ、シメオンの8名。
秘密?
[結局、毛玉で遊ぶ機会は得られたのか、得られなかったのか。
キャットタワーの天辺で寛ぐ頃、金色の犬はそう告げた]
[秘密の通路と聞いて頭に浮かぶのは、どこかで見たのかも知れない、路地裏の暗がり――ほんの小さな金網の破れ。
頭一つが通れる穴があれば、猫はどこにだっていける。
けれど、自分は何故だろう、どこにもいけない、ような気がしていた]
ひみつ…
[連れられるまま、濃いブルーカラーの尻尾をふんわり垂らしてホームを離れる]
[ヒトも、外も、遊びも、
初めての猫には知らぬ世界。
だから、そういうものなのだ、とだけ考えた]
[そうだバケツに水を汲まないと
(いつものモップはどこに置いて来たんだろう)
金の犬にお水をかけてあげるんだ。
(給金を減らされないように 誰よりも働かないと)
驚くし、きっと涼しい]
― 箱庭 ―
[犬とも猫とも違う、ヒトの形。
茶色の瞳に警戒の色はないけれど、
気後れした風に耳をピンと立てて周囲窺うのは、初めての環境へのただの本能]
にぅ? みぅ?
[柔らかく語尾の上がる鳴き声は、誰にともなく。
お辞儀をする金の犬と、ヒトを交互に見て首を傾がせた]
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[遊んでいるどさくさにまぎれて、いつのまにかいなくなっちゃった子もいます。
白黒のわんこはしばらくしたら、しれっと帰って来てるんですけど。 くしゃくしゃになってた長い毛は、きれいに整ってたかもしれません。]
(0) 2012/03/07(Wed) 07時頃
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ああ…
[狭かった、と落ち着いた穏やかな声聞いて眉を下げる。
遊ぶのはきっと好きだけど、他の犬猫にぶつかるのは、好かないから]
[あまり多頭飼い向きでない大人しい気質は、生来のものではなく、人間として過ごしていた頃の習慣がそうさせた名残]
[楽しく遊んでいたら白黒犬に毛づくろいをしてもらった。
気持ちよくてごろごろ喉を鳴らす。
金犬もだいすきだけど、落ち着いたこの白黒犬もだいすき。
お返しに首筋をぺろぺろして、手をつないで箱庭へ。
青猫も居ただろうか、それとも個室があるのかな。
始めてきた場所にキョロキョロ落ち着かない様子でそわそわ。
はしゃぎ回った後だから、お風呂に入れてもらうのかな?
なんて思いながら、金犬の姿もあれば嬉しそうににゃぁんと鳴いて。]
こんどはここで、あそぶ?あそぶ?
ネルね、何でも好きだよ!
[知らない場所への不安より好奇心でいっぱいだから
そわそわがなくなると臆することなく
耳も尻尾もぴんと立ててわくわくしている。]
さっきのにおい、する?
[毛玉と同じ匂いをする人間がすると、足元に近づいて見上げる。
遊んでくれた人なのかなあ?って首をこてん。]
ヴェスパタインは、しっぽをぱたり、ぱたり。
2012/03/07(Wed) 21時頃
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[いつの間にか二匹姿が見えなくなって暫くたった]
くぁ……わふ
[イヌは、隅っこのガラクタ置き場でぱたぱた揺れる黒白イヌの尻尾を見詰めている]
(1) 2012/03/07(Wed) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/03/07(Wed) 21時半頃
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[揺れる尻尾を見詰めること数分。 のそりと立ち上がり、長い毛並みのイヌの傍へ]
わんっ
[じゃれると言うよりも、その尻尾に飛びついた。 どうにも気になって仕方がなかった様子]
(2) 2012/03/07(Wed) 22時頃
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[しばらく、匂いの付いた方の毛玉を追いかけまわしていたが、やがてさすがに疲れたのか、手をとめた]
わうぅ……あれ?
[気のせいか、知らない間に誰かがいなくなっているような気がした]
どうしたんだろ。わぅ?
[外に遊びに連れて行かれたとは知らず、不思議そうにきょろきょろと辺りを見回した]
(3) 2012/03/07(Wed) 22時頃
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オスカーは、ヴェスパタインの尻尾に飛びつく金毛のイヌを不思議そうに見つめる
2012/03/07(Wed) 22時頃
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わぅん。なにやってんの?
[心なしかみんながいないとちょっと盛り上がりに欠けるのか、ずっと追いかけ回していた毛玉から離れて声をかけた]
(4) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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[いつもならあっさりよけて反撃するところなのですが、 ちょっとぽんやりしていたのか、しっぽはぱふっとつかまります。
ちょっぴり困ったような目で後ろを振り返りました。]
(5) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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はっ
[飛び掛って、イヌは何かに弾かれたように顔を上げる]
……何でも ない
[黒茶のイヌが声をかけてくる。 イヌは、悪さをして叱られる前のように そわそわと落ち着かない様子で答えた]
(6) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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ジェフは、ヴェスパタインの尻尾から飛びのいた。
2012/03/07(Wed) 22時半頃
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[飛びのいた金色さんをクビをかしげてみてましたが、 前足の上にぽふ。とアゴをのせて、ふわわとアクビをひとつしました。
のんびり、のんびり。]
(7) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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わうん?
[ちょっと困ったような眼で二匹を見た]
あれ、じゃましちゃったかな?
[そういって、白黒のイヌの尻尾をじいっと眺めた]
いいなあ。ながいしっぽ。
[汗をかいて服を脱いだせいでちょっと冷えてきたのか、少し身をすくめて、うらやましそうに]
(8) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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[黒白さんなのか、白黒さんなのか。 耳もしっぽも二つに別れた色だから、どっちなのかは良くわかりません。
白い上に黒が乗ってるようにみえるのは、白黒でしょうか? 黒白でしょうか?
本人にも正直あやふやなんですよ。
黒くて白いふさふさしっぽは、お掃除の時にホコリを払う柔らかいモップみたいなものに似ているかもしれません。]
(9) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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[先刻までイヌは黒白のイヌと同じ体勢だった。 昼寝の邪魔かもしれないと思うと、イヌはそろりと起き上がる]
オスカ 寒い?
[黒茶のイヌの様子をじっと見る。 ぺろんと頬を舐めてみたりして]
(10) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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[スンスン鼻を鳴らす、毛玉と同じ匂いがした。]
はじめまして?
あそぶ?
……ネルとあそぼ!
[顔が近づくと嬉しそうにご挨拶。
ちゅっちゅっと鼻キスをしてから、腕を伸ばして抱きついた。
犬猫とはちょっと違う匂いがする、誰だろう?
でも、良い匂いかも。]
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− 少し前 −
[大胆に動く金のネコや黒のわんこやネコをからかうように、 手の届くぎりぎり前でぴたりと止まり、手が伸びると擦り抜ける。
てしてしと動く手の動きや耳や尻尾の動きにこちらの 見えない尻尾もピンとたっているだろう]
よし来い。 お前らこっちだ、こっち来い。
[ゆっくり進んで急発進。 なるべく鏡の前を通り過ぎる様にしながら、時々ユリシーズの 毛玉とぐるぐる回り合ってみたり]
やべ、これだけで時間過ぎそう。
[それでも多分満足するだろう]
(11) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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わぅーん……さむいかなぁ?
[震えるほどではなかったが、汗で薄いシャツがじっとりと湿って、体に張り付いている状態で、ぶるぶるっと体を振るったがもちろん水気は飛ばなかった]
さむくはないけどあそべなくなったらこまるなぁ。
[そう言って、黒白のイヌのモップのような尻尾にまとわりついてみた]
わぅ。ちょっとあったかい。じぇふもくる?
(12) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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……わぅ。
[ふさふさした毛並みは、 このイヌにとっても魅力的に見えたらしい。 まとわりつく黒茶のイヌと一緒になって大きな身体を押し付ける]
温い
(13) 2012/03/07(Wed) 22時半頃
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オスカーは、頬を舐められると「だいじょうぶだよ」と、ぺろりとし返した
2012/03/07(Wed) 22時半頃
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[くっついて来る二人をチラッとみましたが、 べつにイヤじゃありませんし、むしろくっつきっこはあんがい好きですから。
しっぽをふわふわさせたまま、くっつかれるままになってます。]
(14) 2012/03/07(Wed) 23時頃
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ねー。あったかいねー。
[折角なので、しっぽにまとわりつくついでに金毛のイヌにも挟まれるような位置に陣取って、少しでも体を乾かそうとして。しばらくすれば濡れた服に染み込んだ汗も少しは乾くはず]
(15) 2012/03/07(Wed) 23時頃
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[舐められるとくすぐったそうに顔を振る。 金色の尻尾をぱたぱた振りながら 色の違う双眸が黒茶のイヌを見た]
……多いと ぬくい
[二匹より三匹 毛に覆われた身ではないけれど、寄り添えばそれなり イヌは適温になった室内で暖をとりながら のんびりネコのように毛づくろいを始めた。 手始めに、目の前の黒と白の尻尾から]
(16) 2012/03/07(Wed) 23時頃
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……なにやってるの?どうやるの?それ…
[ネコのように毛づくろいをした事がないので、不思議そうに赤い瞳を毛づくろいの様子に向けた。仲間が少なくなったからか、ちょっと好奇心が別のところに向いている]
(17) 2012/03/07(Wed) 23時頃
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[結局勝負はどうなったか。一応泣いたりはしてないので 負けたつもりはないらしい]
うーん、今度こそ俺の独壇場だと思ったのにな。
[ユリシーズの毛玉にもじゃれる仔達にしょぼーんと背中を 丸めるがすぐに顔をあげる]
今日のとこは引き分けにしておく。 俺はちょっと金のネコと遊んで来るぞ。
[勝利宣言しないあたり、 それ程強気の性格ではない事が見え隠れするだろうか。 言葉通り、姿を見せた金のネコを抱き上げて暫し控室から離れる]
(18) 2012/03/07(Wed) 23時頃
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ホリー 見て覚えた。
[黒白の尻尾から顔を上げて、イヌはそう答える]
こうする。
[黒茶のイヌの尻尾を前脚で押さえ べろりと舐める。 毛が口に入って、少し咽た。 矢張りネコほど上手くない様子]
(19) 2012/03/07(Wed) 23時頃
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