22 共犯者
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時頃
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―暗くて深い森の中―
[静かな森の中は不気味。 たぶん奥に行けば、――長老が言っていた「柊の木」がある。 この森の中でただ一本だけあるというそれ。 その葉っぱを一枚、森の奥から持って帰ってくるのが巡礼の証――だったと思う]
んだけど、どこにあるんだ、それ……
[そうやってさまよううちに銃声が聞こえて、驚いたように立ち止まる]
(5) 2010/08/02(Mon) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時半頃
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―暗くて深い森の中―
[ぼんやりとランタンの灯りが木々を照らしている。 聞こえた銃声がどこからかはわからなくて。
不安そうに周囲を見る。 そして巡礼の証がどうこうなどすっぽりと頭から抜け落ちて、多分広場へと戻るだろう方向へと、歩き始めた**]
(15) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 01時頃
やれやれ、あまりトニーには見せたくなかったのに。
最期までとんだ役立たずだなぁ……
[トニーの足元には、子犬が一匹。しばらくトニーにじゃれついていたが、何かに気づいてそちらの方へ駆け寄っていく。]
あぁ、ミッシェルさん。
そんな、綺麗な服が血で汚れちゃうから……
って、もう聞こえないか。
[ミッシェルが少し前までノックスだったモノを上着でくるんで抱えようとする。子犬はそれを奪い返そうというのか威嚇やジャンプを繰り返している。]
ほらほら。この人は悪い人じゃないんだから。
……。
すいません。ご迷惑をおかけします。
[聞こえていないと理解はしているつもりでも、ついつい抱えた子犬と一緒にぺこりと頭を下げる。子犬は苦しいのかジタバタもがいていたが、やがて ばう、と一吼え。そちらを見ると、村長夫人が立っていた。]
[自分の身体がヘクターに抱え上げられ、運ばれていく。
彼女の横を通って。]
だめよ!
私が死んではいけない!
死ねば生贄が続いてしまう!
[自分自身に取りすがり、必死に身体の中に戻ろうとするが、どうしても触れることができない。
ただ愕然と、自分の身体が横たわる供物台の傍らに立ち尽くしていた。]
ブラウンさん?
[呼びかける声に驚いて顔を上げる。
それまでずっと、誰も彼女がそこにいることに気づかなかったというのに。]
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 21時頃
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―回想夜の森―
[広場の方向に戻ったつもりでうろうろと森をさまようこと{6}時間。 途中柊の木を見つけて葉っぱをゲットしたりしつつさまよっていれば、広場のほうへといつの間にかもどっていて。
そして、そこで村長夫人の死を知った]
は? パピヨンさんがヘクターに? さっきの銃声がそれだった?
[祭壇に寝かされたパピヨンをみて驚き。さらにその場にいた誰かにヘクターがやったことだといわれて混乱したようにせわしなく瞳を瞬かせる]
なんでそんなことになるんだよ、わけわからねぇ……
[小さく唇をかみ締めて呟き。 柊の葉っぱを祭壇において、パピヨンの冥福を祈る]
(100) 2010/08/02(Mon) 21時半頃
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あぁ、リンドクヴィストの奥様。
[子犬が、ばう と啼いて自己主張する。]
大人しくしなさい。紹介してやるから。
これ、どうも僕の片割れみたいで……
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―回想・朝もやの広場―
[パピヨンの死に呆然としていたら、ミッシェルとイアンの話が聞こえてくる。 ノックスも死んだ、と聞こえて]
……生贄は、ノックスか……
[なんで、と、こぶしを握る。 祭壇に乗った葉っぱは10枚。それ以上増えることはないそれを見つめてから、深い吐息をこぼした]
皆守りたいなんて無理、か……
[森に入るときに言われたピッパの言葉を思い返して、ゆるく首をふり。 長い時間森をさまよって疲れた体を引きずって親方の家に戻った]
―回想おわり―
(102) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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片割れ……?
もしかして、貴方も……。
[死んだの? と口にするのが躊躇われて、言葉が途切れる。
けれども、ノックスの様子はむしろ生前に会った時よりも楽しげだ。
不思議そうに、ノックスと足元の子犬を見つめた。]
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 22時頃
「僕の頭」はミッシェルさんがさっき運んで行ってくれました。
「心」が、ここに留まれるのは次の満月まで……
それまではお迎えは来ない約束、なんだそうです。
[子犬が ばう と、同意するように吼える。]
誰と誰との約束なのかは良くわかりませんけどね。
そうなの。
[ノックスの言葉は、なぜかそのまま真実として受け入れられた。]
(私には、そんなことはちっとも解らなかった。
この子のほうが、森に近い存在なのかしら。)
[理由はわからないのに、ふとそんな考えが浮かんだ。]
僕には外の世界をみてみたい気持ちもあるんですけど。そいつはここに残りたいみたいです。かつての同胞がどうなるのか、ちょっと気になるみたいでして……
[子犬は村長夫人の足元でちょこんと、お座りをしている。]
奥様の先ほどの演説を聞いたからでしょうかね?
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―道の途中― [疲れた体で泥のように眠り。 起きてからざっと水浴びを済ませて、親方とまともに話さずに家を出た。
じーさまばーさまが決めたことには逆らわない。 それは無意識に行ってきていたことで。
ただ、ソフィアにパピヨン、ノックスと立て続けに知らされる、見せ付けられる死に、根底が揺らぎ始める]
――皆居なくなったりしたら……
[そんなことは考えたくない、というように首を振り。 ノックスの遺体が教会にあるかどうかはわからないけれど、一度教会のほうへと足を向けた]
(112) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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奥様なんて、もうそんな呼び方はしなくていいのよ。
私の言葉は結局届かなかったのだし、私はするべきだと思ったことを、実現できなかったのだもの。
本当は、貴方にも謝らなければいけないはずなのだけど……。
でも貴方は……こうなったことを恨んではいないようだから。
そんなことは言わないほうがいいのかしら。
[身をかがめ、子犬に指先を差し出して。]
この子がここにいたいのなら、貴方だけでも外を見てきたら?
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―教会― [日が昇ってどれぐらい時間がたっているのか。 少なくとも影が短くなるまであと少しというところかもしれない。
そんな中、教会へと向かって、たどり着いた扉を静かに開ける]
――あ、ブルーノ様。 こんちは……ノックスがいる、って聞いてきたんだけど。
[そこに見えた司祭の姿に小さく頭を下げて。 遺体が安置されている場所を聞く。
そのときに、遺体とはいってもソフィアの時と違って頭部だけだということを聞いた]
え……ノックスの体は……
[驚きおののいたような呟きに、「発見者が運べなかったから自警団が引き取りに行っている」というような返事を聞いてほっと息をつく]
ああ、それならよかった…… んじゃ、俺ちょっとノックスに会ってきます。
(124) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 23時頃
恨むだなんてとんでもないですよ。
[子犬は村長夫人の指先をちろっと舐めている]
僕は外を見る、それも良いかもしれないですね。
では、そいつの世話をお願いできますか?
[了解が得られれば、ノックスはふっと消えるだろうか]
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―午前中・教会―
[ノックスの頭部とソフィアの痛いが安置されている部屋へと向かう。 その若者の背を見送ってブルーノは小さく息をついた。 『本当は頭部しか発見されなくて、残りを捜索にいった』とは伝えられなかったことを悔やむように。それでもショックを与えるよりは、という配慮だったようだ。
そんなことも知らない若者は、遺体が安置された部屋の中。 その独特の臭気と、白い布で隠された二つの大小を見る]
――祭も、大事だけど…… 葬儀も、大事だと思うんだけどなあ……
[祭壇に寝かされていたパピヨン。 安置されたままのソフィアに、頭部だけのノックス。 それらを思って、小さく息をつき。
それから小さいほうにかかっている白い布をそっと取った]
(138) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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―午前中・教会・遺体安置所―
[白い布を動かせば、血の匂いが強くなった気がした。 薄い金髪は血と土に汚れ、首から下が見当たらないノックスは、恐怖にゆがんだ顔のように見える]
なんで、お前だったんだろな、ノックス。
[ひとつ年下の、サボり魔のように見せかけて村のことを考えていた青年の変わり果てた姿に、茶色の目が暗く翳る。
森でなにかやってるらしいことは、木を伐採するときにみかけるので気づいていたけれど、それが何だったのかは今も知らない]
昨日、あの森の中で何が起こったんだろう。 俺だって皆からはぐれたのに。
御使いが生贄に選ぶ基準って、何なんだろうな。 俺とノックス、何が違ったんだろう……
[何かが違ったら、いまこうしていた立場も違っていただろうことだけはわかる。 それでも、なぜノックスだったのかはわからず。 ぽつぽつと、混乱したような心情をこぼすだけだった]
(147) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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―午前中・教会→外―
御使いに選ばれたんじゃあ、しょうがないかもしれないけど。 もしも獣に襲われたんだとしたら。 それだったらその獣は仕留めるから。
[ぽつぽつとノックスに話しかけていた時間はドレぐらいだろう。 生贄に選ばれたんだとわかっていても、やりきれない思いを吐き出すように告げてゆっくりと立ち上がる]
ソフィアも、ノックスも――安らかに眠ってくれ。
[そしてまたノックスに白い布をかぶせて、部屋を出る。
扉から出てきた若者に心配そうな視線を向ける司祭には大丈夫ですと笑みを向けて。
教会から出て行った]
(167) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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若者 テッドは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 00時半頃
若者 テッドは、飾り職 ミッシェルに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 00時半頃
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―村の中の道―
[教会から出て、どこにいくかも決めずに外を歩く。 明るい日差しがまぶしくて瞳を細めて、広場に行くべきか、それとも――と考えながら。
祭の夜とは違う、明るい村の中を歩く]
(171) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 00時半頃
若者 テッドは、次に人の姿を見かけたとき――視線の先には<<双生児 オスカー>>がいるかもしれない**
2010/08/03(Tue) 00時半頃
ニール、ニール……
[自分の身体の上にかがむニールの肩に手を置き、額にそっと唇を寄せる。
それはニールには感じ取れないだろうけれども。
夫の名前が口にされると、一歩退き。]
ねえ。今の私は人間じゃないようなものなのだから。
これくらいはいいでしょう?
たぶん、貴方に祝福をあげることはできないけれど……。
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―回想・道―
[どこにいくとも考えずに道を歩いていた。
ふと向けた視線の先。光と影の加減で、一瞬オスカーの姿が見えたような気がして、けれど一度瞬いたら、そこに居たのは普段よりも綺麗な格好をしたホリー>>180だった]
ホリー? 何だ、その格好…… ていうか、そういうお前こそ休んでないだろ。
[はあ、と呆れたように息をつきながら、正装の理由>>198をテッドも教えてもらっただろう]
村役を? てことは次の村長はお前かオスカーなのか……大変だな、オスカー。
[しみじみと、今は近くに居ない友人を思って呟いた]
って、わ、別にホリーが役に立たないとかそういうわけじゃないからな!
[呟きを聞きとがめたホリーに慌てていいわけなどをした]
(219) 2010/08/03(Tue) 09時半頃
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そういや、俺もマーゴも、とか言ってたけど、マーゴも休んでないのか? あんな夜の森を歩いたのに……お前もだけどちゃんと休まないと体がつらいぞー
[ぽんと、ホリーの頭を叩くように撫でながら、ひとつ年上の相手に言い聞かせる。 そして、ホリーが広場へといくのなら、ああ、と見送り]
んー、俺はやめとく、あんまじーさまばーさまの顔見たい気分じゃないし。 それじゃな。
[ひらひらと手を振ってホリーを見送り。 また適当に歩き出した**]
―おわり―
(220) 2010/08/03(Tue) 09時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 09時半頃
[子犬は村長夫人の足元に近寄って慰めるように]
くぅん
[と、ないた。]
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 15時頃
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―夕方・村のどっか―
[結局広場には行かなくて、オスカーが長老達にした宣言のことも知らないまま。 一度は親方の家に戻って仮眠を取ってから、またふらふらと歩き出している]
(231) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[適当に道を歩いていた。
その先に見えた一軒の家。 その建物の窓が開いてヴェスパタインの姿が見える。
そういえば昨日、儀式の最後尾に居たような居なかったようなとあやふやなことを考えて、なんとなくヴェスパタインのほうへと足を向けた]
こんちは、ヴェスパタイン。
[家の近くで声を出してぶんぶんと手を振った。 さて家主は気づくだろうか]
(233) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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―ヴェスパタインの自宅そば― [手を振り返す姿が見えれば、へら、と笑みを浮かべてヴェスパタインがいる窓辺へと近づき。
窓から身を乗り出しているヴェスパタインを見上げた]
昨日は森ん中にきてたみたいだけど、あんたも参加するんだったっけ?
[ヴェスパタインがボリスと役目を取り替えたのはテッドが長老に怒られて先頭に立った頃ぐらい。 だからそのあたりの経緯はさっぱりわからなくて、ただ長老から知らされてたメンバーとは違ったような気がして問いかけた]
(235) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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―ヴェスパタインの自宅―
[二階の窓を見上げるのは流石にしんどくて、大声で伝えられたことにわかったというように手を振ってから、工房の入り口へと向かう]
ん、ありがとー。 そいや、ヴェスパタインの工房に来るのって初めてだったっけ。
[こんなことでもなかったら、窓辺の姿を見つけても声を掛けなかっただろうな、などと思いながら、きょろりと部屋の中を見渡して。 改めて家の主人たるヴェスパタインに視線を向けた]
(238) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
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―ヴェスパタインの工房>>240―
[見慣れた道具や見慣れない道具が入り混じっているのは大工仕事で使うものと一部かぶっているせいだろう、きっと。 椅子を勧められて、腰を下ろしながらうん、と頷きを返す]
あんまり顔をあわせることもなかったしなあ。
それにしても、儀式によそ者は参加させないって聞いてたから昨日あんたの姿を見て驚いた。 長老達からよそ者じゃないって認められたんだな。
[腰を下ろせば視線の高さは同じぐらいかもしれない。 長い髪をたらしているヴェスパタインをまっすぐにみやり、なにも考えないまま相変わらず口を滑らす]
(242) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
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