人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時頃


【人】 水商売 ローズマリー

―三日目・夜―

[この場にいないのは、アイリスとオーレリアです。
ジェフも、ハナの遺体を見に行ってしまいましたが>>3:137]

 ……?

[ヴェスパタインの小さな呟きは>>3:139
あなたの耳に届いたけれど、
意味合いがよくわからなかったのです。
今は、まだ。

ヴェスパタインを説得しようと思いました。
トレイルの時のように、逃げて殺意を向けた罪を
少しでも贖いたいと、そう願うがゆえに。
話し合えばわかると。
信じてくれるならば例え彼が人狼であっても、
理解し合えるでしょう、と。

結果は失敗に終わりました。**]

(3) 2016/11/17(Thu) 00時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時半頃


[その事実
人狼として、人に殺められる覚悟も決められずに終わった情けない己には
酷く重く、耐えられないもので。

場の騒動の結末を見届けることも無く、残酷な目に合わせたメルヤを置いて
人を家具を壁をすり抜け逃げ出していた。

……昔から辛いことからはすぐに逃げ出す、どうしようもない男だった。]


[辿り着いたのはかつて過ごした記憶がある思い出の部屋
そこで人間達が仲間が何をし、何を話したかなんて、知ることはない。

その隅で膝を抱えている。
目は昏く黒く、姉を失ったメルヤに似ているのだろう。
今や相棒でも家族でも無いあの子に。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


     ── …… ケヴィン 、


[ 掠れる音は、宵の中へと溶けゆきましょう。]


─ 3日目/メルヤと ─

[ キャサリンの仇を取ると話す彼女の眸は、
昏く暗くあり、滲むこともありませんでした。
気丈を振る舞う彼女も、異常なこの場に、
心が追いついていないのだろうと、思います。
だからこそ、心配なのでした。

キャサリンやトレイル、彼らにしか、
心を開くことの出来ていないだろうメルヤ。
私では、だめなの、かもしれません。
…… それでも、貴方の心を軽くしたいと思うのは、
私の自己満足であったのかもしれません。]


 ── …… いつか、私にも、


[ 心を開いてくれると、いいのに ……
小さな言葉は、届くことはないのでしょうね。]


[ トレイルを探しにゆくと話す彼女、
ひとりにはしたくありませんでしたし、
私自身も、彼の姿を探し出しては、
言の葉を交わしたいと思うのです。
ですから、メルヤの隣を歩こうと、思うのでした。

ですが、何故だか隣に並ぶことは躊躇われ、
後ろをついて、降りるのだったのでしょう。
その後のことは、目まぐるしいものでした。]


[ 階段の曲がり角、聞こえる声は、
     …… トレイルの死を、告げました。

メルヤは、其の儘、向かうのが見えましょう。
私は、階段の隙間から、
ローズマリーの衣服の汚れを捉えました。
そして、耳に届く言葉に、
ガツンと頭が鈍器で殴られたように鈍く響き、
私の足は、床に縫い付けられたよう。
前に進むことは、ありません。]


 どうし、て … うそ、 そんな


[ 紅く染まる、鉄錆の、いろ。]


[ 階段の壁に背を預け、ずるりと崩れ落ちましょう。
私の与えた、神の啓示の所為でしょうか。
いいえ、違いありません。


  ローズマリーの、綺麗な掌を、
        私が 穢れさせたのです。


其れだけでは、なく。
トレイルの死をも、私の心を揺れに揺らすのです。
あのとき、私はどうするのが正解だったのでしょう。
私は、何をすればよかったのでしょう。
この力は、正しいものなのでしょうか。]


[ 信じられぬことばかりでした。
壁に凭れ掛かり、天井を見上げます。
神は、何をお考えなのでしょうか。
神は、私に何をさせたいのでしょうか。

ぼうと、天井が滲んでゆきました。
ヴェスパタインが、狂ったように喚く声は、
私の耳には届いてはいなかったのでしょう。
私は、神にただ、問いかけ続けていたのですから。
けれど、神は都合の悪いことなど、
返事をしては、くれないのでしたね。]


[ 知らぬ間に、刻は進んでいたのでしょう。
この力の使い道も、己の存在も、
分からぬことばかりではありました。
…… けれど、与えられたものは、
神は使えと望むのだろうと、
聖堂に今夜も向かう為に、ふらりと、
立ち上がったときだったでしょうか。

階段の下から突如現る、黒い影 ── ]


 …… ── 貴方は、


[ 言葉を紡ぎ切る前に、
その影は私の首元に食いついたのです。]


[ 牙が減り込むのが、分かります。
的確に頚動脈を貫かれ、
紅い噴水が湧き上がるでしょう。]


 ── ひゅ 、は …… ッ


[ 声はもう、二度と出せぬのでしょう。
この唇はもう、唄を紡げないのでしょう。

鋭い牙の、持ち主は、
最期に視界に映る姿は、
人の皮を被った、醜い金髪の男の姿 ── ]


[ 意識を手離してしまう前に、
    音の出ぬ喉の代わりに、
       唇は、とある名を象るのでした。]


  …… ── ッ、


[ ── ケヴィン、と。愛しい、かれの名を。*]


[ まことに、まことに、あなたがたに告げます。
  一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、
      それは一つのままです。
  しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
   自分のいのちを愛する者はそれを失い、
    この世でそのいのちを憎む者は
  それを保って永遠のいのちに至るのです。

        『ヨハネによる福音書より』 ]


[ …… ── 私は、ただ。
皆のしあわせを願っていただけなのです。
みなのしあわせさえあれば、何も要らぬと、
みなで笑ってさえいられるのなら、何も要らぬと。

儚い願いは、雪解けを待つことができず、
花開くことは、なかったのでしょう。]


 …… 神は何故、
 このような試練を与えたもうたのでしょうか。


[ 目の前に横たわる、己の姿。
醜い姿の自分自身を見下ろして、呟きます。
目蓋を伏せて、現実から逃れてしまいたいと、
淡く思うのでしたでしょうか。]


[ 牙を隠す男の姿は、もうなかったのでしょう。
遠く横切る少女の姿も、認識はしていませんでした。

“ 死 ”を迎えてしまった私は、
突然のことに、まだ実感が湧かないのです。
魂として、いま、意識があるのですから。
其の場に蹲り、己の頬を撫ぜようと掌を伸ばします。
醜い姿とは異なり、いまの私は綺麗なままでしたか。]


[    ───── とどく声に、
私は、はじかれるように顔をあげました。
唇を開き、そして、…… 閉じます。
かれの声は、今まで聞いてきたどれよりも、
頼りなくて、弱々しくて、どうしたのと、
問いかけたくなるほどでした。]


 ケヴィン、私が、見えるの、ですか


[ …… 紡ぐ声は、決して届きはしないのです。
私の声に、返答はありません。
彼の唇は、なんども、なんども、
私の名を、綴り続けました。]


[ 眉は垂れ、儚く笑みを浮かべます。]


 …… ケヴィン、 貴方ったら、
 そんなに泣き虫だったかしら?


[ 滲む瞳を見詰め、ゆると目元を撫でようと、
指を伸ばします。けれど、私の指は濡れぬまま。
もう触れることは、二度と叶わぬのでしょう。
頬を撫でる仕草をしてみせますが、
かれの熱は、指先には伝わってきませんでした。]



 …… ケヴィン、貴方が生きていてよかった。


[ 此処にいるのが、貴方ではなく、
          … 私でよかったと。

貴方には、しあわせになって貰いたいと、
私は常より願っていたのですから。
結局、貴方のしあわせが何なのか、
聞くことはできませんでしたけれど。]



 …… ケヴィン、ねぇ、ケヴィン
 私は、あなたが幸せなら、しあわせよ。


[ 何時か綴った言葉をもう一度。
届く筈もないこえを、名を、なんども綴りました。]


[ 私に触れてくれぬ、かれの姿は、
ぼやりと滲み、姿形を、
はっきりと捉えられなくなっていました。
如何して、なのでしょうか。
魂となった私がなぜ、
このように震えているのでしょうか。
分からぬこと、ばかりでした。

かれが、何かを言って、場を離れます。
そのあとでしたでしょうか、
花屋の少女が、私の身体を拾い集めたのは。]


[ ぼんやりと、立ち尽くしている間でしたか。
再び、かれが戻ってくるのでした。
シーツに包まれた私は、彼の腕の中にあります。
彼の言葉を聞いて、私は、唇を噛み、
小さく息を吐き出しましょう。]


 ケヴィン、 私は、 ……
 貴方に触れても、よかったのかしら。


[ 本当は、もっと、触れて欲しかった。
本当は、もっと、貴方に触れたかった。
我儘な私は、髪に触れられる以上を、
求めてしまっていたのでしょうね。]


[ 私の使っていた部屋まで、
運ばれるあとを、私はついてゆきます。
寝台に横たわる身体、重なる指も、
こうならなければ、触れ合えなかったのかと、
そう思えば、此れでよかったのかと、
私は、ぼんやりと、思ってしまいます。

…… けれど、中身のない私は、
体温を分け合うことのできぬ私は、
本当にこれでよしとは、できないの、でした。]


 ケヴィン、 … ねえ、
 一番心が安らぐのは、貴方の傍なのよ。
 …… 知らなかったでしょう?


[ 私は、私が居たい場所にいるのです。
彼の隣に、私は膝を立てて座りましょう。
伏せられた目蓋を、じと見詰めます。]


[ 温もりも、柔さも、感じられぬことは、
わかっています。でも、最期なんだもの。
此れくらいの我儘は、赦して欲しいのです。]


 おやすみなさい、…… ケヴィン。


[ 濡れた睫毛を伏せて、少しだけ身を寄せて、
彼の唇に、そっと唇を重ねたのでした。]**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 水商売 ローズマリー

[  "四つめの感覚が脱ぎ捨てられ"  ]

[  "観測者が語るのは"  ]

[  "偶像か、真実か"  ]

(18) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[昨晩のこと。

ヴェスパタインにはどこかで冷静さがあった。
生きることを諦めているような。
理性的でなくも、仄暗く本能の冷たさを
顕著にしているかのような。

だからこそ、彼は人を殺すことはない。
そんな女の判断は、誰かを納得させるに事足りただろうか。
彼と部屋まで同行することとなった。

階段の途中で足を止めるケヴィンに顔を上げ>>8
気づくのは、段差を伝ってゆっくりと落ちてくる血液。

そこにある死から、
さして時間が経っていないことを表していた。]

(19) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 う、そ……―――

[ショックを受けないわけがない。
いつかに触れた煌く髪色も、
目に映ったとて、つらいばかり。

女は頭を殴られたような衝撃的な出来事に
思わず隣の男の、服の裾を掴んだけれど

その男こそが心配であった。
精神的に不安定なヴェスパタインが
また取り乱してはいけないから。]

 ……ケヴィンさん、……
 お願いします……。

[小さく頭を垂れて、血で濡れた階段を登り
ヴェスパタインを個室まで送り届ける。]

(20) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[ヴェスパタインとの別れ際、
ぎゅっと、長く無骨な手を両手で握る。]

 大丈夫。――…大丈夫よ。
 貴方はやっていない。
 だって、ずっと一緒にいたのだもの。

 ここを出たら、ちゃんと約束、果たしてね。

[笑みを向けた。
最後になるなんて思わずに、
なんの根拠もない希望に縋りたかったのだろう。

彼の部屋を後にした時、頬は涙に濡れていた。]

(21) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……、レリア……

[個室に入ると、その愛しい名を呼んで
糸が切れたように崩れ落ちる。

顔を覆って、泣き濡れたのもどれほどか。
気づけば意識が落ちるように眠り]

夢を見る。]

(22) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

― 記憶 ―

[子どもはまだなの?と、せっつかれる度
ふんわりと笑って躱すのです。]

 いつか必ず授かりますわ。
 大丈夫です、お母様。

[実を言えば、子が出来るはずはありません。
だって夫との性生活など、なかったのですから。]

(23) 2016/11/17(Thu) 11時頃

【人】 水商売 ローズマリー


 …―――

[夫を愛してはいました。
けれど、どうしてもわたしは
男性と身体を合わせて、粘膜を触れ合わせるということが
受け入れ難かったのです。

兄が、宮殿へと遣わされたのも、
わたし達夫婦へのアドバイス役と言いながらも、
監視役に似たものだったのでしょう。

あぁ、いっそ、コウノトリが赤子を運んできてくれたらと
空を見上げては空想に沈んだものでした。*]

(24) 2016/11/17(Thu) 11時頃

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