人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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視点:


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[ ハリネズミだから>>2:227。 ……とは?
男は首を傾げた。 謎理論。然し確かにそれは小さい。ふむ、と男は脳に描いたどうぶつと、彼女の姿を見比べた。――まあ、一理あるのかもしれない。
男は動物学など知らない。 また女医と違って研究にも長けていなければ、成る程と飲み込んだ。いや適当に飲むしかないと、言うべきか。
兎も角も―――では私の前世は、また自分より大きいマーティンの前世は、なにか。もし動物なら、も考えては。 ]

……麒麟、ですかねえ……

[    ―――いや、やはりやめた。 男は麒麟融合の己の姿を思い浮かべて、即座に消した。 ]*


(9) 2015/07/14(Tue) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


…どうせ使われないだろうので盗ったことは見て見ぬ振りをしますが、
―――言えば貴女にあったものを頼んで来ますから

[ 盗むのはおやめなさい、 と、咎めた言葉は、はたして。
男は地上のどこへ行けば彼女の「針」にも耐えられる服が買えるか、隙間隙間に考えた。否、やはり特注かなにかをしなければ駄目なのだろうか?
―――しかし彼女の好みも知らなければ、ただその髪を見下げるに止めつつ。 ]

―――……?

[ まま、吐いた言葉に妙な――” 予想 ”の先にない行動を起こされたなら。 男はロッカーを尻目に、彼女の肩を叩いた ]

” どう ” したのです? ……ああ、図星ですか。

[ にたりと、男はニヒルに嗤う ]**

(10) 2015/07/14(Tue) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


――――……貴女も” 人間 ” では?

[ ひとに見えると。 彼女を目前にして幾度も思った事柄。
男は彼女の言葉を繰り返した。 ――そう、” 繰り返し ”た。人間、と。

いつの間にか人間にまで進化していた、と依然歴史の教科書を思い浮かべながら。さて今は何世紀か、なんてズレたことさえ。
「猿では無いのですねえ」、 言おうとした言葉は、喉元に留めた。 ]

? ……悩むということは、少しでも――” そんなわけあった ” 、ということでは。

まさかその上着を気に入って頂けるとは、思いませんでしたが。

[ 聞き返され、弾かれたことには彼女を薄く見遣りつつ。
しろとくろが ――逃がした犬の名と同じ色が好きなのだろうか。 男は彼女に掛かった上着に視線を落とし、自身のスータンのポケットへと手を差し込んだ。
かちり、鍵束が声を出す。 それを緩々とした動作で拾えば、連なった鍵を彼女の目前に晒しては。 くるりと指で鍵を回したなら、彼女はまた別の衣服を欲しがるさまでも、見せただろうか?
―――先より言葉を詰まらせる彼女に、男はあざといまでに首を傾げてみせた。 貼り付けた笑みは、未だ穏やかなまま。 ]**

(12) 2015/07/14(Tue) 11時半頃

[  さあてさてお立ち会い。


 白亜から目もくらむ、乱痴気騒ぎの外の世界。愁嘆場じみた茫洋の。螺旋の波をのぞむ先。


 “ ふかいふかい ”その“ 水面 ”で、


      ―――もとめた満腹はどこにある? *]

  


 ―― ? ――


[  ぐうと叫ぶ虫の鳴き声は、“いきたい”ともとめ、躯をうねる欲求は。いずれどこで、

            ―――“ きえた ”のだっけ。


 螺旋のそこを1つ、1つと進みながら。いつか四角形の「造りもの」の中、水面へと躯を撓らせたように。今度は本当のひかりを、とただ、浮き泳ぐように。 
  
 己が「いきる」ことをねがった声を、思い返しながら。監視はどこまで自分を追ったろう。
 ――最後に聞こえた“こえ”に、くつわを外したその顔を、振り返らせかけては。自分を出した男は。すきに、とこがれる「ふるさと」へ、背を押した亀は。]


    …、――――


[  やがて声も、白亜の名残も届かない古びた階段の先。いつの間にかフードも下ろされた、露わになったそこに。

    ―――撫でふれ、においたつのは。   ]




    そと、


[  ひりとした喉奥を滑った、潮のにおいに。
 足は一歩とその先を踏み締める。遠くに鏡映し、本物のひかりを照らすそれを、“しんかい”じみた色の隙間、のぞみながら。

  なじみの彼が、鳥が、針鼠が、うたったそとを。

 惚けた息が1つ、溢れたのは、誰に知られることもなかっただろうか。
 ――その場に暫く立ち尽くしたまま、やがて“観察対象”として、己のなした事に気がつけば。ふらつく足取りでひとの、ほかの気配から遠ざかるよう、歩みを進めただろう。*]


 ―― →路地裏 ――


   ……、――


[ うみ、――ふるさと、と。小屋がある、とつげた彼の声を乾きに喘ぐ奥、囈言のように1つ呟き。
 

 ……やがて路地の裏。清潔でも白くもない建物の壁隅にずり、と背中を付けては。そのまま、海底で息を潜めるようにしばらくと踞る。
  ――あれほど、ぐうぐうとないていた腹の底。
 「満足」を、その先をもとめた餓えが。欲求が。跡形もなくなっているのには気付かないまま。]


メモを貼った。


メモを貼った。


―研究室―

 んー…あ、あぁ……ふあぁ


[ソファの上で居眠りをしていたらしく、背伸びをしてからふと辺りを見回せば見慣れない光景で
そこが自分の前居た場所。否、これから居る場所になるのだが。研究室と気付くまでに数秒要したか]


 そういや、ボカァ辞めたんだっけ…


[頭を掻いてから思い出して。貯金は思ったよりもあるし、研究に没頭するだけの蓄えもある
なのに、どうしてもやりたい事が見付からないし、研究を続けたいと思う事も出来なかった]


 医者になろうかなって思ったんだっけ
 …なんで、だ?


[それはいつか自分とは違う人を見たからなのだろうか
優しかったあの人も、嫌味を言うその人も、不思議なあの人も]


 …誰だっけ


[ノアの記憶から、すっぽりと“抜け落ちていた”**]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



――――でも” ここ ”が無ければ、 ” そと ”で野垂れ死にするだけだったかもしれないでしょう。

[ 男は淡として言葉を落とした 。
そして尚、捨てられるのは獣人だけではない。――教会の外、うち捨てられた誰かを。 過去のヒトガタを 。 男は端に思い寄せた。 ]*

それに、 ………獣はこうして、手を繋ぐことも出来無い。

[ ―――流れる所作で、男は彼女の手を取った。否もしかしたら直前、振り払われることもあったかもしれないが――ゆるりとその手に触れては、絡め持ち上げる。
どんな顔をするのだろうかと、胸中にはまた爛々として興味を疼かせつつ。 ……軈て言葉も溶けて行ったなら、繋いだ手を離すこともしただろうが。 ]

(29) 2015/07/14(Tue) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



……私には、到底知り得ませんが、

[ そうして男は、かちりと鍵束の中、ロッカーのそれを鍵口へと差し込んだ。 ちいさく音が鳴って、古めかしい音を響かせながら戸は開く。
男はその中に腕を掴み、何枚かの備品を出した。 白衣、作業着、ジャージ。他。
腕に掛け持てば、一枚一枚彼女に当てつつ。 ――ああこのサイズかと、同じ大きさのものを数枚持ち戸を閉める。 ]

―――女医なら貴女の気持ちもなにか、分かるのですかねえ…
はたまた、他の――マユミさんや、クラリッサさんは。

[ 彼女の言葉は心理学めいて、まるで謎だと思う。男は何とも思わず――否、女医の文字を出したのは少し陰謀めいていたが――彼女の蟠りを解く鍵をと、かたちに見えないもので差し出した 。

その差中、ずるい、と。 誰かに、背中を指指された気がした。
―――知らない振りは、ずるい。 と。 ]**

(30) 2015/07/14(Tue) 22時頃

―研究室―

 『マーティン先生が帰ってきてくれて助かりますよ
  研究がずっと行き詰まってたんです』


[ソファーの上で生ぬるくなった珈琲を飲んでいればそこに現れる元助手の姿で
尤も、今では彼も昇格したらしく、教授として指導しながら研究を進めているらしいが]


 …どれもこれも、駄目だってハナシ


[効果が無い上に、水を飲ませている方がよっぽどマシでは無いかと言う代物。これならばどこかで見た、薬の方が使えるに違いない]


 どこで見た…んだっけ、なぁ


[元助手がこちらを見てまるでわからないとでも言うような顔をして、なんでもないと手をヒラヒラと振ってみせる
いつの間にか自分の居場所はここにも無くなっていた。けれど、前の居場所に戻るつもりもない]


 なーんか、大事な事忘れてる気がするぞ…と


[それは誰の事だっただろうか。疑問が解決する事も無く、切れた珈琲豆を買うために研究室を後にした**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[ ―――して、徐々に顔を赤らめる彼女を見て、男はどう反応したのだったか。

嗚呼これはまるで――そうか、そういう気持ちも彼女は覚えるのか。と彼女のそのさまを見ては咽喉を鳴らしたかもしれない。 …また、その奥、責めたてられるような気持ちさえ抱きつつ。
強気な彼女の普段見れない、見れなかった一面は。 至極珍しいものではあったが。 ]

” 繋げる ” ―――と。 それだけで十分ですよ。

[ 離した手、離れる体温 。 心の裏、針で突つかれるような思いさえ 。 ]*


(61) 2015/07/15(Wed) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[ 間も無く近くで響いた声>>42には、男はその眉を顰めた。
どうやら、根は相当深いらしい。 深いそれは一体どの齟齬から生まれたものなのか ―― 幾度も実験をされては、秘密棟に押し込められた彼女の姿を脳裏に浮かばせ。
「イカレ女医」と評された彼女へ、会話こそ少なけれど稀に見掛ける姿もそのように思えなければ。
―――Panis Angelicusは所詮、紙上のうた。そしてひとでしかないのだと思った 。 ]


……あなたは私が、” すき ”なんですねえ…


[ 男は軽く吐息を吐いた 。溜息でも何でも無く、ただ洩れたものだった。
まるで軽快に「お前は俺のことが好きだな」と言うような口振りであれば、その先、特に思うことも無く。 ……一度、以前のように髪に触れかかったなら、その針が再度手のひらに刺さることもあっただろうか。

…――そのまま、男は黙して踵を返した 。いずれ求められるのだろうか? 自らの” こたえ ”も見出せないまま 。
「 これから、秘密棟へ? 」…と、歩む寸前。空いた沈黙を埋めながら。 ]**

(63) 2015/07/15(Wed) 01時半頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 回想 ・ ロッカー前 ――


………さあ。 私には到底、


[ 男の瞳に「 惑い 」>>65が映った 。 実の感覚を知らない、惑いである 。
「 好き ? 」誰が。 何を? ……誰を?

嗚呼、そんなのは、彼女の行動を見れば解る。 彼女の表情を見れば―――解ってしまう。
男は彼女の質問に、はぐらかした答えを送った。 ……否本当に知らなかった。教えるほどには。 青年期、幾つか恋を囁かれることはあれど 。……男は滑稽にも、崇拝を知り恋慕を知らない 。]


怪我? 、 ……貴女は私を傷付けたくて傷付けてるわけでは、無いのでしょう。


[ ―――それでも彼女に優しさを分けてしまうのは、はたして。
男の中でぐるりと違和感が渦巻いた。 元来の男と掛け離れて、気持ち悪い気分だった。 違和感はぐるぐる、胸中を踊っている。

男の代わりに” 針 ”に刺さった彼女の手のひらには、紅が滲んでしまっただろうか。 ……例え滲まずとも、その手のひらに触れ離したことをしただろうけれど 。 ]*

(97) 2015/07/15(Wed) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ ―――擦られる紅を視界の隅に押さえながら、男は彼女の声を聞いた。 秘密棟へは帰らない。 ……これは困った。して、どうしようかと考えあぐねる。 女医に部屋を移すことでも、提案しようか。と。 ]


医務室。 ……女医と、―――否


[ 彼女にしては珍しく――然程珍しくもないか? 女医への敵意も見せずに、…然しそれにしては怪我の様子を伺う素振りも見えないが――” 穏やか ”に見える風体で紡ぐのには、小首を傾げた。
首裏を擽る髪が、鬱陶しい。 前を揺らめく髪が、鬱陶しい。 …男は髪をはたと掃いた。 ]


私が行って邪魔をするのも ――


[ 悪いでしょう、と続けようとした刹那。飛び出した姿>>81に呆気に取られつつ、何かあったのだろうかと目をしぱしぱと瞬かせた。
名残風と、自身のそれとは違い、明るく煌く彼女の髪を見つめながら。

―――さあ、追って良いものか?

男はゆるりと踵を返した 。 胸に残る、違和感が気持ちが悪い。 ……男はそのまま、秘密棟へと。 ]**

(98) 2015/07/15(Wed) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― → 秘密棟 ――

………目が痛いものですねえ…

[ 久方振りに来た其処の前。 咲き乱れる造花を男は冷えたそれで見下した 。 何を以ってそうも咲くのか。 何故どうして、咲けるのか。
本来持つべき根も無く―――そこまで本物に似て、咲ける意味は。

ただ「 造花 」と一蹴されたなら意味も無い戯言を、ただひたすら。
考えては不機嫌気に舌を打ち、庭へと靴先を踏み入れた 。――刹那に。 ]


………、?


[ 広い庭。その中でも一際目を引く桜の木のした。……――誰か>>86が居るではないか。 男は興味半分に、足を寄せた。寝入りでもしていれば脅かしてやろうとさえ ―――思えば ]


……、 …月見さん?

[ ―――― その影は、投げた声になにか返すことでも、しただろうか ]**

(99) 2015/07/15(Wed) 21時頃

 ―― 路地裏 ――

[  ひたりとはり付く喉が痛かった。
  パーカーの奥、たぷと揺れる水の――ペットボトルに入ったそれを、癖めいて腹へと流し込む。

  腹の底へ落ちたそれに、足りないとも、満足したとも思わなかった。ただ息はしやすくなった、と空気に晒した瞼を伏せる。
 ここは、…ここ“も”――、と。路地の薄汚れた、凹凸の目立つ壁へ、白亜に馴れ切った黒を滑らせながら。


    俺はなにを、あんなに、


  “    ”、と、一間のみ。手を取り和らいだその奥にあったのぞみは――一体、なんだったのだっけ。

 求めたひかりはここにある。男の”おしえ”の先も。光る石の彼が自らへ告げた”いきる”先も。…チェビィの言ったふるさとも。あの地下で、こえが求めた自由すら、

 ――そう、だから俺はここでいきたい、と。……どうして、

     …あそこではいきていけなかった?  ]




     …“   ”ら。



[  ダメだったから。
 己の見知った彼を、彼らを、己の“領分”にひた侵すよう、くい潰す事も。傷つけても傷ついてもいけなかった、だから。
 手元に触れるチューブに、“替えのきく”それに視線を向けつつ。ぎち、と開いたプラスチックの吸い口から漂うにおいにも、何を感じることもなければ。

 ―――、なんで、あんなにほしかったんだったっけ。
  手を触れたとき、最後腕を下ろしたその先。彼は、己になんて、――いった?      ]


    ……、?


[  ならない虫は、もう満腹をもとめることはない。

 “きえてしまった”それに、鮫は気づくこともなく。ただ、正体の掴めない違和感に、眉を顰めた。*]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― → 庭 ――

……眠っていらしたのですか。

[ ぱちりぱちりと、瞬かれたそこ。 髪と同じのまつげの色が、揺れた。

男はそのひどく眠そうな顔を前して――「 何か夢でも 」、と声を投げる 。 特に意味はない、ただ眠りこけた人を前にした一種の洒落のつもりだった。 ……本音を言えば、声を掛けた頃に体を震わせた彼に、疑問を持ったのみであるが。
食堂で見掛けた笑みこそ眠さに消えど、柔らかさはまるでそのまま。

――― 「 あなたでもサボることはあるのですねえ、 」
風も無いのに桜の揺れた心地がすれば、 男はひたと視線を桃色に移す。 ]


(127) 2015/07/15(Wed) 23時半頃

 ――路地裏→――

[ ――一体どれほど、路地の裏手踞っていたのだったか。
 見つからないこたえの先を辿るのをやめ、ずりと背を凭れさせたまま足を伸ばす。

 そういえば、あの男へ宿題のこたえもまだだったろうか。“外”で会っても困るだろうと、“今度”のその先もいずれ、彼へこたえることもないのだろう、が。

  いつの間にか白けた色を越し、陽――“ほんもの”のそれの落ちる視界に、目を細めながら。


  ふかいところ、そら。 
――うみもその先のぞめるという、“ふるさと”。


 ならない腹元と、それでも敏感な感覚器官はそのままに。「かり」に飢えることはなければ、煩わしいだけの“ひと”の気配から逃れめいて、足先を街の端へと向けつつ、パーカーのフードを被り直した。

 自分と同時期、あの地下から抜けた「1人」がいるとも、彼が“うしなった”それも知らず。*]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


特には、 ……何も無いのですが。
嗚呼―――私は「 困惑 」しているのでしょうか。


[ 以前マイク越しに向けられたこえを思いつつ、男は首を傾げた。
前髪に隠された瞳は造花を映しながら ……ぱちりと、瞼に隠される。

畜生なら鮫の肌に焦がれることも 怒涛の表情の” 裏 ”を見たいと焦がれることも、なかったのだろうか?――― 男には、解らない。
ただ” ひと ”と思って接して居た。 しかし今日になって” まどい ”が生まれた。 そう、 それだけのこと。 ]


私たちは、随分と。 ……ずるい。


[ ――――そうした時だったか。 マイク越しに聞こえた” 救援 ”>>113に、男は思わず桜の幹に体を預けた彼を見た 。 ]**

(128) 2015/07/15(Wed) 23時半頃

―― →街中 ――


[  ひとまず、と足を踏み出した向こう側。

 道のはた、行きずりに“ひと”の1人と肩が触れ合えば、荷物をごと、と落とした相手へ。
 溢れた1つ――赤く熟る林檎を拾い上げ、手渡そうとした先。異形めいた――鱗ののる肌に。ひいと大きく悲鳴をあげられたなら、
  ――街中、誰かに気付かれることはあっただろうか。


  「施設」にいた頃は、ただ管理の隔たりにあっただろうひとの、新たにのった“拒絶”の色に。
  向けられる”まなざし”に、小さく乾く息を困惑じみて詰まらせながら。


 ――やがては、僅かに騒ぎを立てるその場から、
  すり切れた手袋に、慣れた手つきで鮫肌のそこを覆いながら、逃げるよう離れ去っただろう。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 庭 → ――

[ むかし。 と、紡がれた声が鼓膜を叩いた。
男は彼のその前、――昔をひとつ、心に掛けながら、同僚の笑みを視界の端に押さえる。
男からすれば余裕を持っているように思える彼の ……昔とは。
そうして、男は次なる質問に首を傾げた。ああ、俺は何しに此処へ来たのだったか。 ]


私は、始めはただの ―――


[ エゴ、だった気がする。と言い掛けて、唇を閉ざした。寧ろ何故あなたも、と聞こうとした矢先に飛んだ音声と、 ]


―――急ぐのはあまり好みでは、……無いのですがねえ…


[ 視線の先>>132、彼が先に飛び出したなら、その影に続いた。 ]*

(141) 2015/07/16(Thu) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― →医務室 ――


[ 穏やかではない、と男は思った。 以前にも同じことを思ったことが、有る気がする。
同僚が間に入る手前、開け放された扉に手を掛け、中の惨状を伺う。 ―――そうして見つけた” 人 ”には、ほうと嘆息さえ流し込みながら。 ]


―――ジリヤ。


[ 同僚に刺さる「 針 」。 成る程鋭利な武器であると男は呑気に思った。
―――そうして、彼女の名を、低く呼ぶ 。 ]

(142) 2015/07/16(Thu) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 02時頃


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