人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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[嘆きと復讐とおめでたい戯言に混じる、昔の話
人参が、甘いものだと
知ったときの。
初めて彼の目の前で、平らげたときの
あの喜びようときたら]


大袈裟だったなぁ


[くす、と
懐かしみの混じる小さな笑みをこぼしたのは
少女のような声。
甘さと透明さを兼ね備え
そして、少女には出せない低音までも紡ぐことのできる声
トレイルの姿は、ここには無い]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ニコラの問いに、残酷な真実が返される。
昔馴染みであったベネットに苛立つような心地を覚えるのは一瞬で、その真実を作ったのは他でも無い自分であることに即座に思い至り、ディーンは重苦しい息を吐く。
このままでは苦しみは増していくばかりだろう。
誰かが終わらせなければならない。
しかし、この場にいる誰がそれを成せるというのだろう?

――そこに響く声]

 ――――………… ニコラ。

[それは紛れもなく、ディーンの願ったことだった。
彼を生者の世界から引き離したい。彼に会いたい。彼に触れて貰いたい。願いを叶えてくれるのは、やはりニコラの他にいないのだ。

ふ、と小さく吐息を吐いて、ディーンは笑った。]


[後方に傾ぐ身体を受け止めようと、ディーンはニコラの背後に回る。
しかし彼の身体は伸ばした腕をすり抜けて、床に伏した。
ディーンは彼の頭部のある辺りに腰を下ろし、太腿を枕にするような形でニコラの傷ついた顔を胸元に抱き寄せた。
溢れる血の匂いが、とても甘い。
口移しで受け渡されたものと比べ物にならないほど甘く、食欲をそそる芳香のように感じるのは量のせいだろうか、それとも本能のせいだろうか。
命があれば、迷わず彼の身体に牙を立てていた。
しかし、それは叶わない。]

 ――――……。

[ディーンは、ニコラの傷ついた眼球に唇を寄せる。
血に触れ、傷ついた網膜に触れた。ゼリー状の水晶体を舌で舐めた。しかしそのどれも、形として残らない。
ディーンの唇は汚れず、舌に触れた水晶体の味は霧散していく。
それでもいい。他の誰も触れなければ、それで。]


 ――……ニコラ。僕の、ニコラ。
 愛している。君以外は、何もいらない。

[物語の中でしか紡ぐことの出来なかった言葉が、彼にならばいくらでも囁ける。
ディーンは何度も繰り返して愛しい名前を呼んだ。
血まみれの頭を抱きかかえて、幸せそうに、何度も何度も。**]


メモを貼った。


[トレイルの1日は、歓喜の歌で始まった
声高らかにうたを歌える幸せは
何ものにも変えがたい

Ja, wer auch nur eine Seele
Sein nennt auf dem Erdenrund!

他国の言葉の発音も流暢に
この喜びを、伝えるのだ。


姿は、無くとも]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

 見えないーーーー

[どう見ても 大丈夫じゃ ない]
[ラルフを抱えながら しゃくりあげつつ
 眉を下げる 甘い かぐわしい香り抱えながら
 ……今 手伝わせては いけない
 と 思えば ラルフを運ぶを
 手伝ってもらうのは 自然ドナルドに]



 あの……後で ラルフが好きだった
 子守唄 うたって…………


[ドナルドから‘教えてもらった‘こと
 二つの意味合い込めて 口にするのは
 三階に向かいながら]

 

(5) 2014/11/24(Mon) 09時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ー 三階個室 ー
[ラルフを運び込みつ 個室に辿り着けば
 彼は二人からは離れ ラルフを寝かせた
 寝台に座り込んで 眠るラルフを見つめてる
 のばした手は 頭を撫でる]


 ………………

[くぅ とお腹がなった 食べたい でも
 ちらと ドナルドとフランシスを見る
 先ほど ラルフを食べた時の
 二人の様子を見る 頭を横に振って
 ただ 人間らしく ラルフの頭を*撫で続けていた*]

(6) 2014/11/24(Mon) 09時半頃

フィリップは、ルーツも轡をつけたままラルフを覗き込んで*いる*

2014/11/24(Mon) 09時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/24(Mon) 09時半頃


[フィリップとノックスのやり取りを悲しげに見ていた。

 トレイルが暴れる様子も。
 声は届かず、止める手も触れないから、ただ見ているだけで。

 フィリップが復讐にはしるのも。
 トレイルがそれに巻き込まれるのも。
 ノックスの悲しみも、ただ、みていた]

 ドナルドまで……

[そんなことしなくていいのに、とつぶやく。
 ノックスが見たのとは違う、いまの、成長した姿で。

 悲しげに、廊下で起こる出来事を見ている]


[トレイルが階段から落ちたのには、驚いて瞳を瞬かせる。
 フィリップが射た足から、肩の傷から。
 転げ落ちた故の怪我で、どうやら、助かるつもりはないらしいトレイルが見える。

 ノックスが駆け寄るのを見て、視線をそらした。

 フィリップたちが、手を汚さずにすんでよかったと思う]


[トレイルの最後を見届けることなく。

 フィリップたちと共に居間に戻り。

 ニコラの死を見取っているディーンを見た。
 それに声をかけることなく、死体を抱えて歩くフィリップとドナルドの後ろにつく]

 ……もう、そんなの、おいといていいのにね。

[食べたかったら食べればいいとも思う。
 三階で、フィリップの傍。
 頭を撫でられるのと同じようにフィリップの頭を撫でて、すこしは休むことができればいいと、願った*]


メモを貼った。


メモを貼った。


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/24(Mon) 15時頃


【人】 鳥使い フィリップ

ー 三階個室 ー
[大丈夫そうに見えないが二人
 大丈夫が一人 多数決でフランシスは大丈夫に見えない

 だから 個室までラルフを運んでくれた
 ドナルドと 見届けたであろうフランシスをちらとみた後
 ひらひらと手を振った
 昨日いた部屋に戻って というように


 ここにも血の匂い ラルフの血の匂いとは
 また別の ルーツを頭に乗せながら
 ふと ディーンのことを思い出す]

(14) 2014/11/24(Mon) 15時頃

メモを貼った。


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/24(Mon) 15時半頃


メモを貼った。


[愛されてる人、バツ。
愛されて当然みたいな人、バツ。
名前を呼ばない人、バツ。
取っていく人、バツ。
置いてった人、バツ、バツ。大バツ。

みんなキライ]


[僕は僕のすべきことを正しく行った。
本当はずっと前から、こうするべきだったんだ。

僕のことを見てくれない兄弟へのあてつけ。
取り繕った狼たちへのあてつけ。
僕を置いてったディーンへの、あてつけ。

目の奥に詰まった感情を抉り出して。
赤い命と共に散ったそれは、きらきらと花弁を振り撒いた。

しゃらん、しゃらら。

砕けて失うごと、体は軽くなっていく。
とても気持ちよくて、あっけなくて。

まるで息をするように自然に
終わる世界にさようなら]


[声が聴こえて]


 ――あ、


[咄嗟に、手を伸ばした。

残り少ない破片をかき集めて。
希薄な赤を押し留めて。

転がり落ちた、残った欠片。
冬の空と夜の海の眼を持った獣が、まずしたことは。

愛しい彼の背中を、蹴っ飛ばすことだった]


[色の違う双眼で、自分の手をまじまじと見つめる。
煙のように揺らぎ、消えかけた手。
しばらく集中していると、ゆらり、大きく揺らいだ後、手の形になった。
5本揃った指、握って、開いて。
そうすると今度は指が体が幼くなり、少しすると元の歳に戻る。

安定しない。
ため息を吐いて、首を傾げる。

多分、修行が足りない]


[ディーンの想像が正しければ、彼は自分と同じような形になるはずだ。
これまで、この場で死んだ皆と顔を合わせた。
ならば、彼だけが例外だということはないだろう。
彼がこの姿を見つければきっと、声を掛けてくれる。
一人にしたことを詰って、そうして許してくれる。

そんな夢想を途切れさせたのは、何かが背中を蹴る感触だった。

身体が前に傾いで、抱き寄せていたニコラの身体がすり抜ける。
驚いて振り向くと、安定しない身体の線が見えた。
それから、色の違う左右の眼球。]

…………ニコラ?

[異変に関して問うのと、自分の声が聞こえるかを確かめるのと、眼球の色についての驚きとを示して、語尾に疑問符が添えられた。]


【人】 鳥使い フィリップ

 え……

[吹き込む風 ラルフが遊んでくれないとルーツ
 判断して 彼の 服 胸元潜り込む
 そんな時だった ドナルドの声]


 ………ーーー

[防寒着きてるし ルーツいるし
 ラルフの傍にいたいし 他 いろいろ考える
 ただ 思考を交わすうち
 ドナルドが ラルフ同様 これと決めると
 どう言っても変えないのも
 短い時間 判断付き始めてもいて
 それにーーーー]


 

(26) 2014/11/24(Mon) 19時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[すり と猫のように
 ラルフの額に額あわせ
 ……寒かったからか 冷たいと
 思わずに済んで そっと立ち上がる]



 ーーーーーまたね

[しばらく 眠り続けるラルフを
 じっと見下ろした後 くるりと踵を返す
 そうして 怪訝な顔みせた ドナルドの方へ

 扉が閉まるまで ずっと ラルフをみていた
 細く開いた窓から 雪が細く吹き込み
 うっすらと白い様子が綺麗とも思いながら]

(27) 2014/11/24(Mon) 19時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[個室までなんとはなしについては来たが
 ラルフと使った寝台に腰掛けて 一度ドナルドとフランシス
 二人を眺めた後 ルーツに 静かにね と
 言うことを聞かない鳥なのは わかっているけど
 フランシスにうるさいと 思わせないよう
 言い聞かせる努力はした]

[狩るため 荷物は最小限しかない
 道具の手入れも出来ない
 矢筒の中身は 一本減っていて
 けれど それを回収するのは嫌だと思う
 ーーノックスは 今頃悲しんでるか
 トレイルの足を撃ち抜き 逃げるため
 階段から落下した  姿を思い出す
 ーー…… ぽっかりと 空洞を感じる
 ニコラもどうやら自殺し
 復讐は ドナルドの手を汚させないうちに
 無事やり遂げたことになるのだけれど
 ーーー………………短い息を吐いた]

(28) 2014/11/24(Mon) 19時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[歌を その願いはどうやら届かなかったらしい
 居心地が悪い 落ち着かない]


 ーーー下 荷物片付けてくる

[片付ける ならば ドナルドも引き止める
 言を持たないだろうと ふらと 言い置いて
 二人を残して 個室を後にする]

(29) 2014/11/24(Mon) 19時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[一階まで降りるのに使うのは
 トレイルの腐ったような匂いする 血を避けて
 別の階段で 外気と近い温度
 防寒着をきていても寒く
 胸元に潜り込んだルーツが もどれと抗議するように
 一声 鳴いて 彼の首を突きはしたが]

(30) 2014/11/24(Mon) 19時半頃

[噛み砕きたい吐き出したい思いは、足裏に込めた。
口を開いて、声が出なくて。
もどかしかったからもう一度蹴っておいた]

 んにゃ……。

[こぽり、と喉から音が出て。
少ししてから、声が戻る。
それから、彼の目がこちらの色の違う目に向いてるのを見ると、死骸を指差して]

 こぼれたから、埋めたの。

[死骸の握る、卵形の宝石箱を指す。
その指がまた、ゆら、と揺らいで戻った。

脚を背中に乗せたまんま、顔をしかめて]

 ……再会のキスでもする?

[踵を、ぐりと動かした]


 考えたんだけども。
 やっぱりさ。
 死んだら忘れちゃうんだなって。
 思って。

 ディーンと話せなくて触れなくて、独りでディーンのことを考えてもどんどん世界って動いてて。
 で、もしディーンがそばにいたらどれだけディーンが好きかを犯すなり食べるなりで簡単に伝えられるのにって考えてでもいないからなんで置いてったの止めてくれなかったのって思ったらすごく腹立つし殴りたくてでもいないから悲しくて――

 ……って、そんな話じゃ、なくて、ね。

 ……つまり。



 ……好きだよ、ディーン。
 だから置いてかないで、独りにしないでよ……。


[って。
言いたくて。
来たの。


そう、呟いてから、脚を下ろした]


【人】 鳥使い フィリップ

[ふと 藁の山の合間 寝かせられた
 シメオンを 確認しに行く
 一階の冷たい温度は シメオンの死体に
 大きな変化を寄せ付けず 彼は暫く見続けて]

 ……シメオン ディーンもそっちにいるの?
 ラルフ いる?トレイル 怖がってない?
 ーーー俺 それが心配

[と 自分が食い荒らした シメオンに 
 眉を下げて呟いた]
[シメオンには 罪悪感を感じる そのことに
 何処か安堵したのは トレイルにはそれを感じないから]

(31) 2014/11/24(Mon) 19時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ーーーーラルフ 会いたいよ……
 全然 ラルフ 起きないんだもん……

[ぽつ と呟いて しゃがみ込み
 藁の山に寄っかかった
 目を閉じて 耳を澄ます
 聞こえるのは 吹雪く音ばかりだった*]

(32) 2014/11/24(Mon) 19時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2014/11/24(Mon) 19時半頃



 ――暖かいところで、休んでてほしいのになあ。

[三階にいったあと、ドナルドが誘ったことにほっとしたのに。
 いままた一階で、寒いところでしゃがみこむフィリップの傍にいる。

 シメオンがまだ、自分の身体の傍にいたのなら、瞳をあわせて]

 俺も、死んじゃったからね。

[軽く肩をすくめる。
 トレイルの姿は見えない。

 聞き覚えのない声が、聞こえた気はするけれど。
 それがトレイルかどうかはわからない]


 ……フィリップ。

[会いたいという彼の頭を撫でてみる。
 会いたいのは同じだけれど――]

 生きてて欲しいよ。俺は。

[だから、まだ会いにこないでいい、と思う**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

 …………

[話したいこと]
[出際言われたことに 藁山 寄っ掛かりつつ
 思い出す あの時も 頷き見せず
 階下に向かったのだが]



 ーーー早く 雪 止まないかな……

[似たことを フランシスも祈っていた
 そのことを知らないまま
 一つ 向き合っていないもの
 向き合う勇気がなく 寒風が吹き込む
 温泉の入り口をみた]

(36) 2014/11/24(Mon) 21時頃

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