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【人】 良家の息子 ルーカス―― 昨日・集会場にて ―― (0) 2013/08/31(Sat) 02時頃 |
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【人】 良家の息子 ルーカス[やっと出逢えた彼女は、しかしこちらの顔を見つめながら何も発さず。 (1) 2013/08/31(Sat) 02時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[二人して話込んでいたら、突然この街の人だろうか?初老の男性が一人、こちらへ近寄ってきた] (3) 2013/08/31(Sat) 02時半頃 |
──深夜・宿の自室──
[女は微睡みの中に居た。誰か分からないが手を差し出され、その手を取ろうとするが、何か音が鳴るとその手は消えた。
ぼやける視界の中には、暗い部屋にドアを叩くの音。意識がはっきりしてくると、誰かがドアをノックしているのが分かる。誰だろう。こんな夜更けに。女は寝起きの体を起こし、ドアを開けた。そこには、この祭りで親しくなった友達か立っていた。寝ていたかと聞かれれば]
うん………どうしたの……?
[女はそう問うが、特に答える様子もないその人物の話を聞いていた]
【人】 良家の息子 ルーカス[何を騒がれようと、隣に彼女さえいれば自分にとってはどうでもいいのだけど。 (4) 2013/08/31(Sat) 03時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―― 集会場 → キャサリンの自宅前 ―― (6) 2013/08/31(Sat) 03時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―― 回想・集会場にて ―― (7) 2013/08/31(Sat) 03時頃 |
[覚えてる?と囁かれば、彼が何をしに来たのか理解した。女
そっと目を瞑り、彼の話を静かに聴いている。
約束を果たしに来たと言われ、目を開ければ瞳を見つめ]
……来ると思ってた……。
[微笑まれ、釣られて微笑む。そして、彼の指先が自分の喉に触れ、食い込む。強く、強く。
女は、彼にベッドに引き倒されても抵抗しなかった。むしろ、彼に身を預けるように。
軋む音。馬乗りになる彼。
見上げる彼の瞳に見えたのは、優しい慈愛の色だった。]
(やっぱり……。貴方が好きだわ……)
[彼の言葉は全部覚えている。忘れる筈がない。
"苦しんで死なせるくらいなら、俺が君を殺そう"
自分にそんな優しい事を言ってくれるのは、この広い世界どこを探したって、彼以外には居ない]
[死ぬのは怖いかと聞かれ、微笑み]
(貴方に殺されるなんて………)
………ぃっ………ぁっ………、……………、……っ
[音にならない声で、彼に告げる”4文字”の言葉。
精一杯告げると、静かに目を閉じた。その瞼から、一筋の星が流れた**]
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【人】 良家の息子 ルーカス―― 翌朝・宿にて ―― (11) 2013/08/31(Sat) 04時頃 |
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──回送・二日目──
[大通りに行き交う人々に、話を聞いていると。ある地元の少年にある話をきいた。]
……え?
「だから、四つん這いで歩いてたんだょ!
んで、その後ぎゃあって言ってた……」
…それだ!ありがとう!!
[その少年は、首無騎士の事は知っている様子は無かったが、どう考えてもそんな奇行をする奴は怪しい。首無騎士に決まってる。本当は、他の人を疑うよりはそうしたかったのかもしれない。
お礼を告げて集会場へ急いだ。]
──二日目・集会場──
[集会場へやってくると、自分が聞いた男の事が話題になっていた。]
……やっぱり!
[その時、ルーカスやキャサリンは居ただろうか。ならば、元気良く挨拶しただろう。]
…見つかったね!良かった!
[と、さっきまで事態によっては疑おうと思っていたので何となく。申し訳なくて、挨拶して幾らか言葉を交わし直ぐに集会場を後にした]
──二日目──
[集会場を後に外に出れば、空は橙色に染まっていた。その色が紅く染まっていく感覚に陥ると、急に酷い空腹感に襲われる。]
うっ………
[その場にうずくまり、身体が震える。ここ数日、食欲がなくまともに食べていなかった。ちゃんと食べなくても不思議と元気だったので気にして居なかったが。しわ寄せが来たのだろうか。
女はよろよろと、何処に寄る事もなく宿へ向かった。]
【人】 良家の息子 ルーカス―― 大通り ―― (54) 2013/08/31(Sat) 16時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―― 再び大通り ―― (56) 2013/08/31(Sat) 16時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス―― 時計塔前 ―― (60) 2013/08/31(Sat) 16時半頃 |
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【人】 良家の息子 ルーカス―― 弦月の宿前 ―― (61) 2013/08/31(Sat) 19時半頃 |
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【人】 良家の息子 ルーカス―― 弦月の宿・入口 ―― (62) 2013/08/31(Sat) 19時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス(隠してる。何か隠してる) (64) 2013/08/31(Sat) 20時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスうん、多分、大丈夫だとおもうから。 (66) 2013/08/31(Sat) 20時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスじゃあ、離れる。 (68) 2013/08/31(Sat) 20時半頃 |
──二日目・夕暮れ時の宿──
[宿に帰ってくると、大好きなジョージが居た。体力の限界を超え歩くのもやっとで、意識が朦朧としていた為か、それが宿の前か、フロアか、はたまた自分の部屋の前かは定かではないが。
少年は、安からな寝息を立て眠っているようだった。女は、初めは驚いた様子だったが、泣きそうな顔になる。少年の頭を撫でようと手を伸ばすが、直ぐにその手は止められた。すると、女は笑顔で]
……………大好きだよ…。
ジョージが大好き、……誰よりも……。
[いつもの女なら、優しく起こすか、または起こさずにそっと抱きかかえて、自分の部屋に連れていくであろうが。
女はそっと、その場を後にした。
そして、自室へ戻ると重たい体をベッドへ投げやり。眠りについた。]
──二日目・夕暮れ時の宿──
[宿に帰ってくると、大好きなジョージが居た。体力の限界を超えていた為か、それが宿の前か、フロアか、はたまた自分の部屋の前かは定かではないが。
少年は、安からな寝息を立て眠っているようだった。女は、初めは驚いた様子だった。]
(どうして…ここに…?
だめだよ……今、ここに居ちゃ……っ、)
[食べてしまう。嫌だ。少年は絶対に食べたくない!殺しなくない!と泣きそうな顔になる。
しかし、こんなところで寝ていては、また熱を出すかもしれない。女は、優しく撫でて少年を起こそうと思い、少年の頭に手を伸ばすが、直ぐにその手は止められた。]
(だめだっ……触ったら……ごめんっ、…ごめっ……)
[触れるだけで、”内”に押し込めているもう1人の自分が、溢れ出そうだった。もう、これ以上は抑えられない。
しかし、女は思った。触れる事も出来ない。こんな気持ちで彼と一緒には居たくない。だから、]
【人】 良家の息子 ルーカス[黙って彼女の言葉に耳を澄ませる。彼女の眸から、ぽろぽろと涙が溢れればそれを指でそっと拭い、握った手には力を込めて。 (74) 2013/08/31(Sat) 21時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[うっすら紅の差す、白桃のようなその頬に口付を一つ落とす。そのまま鼻に、耳に、うなじにも] (75) 2013/08/31(Sat) 21時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカスああ、それからね。 (76) 2013/08/31(Sat) 21時半頃 |
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【人】 良家の息子 ルーカス[彼女の唇が降ってくれば、甘んじて受け入れて。 (80) 2013/08/31(Sat) 22時頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス[集会場までの道のりを、キャサリンと腕を組んで歩く。 (84) 2013/08/31(Sat) 22時半頃 |
──弦月の宿・自室──
[耳に響く、元気な愛し声
女はそっと目を開けると、少年の姿があった。自分はドア正面の窓辺の椅子に座っている。眠っていたのだろうか、少し視界はぼんやりしている。]
…あれ?ジョージ?
おはよー!
[笑顔で迎えた。しかし声を掛けても、ジョージは反応しない。こちらを見ない。どうしたんだろうと首を傾げていると、少年の後ろから、また知った声が
…クロ……(じゃない)……リッサ?
[何か様子が変だ。彼女は、自分に気付いただろうか。
すると、彼女が少年に
ベッドの上には、自分にそっくりな、動かなくなっている物があった。直ぐに自分だと気付き驚愕するが、理解する前に、彼の声が聞こえて思わず]
クロムッ………!!
[と叫んだ]
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【人】 良家の息子 ルーカス[男の名前を呼び、急に立ち止ったキャサリンに、何事かと首を傾げれば、決心したような面持ちでこちらを見つめていて。 (87) 2013/08/31(Sat) 22時半頃 |
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