52 薔薇恋獄
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 04時半頃
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―― 回想 ――
[耀が倒れて。最上と同様、しばらく無言で待機。 何かしたほうがいいのは分かっていたけれど、人が足りてる時に下手に動かない方がいいってことの方が、刻み込まれてた]
――大須。おいで
[騒ぎに、心配そうにまごまごしていた大須。 手招きして、大丈夫、と告げる。 トン、とちょっと肩を叩いたちょうどそのとき]
……………っ!!
[大きな落雷。消えた大須]
[最上の言葉>>1が届いたとき。 少し青くなって、混乱した様子で大須がいたはずの空間撫でていた]
[無言でこくこく頷く]
(101) 2011/05/18(Wed) 04時半頃
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[その後の混乱。ちょっと意識が逃避しかける。 最上と目が合った]
―――ごめん。
[いらいらと先生に声をかけて仕切る最上。 役に立たないことを、小さく謝罪した。 震え出す指先、ぎゅっと握りこんでさりげなく背後に隠しながら]
[大須を参加する浜さんたちを追うことはしない]
[だって、彼が消えるほんの直前まで。 彼の気配を肌で感じてた]
[広間から、最上も消えて、人の気配が少なくなった頃。 配膳されたカレー。放置されたままの台所。 黙って片付けた。 一つ一つラップして、もしくは鍋に戻して。いつでも食べられるよう]
(102) 2011/05/18(Wed) 04時半頃
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………―――。
[忙しそうな浜那須の代わりに、冷蔵庫の中身をリストアップしようとしたとき]
[無意識の癖でペンを回そうとして、思い切り取り落とした。 手近にあったいらない裏紙に、マッキーが不規則な線を描く]
[ため息をついて、拾うとゆっくり文字を書き出す。 少し震えた字。何とか書き上げると、最後に署名し冷蔵庫の扉に貼っておいた]
(103) 2011/05/18(Wed) 05時頃
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―― 広間 ⇒ 自室 ――
[静谷からの報告。自分宛ではなかったけど、聞いた]
――― でーんーわ。電話。き れ た。
[音の羅列が意味をなすのにちょっと時間がかかる。 いつもみたいにあまり変わらず淡々とした表情。 小さな声で自分の口を動かすことにより、意味を把握した]
………しずや。カレー、たべる? たぶん、みんな、もうバラバラ。食べられるときに、食べよう。
[入ってきた彼にそんな風に尋ねた。 応と返事が返るなら黙々と給仕する。手の震えはもう収まっていた]
[ただ、きりの良いところでふらっと広間を後にする]
(104) 2011/05/18(Wed) 05時半頃
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―― 自室 ――
[自分は何も口にしなかった。雨の引きつれた肌寒さ。 人の目がなくなると、また一段と表情から色が抜け落ちる]
………雷。雨。
[電気もつけず、薄暗い部屋の隅。 薄いカサカサしたパーカーはおって壁にもたれかかるように座り込んでた]
[両手の中に水晶球。瞳2つにそれだけを写すように俯いて、ゆっくりころころそれを弄んでいた。誰かが入ってくれば、一瞬遅れていつものように手を振るのだろうけれども**]
(105) 2011/05/18(Wed) 05時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 05時半頃
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―― 自室 ――
[扉が開いて、ずりずりと道さんがいざってくる]
………………………。
[少し遅れて手を振った。 彼が近付いてくるのを、首傾げて見る。立てないようなのを見ると、水晶玉を隣の畳に置いて、両腕伸ばした。 ぐっと、彼の脇から手を入れて、抱きあげようとする。それは彼が自分の隣に座れるようにと介助のつもりだった]
[自分の手は常よりずっと冷たい。触れる動きも常よりずっと力が入り、どこか乱暴な。まるで存在を確かめるみたいに。 拒否や抵抗されればすぐに離れるが、されないならあまり離したがらない]
…………………
[彼から連続して発せられた問い。音を言語に変換するのにいつもより時間がかかる。何せ、普段でも常人よりこの分野の能力低い]
――お…大須、消え、た。
[結局、言葉に出来たのはこれだけ。具体的な状況について聞かれるなら、酷く時間をかけてぽつぽつ話すだろう**]
(143) 2011/05/18(Wed) 10時半頃
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―― 自室 ――
[道さんを抱えあげた腕は、途中でぎゅっと力が入ってた。 腕の中の、他人のにおい。そうして、振り払わないでいてくれた手。その体温と鼓動が徐々に気分を落ち着かせていく]
……で、雷、鳴って、停電おきた――
[他者の気配が大好きなのにさっさと引き上げてきたのは、食事を取る静谷に触れたくてこらえられそうになかったから]
[随分とじれったい思いをさせただろうが、待っていてくれればやがて言葉も、話すスピードも、ゆっくりと通常モードに戻っていく]
[道さんの手が、自分の手に重ねられる。 指を動かし強く握った。それから、強く、弱く、力の入れ方変えて確かめる]
―― 大須、消失マジック?
[多分、違う。だって本当に直前まで気配が近くにあった。 タネも仕掛けもない場所のはず。 それでも、表情動かして笑顔を作れるくらいにはなっていた]
(242) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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道さん。道さんは、雷?
[彼の様子はどうだろう。 痛がる様子はなかったので、腰が抜けたと判断してた。 昔、自分も経験があるから。端的にそう聞いたとき、外から最上の気配がした]
(243) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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―― 自室 ――
[鍵はおそらく開いたまま。 最上が自分の名前を呼ぶのを聞いた]
――おー……ようこそ?
[声をかける。 電気はつけていなくって、部屋の隅に2人並んで座ってる]
[道さんから外されなければ、左手は重ねたまま。 彼が入ってくれば、間違って彼が踏まないように水晶球を右手に呼ぶ]
……ごめん。あれしか、出来なかった。 俺、役立たず。耀、平気かな。
(246) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 21時半頃
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―― 自室 ――
………どういたしまして。 ……てんかん、とか。ヤバイのじゃないなら、いいね。
[入ってくる最上に頷いた。 大須、探しに動かないといけないのは分かってる。 でも、もう少しだけ、休みたかった。 先ほど中断していた道さんとの話に戻る]
………道さん、道さん。 どう考えても、この年で上手く話せない俺のが、情けない。 ぬまたろ先生、いつも溜息
[自分の弱点ははっきり知ってる。 面接対策は去年から頼んでいるが、老教員を嘆かせてばかり]
…それにねぇ。 道さんが雷怖くなくて、モテモテで、爽やか王子だったら。 俺、きっと、友だちになれてない。
(254) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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―――じゃない?
[座ったまま、最上に同意を求めてみた]
(255) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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ベネットは、最上が離れたところに座ると首をかしげた。水晶球を置いて、手招きしてみる。
2011/05/18(Wed) 22時頃
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―― 自室 ――
……そかな。残念。 将棋とか、麻雀見るのとか、楽しみだった。
[最上に手招きしてみた後、彼の発言に頷いた。 さすがに、後輩倒れて、主催者が行方不明じゃ遊びにくい。 ずぶぬれは、まあ、自業自得かなと思うけど]
………………あ。 なに?
[そこへ、珀の声が聞こえた。 重ねられてた手を離す。さすがに男同士で甘えてるのは後輩に見せるには見栄えが悪い。立ち上がって、入口へと向かう]
[扉、からりと開けるとその前で珀に向かって首を傾げた]
(269) 2011/05/18(Wed) 22時半頃
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―― ちょっと前 自室 ――
[道さんに問われて、こくこく頷いた]
……そう。客商売、だし。
[次いでの言及には、きっぱりと]
いや――俺が。 そんな、むかつく、羨ましいイケメンには、近寄らない。
(274) 2011/05/18(Wed) 22時半頃
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―― 自室入口 ――
……ん。
[目の前でぺこりと一礼する珀。 通れるように半身を空けた]
大須、見た?
[確認みたいについでに聞いた]
(278) 2011/05/18(Wed) 22時半頃
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……珀、来た。
耀、平気なら、遊ぶ?
[後ろを振り返って、部屋の中にいる道さんと最上に声かけた]
(281) 2011/05/18(Wed) 22時半頃
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ベネットは、フィリップ(珀)を室内に案内
2011/05/18(Wed) 22時半頃
ベネットは、ヴェスパタインに話の続きを促した。
2011/05/18(Wed) 23時頃
ベネットは、バーナバスに話の続きを促した。
2011/05/18(Wed) 23時頃
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―― 自室 ――
[室内を振り返れば、場所が近くなってる最上と道さん。 さっき最上が近づいて来てくれたのを見たときみたいに、頬が少し緩んでた]
……………そか。
[けれど、それも珀から曖昧な答えを受け取って、消える。 消えた。消滅。でも、そんなのはありえない。 直前まで一緒にいた。だから、信じられない。トリックも、消滅も、両方]
[楽な方にと、流される]
(289) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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……麻雀?
には、面子、一人足りないね。 何するの?
[珀が席につくのを見ると、尋ねてみた。 最上と道さんとの間の会話はあまり聞けていない。 ちなみに、当たり前のように自分は数から抜いている]
[水晶球拾い上げ、ころころ動かし始めた]
(291) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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………何、に?
[珀の言葉。首をかしげた。 ちなみに、こうやって首が傾くようになったのはここ数年。最上の癖がうつってるのかもしれない]
(295) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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[水晶球が掌で回る。掌から甲へのバタフライ]
………俺がやらしくっても、いいなら。
[最上の言葉に小さく頷いた。 許可してもらえるなら、参加するのに否やはない]
[珀の言葉を聴く。 なんとなく、どこか違和感が生まれたのだがそれがどこからかは分からない]
…………俺は、いるよ。
[とん、と小さく彼の肩をつついてた]
(309) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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[道さんにも、珀にも、気にしないといわれた]
[照れたように笑った]
…あり、がと。
(312) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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……えろい、と、やらしい、は、ちょっと違う。多分。
[真顔で最上に抗議。 珀の視線を感じれば、ひじまで袖をまくって、水晶球をそこまで転がしてみた。彼の目の前で]
……ね。 えろいの、やったことないし。
[道さんが持っているといえば、おーと小さく歓声上げた。 立ち上がって、準備を手伝おうと]
(319) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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……ぎりぎり。
[ガラス玉、片して座卓にマットをひくのを手伝えば、 そんな感想こぼした]
[セッティングを手伝いながら(もちろん積み牌はしない)、牌を触れば、指先の刺激に少し目を細めてた]
(329) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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……珀。観客の天才。
[後輩に褒めてもらえばまんざらでもないらしい。 普通に地味なコンタクトジャグ。反応いいのはすばらしい]
……えろい、言う人が、えろい。
ねー、道さん
[形勢不利とみて、道さんに同意を求めてみた。 後輩に説得しかける最上に]
……そういうこと、いうと。 今度最上に、えろえろしてやる。
[冗談のつもりが、ちょっと本気の口調になったのご愛嬌]
(334) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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――おー
[気の抜けた合いの手。じゃらるのに参加。 じゃらじゃらしているうちに、最上や、道さんや、珀。 それぞれの指と触れ合うことがあれば、その度に安堵の小さな息]
(346) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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[えろい評価の醜い押し付け合い]
………間をとって、珀がえろい?
[最上に対して出したえろえろ勝負の決闘状。 おや、受け取られた。ちょっと調子に乗る]
……おー。夕食後、腕、マッサージ、予約。
[そんな風に具体的な時と時間を出してみて、後は麻雀に集中モード]
(348) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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[ちなみに。 純粋なゲームの腕はかなり弱かった]
[何せ、覚えはじめに封印されてしまって見てるだけの日々。 ルールや役はきちんと把握しているものの、戦略よりは牌に触れるだけで幸せで]
……アイ。サー
[最上に了解の合図送って、ゲームが始まると掛け声以外は無言になった。言語関係を酷使するのをサボっている証拠**]
(360) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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―― 自室 ――
[いつまで遊んでいただろう。いつまでだって時間が潰せるのは知ってるが、今回自分はそう長く遊ぶつもりもない。 適度にキリがいいところで、牌を弄るのやめた]
……………ありがと。
[まあ、喋らないですむ分、自分の中で不調ではなかった。 ただ、トップ取れるほどじゃあもちろんない。 牌を片付けながら、不意に]
――急に消えるの、なし、な。
[どんなに逃げようとしても、どうしても大須が気になるらしい。 そういえば、と、珀から言われた警告思い出す。 両手を伸ばして、道さん、最上、珀の手にちょっとずつ触れた]
……うん。いる。
[一人、頷いた]
(455) 2011/05/19(Thu) 06時頃
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[片づけが終われば、よっと水晶球拾って立ち上がる。 道さんと同じく、自分も昼は食べてない。 が、あまり気になる風でもなかった]
……先生のところ、行ってくる。部屋、知ってる? 最上。鍵、かけないから、いなくても入ってていい。
[――誰かから答えを貰う。隣室だった。 道さんが大広間に行くのなら、先に言っててほしいと告げてお隣へ]
(456) 2011/05/19(Thu) 06時頃
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―― 栖津井の部屋 ――
[隣室へと足を向ける。 入口のところで、横の壁をノックみたいにトントン叩いてから]
―― 失礼します。 文先生、いらっしゃいますか。
[小さな声で挨拶をした。 大須のこと、聞きたかったから。ちなみに、耀のことは珀が遊びに来た時点からこれっぽっちも心配していない**]
(457) 2011/05/19(Thu) 06時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/19(Thu) 06時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/19(Thu) 19時頃
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―― 回想/自室 ――
[食事をどうするか、道さんに聞かれた。 ちょっと考える]
……食べる。けど、先行ってていい。
[ちょっと寄り道していこうと思ったし、彼の腹が鳴ったから。笑ってそう告げていた]
[消えてくれるなという、自分の求め。 返されたのは、三様の反応。 道さんの温もり、触れ返してくれた珀、そうして、握ってくれた最上]
[にんまりと口の端あがる]
……大丈夫。俺、脱出も、消失も、タネもってない。
[もっぱら使うのは指先と腕先ばかり。 ちょっとずれた返答返して、教えてもらった部屋に向かってた]
(579) 2011/05/19(Thu) 19時半頃
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