人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 00時半頃


[倒れるその瞬間、差し伸べられた手は自分を引きとめようとしたかのように。]

…やめ、ッ!!

[薔薇の木の呪いが、何かを触媒にでもしたのか、ディーンにまで襲いかかる。]

やめろ、…コイツを巻き込むな……ッ!!!

[声は既に届かぬ。こんなこと、望んではいないのに。
 喰い尽くされるならば、自分だけで…と。そう思って逃げようとしたのに。]


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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 01時頃


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[止めろと言われても、ここで逃してはいけないと本能が訴えていて。自分の意思で先輩に触れて。
途端何かに引きずられるように、かくりと身が揺らいで。

一段と濃厚な薔薇の香に包まれて……]


【人】 さすらい人 ヤニク

―中庭―
[その人のことはディーンに任せるべきだ、と。
 背を向けようとしたところで、炎天下の庭には不似合いな人の姿]

 ノックスさん、――……ッ?

[近づこうとするノックスの腕を掴んだのは、
 反射で――手の届く範囲にあったからに過ぎない。
 何が見えていたわけでもないのだ、
 ただ、その人の制止の声が聞こえたから]

[手を差し伸べたディーンに向けて、
 いや、ディーンにではない何かにだったのかもしれない。
 「巻き込むな」確かにそう言ってた]

(7) 2011/08/07(Sun) 01時頃

[魂すら絡めとった蔦は、深いところへ引きずり込んでいく。

 蔓が元のままの蔓ならば、毒が甘いままの毒ならば、
 胸で育てた幼い憧れを綺麗な花として咲かせた少年のように、
 幸せな夢のなかで眠れたのだろう。

 けれど、この身に巣食ったことで、蔓は、棘は、変質してしまった。
 幸せな甘い夢など、歪んだ魂は信じていないから。

 肉体から離れてなお、
 身を絞めつける荊棘の棘は、魂を傷つけ血を流し続けていた。]


…何故、俺などに……

[拒絶すら跳ね除けて手を差し伸べてきたディーンに、戸惑いが隠せない。]

俺なんかに関わるから、こんなことに……


【人】 さすらい人 ヤニク

[けれど、その薔薇の呪いは、
 制止を聞かず触れたディーンをも巻き込んだのだろう。
 ディーンの体が傾いでいく。

 深い眠りへと落ちる、
 その人を追いかけるかのように]

(10) 2011/08/07(Sun) 01時頃

[最初は何か失敗して爆発させたのかと思った。
でも、薔薇の迷路の中でそれは無いぞと思いなおし。

次に、貧血で倒れたのだと思った。
それほど身体が弱い訳でもないなと気づいて。

結果、どちらでもなかったので、目をしばたたかせ]

 ヴェス先輩。
 すみません、駄目だって言われたのに。

[何故と言われても、ゆるく首を傾げるだけで]

 貴方の側に居たかった、では。納得してもらえませんか。


【人】 さすらい人 ヤニク

[そして眠りについた二人の体が、
 重なるように薔薇の木の下に倒れ伏す、
 ひらりと、濃い緑の葉が落ちた。]

 ――……、これは、

[反射的にノックスを掴んでいた手は、
 無意識のままに離されて、
 その熱を伝えていたことに気づかない。]

 ランディと…同じ、

[呆然とつぶやく横顔はきっと、
 誰にも見せたことのない沈痛な面持ちで、
 目の前で起きた出来事が大きく心乱したことを、示す]

(17) 2011/08/07(Sun) 01時半頃

…側に……

[そう告げられて、身を縮めて顔を背けた。
 側に居たいとか、もっと君を知りたいとか、もっと欲しいとか。
 そんな常套句はいつも、下心ばかりだった。

 愛しているとの囁きは、常に欲情混じり。。
 幾人もに、そんな風に迫られて、なし崩し的に身体を許して。
 けれど結局、誰にも心など向けることは出来なかった。
 魂は既に、ねじ曲がってしまっていたから。]

…側に居て、何がしたかった?

[向けた笑顔は、酷く醜い嘲笑。
 閉じ込められた此処にすら、薔薇は甘く狂おしい香りを満たす。

 煽られる。
 …どす黒い感情と共にふつふつと込みあげる欲望。]

どうせお前も……シたいんだろう?


…叶えてやろうか。
こんなところに追ってきてまで、見たかった夢を。

[鋭い棘持つ荊棘を絡みつかせた手で、ディーンの頬に触れた。]


ディーンを甘い罠で絡めとるように、此方から唇を重ねた。**


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[沈痛な面持ちを首をふって振り払う、
 熱を疼かせる薔薇の香は、今は肉体に届かない。
 感じるための器官全てが麻痺したかのように。

 そして笑う理由もないのに、小さく笑みを浮かべる。
 心を隠す、そんな笑みのまま、ノックスに眼差しを向けて]

 ……困りましたね。

 医務室に運びたいけど、
 俺とあなたじゃ、少々人手不足だ。

[小柄なランディならともかく、二人は上背もそれなりだ。何より、体の弱いこの人に力仕事はさせられない]

 ああ、ランディは医務室に。
 眠ったままずっと起きてない。

 ……近づいただけでこうなるなら、
 ランディ運んだ俺はとっくにおんなじ状態になってると思いますよ。

(21) 2011/08/07(Sun) 01時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 01時半頃


 へっ?
 何って別に。いつも通り側に居て、あーヴェス先輩だなって思っていれば。少し触れて良いのならそれは嬉しいですが、これ以上すると壊してしまいそうでもう充分です。

[やはり、いつも見た顔でない顔で、先輩が喋っている。
うっすらと感じていた壁のこちら側、やっと来れたのだ]

 ……夢?し、いや。
 先輩待って下さい。

[頬に触れる手、やんわりと静止させようと伸ばすと棘がちくりと傷を作る]


 いたっ、この棘何だ……

 ヴェスせんぱ……!!!

[ぷくりと浮かぶ赤い玉に気をとられ、その顔が近づいていることに気づいたのは唇が重なってから。

驚いて、でもこれはいけないと拒否するように胸を押して顔を離そうと**]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[言われて、小さな下級生の存在に気づく。
 けれど今はそう気に留まることはなかった。
 小柄なこの子では、数に入らないだろうな、と思っただけで]

 ……一旦戻って人呼んできましょう。
 ヘクターさんまだ医務室にいるかもしれないし。

 ノックスさんはそのまま休んでていいですよ。
 日よけもなしに外にいたら、大変でしょう。

[強がりはただ無茶なこととして、取り合わない。
 気遣っているようだけれど、結局心を汲み取れてはいないのだ。

 ベンチの上にまだあのギターはあるだろうか、
 戻ることを視線を態度で、促した]

(27) 2011/08/07(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[言いたげな、を通り越して、
 不満が表情に現われればさすがに気づいた。
 じ、と深いコバルトの双眸が見つめ返す]

 ……何か。

[問い返したところで、彼の表情が変わる。
 素直に言葉に従って貰えたことには、安堵の息を一つ]

 ヘクターさんにも、心配かけますよ。

[宥めるように告げれば、その場から背を向けて、
 医務室へと向かおうとした]

(34) 2011/08/07(Sun) 02時半頃

―食堂→シャワールーム―
[パントリーから出てきたところで同級生と出会う
アレルギーでもあるのか、あんまりこちらに近づいて来ないノックスとは普通に挨拶する程度だ。たとえ、クラスメイトでも。]

ああ、ロイルかおはよう…

[自分自身が薔薇の匂いが移っていようが何をしでかしたか悟らせるような精の臭いをぷんぷんとさせてようが気にもせず。
軽く手を振って其処からでてシャワールームへと向かう。
哀れな後輩の身を清めたのは痕跡を隠そうとかそういうものでなく。
ただ、気まぐれにそのままにしておくのは可哀相だとか、そう思っただけ]


―シャワールーム―
[各部屋に備え付けの簡易的なシャワーでなく大浴場の脇のこちらに来たのはしっかりもろもろの痕を落としたかったから。
シャワーから熱い湯を被りしっかり石鹸で洗って。]

ふー…

[それにしてもまだ洗い足りないのかと思うほど薔薇の残り香が染み付いている気がする]

最後に…やっぱ、これだよなぁ

[熱い湯から冷たい水へ一気に冷やそうとしてシャワーを被った。

その時―――…

何処からともなく急にきつい薔薇の香りが漂った気がしてその場に崩れ落ちた。
後には冷水が出しっぱなしのシャワーの水音だけが**]


【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[中庭で古いギターを手にして、
 それから医務室へ向かう道すがら――
 先ほど騒動のあった階段から、降りてくる二人の姿が見えた。
 イアンは己が手にしたものに気づくだろうか。
 気づくのであれば、中庭で二人がランディと同じように眠りに落ちたことを告げるだろう]

 ……、具合が悪いんですか?

[そして眉根を寄せるのは、ピッパを支えるような姿に、
 視線は問うようにイアンを向く。
 きっとそこには、少しだけ憔悴の色が滲んでた]

(37) 2011/08/07(Sun) 02時半頃

メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[問うまでもなく具合の悪そうな様子は見えていたのだから、
 元より、彼の手を借りようなどというつもりはなく]

 ああ、こっちは大丈夫だ。
 ……お前、ちゃんと看病できるのか?

[ただ、眦を和らげた眼差しを向けるだけで、
 きっとその時にはもう疲労の色は隠されてた]

 ――薔薇の?

[問い返すような言葉の反復は、けれど意味はつながらず、
 また答えを求めるものでもなかった。
 ひと時、止めた足をまた医務室へと向けて――]

(47) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―医務室―
[ヘクターも騒動に様子を見にこようとしていたかもしれない。
 とにかく、二人を運ぶのにその手を貸して貰い、
 その時に>>2:431医師への連絡を頼んだことも聞けただろう。

 二人を医務室に運び終えれば、
 手にしたギターはどうするか迷って、
 結局、ヴェスパタインの寝台の傍らに立てかけた。

 くしゃりを髪をかき混ぜて、
 白いカーテンを閉ざす**]

(48) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 03時半頃


…壊してくれて、構わないのに。
いや、違うな…

もう、ずっと前から壊れたままだ。
だから…今更壊れることなど

[動くたび鋭い棘は突き刺さり、小さな呻き声と共に甘い毒は染み渡る。
 身を離そうとするディーンの、陽光のような金の髪へ手を伸ばし、指先に絡めた。]

…幻滅したか?こんな男で。
お前に慕われるような価値なんか、俺には…


…寄越せよ。

[肉体から引き剥がされた魂だけの状態だというのに、
 感覚は鮮明で、吐く息は熱を帯びているかのよう。

 湧き上がる抑え切れない渇望。
 それを埋める手段をそれしか知らないから、
 力尽くで引き寄せようとする。

 朽ちた黒薔薇の色映す瞳は、
 乱暴な手とは裏腹に、縋るような懇願を湛えていた。]


[触れた唇が離れる頃には、指先の痛みなど気にならなくなっていて、じっと見つめ]

 ヴェス先輩が壊れたままならば、俺はそれを癒やしたい。
 今まで沢山の物の姿を変えてきたなら、先輩の事もまた別の姿に……変えられる筈だから。

[根拠は何もなかったが、何故か出来る気がして。
撫でられる髪、サラサラと流れ]

 ……薄々気づいてたのかもしれませんが。
 俺の好きな人のことそんな風に言わないでください。怒りますよ?


[腕に棘が刺さっても、傷が増えてもそれを厭わず先輩を抱きしめて。悲痛な望みは叶えてやるものかと意思表示、強請られた物は決して渡そうとせず。

巻きついて捉えたままの荊を掴んで引っ張り外れないなら何時も通り壊すつもりで]

 怖い……、怖かったんですか?

[ぐいぐいと荊を引っ張りつつ、行動と違う意思の見える瞳に気が付いたならそんな言葉が出て。
傷から滲む赤が着かないように、そっと頬を撫で返した]


メモを貼った。


…何故………

[傷つくことも厭わず、呪縛から引き剥がそうとするその手。
 わからない、わからない。
 無償の愛なんて、ありえない。]

何が目的で、そんなにまで…

[裏切られ壊されて、それを受け入れて此処まで来たから。
 向けられる思いをどうすればいいのか分からない。

 きっと、思っても裏切られる。
 身を守るために殺し続けてきた心が、胸の中には澱のように積み重なって朽ちていた。]


[深く絡みつき、どす黒く染まった薔薇の蔓。
 それは無数の蛇のように、ディーンへも鎌首をもたげて迫る。]

…離れろ、ッ!!

[巻き込ませまいと、それをたぐり寄せ引き戻そうとしてしまったのは、何故?
 自分自身その行動は、理解できなかった。
 分からない。
 胸の奥にうずまく感情は様々であまりに矛盾していて、
 自分でも何が本心なのか纏まらぬ。

 それでも薔薇が彼にまで侵食してしまったとしたら、蔦はどんな色に染まるのだろう。**]


【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[廊下を歩いていれば、ふときつい薔薇の香りと水の音。
 シャワールーム、ランドリーも隣接する場所、
 水の音が聞こえても特に不審には思わない。

 そのシャワールームの中で、
 冷水が出しっぱなしのシャワーの下、
 崩れ落ちたフィリップの姿があることなど気づく筈もなく*]

(57) 2011/08/07(Sun) 10時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 10時頃


 俺だってそんなの。……解りません。
 ただ貴方が苦しそうな顔するのは嫌だから。

[先輩の心の内までは見えないから、何を考えているのかは解らないけれど。
棘による傷が増えると赤く染まる指先で蠢く薔薇の蔓を引きちぎって、宿主を殖やそうとするならばそれも良いと黒い蛇を引き寄せて]

 先輩、駄目です。独りで背負い込まないで、俺にも分けて。
 貴方を縛るこれ、全部壊してみせるから。

[己の魂で大切な人を護れるなら、それに勝る喜びなんて無い。そういう想いも有るのだと**]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 16時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―廊下―
[医務室でのヘクターの様子は、病人、と
 思われる者への対処に際して慣れた様子を思わせた。
 彼がノックスと同室なことに納得しつつ、
 薔薇の香の篭る医務室が息苦しくて廊下に出たのはつい先ほどのこと]

 ――……、

[緊張が途切れれば自覚するのは、煽られる熱と疲労感。
 たしかに、水でもあれば飛び込みたい気分だ。]

 暑い、な……
 いっそ、プールにでも飛び込んでくるか。
 ああ、いや――、

[部屋の鉢に水をやらなければ、と思って、
 今朝、それをしたはずなのに昨日のことのように遠く感じることに気づく]

(87) 2011/08/07(Sun) 17時頃

ヤニクは、駆ける足音にそちらを、見やった。

2011/08/07(Sun) 17時頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 何かあったのか?
 ……また誰か倒れてたんじゃ。

[息を切らせて駆けてきた様子に、案じる声。
 けれどこちらに反応する姿は、いつもどうりにも見えて]

 ……、それは?

[その腕を見て一度、瞬き眉根を寄せた。
 赤く腕を掴まれた痕は、それとはまったく違うのに
 ふとあの人に刻まれた黒い棘茨の文様と重なって。]

(90) 2011/08/07(Sun) 17時半頃

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50回 (7d) 注目

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