295 突然キャラソンを歌い出す村3
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やっ
た〜〜〜〜〜!!!
うたわなくていい世界だーーー!!!
/*
スズチャァァーーン……!!
ああ心憂し 力無き鶸(ひわ)
ああ心悲し 雪華(せっか)の儚きよ
wwwwwwwwwwwwwすごく、こう
儚い思い出感が、出過ぎててwwwwうま、い
というか大作感すらある一曲すぎてwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
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[ 猫に死体を跨がれると吸血鬼になるという。 ]
(17) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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[自称九生屋シュウは正しくそれだった。 いつ頃から生きてきたかは覚えてない。
九回目の人生を謳歌していた猫が 道端に落ちていた汚い子供を跨いだら、 それがむくりと起き上がったのだ。
お互いに何が起きたか解らないという顔をしたが、 オレはそれから暫くその猫に育てられた。 だから当初、生前の人の言葉を思い出すまで、 猫の言葉しかわからなかったものだ。
プチュン
その猫はよくクシャミをした。 その事を思い出しては、 オレは自分に九生屋の名前を付けるのだ。]
(18) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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[ 猫は、十回目は生き返らなかった。 ]
(19) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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― 雪女が消えた、その日の夜 ―
[日が沈みかけ蝙蝠の活動時間に差し掛かる。 そうして夜になると、世界がガラリと変わった気すらした。
そうして、空に輝くのは大きな金色の月>>0:#4だ。]
(20) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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― 神森市/上空 ―
期待には応えたいって、 … いわれちゃ〜ね。
[人影が浮いている。 黒のネコミミフードを目深にかぶって、 その姿は完全に闇に溶け込んでいた。
身体を霞に変える技の応用で、 宙に浮かぶ事だってできる。
たん、たん、と足元のステップは空を踏むけど、空気は楽器になり得るか?――― なり得るのだ! 何もないハズの足元がタンタンと音を立てる!]
(21) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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♪♪ さァ 今宵のStage、賓客は誰だ ?
(22) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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[ザっと前髪を掻きあげると同時にフードも脱ぎ去って、現れるのは金色の瞳。 次の瞬間にはひとふさのウェーブを残したオールバックで残りの髪は緩く後ろに束ねられた。
ダークゴシックの曲調は闇を下から突き上げるような低音を響かせるが、これは空の上での事なので聞こえると思った人しか聞こえない曲である。選別が出来るのもまた歌の力の一部だ。]
(23) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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♪♪ 暗黒(やみ)に浮かぶ蜃気楼はmoment 耿(ひかり)到らずの奈落にてcrave
生を踊る銀(しろ)き"十字架(じゅうじか)" 鍵(きっかけ)は何だ?
†反・転†
月に踊る涅(くろ)き"逆さ十字(じゅうじか)" 罪人(つみびと)は誰だ?
踊れ 踊れ 踊れ 踊れ 人は 闇を 畏れ 踊れ Dance with darkness!
その血を捧げ 永久(とこしえ)を誓え 人ならざる者の賛歌を聴け ♪♪
(24) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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[キィキィと大量の蝙蝠の群れがこちらに来る。 それとこの身が衝突し――― バサバサバサっと蝙蝠が通りすぎ去ったら、そこに在るのはフードに制服ではなく、吸血鬼としての正装の姿… そう、マントを羽織るタキシードである。]
―――… さて、
[人探しでもはじめてみるか、と。 言ったものの、あんまり乗り気でもない顔で。 バサリとマントを翻した。
人探し、とは言っても相手は実は定まっていない。 候補は三人。見付かった相手でいいか、とも思う。 ここにきて適当だ。
まずは金城グロリア、次に邪道院司、そして…*]
(25) 2019/04/30(Tue) 12時半頃
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/*
wwwwwwwwwwwwwwwww
w wwわ、わああ…wwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
>>>†反・転†<<<
/*
わああwwwwwwwwwwwww
wwww正装にまでw衣装チェンジしてしまったん…wwww
wwwwwwwwwwwwwごく、ろう、さま…
[ いつかの再会を夢見て、願う歌はやっぱり明るく楽しいメロディに乗せなくちゃね?]
……、は
[消えた淡雪は、大気に溶けて。
人の念を集め始める。
それが、彼から言われた「根性」の部分。
消えたままでいてはいけない。
待ってると、そう言ってくれた…大切な友達がいるのだから。]
/*
あれよね。
本編(吸血鬼編)は実は今日からで
昨日までは導入(プロローグ)的なやつよね?
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─── ***
[あれが何年前だったかは忘れたが、 数年程度ではなかったと思う。
十数年よりはもっと昔、 数十年、どれくらいだろうか。覚えていない。
こことはもっと別の場所で、 気まぐれに眷属を一人 作った事がある。]
(47) 2019/04/30(Tue) 17時頃
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[普段は変人ムーブに釣られて因縁を付けに来た相手や、 路上で猫をいじめている相手などからさくさく頂き ソッと記憶を消す、みたいな事を繰り返していて基本的に眷属を無暗に増やしたりする事はない。(程度の加減は相手の行動にもよる)
ただ、その時はたまたま、"仲間"がほしくて。 その時にたまたま、出会った相手がいた。
それが、 八家本 八丸十(やかもと やまと)だった。]
(48) 2019/04/30(Tue) 17時頃
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[最初は猫好きの友達だった。 猫だまりで一緒に猫に埋まるような仲だ。
正体がバレたきっかけは何だったか。 確か猫の話をしてしまったからだ。 あいつはオレが猫と話せるのを羨ましく思っていたから。
そいつはオレが怪異だと知っても驚かなかったし、 襲ってくるような空気も感じなかった。
だから誘ったのだ。 オレの眷属に… お前も吸血鬼にならないか、と。]
(49) 2019/04/30(Tue) 17時頃
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[そいつはそれから数日悩んだ。
だから何とか説得しようとして、 身体能力、特殊能力、寿命、その他、 人の身では到達できない数々を語った。
話を聞く時のそいつの顔は思い出せない。
どこに引っかかったかは知らないが、 吸血鬼になりたい、と 言ってくれて、オレは素直に嬉しかった。]
(50) 2019/04/30(Tue) 17時頃
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[そこから暫くは楽しかったような覚えがある。
─── だけど。 ある日突然、唐突に、彼の気配が辿れなくなった。
割と焦った、ハンターに殺されたのかもしれないとも思った。だけどそれにしては消えたその日のその土地のどこにも、戦った形跡も血の跡も、灰すらもなく、
ただ漠然と、消えうせたのだ。
最後まで彼が怪異退治の家系だとは、 その時のオレは知らないままだった。
惜しいとは思ったが、別にその地で待ち続けるほどの執着もなかったので。諦めると同時にその地を去った。思い出さないくらいに古い話だ。*]
(51) 2019/04/30(Tue) 17時頃
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─ GW直前夜/市街上空 ─
[優先順位が一番高いのは神様だ。 ついで邪道院となる。
"もう一人"の優先順位は… 正直考えられてない。 一番行かなくてはならないと思いつつも、 正直一番行きたくないのだ。
うーだうだと空中散歩。周囲に蝙蝠がキィキィと飛ぶ。]
あ〜ぁあ… 見つけちゃった…。
[>>36歩いている姿だ。 それもそうだ、一番気配を追えるのだから。
少しの間様子を見る。こちらに気付くだろうか。]*
(74) 2019/04/30(Tue) 17時半頃
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─ GW直前の夜/保健室 ─
[>>27邪道院が視線を送った窓の外、 スッと窓の端に白いものが見えるだろう。
それは一匹の白猫だ。 ナァウ、と 小さく鳴いて、 蝙蝠の羽ばたく音が、また少し増える。]*
(75) 2019/04/30(Tue) 17時半頃
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( アホなのかな???? )
[>>76ウロウロムーブを上から見る。 眷属となった時に、"居場所が解る能力"も 付いているというのに。
上下すら解らないのだろうか。]
(78) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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[暫く中空で胡坐を組んで眺めていた。 いつ気付くかなァ。
. . .
あ。気付いた。]
そーだね。 曲がり角に来た時に、 曲がらずに引き返した時はハラハラした。
[だから長時間迷うのでは??という顔だ。 今日は前髪も上がっているので表情が見えやすい。 あ、せっかく月を背負ったのにポーズがぐだぐだだ。立ち上がりなおす。]
(79) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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ちゃんと戦うって、言ったからなァ。 オニゴッコは終わりなんだろ?
[そう言って首を傾ぐ。]
(80) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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[ ── ダダダダダダダダ! ── ]
─ GW直前の夜/神森学園 ─>>27>>75
[それは六合と出会ったのと>>77、 だいたいおんなじ時分だ。
最初は保健室の窓ガラスだった。 外を見ると一面が真っ黒に── いや、
一面を蝙蝠が覆って真っ暗になっている。 キィキィと大合唱が起こるだろう。 蝙蝠は保健室だけではなく学校の窓ガラスを覆う。 窓枠が外れた場所から入り込むかもしれない。
邪道院が十二課とつながっているなら、と。 誘導、足止めの目的だ。 こちらに加勢に来られるのが、一番困るからだ。]
(86) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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[ただ、蝙蝠は普通の蝙蝠であるし、 追い払うと普通に空へと去って行く。
何匹かを追いかけて正解の蝙蝠を引ければ、 こちらのもとに辿り着けるかもしれない。]*
(87) 2019/04/30(Tue) 18時半頃
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クシャミは、攻芸にアンコールした。
2019/04/30(Tue) 18時半頃
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─ GW直前夜/市街 ─>>88
全くだ。
[そう頷いた後、 ゲームねェ、と笑う。]
命のやり取りなんだけど、
[投げつけられた匕首は銀製だ。霞では回避不能、マントを強くはためかせて叩き落とそうとするも、1本ならともかく3本は難しい。マントを切り裂かれながらも六合が駆け上る建物の屋根の上に先回りし、 辿り着くとともにマントを使い突風を起こす。 破れているので以前(?)よりも威力は低いかもしれない。
二度目の戦いだ、手の内はバレている。]
(92) 2019/04/30(Tue) 19時頃
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wwwwwwwwwwwww少しのぞいたら
なんでまた赤に歌があるんです??
なんで赤でも歌ってしまうんです??、
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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─ GW直前夜/市街 ─>>98>>99
[そうだ、こういうやつだった。 相変わらず逆の認識をしているが、
そして戦い方は以前と変わらない。 命を捨ててでも相手の命を取りに来る戦い方。]
変わんないなァ。
[ハンターのままでも、吸血鬼になっても。 そして、ハンターのままなのだ。彼は。
銀を畏れぬ吸血鬼は強い。 陽の光は完全に克服しているとはいえ銀には耐え難い嫌悪感を抱いてしまう。直接触れるなど狂気の沙汰だ。顔を顰める。
あんなにバカスカ使えるもんでもないはずだけど、先の戦いでも銀の槍を持っていたから武器をたくさん抱えている可能性は見ていた。]
(107) 2019/04/30(Tue) 20時半頃
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